P.S.Samphran

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

近場で手に入る材料でサイアムビリヤニを作る!

以前女房に旨いカオ・モック・ガイを作ってもらったので、今回は対抗してビリヤニを作ります。

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一応自分のビリヤニにも教えてくれた人はいるので我流ではありません。

土地によっていろいろな種類のあるビリヤニ、タイのカオ・モック・ガイもチキン・ビリヤニの一種になります。

ビリヤニを語るにはインドに数年いただけの自分にはとても知識が足りませんが、基本的にはインド・アジア大陸のイスラム料理と認識してます。

インドだけでも数種類のビリヤニがあるようですが、自分はカルカッタ・ラクノウ(ウッタルプラデーシュ)あたりでしか食べた記憶がありません。滞在していたウッタラカンドではほとんど見たことないですね。

 

このビリヤニ、主にパッキ/カッチの2種類の準備があるようで、調べてみたら自分の教わったビリヤニはどちらにも当てはまりません。

パッキはライス、マリネした肉、野菜を別々に調理し蒸すときにこれらを何層かに重ね合わせます。

カッチはマリネした生肉の上にライスをのせて蒸し上げます。

 

よく見ていくと自分のスタイルはヒンドゥー教徒が作るスタイルのビリヤニだそうで、イスラムのスタイルとは若干違うようです。

 

それでは自分が教わったビリヤニに少し女房が食べやすいようにアレンジを加えて作って行きます。その為カルカッタビリヤニと名付けるのはおこがましい、サイアム(タイ)ビリヤニと命名します。

サイアムビリヤニ

材料

材料の入手は近状のスーパーと市場のみ。

よく料理の本なんかで『手軽にできる!』『家庭で作る!』なんて肩書を入れてますが、作るのは簡単そうでも「そんな材料手軽に手に入るかい!」と思う事がよくあります。そのため今回は自宅に既にありよく使う物と本当に近場で手に入るもののみ。

バンコクなどに住んでいればたいていのものは手に入りますが我が家の立地では近隣にローカル市場と最近できた少し小さめのTopsスーパーマーケット。

野菜と肉は常にあるものしか使わないので問題ないですが、スパイスが問題。。

期待を込めてTopsに行ってみましたが、なんともショボい品揃えでした。

結局追加で手に入れることができたのはMix Masara(カルダモン/コリアンダーなど数種類の混ぜ物)なるものだけ。

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食材
  • タイ米(バスマティライスを使ってない時点でそもそも邪道ビリヤニ、米は洗って1時間水につけておく)
  • 鶏肉(骨付きがベター)
  • 豚肉(女房用、イスラム料理が元になっている以上これも邪道)
  • ジャガイモ(カルカッタ・ビリヤニにはこれが入るそうです、自分が教わったのもカルカッタなので納得)
  • 玉ねぎ(粗みじんとスライス)
  • トマト
  • ニンニク / ショウガ(みじん切り、これは多めに)
  • チキンスープ(薄々)

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スパイス
  • ターメリック
  • コリアンダー
  • クミンシード
  • Mix Masara(Tops産、要はGram Masara for Topsですね)
  • レッドペッパー
  • ベイリーフ
  • ブラックペッパー
  • パクチー
  • ヨーグルト

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調理器具

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キャンプ、登山に行くことがないのですっかり埃をかぶってしまったMSR Windburner

高いガス缶をわざわざ自宅で使いたくはないですが、今回は登場!

しかしせっかくのコレクションが鳴いてます。。。

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調理開始

多めの油でニンニク、ショウガ、玉ねぎを炒めます。火は中弱火。

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次にベイリーフとトマトを投入

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トマトがふやけて水気が出てきたらターメリック、コリアンダー、レッドペッパーを入れて煮込みます。

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全てのスパイスに分量を入れてませんが、いままで一度も軽量などした事はありません。作り方を教わった時もスパイスの量は香りで決める!」と言われました。

米を入れる前に味は見ますがそれまでは鼻だけをきかせるのです。

 

マサラ類が絡まったら、鶏肉と豚肉を入れます。

表面に火が入ったところで続けて塩、ブラックペッパー、Gram Masara、クミンシードを投入。

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材料に火が入ったところでヨーグルト

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そして混ぜる!

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すかさず漬けておいた米とパクチー

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ここに薄々のチキンスープを足して蓋を閉じます。

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火加減はなんだかよくわかんないのでテキトーに弱くしたり中火にしたりしてます。

 

蒸し時間はメコンウィスキーとカシューナッツがなくなるくらいが丁度いい頃合い。

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こういうのを見ると炊けてるよな~と感じます。

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完成!

多分、20分くらい蒸しました。

香りは素晴らしいがちょっと水分が多いんでないかい。。

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女房が柔らかい米を好むのでスープを多めに入れたのとバスマティライスを使ってないのが原因でしょう。

 

少し混ぜて蒸らします。

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そして数分後、、、こうなりました。。

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見た目は失敗に近いですね~

タイ米を使っているとはいえやはり次は水分を抑えないといけませんね。

 

味は素晴らしい!

もちろんインドで作っていたようにはいきませんが、かなり旨い!

女房もバクバク食ってます。

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次回に向けて!

最終的に見た目は悪くとも味は良かったので成功と言っていいですが、やはり物足りない。。。タイで作る料理なので今後もタイ米でいきたいですが、やはりカルダモンとサフランは加えたいですね。。

今回は炭がきれていたのでWindburnerを使いましたが次回は炭で仕上げましょう。

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Char Dam Yatra ガンゴートリ巡礼とガンジス川の源ゴームク

Gangotri(ガンゴートリ)巡礼からGomukh(ゴームク)

前回Badtinath編で紹介したChar Dam Yatra.

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この4つの聖地の中で最も訪れる人が多く、外国人も多い。克、行き易いのがここ『ガンゴートリ寺院』

これは2009年頃?の記録になります。

ガンジス川源流とされていますが、正確にはGangotriで流れている川はBhagirathi川。

一般的にこの川がガンジス川の主流とされており、訪れる人も一番多い。

実際自分もこの巡礼ではいろんな国の方々を見かけ、アシュラムではロシア人、ドイツ人、日本人の旅人と同宿しました。

 

インドの方はこの巡礼では幾つか重要な聖地に立ち寄りますがそれは後術します。

アクセス

起点となるのはBadrinathと同じヨガの聖地Rishikesh

もちろんバス停も同じ。

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バスの最終目的地はGangotriですが、手前の街Uttarkashiに寄って行きましょう。

Rishikeshより7-8時間のバス旅、途中の街で休憩が入りますのでトイレ、食事はできます。休憩地はTehriによることが多いですね。

道はしばらく山岳地を抜けていきTehriダムからはBhagirathi川(ガンジス川主流)に沿って北上します。

Uttarkashiもインド人巡礼者にとって重要な聖地として位置づけされており、巡礼者はUttarkashiを終着とする方も多くいます。また、アシュラムも多くヨガを習得する方もいますが外国人はそう多くありませんね。

そしてGangotriからGomukhへ行く方には重要な場所でもあります。

ここの政府オフィスでGangotriから先のGomukhへ行くパーミットをとります。

このパーミットはGangotriでもとれますが1日あたりの国立公園への入場制限などもあるので巡礼シーズンは数日待たされることもあります。Uttarkashiでとっておけばその後の予定は立てやすいですね。

 

Uttarkashi

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大きな街ではありますが標高は1,158mあるので夜は冷え込みます。

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バススタンド

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大きな町のバススタンドですので日中はごった返してます。

 

巡礼の方々

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同じバスの乗ってきた新婚さん

このUttarkashi巡礼をとても重要視しており、日本的に言えば新婚旅行としてこの地を選んだそうです。

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一生に一度の巡礼者の横で大根を洗うおじさん。。。

 

Uttarkashiは何度も通過はしたことはありますが、泊まったのは一度だけです。

普段はここから80km北に行ったPuraliにいましたのでここに泊まる用事はあまりなかったんですね。なのであまりUttarkashiの印象がありません。

Uttarkashiと言えば。。。。

Purali在住時、なんちゃって登山ガイドをしてる弟分とお母さんと住んでいたのですが、彼が一度まとまったガイド代が入ったので、当時出たばかりのケーブルTVであるTATA SKYの機材をUttarkashiに買いに行ったのです。

確か当時RS1,500だったと思うのでなかなかの高。1泊して戻ってきた彼は嬉しさでご機嫌!

早速セットアップしようとしますが、発電機(近所の)につないでも反応なし。。。

『ちょっと見せてみろ!』と機材を持ったところ、、、、なんか異常に軽い。。

いくらなんでも軽すぎないか?

嫌な予感が走り、Boxを開封!

なんとビックリ!

中身は空っぽ! 平べったい軽石みたいなものが2,3枚貼り付けてあるだけでなんもない!

流石にこのセンスに受けてしまい笑いそうになったが、横でスーッと涙を流す男をみて笑えなくなってしまった。。翌日Uttakashiにいる友人に買った店(屋台?)に行ってもらったら、すでにドロンしてたそうです。

漫画の中のようなことが身近で起きるのがインドなんですね。

とUttarkashiと言えばこの印象が一番強い。。

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Uttarkashiで観光、パーミット取得ができたらバスでGangotriに向かいます。

ここからはBhagirathi川に沿って山道を100km走ります。

 

Gangotri

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ここがYatraの目的地であるGangotri

流石にガンジス川源流、最大の聖地一つ、雰囲気があります。

ここからGomukh , Tapovanへ行く方は2,3日滞在して高度順応していた方がいいでしょう。標高が3,415mあり日本でいえば富士山に次ぐ高さになります。実際ここからGomukhまでの道中で高山病の症状になっている方を何度か見かけたことがあります。

 

ここGangotriでやる事、

まずはUttarkashiでパーミットを取っていない方はまず申請しましょう。

それ以外では各々目的によってヨガや周辺観光などやることがあると思いますが、酒と肉の入手は困難なのでお忘れなく。

 

Surya Kund

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Gangotriの入口にあります。

バスを降りて寺院に歩いていくと右手に轟音をなりたてて登場!

 

この辺からでもすでに氷河をまとった山が見えます。

真っ白のピークが見える山は

Sudarshan Parbat(6,507m)

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Gangotriでは彼の宿でお世話になります。

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たしか1泊 Rs250くらい。頼めばバケツにお湯を用意してくれます。

いつも9月~10月の間に行くのでこのお湯がありがたい。

 

この少年たちの視線の先にはインド映画が流れてます。

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Gangotriには何度かあがってますがGomukh , Tapovanには1度しか行ったことがありません。それ以外は日がな一日コーヒーとスナックを嗜みながらTVで流れるインド映画を観てるんですね。

 

GANGOTRI TEMPLE

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Gangotri Yatraの目的地、この先にGomukhという究極の巡礼地がありますが一般の巡礼者はUttarkashiを経てGangotri寺院に来ることで巡礼が完結します。

基本的にはその年のDiwaliでクローズし翌年の5月頃にオープンします。その間は雪の中。。。

 

この時は9月の終わりでしたので巡礼のピークは終わってました。

Badrinathの時と比べるとややひっそりしてますね。

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Gangotri寺院は他の巡礼地と違って何度も来ているので雰囲気慣れしてしまってたのだと思います。あまり【Hindu temple dedicated to Goddess Ganga/ガンガーにささげられた寺院】としての特別感が薄れてきてしまいました。

また、Gangotriは巡礼だけでなくインド人や外国人のトレッカーも比較的多いので参道には他の寺院とは感じがややソフトなんです。

 

このGangotriですが、インド人の巡礼地とともにGomukh , Tapovanへのトレッキングなどの起点にもなります。参道には多くのレストランと宿がありピーク時はごった返し全体的に物価も上がります。タイミングが許せばやや落ち着いたシーズン終盤の9月後半から10月初めがベストでしょう。かなり寒いですが余裕をもってのんびり過ごせます。

 

次回はGomukhへ上がります。

⇒すでに行程は紹介済でしたので興味のある方は下記へどうぞ!

Gomukh /ゴームク

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ナコンシータマラートより秘伝のカオ・モック・ガイ(ข้าวหมกไก)

みなさんこんにちは。

 

コロナウィルス絶頂につき我が家は週に1度の買い出しをし全食自宅で調理してます。

職場には毎日弁当持参!

休みの日は食材買い出し以外で外出することはないので自宅の修繕などがとってもはかどります。

併せて家での調理も時間をかけて作ることが増えました。

そこで今週はみんな大好き「カオ・モック・ガイ」を作りました。

 

【カオ・モック・ガイ(ข้าวหมกไก)】

いわゆるインドでいうところのチキン・ビリヤニ。

元々南タイのイスラム料理ですが、今はどこでも食べらますね。

以前女房の叔母が故郷(ナコンシータマラート)でカオ・モック・ガイの屋台をだしており、女房の味は叔母直伝のもの。

 

材料

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  • 鶏肉(マサラで漬け込んでおく)
  • 豚肉(マサラで漬け込んでおく)
  • ジャガイモ
  • にんじん
  • ニンニク
  • ホームデーン(赤エシャロット)
  • カレーパウダー
  • クミンシード
  • 黒コショウ

熱源はいつものこのコンビ

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後ろにある3段階のダイヤル調整で風力を変え微妙に火力調整が可能!

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火つけは簡単!

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このシステムでは火種さえできてしまえば放っておけば火はおこります。

 

土鍋を熱します。

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油をひいたら、ニンニク/ホームデーンを炒めます。ニンニクが色づいたら今回は特別に豚肉も投入!

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すかさずチキンも!

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肉の表面にしっかり火を通します。

後で米と一緒にスティームするので中の具合はあまり気にしない。

 

そして大事なマサラを入れます。

マサラはカレーパウダー+α

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最後に洗った米!

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自分がインドで教わったビリヤニは生米を入れる前に1時間ほど水につけておきますが、ここでは米をさっと洗っただけで入れちゃいます。

 

かる~く火を通しながら混ぜ合わせる。

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ジャガイモとにんじんは上に乗せるだけ。

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チキンは当然米で包み込みます。

(カオ:ご飯・モック:隠れる・ガイ:鶏)

 

ここまでできたら水を入れて煮込んでいきます。

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火力は米炊き時と同じようにしますが、最初の強火にしている時間だけはかなり長め。

そこが焦げ付いてくれるのがベターなんですね。

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途中、中弱火に調整(扇風機の風調整)しながら40分ほど炊き込んだら出来上がりです!

完成!

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色、香りともに素晴らしい!

バンコク周辺だけでもいろいろなタイプのカオ・モック・ガイがありますが、これこそ元祖カオ・モック・ガイ!爺さんが元々ムスリムの家系だったのでこのレシピはそのころから女房の家系に伝えられています。

 

二人分にしてはちょっと多すぎるような。。。

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薬味に赤エシャロット揚げ(หอมแดงเจียว)は必須!そして甘酸っぱいタレもなくてはいけませんね。

 

もちろんスープもあります。

マナオはお好みでスープに入れます。

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盛り付け

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やっぱりこの色は映えますね~

 

付け合わせは自分が作ったマカロニサラダ

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そしてMekhongもチビチビやります。

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して味の方は。。。

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うまい!

普通に店で出せる味です。

秘伝のマサラが独特の風味をだしており、漬けダレもいい味してます。

 

このように調理自体はとっても簡単なカオ・モック・ガイ!

マサラを自分用にいろいろ工夫して作ると好みに合ったオリジナルのカオ・モック・ガイができますね。

 

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Badrinath(バドリナート)巡礼とマナ

Chota Char Dham

アルカナンダ川源流 バドリナートへ!

 

インドに4年近くもいながらインドの宗教や文化についてはあまり詳しくありませんで。それでも周りの人や知人を見てきて土地の人々の宗教観や風習は少なからず感じることができました。

特に北部に滞在していた為、『ガンガー』は最も重要なフレーズの一つ。

 

このガンジス川にはChota Char Dhamという巡礼サーキットが存在します。

Chotaとは小さいを意味するのですが、本来Char Dham(神の住む4つの住居)というBadrinath(Uttarakhand州)、Rameswaram(Tamil Nadu州)、Dwaraka(Gujarat州)、Puri(Odisha州)の4カ所を回る巡礼があります。

このChar Dhamを周る機会はありませんでしたが、Chotaの方はいくつか行くことができました。

Chota Char Dham YatraとはUttarakhand州のGarhwalにある4つの寺院を周るYatra(ヤトラ)の事を指す。

この4つの寺院は全てガンジス川の支流であるとっても重要な川の源流に位置しており寺院に巡礼に行った際は川で沐浴し川の水を持ち帰ります。

 

そんなCahr Dhamの一つBadrinathに行った時の話です。

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このYatraですが、基本的には誰でも行けます。

数時間のトレッキングが必要な場合もありますが、サリー着た年配のインド人の家族なんかも行きますのでだれでも大丈夫。

しいて言えば高度が問題になる方はいるかもしれません。標高は全て3,000m超えますので。。。

後は時間ですね。。

山奥で道路が災害で閉鎖になったりしますので長期旅行者でないと4つ周るのは難しいです。

現地では何社もツアーを出していますのでツアーを使うのが効率的。

大体10日~2週間位

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自分が行ったのは10年以上前ですが、なんと現在Char Dham Railwayプロジェクトがありこの4つの寺院まで汽車を引いてしまうそうです。どこまで進んでいるのか知りませんが、立地的(チベット国境付近)にも軍事的価値が高いので本当にやるでしょうね。

アクセス

現在の状況がわからないので情報はあくまで2007年以前のものです。

バドリ―ナートへ向かう人はまずリシケシュに入ります。言わずと知れたヨガの聖地でアシュラムの並ぶLakshman JhulaやRam Jhulaはシーズンになるとインド人より外国人の方が多いくらい。

リシケシュまではバスやら汽車で各々入って行きましょう。

ここからツアー会社を使わずに行く方は、まずバスでJoshimathを目指します。

バススタンドはリシケシュ中心から北に少し行ったChandrabhaga川沿い。

デリーからバスで来た方はバスターミナルの場所が違うので注意しましょう。

ウッタラカンド山間部へのバスは早朝に出ますので事前に時間を確認しておきましょう。

 

リシケシュ⇒Joshimath(ジョシマート)

昼間のバススタンド 

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ウッタラカンド山間部へのバスはまだ薄暗い早朝に出ます。

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ジョシマートまでは約250kmの山道で8~10時間かかります。

道はリシケシュをでると20分くらいで山道になります。

 

Devprayag

(リシケシュから75km付近)手前で軽食とトイレ休憩

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ここDevprayagでバギラティ川(ガンジス川本流はこちら)とアラカナンダ川が合流、ここより下流がいわゆるガンジス川と名を変えます。

ジョシマートへはアラカナンダ川を上っていきます。

 

Srinagar

(リシケシュから110km)付近のシヴァ像

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ここは大きなカーブにありますのでとにかく目立ちます。

Srinagarはこの近辺では一番大きな町でありKumaon方面からの道路との合流地点。

ここで自分の隣りに老紳士が一人乗ってきました。

後にBarinathで再会する方ですがKotdwarから一人でいらしてました。

 

Alakananda川の渓谷美

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流石に川幅が狭くきました。

 

Rudraprayag

(リシケシュから145km)近郊のAlakananda川

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このRudraprayagには親友の実家があり当時は何度も行き来してましたが、この先はこの時が初めて。

また、ここはAlakananda川とMandakini川の合流点、Mandakini川の上流にはChar Dam一つであるKedarnath寺院があります。

 

Karnaprayag

(リシケシュから180km)

Alakananda川とPindar川(ナンダデヴィが形成するPindar氷河から流れでる)の合流点。

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ここで休憩、もう日が落ち始めてますね。。

先ほどからナンチャラPrayagとありますが川の合流点を指します。

全て街の名称ではありますが、その町は川の合流点を意味してます。

 

写真は微妙ですが川の合流点

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また、このルートにはPanch Prayag(5つの合流点)と言われる5つの神聖な川の合流点を指す言葉があります。もちろん今まで通ってきたDevprayag、Rudraprayag、Karnaprayagはそのうちの3つにあたりこの先にさらに2か所Nandaprayag、Vishnuprayagが出てきます。

 

終盤はずっとこんな感じ、Rのキツイカーブにはガードレールがありますが、山側にRがついてるとこだけ。

ここをガンガン飛ばしてすれ違っていきます。

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Joshimath到着!

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遠い道のりです。。。

平気で数時間遅れるので途中による町では必ず腹を満たしておきましょう!

この荷下ろししてるお兄さん、Joshimathの人なんですがすさまじい体力です。運転以外の事はほぼ彼が仕切っており、自分の見ていた限り一度も座らなかったと思います。

こうやって客の荷下ろしを最後までやってくれます、当たり前かと思いますが場合によってはこれを自分でやらなくてはいけないこともあります。

 

Joshimathの標高は1,875m、周りの山は5,000m級、雪がついてる山は6,000m級の山です。

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流石にこの日はJoshimathに泊まりBadrinathへは翌日以降へ

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ここからBadrinathは約50kmありバスか乗合ジープで行けます。

11月初頭の雪の降る前にシーズンが終了となりバスもBadrinathまでは冬は行き来しません、ジープも通年ではないですがバスよりはシーズンが長いようです。

 

この時、Badrinathへは全く急いでおらず、ジープも有ったので(バスはJoshimath到着日にシーズン終了)3,4日はAuliや周辺をトレッキングしてました。

Badrinathが目的の方は翌日でましょう。

 

Auli

標高2,800mインド最大のスキーリゾート

Joshimathの街からガツンとロープウェイでスキー場の上部まで上がれます。

ここでは南アジアウィンター選手権なども行われますが、なかなか設備があぶなっかしい。特にこのロープウェイがやばい。

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架け替え前の『谷川岳ロープウェイ』を思い出しました。

そもそも南アジア選手権なんですがアフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、インド、イラン、モルディブ、ネパール、パキスタン、スリランカが対象国なんですよね。

モルディブやスリランカに選手なんぞいるのだろうか?

 

観光の方はここでのんびりした後ロープウェイで降ります、ここら先はトレッカーと羊飼いの世界になります。

Auliを起点とするトレッキングルートはいくつかありますが、どれも素晴らしい眺めがギャランティされてます。基本的にはガイド雇うべきだと思いますが日帰りで周辺を歩く程度なら大丈夫でしょう。

Auli起点だと1週間かけてKuari Passを超えるルートがもっともポピュラー。

トレッキングルートから見られる7,000m峰

この辺は以前の記事と被る部分があるのでざっくり
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Nanda Devi <7,816m>

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山頂のピラミッドが隠れて綺麗にとれてません。

国境にまたがらずインド純正の山で国内最高峰

---Gurso Bugyal<3,056m>からの眺め

 

Trisul<7,120m>

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Dunagiri<7,066m>

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ご存じの方もいるかと思いますがこの山塊の谷間が有名な " Valley of Flowers National Park/花の谷 "、そしてシク教の聖地Hem Kund Sahibがあり周りを囲んでいる山は6,000級の山々です。

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この時はシーズンオフなのでここへは改めて登りに行きました。

因みに巡礼者やツアー客が行くところなのでルートはかなり歩きやすく、巡礼組はほとんどスニーカーで歩いてます。

特に問題はないですが外国人だけで行く場合はガイド同行がいいと思います。

ガイドはシーズンになればJoshimathに沢山いるので問題なし。

 

このようにJoshimath周辺にも魅力的な場所は多いので1週間位滞在するつもりで行くのがいいですね。

それではBadrinathへ向かいます。

 

Joshimath⇒Badrinath

Badrinathでアシュラムなどに泊まる方はゆっくりでいいですが、Joshimathからピストンする方は朝一で出発しましょう。

 

早朝のJoshimath

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10月の終わりになるのでかなり寒いです。

 

なんとかバスで行くことができましたが、定期便のバスはこの日が最終、バスがおわってからは雪が降るまでの数日はジープで行くことができます。

 

Govind Ghat

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Joshimathをでて30分もたってませんがここで停車。

シーズン中、この町は巡礼とトレッカーで賑わいます。

Govind Ghatを起点としGhangariaを経て花の谷とHem Kund Sahibへ行くことになります。一度に2か所を訪れる場合はGhangariaに2泊必要。

 

JoshimathからGovind Ghatへは一度標高を下げアルカナンダ川を渡りますが、Govind Ghatを過ぎるとどんどん標高を上げていき6,000峰が間近に見えてきました。

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Joshimathから45km、約2時間

Badrinathに到着。

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白くなっている山は6,000~7,000級の山で素晴らしい眺めです。

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バスターミナルは巡礼の他、シーズンを終えて山を下りるBadrinathの人々で賑わいます。

 

バスターミナルから寺院に向かって歩いていくと左手に見える山がBadrinathのシンボル

Nilkantha<6,500m>

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寺院に行くまで常に左手に見え続け圧倒的な存在感があります。周辺にはNilkanthaより高い山がいくつもありますが垂直にそびえたつ壁と山容が美しい。

別名:The Queen of Garhwal / ガルワールの女王

 

BadrinathからNilkantha方面へ30分ほどトレッキングするとCharan Padukaというヴィシュヌ神のfootprintが刻まれた岩がある。

 

余りの美しさにチャイハネで1時間休憩

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まだ今宵の寝床も決めていないがNilkanthaの眺められる一等地にて休憩

一杯のチャイ+パイ+気のいい親父さんで十分1時間いられます。

 

一緒に来た方々からは完全に遅れを取りましたのでそろそろ寺院へ!

遂に見えてきてしまいました。。

なんだかんだRishikeshをでてから一週間かかってしまった。

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さあこの手前の川を渡れば。。。

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【Shree Badrinath Temple / श्री बद्रीनाथ मंदिर】

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シーズンが終わりかけてますがまだまだ人は多い、山を下りる前の土地の方々も沢山いるようです。

さて、自分も見よう見まねで参拝を!と思っていたら一人の老紳士に声を掛けられます。なんとその方はSrinagarからJoshimathでバスの隣に座っていた方でした。

これから参拝だというのでお邪魔でなければご教示願いたいと伝えると了解していただけました。

このような特別な場所なのであまりいい加減な参拝はできないと少しプレッシャーがありましたので助かりました。

40分くらいかけて参拝を終えると老紳士が涙を流します。

その時は声を掛けられませんでしたが、寺院から出たあとにインド人にとってChar Dam Yatraを回ることはどのような感情になるのか?と少し遠回しに聞いてみました。

というのも、ここで参拝することは大変意義のあることだとわかってはいますが、ほかの参拝者で涙するような方はいなかったのです。

彼曰く

「我々にとってBadrinathへ来ることは本当に夢を追いかけることと同じでなんです。誰もが来れるわけではないのでChar Damを一つでも来ることができればほとんど夢を果たすことができたと言っていいでしょう。死ぬまでに来れてよかったよ、ありがとう。。」

本当は奥さんと来ると長い間夢見ていたそうですが、奥さんは歳をとり足腰が弱りここまでの移動に堪えられないのでKotdwarで待っているそうです。

「(奥さんを)連れてこれなかったのは、Badrinathへ来るまでにこれだけ年月をかけてしまった私の責任である!やっぱり一緒に来たかった。」

とまた、涙してました。

 

このようにただの観光で来た自分にでは想像もできない思いを持ってココに来る方がいるのだと、感動とともにうらやましさを感じました。

もちろん宗教や文化によるのですが、自分にとってこれほどの意味を持つ場所があるだろうか?いまだにそんなもんありません!恐らくこのまま人生を終えるでしょう。

ここでの出会いはこの後の人生にとても刺激になる出来事だとこの後思っていたのですが、今現在、頭の中身は学生の頃と大して変わっていません。

何も学習できなかったようです。。

 

老紳士はこの日の午前中のBadrinathを降りるのでこの後チャイを一緒に飲んでお別れ。

別れ際には時間があればKotdwarに来なさい!と連絡先を置いて行ってくれました。

まだこの時にはインターネットカフェが出始めたところで、スマートフォンなどは当然持ってません。自分に至ってはメールアドレスもありませんでしたので、手紙を書くしか方法はなく、その後何度か葉書は出してますので読んでいてくれるだろうと思います。

 

そしてまた一人。。

 

この時期Badrinathはシーズンを終え、宿坊などの宿泊施設のほとんどがクローズしていきます。それでもいくつか泊まるとこはあるので予算に応じて選びましょう。

スタンダードレベルの宿だと恐らくお湯はでないと思うので、もしどうしてもお湯につかりたければ寺院に前にヴァシシトがあるので入ることができます。

 

Tapt Kund

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ここBadrinathですが、観光客にとって寺院だけではありません。

時間のある方は北に5kmのところにあるマナ村に寄ってみましょう。

ジープで行けば直ぐですが、すばらしい遊歩道があるのでのんびり1時間かけていくのがおすすめ。

 

マナへ

マナ方面への遊歩道

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奥に見える雪を被った山は恐らくSaraswati Parbat<6,940>、この山の向こう側はチベットになります。

 

Badrinathを振り返ると尖った頂を持つNarayan Parvat<5,690m>が印象的。

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Nilkanthaから流れ出る水

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強烈に冷たいですが牛やロバは飲む!

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そろそろマナに到着

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この柵の中はインド軍の施設

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ジープロードはチベット国境まで続いておりマナから先は一般車両は通行できません。

このあたりから国境警備地域になるのでしょう。

因みにこの柵の中その辺の子供と一緒に行ったら中に入れました。

 

どこでも子供は宝です。

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マナでアルカナンダ川はサラスワティ川と合流

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本流はここから西に折れてSatopanth Glacier

本流の先に見えるのは

Balakun<6,471m>

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この本流沿いにはトレッキングルートがあり、シーズン中はガイドツアーのトレッカーで賑わいます。

トレッキングの目的地Satopanth Lakeまでは往復5日間

 

マナの入口、サラスワティ川沿いで修業をするサドゥー

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彼はこの時5年間ここにとどまってました。

食事は1日1回で村の人が持ってきて普通に談笑して食べてましたね。

 

冬の準備でしょうか?

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これから雪が降りますが、どういった準備なんでしょう?

聞きそびれてしまいました。

 

ここマナですが、本当に小さい村でいくつかの寺院、ティーストール、お土産屋があるだけです。たいていの人は1時間くらいで戻っていくようです。

実際、たいしてやることはありません、村も「Indian Last Village」を目玉にしてますね。

 

さて、マナ散策を終えたらBadrinathへ戻ります。

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相変わらず素晴らしい眺めでこの道は往復する価値はありますよ。

 

夕方の寺院

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この時期、Badrinathに泊まる人はほとんどいないので参拝客もかなり減ってきました。

 

数日Badrinathに滞在し満足したらJoshimathへ戻ります。

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バスはないとわかっていてもダメ元でバススタンドへ。

一応バスが止まっていたのでJoshimathへ行くか?と聞いてみましたが団体用バスで降りるのは明日とのこと。。

もう1日泊まって翌日交渉して乗せてもらおうと思っていたところ、車のクラクションが聞こえます。

なんとJoshimathでよく顔を合わせていた男が登場。

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自分は彼の名前は知らないのですがNeilと呼んでました。

本人は「俺そんなにかっこよくないよ。。」と照れてましたが、

初めて会った時から「お前はNeilだ!」と。。

Neil Nitin Mukesh

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この年Johnny Gaddaar(2007)で映画デビューしたイケメン俳優。

 

Neilは状況をすぐに察したようで

「他のお客と乗り合いでよければ一緒に降りよう! バス代と同じでいいよ!」

お~なんとラッキーな!やはりBadrinath。。。神はいます。。

これで無事Joshimathに降り、数日過ごしたのち友人のいるRudraprayagに戻るのです。。。

 

これでBadrinath巡礼の旅は終わりますが最後に

おまけエピソード

Joshimathを朝一番のバスででて順調に下ってきましたが、突如山間のド田舎村で大渋滞に遭遇。一体こんなところでなんなのか?

ひたすらバスの中で待ちますが30分経っても動きません。

そのうち伝言ゲームのように前の車から伝わった話によると村の女性たちがストライキをして道路を封鎖しているとの事。

同じバスの客に聞いてみると

「こりゃあ4,5時間は終わらんよ、まだ昼だからねえ~」

そうなの!?

流石に4,5時間もバスにいても仕方ないので飯を食いに行きます。

一応車の流れがわかるとことにして尚且つストライキも見に行こうと・・

 

ここがストライキ現場、参加している女性の家族は強制参加させられてるので子供います。

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現場のGauchar गौचर

のどかです。。

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子供たちは参加させられてますが、友達と公園で遊ぶ感覚でしたね。

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右横に並んでいるガスボンベがストの原因。

どうもガルワール地方の山間部には以前からガスの普及率がとても悪く問題になっていたのです。本当に山奥ならば薪を焚いて火をおこしますが、ここGauchar はそこそこ栄えてるんですね(それでもかなりの田舎です)。

家で家事をする女性としてはこのガスボンベがないことに対して堪忍袋の緒が切れてこのようなストを起こしていたのです。

急いではなかったですがいつ終わるかわからんストを待つのはきついです。

しかし周りのインド人は「しょーがねーよ。。」って感じで文句言って怒ってる人なんていないんですね。

土地の人がいいなら俺もいいかってなるわけですが、このようなことはインド在住時に何度か経験し非常にいい勉強をさせてもらったと思ってます。

まあ、ここはあきらめて飯をと思いましたが、クッキングガスがないんだから飯屋がやってないんです。

それでも商店はあるのでチョコレートやビスケットで飢えをしのぎます。

 

後はもうその辺のあんちゃん達とあらゆることを話して時間をつぶしました。

彼らにとってもこんなところで日本人とボリウッド映画の事やエッチな話ができるとは想像もしてなかったので楽しかったようです。

 

そして多分午後4時半くらいだと思いますが、なんか案山子みたいな藁人形に火をつけてみんなで「エイエイオー」みたいなことして終わってました。

「終わりなの?」ってきくと「そろそろ飯の支度をしなくちゃいけないから!」

ここで最初の4,5時間で終わるの意味が分かりました。。。飯の時間だからです。。

 

ここで時間つぶしに付き合ってくれた人たちとは名残惜しくなってしまい、彼らからも「せっかくだから今日は泊っていけ!」と声をかけてもらいました。(何がせっかくなんだかわかりませんが。。)

が!どうしてもその日中にRudraprayagまでいかねばならないので仕方なくバスに乗り込み出発しました。

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もう何人の人と話したかわかりません!

最後はみんなに手を振ってお別れ!

因みにここの人たちSalman Khanのファン率が80%でした。

 

Badrinathではいろいろといい経験をしました、いつか再訪しなくてはいけない地です。

 

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世界のこぶし!

今週のお題「わたしのプレイリスト」

 

選曲が実に難しい。。。

基本的にアート作に順位は付けられないと思っているので順位ではなくお題とおりリストを作ってみました。

今回ジャンルは『こぶし』に限定!

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日本の演歌歌手の特徴としてよく聞くテクニック?ですが、かなり前に東京で『世界のこぶし!』*アジアのこぶし!だったかな? なるレアなCDを名前買いしました。

参加している歌手はアジア圏が多かったと記憶してますが、なかでもインドネシアのエルフィ・スカエシ(日本でいう美空ひばりさんのような方)のこぶし回しは強烈!元々日本では演歌好きでしたがアジアのこぶしも侮れんと思ったものです。

因みに今回のリストには入ってませんが個人的に『こぶし』と言えば五木ひろしさんを指します。とにかくこのイメージがありましたがコロッケがロボ五木ひろしをやりだした頃からどうも見る目が変わってしまった。。

 

  • รักกินไม่ได้ / บ่าววี (ラック・キン・マイダイ / Baowee)

一番好きなタイの歌手Baoweeから1曲。

現役のエア・フォースに男くさい見た目、そこに独特な歌声が合わさり一部(特に南タイ)のタイ人男性に大人気!彼のライブには何故かピストル持参の参加者が多く、以前は発砲事件も多かったようです。

数あるヒット曲から選んだこの曲ですが、でばなの入りが日本の演歌によくある入りでBaoweeの半かすれ声がしびれます。

この失恋ソングはこぶし回しは強くないですが、サビの終わりに『ミーテークワームラック・ティー・キン・マイダイ(そこには食べられない愛しかない 』で飛び出すこぶしが切ない。

 

  • Arziyan / Javed Ali, Kailash Kher

2009年公開のボリウッド映画『Delhi-6』の挿入歌。

この曲は作中のレギュラーバージョンとエンディングバージョンがあります。

レギュラーバージョンしか音源として出回ってませんが、実はエンディングバージョンが秀逸。

どちらかと言えばJaved Aliがメインボーカルなのですが、Kailash Kherのこぶしがすばらしい。この人も声を一度聞けば忘れない独自の音をもっており歌い方も個性的。

発売から12年経ってますがいまだにエンディング画像を見ながら聞きたくなる曲です。

 

  • รักได้ครั้งละคน เชื่อใจได้คนละครั้ง / ตั๊กแตน ชลดา(Ruk Dai Krung La Kon, Cheua Jai Dai Kon La Krung / Takkatan Cholada

やはりタイの女性歌手ならこの人。

Ruk Dai Krung La Kon, Cheua Jai Dai Kon La Krung⇒一度に一人の人しか愛せない、一人に一度しか信じられない

という失恋ソング。

サビにタッカテン節がでており哀愁を誘います。近年おかしなことで話題になることは多いですが、歌唱力はピカ一!

 

  • Achy Breaky Heart / Billy Ray Cyrus

最初に出てきた時は何だこの男は!と思いました。

1992のアメリカの音楽チャートはMichael JacksonがBlack or Whiteを発表し、Eric ClaptonがTears in Heavenで世界的ヒットをとばしてました。

ここにピッタリジーンズにちょんまげヘアーのパッとみ田舎もんがプレスリーのカバーを引っ提げて登場。しかもアメリカの女性達はキャーキャー盛り上がって興奮の渦ではないですか。

ジャンルとしてはカントリーミュージックにはいるので当然こぶしが回ります。

当時、流れのままにCDを購入し今でもたまにかけてしまってるんですね。。

 

  • 矢切の渡し / 細川ひろし

自分はプロの歌手でもなんでもないし、歌を歌うことなどほとんどないですが「かなわない!」と思わされたのは矢切の渡しの細川たかし。

ピアノを習っていた時、先生の本職が声楽だったせいもあり何故か好きでもない声楽のレッスンを受けコールユーブンゲンなどもマスターしていた時があります。

このように一応基本的な下地はありました。

 

ある時、TVで矢切の渡しを歌う細川たかしを見て「この人、凄い歌唱力だ!」と思い、同じように歌ってみたんです。ところが何度トライしましたがどうしてもサビがうまく出ない。

夕ぐれの~雨が降る~ 矢切渡し~

この「の」がとにかく難しい。

※実際こぶしが入るので「んのぉ~」になります。

終ぞマスターすることはありませんでしたが本当にすごい歌手です。

 

  • みちのくひとり旅 / 山本譲二

小さい頃、親の影響もあり杉良太郎が好きで今でもCD聞いちゃったりしてるんですが、杉良太郎はあまりこぶしのイメージはないんですよね。

そこで最後は魂の歌「みちのくひとり旅」

まず、山本譲二は東北出身ではないのですが異常にこの歌がハマります。

丸刈りの高校球児だったせいか当時の見た目もピッタリ。

とにかくこの曲は歌詞がよく若き日の山本譲二がめいいっぱい気合を入れて歌う様がすばらしい。。

 

以上、私のプレイリスト「こぶし」でした。

 

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Bollywood No.032-Ghajini / गजनी (2008)-

【Ghajini / गजनी (2008)】

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03APR'2021 -DVD鑑賞-

久しぶりの観賞、たぶん7~8年ぶりでしょう。

100カロールクラブ(インド国内での興行収入純利益100億ルピー)を達成した最初の作品、もちろん2008年のNo.1 HIT !

 

当時はインド北部のHarsilに滞在。

雪で道路が通行禁止になる前に例年通りRishikeshの友人宅に12月の頭から滞在していたところ、その年の12月25日公開の本作のプロモーションが派手に行われていたのです。(宣伝費は当時では過去最高額を費やしてます)

テレビや広告などで一日に何度もGhajiniのプロモーションを目にしており公開前には映画のサウンドトラックなども買ってしまってました。

もちろん友人とは公開初日にRishikeshの町にあるRamaシアターで観よう!なんて言い合ってたのですが。。。。

Rishikesh生まれで生粋のRishikesh人である友人があらゆる手を使っても最初の週のチケットが手に入らないのです。

www.pssamphran.com

※その時のエピソードはコチラ👆

友人の記憶によるとこんな事はKabhi Khushi Kabhie Gham...(2000)以来とのこと。

www.pssamphran.com

 

そして公開2週目に何とか見ることができたGhajini、宣伝の大きさに引けをとらない素晴らしい作品でした。

 

テキトーに解説

まずこの作品ですが、ハリウッド映画【Memento(2000)】からインスパイアされて作ったタミル映画【Ghajini(2005)】のリメイク。

タミル版の関係者から版権の問題で公開までごちゃごちゃありました。そもそも監督、脚本、メインキャストの一部が同じであり何をそんなに揉めるのか?と思いましたがなんで今更著作権がどうだこうだ!ともめるのだろう、、、最終的に予定通り公開されたのでお金で解決したんでしょう。。。

この物語は医学生のSunita(Jiah Khan)が大学のケース・スタディのリストにあった一人の男に目をつけるとこから始まる。

その男の名はSanjay Singhania(Aamir Khan)、症状はAnterograde amnesia(日本語で前向性健忘症というらしいです)で短い時間(15分)しか記憶が保存されないという症状。

Sunitaのグループは彼を対象に研究を申し出るも教授には却下をされてしまう。

 

Sanjayは恋人を殺された復讐をすべくGhajiniという名を追い求めていた。

記憶が15分しか続かないため、必要時にはポラロイドカメラで撮った人物がだれなのかメモをした写真を身に着けており、自宅には復讐についてのあらゆるデータやメッセージを残していた。特に重要なことは自ら体に彫ってレコードを残していたので冒頭の画像のようになる。

この辺まではオリジナルである【Memento】と同じような流れ。。

 

ある時、SanjayはGhajiniの部下を殺した後に残した路線バスのチケットから警察に自宅をつかまれてしまう。

そしてなぜかここに一人で乗り込むインスペクターArjun(Riyaz Khan)。。

不意を突き部屋にいたSanjayを確保、その後異様な雰囲気の室内をビビりながら捜索するうちに『Air Voice 2005』と書かれた日記を発見。

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すでに突っ込みどころ満載の状況ではあるが、なかなか緊迫した流れできており突っ込まず。

 

Arjunはこの日記を読み始め回想シーンに入ります。。

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Sanjayは携帯電話の大手Air Voiceの社長であった。

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ひょんなことから女優志望のKalpana(Asin)「私はAir Voiceの社長Sanjay Singhaniaのガールフレンド!」だと嘘のニュースを流され、そのクレームをつけるためにSanjayはKalpanaを訪ねる。しかしその場では自分の身分を明かすことができず、逆に元気で明るく優しい女性であるKalpanaに惹かれていってしまう。

結果、正体を明かすことができず俳優志望のSachinだとごまかすことになる。

この後も付き合いを続けるうちに惹かれあう二人、、、Sanjyaは2005年の大みそかのパーティの帰りにKalpanaに告白をするがKalpanaは1日待ってほしいとバスを降りる。。

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Sanjayはこの時、Kalpanaの返事がOKなら身分を明かすがNOの場合は身分を明かさずそのまま消えようとしていた。。。

 

ここで2005年の日記が終わってしまいインスペクターArjunはその後が気になり半分気を失っているSanjyaのほほをひっぱたき「オイ!日記の続きはどこにある!?出しやがれ!」と問い詰めます。・・・インスペクターなんだから日記の続きより先にやることがあるだろう?とここでも激しく突っ込むことができます。

引き続き家探しをした挙句2006年の日記を見つけたところSanjayが覚醒しArjunは逆襲を受け捕獲されてしまいます。

 

ここから場面は現在に。。。

 

SanjayはGhajiniが製薬会社を経営しており、ある日大学で講演をする情報を得る。その大学はSunitaの通う大学でありそこでSunitaはSanjayと再会をする(SunitaはすでにSanjayと出会っており自身の写真に"Friend"とメモをして持っていた)。SanjayはSunitaに声を掛けられるも「誰だこの子は?」と言った表情、Sunitaもさっさと写真を見せればいいのに!と思っていたがこの辺はまだ経験が浅いのかすぐには出せずなんとも中途半端なやり取りなってしまう。

講演がはじまりここでついにSanjayはGhajini((Pradeep Rawat)の写真を入手。

すぐに行動に移すもここではGhajiniと間違えて側近の一人を倒すのみとなる。

 

ますますSanjayに興味をもったSunitaはSanjayの住居を突き止め無断で住居へ侵入、そこでSanjayはGhajiniを殺そうとしていることを知り、またとらわれていたArjunを偶然発見。タイミング悪くSanjayが戻ってくるのだが、なぜかArjunが逃走!・・・あんた警官でしょう?相手が強いからってマンションから出てもひたすら逃走を続けるのはなんなんだろう?

結果Arjunは逃走中に車に衝突して死んでしまう。

 

ここからは細かいところでストーリーのテンポがあがります。一応すこしは大事なところなので目は話せません。

  • SunitaはGhajiniに命を狙われてることを忠告⇒しかしこの電話はGhajini宅に侵入していたSanjayに聞かれてしまう。
  • そこでSanjayはSunitaもターゲットに⇒Sanjay大学の女子寮に侵入も閉じ込められ警察に連行される。

落ち着いたSunitaはSanjay宅より日記も持ち出してきたことを思い出します。まず2005年の日記を読み終えたのち2006年の日記なりここからはまた回想シーンへ。

 

冒頭でこの作品のメインになる音楽である"Guzaarish"が流れます。

確かこれがインターミッション明けだったと思いますが、この曲により後半の入りが落ち着きます。

 

場面は2006年1月1日

プロポーズの返事をもらう日であったがあっさりOK!

喜ぶSanjayだがKalpanaはすぐには結婚できないという。。

お父さんの影響でアンバサダーを3台買うまでは結婚しないと決めているらしい。。

※アンバサダー⇒Hindustan Ambassador---インドに行った頃、インドの車といえばコレ。

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2000年代半ばころまでにインドに行ってる方はTAXIといえばアンバサダーでしょう。

後半になるとほぼTATA車になっておりほとんどアンバサダーはみなくなりました。

インドの一般庶民がこれを3台なのでかなりの事です。実際Kalpanaはこの後持っている金などをすべて売りアンバサダーの1台目を手に入れます。

 

結婚が先に延びることでSanjayは身分を明かすのはまたまた控えてしまいます。

この後、Sanjayは出張でロンドンに行くのですがその時も「田舎の母が具合が悪く検査をしなければならない」と説明していきます。

ロンドンへ出発の日、Sanjayを呼び出すKalpana。

ここで突如大金を差し出し「お母さんの治療費に使って!」と。。。

Kalpanaは買ったばかりのアンバサダーを売ってお金を作っていたのです。

たまらない表情のSanjay。。。何もしゃべれず。。

そしてSanjayはロンドン行きの飛行機の中で記したここまでのストーリーで日記は終わってます。期日は2006年6月21日-

 

ここで現在に戻ります。

警察に連れていかれたSanjayですがAir Voiceの幹部により釈放されることになりました。しかし体のタトゥーなどから警察はGhajiniに連絡を入れてしまいます。

Ghajiniは警察に友人であると嘘をつき、意識のないまま自宅に移されたSanjayを襲います。この時、体の情報(Ghajiniの名前、側近の住所、電話番号など)、部屋の写真などすべて消去し部屋を去るのですが、人の命を奪うことをなんともも思っていないGhajiniはSanjayを殺さずに引き上げるのです。後で後悔することになるのですが。。。。

 

一方Sunitaは日記の続きが気になり、Kalpanaが女優業をしていた制作会社のボス(Tinnu Anand)に会い当時の状況を聞いたりするなど情報を集めていました。そして古い記事からある事件を発見。

Sanjayを見送ったKalpanaも仕事でGoaへ移動していました。その時、人身売買の一味が25人の子供を移送するところにでくわし、幸運もあり人身売買グループを一網打尽にしたことでKalpanaは一躍有名に・・・しかしビジネスを邪魔された人身売買のバイヤーはKalpanaに制裁を与えるべくKalpanaの部屋を襲います、そこに現れたのはGhajini!

そう!この人身売買のバイヤーはGhajiniの裏の顔なのです。

タイミングよく帰国したSanjayがKalpanaを訪ねるもすでに遅くKalpanaは殺され、Sanjayも障害の元となる負傷を負います。

 

全てを知ったSunitaは再度病院に保護されているSanjayを訪ねすべてを話、Sanjayの復讐に力を貸すようになるのですが、このあたりのつなぎはちょっと雑に感じますね。

 

Sunitaの協力を得たSanjayはGhajiniの側近達を超人的な強さで片付け、ピンチを迎えながらも最後はGhajiniに復讐をします。

 

そして時は流れ。。。

場所はKALPANA HOME FOR ORPHANS(カルパナの孤児院)。

髪も伸び穏やかな表情で孤児たちと過ごしているSanjayをSunitaがプレゼントを持って訪ねます。。。

そのプレゼントとは、

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Kalpanaの新居いSanjayが初めて入るときに二人で作ったFootprint。

何も覚えていないSanjayですが、指で足形をなぞり懐かしさを思い出すような表情・・・ここでShreya Ghoshalのコーラスが入りでエンディング・・・・

 

やはり最後のエンディングでShreya Ghoshalが入るあたりはグッときます。さすがに今は耐えられますが劇場では恥ずかしながら涙してしまいました。

この映画に泣けるとこってここだけなんですよね!Kalpanaが殺されるシーンなども特に泣けるシーンではありませんので。。

 

Cast 

Aamir Khan as Sanjay Singhania

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すでに詳しく触れてます。

www.pssamphran.com

久しぶりにバリバリ体を張った演技。

2006年からトレーナーをつけて見事な肉体を仕上げました。

そもそもこの映画、彼がオリジナルのGhajiniを見て自ら演じるために始めました。当初は監督もやる気だったようですが最終的にはオリジナルと同じA. R. Murugadossがメガホンをとってます。

演技つくりでは肉体の他、オリジナル版でSanjayを演じたSuriyaのサポートもあり撮影に入ります。

 

個人的な印象ですが、復讐バージョンのSanjayになった時が力み過ぎです。障害の影響ととらえることもできますが、ここまで行くとコメディです。それ以外の演技はほぼ完ぺき!

ラストシーンでKalpanaと見つめあう表情などは本当に素晴らしい。

この辺のシーンはオリジナルにAamir自身が脚本に加筆して作られた部分。

 

2009年のFilmfare AwardではBest Actorにノミネートされますが、歴史大作Jodhaa AkbarのHrithik Roshanの持っていかれます。

 

ヒット率100%!Aamir Khanのクリスマスリリース

ここ10年のボリウッドシーンではSalman KhanのEid公開と並んでAamir Khanのクリスマスリリースが期待されてます。SalmanのEid映画はほぼヒット間違いなしではありますがTUBELIGHT(2017)では外してしまいました。 

www.pssamphran.com

しかしAamirのクリスマスには外れはありません!

今更おススメもないのでAamir Khanのクリスマス映画を紹介。

【Taare Zameen Par(2007) 】

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文句ないですね!

個人的にはこのリストではベストの作品。

Aamirはセルフプロデュースに監督も兼任しました。

 

【3 Idiots(2009)】

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日本でも一般公開されたメージャー作品。

因みにタイでも人気のある作品でインド映画と言えばこの作品をイメージする人も多いです。

 

【Dhoom3(2013)】 

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シリーズ第3作、すでに主演よりゲストのヒール役の方が目玉になってます。

 

【PK(2014)】

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3idiotsに続きRajkumar Hirani監督と組みます。

これもタイで評判になった作品。

 

【Dangal(2016)】

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このリストの中で唯一劇場で見てません。

タイのケーブルテレビでたまたまやっていたのを見ることが出きました。

他の作品と比べるとAamirが演じなくてもよさそうないわゆるAamir Khanモノの作品ではありませんが、これも素晴らしい作品です。

 

もちろんこの中には2008年のGhajiniも含まれますが、インパクトはGhajiniが一番でしたね。

 

因みに当時自分のヘアスタイルは劇場公開前からGhajiniカットにしてました。

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CDを先に持って聞きまくっていたのと(わざわざポータブルのCDプレイヤーも購入)、プロモーションの影響も受けまくっており、ダルハウジーの通りの床屋に頼んで刈ってもらったのです。

 

期待の次回作は

【Laal Singh Chaddha(2021)】

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本来2020年のクリスマス公開でしたが、コロナで延期。

共演はKareena Kapoor Khan , クレジットにSalmanとSRKの名がありこれは注目!

 

Asin as Kalpana Shetty

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南インド映画をほとんど見ないので(嫌いなわけではない)、本作まで全く知りませんでした。

ケララ州のKochi出身なのでマラヤーラム語の女優さんということになります。

彼女のキャリヤでタミル、テルグ、ヒンディー語など多言語の作品の出演してますが、全ての映画を吹き替え無しでこなします。これはインドの女優ではAsinの他に一人しかいないのだそうです。

2001年に映画デビューし、2003年頃には既に女優として成功をおさめており数々の賞も受賞済。

そして2005年にオリジナルのGhajiniに同じKalpana役で出演。

2008年Ghajiniでの彼女の演技は素晴らしく、出演者の中でもベストに近いと思うのですが、すでにKalpanaを演じていたのでマージンはありましたね。

彼女の演じるKalpanaは実に魅力的な女性でありこんな女性に出会ったら間違いなく惚れてしまうでしょう。

2008年以降はボリウッドに舞台を移します、しばらくは早いペースで出演してましたがGhajiniのKalpanaを超えることはありませんでしたね。

何故かボリウッドに来てからはマルチキャスト作品やコメディへの出演が多くあまり彼女の魅力が出ていなかったよう思えます。

 

しいて言えば【London Dreams(2009)】は存在感はありましたがその他はほとんど記憶にありません。彼女はボリウッドで7作に出演してますが、そのうち6作は劇場で見てるのですが・・・

【London Dreams(2009)】

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Kashmir州のKatraで観賞。

都合が合わないのでスキップしようとしていた作品ですが、Vaishno Deviに行く前に1日だけ時間がありました。まさかこんなところ(Katraは山岳地)に映画館があるとは思いませんでしたので時間潰しに良かった。。

 

Salman KhanとAjay Devganの映画ですがAsinも重要な役を演じてます。

興行的には大きくズッコケてます、恐らくこの手のロックバンド物では前年の【Rock On!!(2008)】という優れた作品があり比べてしまう所があったのかもしれません。自分はそうでした。。

 

そして2015年結婚を機に女優業を完全に引退しました。

 

Pradeep Rawat as Ghajini Dharmatma

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主にテルグ映画、ヒンディー映画で活躍する名悪役!

本作でもとにかく悪い!

顔つきからやってることから何から何まで悪どくてズルいのです。

2005年オリジナルGhajiniでも役名は違います(Ram and Lakshmanの一人二役でどっちも悪い)が同じ役を演じてます。

もう救いどころがなく真っ黒なんですね。

AamirとはLagaan(2001)依頼の共演。

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この時は悪役ではありませんでしたが顔はこわもてでしたね。

 

2009年頃でしたか彼が奥さんと子供を連れてるところをTVで見たことがありますが、本当に同じ人物か?と思うほどやさしい表情をしてました。

この辺がプロのベテラン俳優の実力なんだなあ~と再認識した瞬間です。

ボリウッドでは2015年を最後に出演してませんが南インドではまだまだ活躍してますのでまたボリウッド映画に出演してほしい俳優の一人です。

 

Jiah Khan as Sunita

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本作がデヴュー2作目。

ニューヨーク生まれでロンドンで教育を受けたNRI。

演技をするためにムンバイに移住し2007年にNishabdでデヴュー。映画はコケましたが彼女の演技はまずまず、そして本作の抜擢。きっちりトレーニングをしており演技はしっかりしてますが、映画のヒロインとしては無理だと感じてました。うまく説明できませんが、なにかひっかかる部分がちょくちょくあるんですね、悪い言い方をすれば鼻につくというのかどうも受け入れられないのです。

 

その後、撮影中の作品を途中で降板させられるなどあり3作目はHousefull(2010)まであくことになります。Housefullの演技は凄い良かったです、堅物のAkshay Kumarをだまして誘惑する役柄ですが彼女の雰囲気に合っておりこの路線で行かせるのでは?と思いました。

この辺から自分は映画を観るだけでボリウッドのニュースからは離れていたのですが2013年に突如Jiah Khanの自殺を目にします。

その時のニュースでは演技や映画界の立ち位置によるストレスのような内容だったと思いますが、検死をしていくうちに首吊り自殺に見せかけた他殺ではないかといったニュースになってます。現在元同棲していた俳優が疑われており未だ完全に解決しておりません。


Music Scene

前述してますが、本作は宣伝費を異常にかけており公開前から挿入歌は聞きまくっており、併せてCDでも毎日のように聞いていたので2,3曲は普通に歌えてましたね。

音楽はレジェンド A. R. Rahman

 

プロモーションで一番かかっていた曲、これが主題歌と言っていいでしょう。

Guzaarish

youtu.be

ナミビアの砂漠を舞台にJaved Aliの雰囲気のいい歌声が響きます、Sonu Nigamも参加してますが出だしのハミングのみ担当。彼ぐらいになるとこれだけでも価値がありますね。

この曲は後半の出だしで2006年の日記の入る直前にかかります。

 

次によく耳にしたのはちょっとヒップホップ調のダンス曲 "Behka"ですが、あまり映画の雰囲気に合っているとはいえず今一つ。

 

KAISE MUJHE

この曲は作中の大事な場面で2度使われている。

最初は回想シーンで2006年の日記の最後で流れる。。

youtu.be

歌はBenny Dayal、聞いたことないと思っていたらボリウッドでプレイバックシンガーを務めるのは2008年が最初。南インドで主に活動してましたが現在はインド全土を通じてトップクラスのシンガー。

 

そして2回目はエンディングで。。

youtu.be

Ghajiniを観て泣いたという方は必ずここで落ちます。

自分もしばらくはこのシーンだけで泣けました。

二人の見つめあう場面にShreya Ghoshal のコーラスが入ってくるとグッとエモーションもかきたてられます。本作はラブストーリーでもありますが大半はバイオレンスな復讐劇です。それを後味の良さにしているのはこれにつきます。

 

Location

本編のほとんどはムンバイで撮影。

最後のGhajiniの居住地域はハイデラバードのオールドタウン。

その他挿入歌でケープタウンやナミビア、ドバイなどで撮影されてます。

 

総 評 

南インド映画のリメイクということもあってボリウッドの批評家やファンからは否定的な意見も多かったようです。古いタイプの映画を作っているといった批判があるようですが、そもそもそのような意見をする人たちの中には

ボリウッド>南インド映画

といった図式があるようです。確かに世界レベルで見ればボリウッドがインドぼ代表的なとこはあると思いますが・・・

しかし普段南インドを観ない自分がたまにみても南インドのアクションシーンはとても魅力があり演じる俳優はかっこよく、女優さんたちは美しい。

 

結局、映画とは娯楽であるものなので集客数や一般の観客の反応が答えてくれてますね。自分の周りのインド人や映画館にいた人たちも、興奮し涙するひとが大勢いたのです。

オリジナルのGhajiniは流してみただけできっちりは見ていないのですが、ストーリーは同じようでもその作品の臭いみたいなものは違うように感じました。

いくら批評家が2008年のGhajiniは南インド映画によせてあり古臭いといってもやはりボリウッド映画としてのGhajiniになっておりオリジナルとは違うと感じます。

 

最初に観賞してからおよそ13年経ちましたが、相変わらず面白くラストシーンではウルっとさせられます。

正直、言葉がわからなくても楽しめる部類の作品だと思いますので興味のある方は是非見ていただきたい作品です。

 

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Bollywood Star file.7 John Abraham(ジョン・エイブラハム)

John Abraham

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このクラスになると代表作、印象に残る作品が多く絞り込むのがなかなか大変です。

デビュー時はただのモデル上がりと認識しておりあまり好きな役者さんではありませんでしたが、その後コメディ⇒ラブストーリー⇒アクションなど幅広く活躍するようになり年を重ねるごとにいい俳優になってきたと思います。流石に3 KhansやHrithik Roshanのような超一流の位置にはいませんが、人気のある一流俳優と言っていいでしょう。

経歴

1972年産まれですのでなんと!今年50歳になります。

モデルから俳優業に転向してるのでデビューは2003年。キャリヤ的には中堅にようやく入ってきたといったイメージですが年齢はそこそこ行ってるんですね。

因みにその他1972年産まれの方々は、女優だとNamrata Shirodkar,Pooja Bhatt,Shefali Shahと一昔前の女優さんといったイメージ。男性陣はSushant Singh、Arjun Rampal(彼もモデル出身ですがデビューは2001年と少し早い)、意外なところでKaran Johar、Anurag Kashyapも同い年なんですね。

 

ISL(インド・スーパーリーグ)ノースイースト・ユナイテッドFCのオーナー、動物保護についても熱心な菜食主義者(ペスクタリアンなので魚や卵は食べます)であるなど俳優業以外にも取り組んでいる活動家ですね。

因みにノースイースト・ユナイテッドFCには過去に日本のカレン・ロバート選手も在籍。

このJohn Abrahamという名前、あまりインド人ぽくありませんが彼の両親は父がケララ州出身のキリスト教徒、母はグジャラートのIraniなのでゾロアスター教徒。

Johnはクリスチャンの洗礼名、ゾロアスター教の名前はFarhanになります。

父親と弟は建築家で母は専業主婦なので俳優カーストではありません。

 

流石にこの容姿なので噂ではプレイボーイとして認知されてました。

それでもゴールインはできませんでしたがBipasha Basuとは8年ぐらい一緒おり、てっきりそのまま結婚すると思ってました。

現在は銀行家のPriya Runchalと結婚してますが子供はいないようです。

 

キャリアスター

バングラ/HIP HOP歌手のJazzy Bのミュージックビデオに出演したことからモデルとしてのキャリアをスタートさせます。

Jazzy B / SURMA


SURMA Punjabi Song | Jazzy B | Sukshinder Shinda | John Abraham | 90's Punjabi Pop Songs

 

モデルのキャリヤは極めて順調で1999年にはGladrags Manhunt Contest Indiaでウィナーになり国際コンテストでは2位になります。

その後もミュージックビデオ、広告、コマーシャルなどトップモデルとして活躍。その際に演技力を付ける為にKishore Namit Kapoorの演技スクールにも通ってますのでこの時から映画界への進出は狙っていたのかもしれませんね。

 

映画デビュー

そして満を持して2003年にJismでデビュー

後にパートナーとなるBipasha Basuと共演のエロティックスリラー

Jism (2003)

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彼女については好き嫌いがわかれますがこの作品のBipashaは妖美で役にマッチしてます。デビューのJohnもなかなかいい演技。

作品はBody Heat'1981/米のリメイクなんですが、Jismの制作メンバー見てたらこの映画Bhattファミリーが絡んでるので納得!得意のパクリサスペンス物です。

 

2003年は計3本に出演も全てBhatt家が絡み全てパクリものです。

3作目のPaapはヒマーチャルプラデーシュ州のスピティバレーを舞台にしておりなんといっても景色が素晴らしい! ヒロインはこの映画でデヴューをしたUdita Goswami

Johnはこの作品で警察の陰謀に巻き込まれるインスペクター役を演じてますが、この後数多く演じることになるインスペクター/メジャーJohnの初めの一歩です。

 

ブレイク

そして2004年にブレイクがやってきます!

Dhoom (2004) 

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現在シリーズ3まで続いているスパーヒットムービーの第一作で初代ヒールを演じてます。同時にこの作品でYash Raj Filmのデヴューも果たすのです!

この映画でのJohnの存在感は文句なし! 主演のAbhishek Bachchanをくってます。

(DhoomシリーズではAbhiは毎回悪役にくわれてますが。。。)

ここでブレイクし今は無きFilmfare Award for Best Performance in a Negative Roleにも初ノミネート。

Dhoomでのブレイクがあり2005年はグッと出演作が増え完全に旬の俳優となります。

相変わらずスリラー系の作品が続きますが、ここでついにコメディデヴュー

Garam Masala (2005) 

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後に名コンビとなるAkshay Kumarと初共演のおバカムービー

元々ダンスはあまりうまくないがこの作品でも微妙なリズム感のダンスを披露してます。

 

 

安定期

2006年以降もコンスタントに出演を続けZinda (2006) (※日本の漫画⇒韓国映画化されたオールド・ボーイのリメイク)で2度目のFilmfare Award for Best Performance in a Negative Roleにノミネート。

Baabul (2006)Filmfare Award for Best Supporting Actorにノミネート(このノミネートはちょっと疑わしい。。。)とトップ俳優の一人になりますが、とにかく単独でのスーパーヒットムービーがありません。

 

独自路線へ 

スーパーヒットや賞レースになかなか縁のないJohnですが、本人はそれほど欲していないのでしょう。。

2006年からは恐らく本人のこだわりで作品を選んでいくようになります。

もちろんメインストリームの映画にも出ますが彼の出る作品は基本的にロケを行い、ミュージカルシーンも少ない。。

個人的にJohnモノと選別できる映画をざっと抜いてみました。

Taxi No.9211(2006)
Kabul Express(2006)
No Smoking(2007)
Aashayein(2010)
Madras Cafe(2013)

Taxi No.9211はまたちょっと違う雰囲気になりますが、その他は独特の雰囲気を持った作品。特にKabul Expressは全編タリバン崩壊後のアフガニスタンで撮影されておりこれは世界初だったそう。。

Kabul Express(2006)

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そして現在。。。

なかなか魅力のある作品を続けてきたJohnですが、同時に現在最も得意としているACP , Major、エージェントなどの警察、軍人アクションものに出演していきます。

これらの作品はそこそこの収益を上げますが、基本的には演技力の評価は辛い。

実際House Full2(2012)などのマルチキャストの作品以外でJohnがメインを務めて評価の高い作品はなかなか出てません。

特別ヒットはしませんでしたがそこそこ評判の良かったDostana(2008)以降はあまりパッとしてないような、、。

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それでもVicky Donor(2012)を初プロデュースしAyushmann Khuranaを世に出し映画も高評価を受けるなど常にチャレンジをしてるんですね。 

 

John Abrahamを観るならこの5作※Dhoom(2003)は除外

Johnの場合、あまりにもジャンルの違う作品に出ているのでどの映画が一番なんてのは無いのです、しいて言えばJohnのACPもので一番いいのはなにか?なんてのは議論になりますね。

 

Water(2005)

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Johnの初期作品としてはベストです、ただしこれはJohnの映画ではなくあくまでSeema BiswasLisa Rayの作品と言えます。

1930年代ガンディー期、インドにある未亡人についてDeepa Mehtaが映画化しました。

インド映画ではありますが、Deepa Methaがカナダ在住ということでアカデミー賞にはカナダ映画としてノミネートされてます。

また、脚本は若き日のAnurag Kashyapが手掛けており一体この人はどれだけの才能をもっているのか?と思わされる作品。

Johnはインド独立思想を持つ青年を演じます、モデル上りの感じはなく重たいテーマに合った演技をそつなくこなしていました。

John好きの方でなくても映画ファンとして必見の一作!

 

Taxi No.9211(2006)

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デビュー以来から大物との共演は経験してきましたが、演技力のあるベテラン俳優とほぼ一対一で共演するというJohnにとってはチャレンジとなる一作。

超曲者俳優であるNana Patekarを相手にしましたが、堂々の演技!ただし配役がかなりJohnにハマってます。

Sameera Reddyがヒロインとして参加してますが、アイテムガール程度の出演なのが残念。

 

Kabul Express(2006)

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アフガニスタンで撮影された半ドキュメンタリーのロードムービー

紛争後とあり流石に公開までもめました。

パキスタン人タリバン兵にパキスタン人、アフガンの運転手役にアフガニスタン人を配役するなど監督の意気込みを感じます。

この作品当たりからJohnは娯楽映画から少し離れた映画への出演を増やしていきます。

 

No Smoking(2007)

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気合の入った制作チームで作った映画ですが、興行的には失敗。

ヨーロッパなど海外での評価はまずまずだったようです。

集中してみていないとよくわからなくなるような作品なのでインドでの評価は分かれますね。


I,Me Aur Main(2013)

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こだわりのある映画に出演をしてきたJohnですが、本作のようなおバカでどうしようもない作品にも出演は続けてます。

いちいち見る必要のない作品とは思いますが、作中のJohnのセリフが笑わせます。

女性に『I Love You...』と言いようられるも平気な顔をして「I Know , I love Me Too」とさらっと言いのけます。ポスターから見ても自分大好き男をチャラっと演じてます。

 

おススメダンスミュージック

そもそも全くダンスはうまく無いJohnですが、経験を積み踊れる俳優ではないがユーモアがあり味のあるシーンを作ります。共演の多いAbhishek Bachchanなんかもこの部類ですね。。。そもそもこの年代にはHrithik Roshanというバケモノがいますので彼らの路線は正しいかも。。。

 Chori Chori / Garam Massala(2005)


Chori Chori Dil Le Gaya Full Video Song : Garam Masala | Akshay Kumar, John Abraham |

背が高い(185cm)のでダンスで体が硬いのが見えてしまう。。

しかしこの作品はそんな真面目なものではないのでAkshay Kumarと合わせてなかなかいい味が出てます。

 

Meter Down / Taxi no.9211(2006)


Meter Down from Taxi no 9211

エンディングでメインの3人が踊るダンスナンバー

初めてJohnをカッコいいと思った映像がコレ!

3人ともイカしてます。

 

Jhak Maar Ke / Desi Boys(2011)


"Jhak Maar Ke Full Song Desi Boyz" | Deepika Padukone | John Abraham

超豪華キャストのおバカ映画ですがよくできた作品。音楽もできがよく手抜きはありません。JohnとDeepikaの掛け合いをこのミュージックシーンに載せており振付がかわいい。特筆はNeeraj Shridharのヴォーカル!流石です。

 

総評

超一流ではありませんが、ボリウッドで独自の立ち位置を確保しています。

最近はアーミー系の映画がやたらと多く他の筋肉系俳優と被り気味、50歳も近いのでそろそろ渋めの役でも活躍してほしいですね。。

最新作はMumbai Saga(2021)

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Emraan Hashmiとの共演ですが、記憶にない!初めてかもしれませんね。

おなじみの犯罪アクション系ですがEmraan Hashmiがインスペクター役なんですよね?Johnは悪役なのかな?

その他の共演はSuniel Shetty、Mahesh Manjrekarとなかなか好みのタイプ。。。

 

今月からついにタイにもボリウッド映画が戻ってきましたので特定の映画館では見ることができます。現在Mumbai Sagaが公開されているので都合がついたら行ってみたいです。

 

 

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short movie -Plus Minus(2018)-'Baba' Harbhajan Singhを知る

【Plus Minus(2018)】

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Divya Duttaで少し触れた作品 

厳密にBollywood映画ではなくYouTubeで見られるShort Movie。

評判も良かったようで

第64回Filmfare AwardsにてBest Short filmを受賞してます。

 

テキトーに解説

上映時間は18分7秒。

ストーリーの大部分は汽車の中で進められていきます。

 

14SEP'2006 9:00pm
Delhi Hoshiarpur Express
Delhi-Jalandhar

の記載とともにDimpy(Divya Dutta)がせわしなく汽車に乗車してくるところから始まります。

Indian Railway Infoを見るとこの汽車は9:10pm Old Delhi発なのでDimpyは始発から乗ったのだと思われますが(現在は少し時間が変わってるのでしょう)、すでにほとんどの乗客は乗車をすましておりベッドのセッティングも終わり静かにしてます。インドで2等クラスの汽車旅をした方としてはいくらなんでも早すぎるのではないか?とツッコミたくなりますが焦点はそこのはありませんのでここはスルー

 

Dimpyの対面の席にはすでにシク教の若い軍人さんが座って静かにしてますが、Dimpyは電話で旦那らしき人物とでかい声で話しており「もう!実家にかえるわ!」など言って何かもめているよう。

座席に座るなり電話を切り「あーもう誰とも話したくないわ!」と言ったのち軍人さんにデカい声で愚痴をはじめます。

周りの乗客からは白い目でみられますれが?逆に「なんじゃあ、コラぁ!」と威嚇。

Dimpy「坊やは結婚してんの?」

軍人さん「いいえ!でも婚約してます。」

Dimpy「いいかい!絶対結婚なんてすんじゃないよ!破滅よ!」

なんて話から始まります。

 

軍人さんの名前はHarbhajan Singh(Bhuvan Bam)

一瞬、Dimpyの動きが止まります。

現在のインド人にとってHarbhajan Singhといえばクリケットインド代表選手がすっとでてきます。このスーパースターと同姓同名な為止まるんです。

 

このHarbhajan Singh、見たところ22,3歳なのですがDimpyの「最近の若者が結婚したい理由を教えて頂戴!」の問いに老師のような深い話をはじめます。

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「自分は1年のほとんどをDoklam(インド/中国国境)にいる、そこで国境を守りながら気づいたのです。戦いはこれだけではない!学校、仕事など人生全てが戦いです!」

・・・・今時の若者の言うことではありません。。。

「軍人は1年に1月だけ家族の元に変えれます、そこで家族と戦って時間を無駄にする必要があるのですか?」

これに対してDimpyはあなたのお母さんはいい人なのよ!うちの主人の母とは違うわ!と返します。Dimpyは義母と義母を擁護する旦那との関係に問題を抱えているのです。

この辺から今後のDimpyの考えに影響を及ぼす説法が始まります。

もう1度言いますがHarbhajan Singhは22,3歳、Dimpyは40歳前後でしょう。

 

Dimpyの結婚は恋愛結婚、旦那の父は早くに亡くなっており義母はDimpyを見初めてすぐに彼女の父に結婚を申し込みます。

Dimpy「義母は息子の嫁ではなく自分の言うことを聞く人形が欲しかっただけ!しかし私にも人生がある!Delhiからこんな田舎に連れてこられたし!」

これを聞いたHarbhajan Singhがニヤリとし

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「男性はたいてい母親に似た女性に恋をするよね?」

「人にはそれぞれプラスとマイナスがある、義母は自分とあなたが似ているから息子の連れてきたあなたを認めたのだろう。自分がいなくなったあと自分と同じように家庭を築くように。田舎での生活をしたのもあなたに家族の伝統を知ってもらいたいからじゃないか?」

と、けっこう義母に都合のいい話ばかり。。。

いま一つ怪訝な表情のDimpyを見て

「ok!  じゃあ義母のマイナス面を教えて!それをプラスに変えてみよう!」とDimpyに不満を話すよう促します。

 

Dimpy「気難しい」「それは自尊心」

Dimpy「常に自己主張している」「彼女はあなたを愛してる」

などのやり取りがあり

Dimpy「何でもコントロールしようとする」「常に警戒をし、あなたが間違いをしないように守ってる」

この問答がDimpyに響く

「それはあなたも同じでは?警戒?自尊心?思いやりだよ」

 

それでもDimpyはこれ以上義母とは住めない、両親の居るDelhiに帰ると考えを変えません。

特にDimpyの「私は自分の人生をコントロールすることができる!」

の言葉でHarbhajan Singhは笑みを止め横を向いてしまいます。

 

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Dimpyは「あなたはこの休暇で婚約者に会うつもりでしょ?」と話をすり替えようとしますが、Harbhajan Singhは問答を続けます。

「世の中は完璧にできていて、問題を持つのは自分だけだと思っているのか?」

「自分だってNimmi(恐らく婚約者の名前)と手紙を通じて(国境警備地域の為、電話が通じない)喧嘩をすることはある!でも次の返事を待つ数週間の間に愛が怒りを上回るんです。」

「以前Nimmiと喧嘩をした時、あるリストを作ろうとしたことがある、プラス面とマイナス面を5つずつ上げようとしたのです。けれどプラス面は直ぐ書けるのにマイナス面を書き出すのには時間がかかる、あなたもやってみたらどうですか?旦那がどれだけ酷いか教えてよ!」

 

最初は坊や扱いしてたのに、完全に22歳の青年に主導権のある会話。

 

しかしここでDimpyの表情が砕けます。

Dimpy「わかった!ノートに悪いところで一杯にするわよ!」

問答はここで十分。

Harbhajan Singhは自分は上の段に行くからあなたは下の段で寝てください(本来Dimpyは上の段のチケットを持っている)とシートを入れ替えます。

 

Dimpyは自分のベッドでノートに書きだそうとします。

やはりHarbhajan Singhの言うようにプラス面はいくらでも出てくるけど、マイナス面は"マザコン?"以外出てきません。これはあくまでやってみているいだけ?でDimpyの気持ちの問題はほぼ解決してます。このリストを書き出しているDimpyの表情も楽しそう!

 

この辺りのDiyva Duttaの表情が実に可愛らしい! この辺はまさにDivyaがよく見せる演技の一つですね。

なかなかJeet/旦那(Raj Singh Chaudhary)のマイナス面が書き出せないDimpy.....

結局マイナス面の書き出しをあきらめJeetに電話します。

Dimpy「明日の朝Kapurthalaに迎えに来て!」

Jeetは軽くOK! 君の汽車は04:45に着くから04:15には行ってるよ!

約束の30分前。。。日本人みたいですね。

つい先ほどまで口論(Dimpyの一方的な)になり荷物をまとめて実家に帰ると言い放ったのに何事もなくOKをするJeetに驚きます。

照れ隠しなんでしょう「そんなに早く来る必要ないでしょう?駅の清掃でもするつもり?いいから04:40より早くくるのはやめてちょうだい」

 

JeetはJalandharで汽車に乗り換えるので気をつけて!と伝え、

⁂Delhi Hoshiarpur ExpressでKapurthalaに行くにはJalandhar City駅でFirozpur Cantt.駅行きのDMU(ディーゼル車)に乗り換えなくてはなりません。Jeetはそれを心配してるんですね。

電話を切るのですが、切り際にDimpyはこれからは義母に対して敬うようにするとJeetに伝えます。

この時のDimpyもキュート。

 

03:15 アラームで起きたDimpy、直後に若い兵士二人がいきなりDimpyのシートのカーテンを開けます。

兵士はDimpyを見て怪訝そうに顔を見合わせます。

Dimpyがシートを入れ替わったことを説明すると兵士は上段に向かって敬礼!

そしてシート下に置いてあるトランクを取り出し持ち去ります。

 

降車の準備を始めたところにHarbhajan Singhも降りてきて

「どう?ノートは埋まった?」

Dimpy「あなたは本当に賢い人ね」

Harbhajan Singhは微笑みながら

「自分達兵士の生活はいつ物事がプラスになったりマイナスになる、そしていつ引退するのか?いつ殉職するのかもわからない、だからその瞬間を楽しんでいます。」

「あなたは民間人なので物事の変化が伴うことは何度もある、そこから沢山の愛と幸せを得ることができますよ。」

この言葉に対し「あなたもNimmiと幸せに!」と返します。

 

さっぱりしたところでDimpyはHarbhajan Singhにどこまで行くのか?尋ねます。

偶然にも二人の行き先は同じKapurthala。

Dimpy「駅に着いたらまた会いましょう!Jeetを紹介するわ!

もし、この汽車に乗っていなかったらあなたのような人に会えなかったわ!」

それはHarbhajan Singhも同じ、例年彼はこの汽車ではなくDibrugath Expressで郷帰りするけど今回はたまたまルートを変えたのです。「僕たちは出会う運命にあったみたいだね!」と笑います。

そしてHarbhajan Singhは席を立ちJalandhar City駅で降車します。

 

15SEP'2006 4:30am
BHATINDA Express
Jalandhar-Kapurthala

ここで汽車を乗り換え約30分でKapurthalaに到着。

この間、DimpyはJeetへの愛とHarbhajan Singhとの出会いを想います。

 

駅にはJeetが待っており、すぐに会わせたい人がいるとHarbhajan Singhを探すDimpy

先にDelhi Hoshiarpur Express内のJalandhar直前でトランクを取りに来た二人の兵士に会ったのでHarbhajan Singhがどこにいるのか尋ねます。

Dimpy「Harbhajan Singhはどこかしら?」

兵士「?」

Dimpy「あなたたちが汽車の中で敬礼してた人よ!」

兵士「あなたは古い賢人の話をしてますか?」

Dimpy「古い?古かないわよ、あなたたちと同じ22-23歳くらい。。。でも確かに彼は賢人ね!」

ここで兵士はDimpyの話を理解します。

兵士「マダーム、確かに彼は22-23歳です」

 

「亡くなった時は。。」

「あなたが話していたのは他の方だと思いますよ。」

Dimpy「そんなことない、これは私のチケットだし、胸のバッジにはHarbhajan Singhと書いてあったわよ!」

 

ここで落ち着いているJeetが「これは何かあるのですか?」

と割って入ります。

 

ここで兵士はHarbhajan Singhの写真を出し「話をしたのは彼?」と尋ねます。

うなずくDimpy

兵士「それならあなたは間違っていません!」

「通常インド人が知っているHarbhajan Singhと言えばクリケッターか俳優ですが、、、」

ここで説明を止め

「まあ!そうだ、とにかく家に帰ってインターネットでBaba Harbhajan Singhを調べてください。真のインド人兵士の事がわかります」

 

この辺が今風ですね。

兵士はそれ以上語らず、インターネットで検索。。。

 

DempyとJeetがインターネットで調べたBaba Harbhajan Singhとは。。。

出生 30AUG'1946

死去 04OCT'1968 Nathu La(シッキム州、インド/チベット国境 標高4,545m

Harbhajan Singhが3日間行方不明となった時、軍の上司は彼を脱走兵とみなした。

 

それから彼は仲間の兵士の夢に現れ自分の遺体のある場所を伝え探すよう伝え、仲間は彼の遺体を見つけた。

 

彼は死後も仲間の夢に現れ、中国軍の攻撃を教えるなど兵士としての義務を果たし

インド共和国記念日(26JAN'1969)にMaha Vir Chakraを授与

⁂Maha Vir Chakra---勇敢な兵士勲章みたいなとこでしょうか。

インド軍はまだ彼には職務が残っているとし、彼の死後も毎月彼の両親に給与を支給。

そしてNathu La国境警備地域にHarbhajan Singhの寺院(オフィス?)を建て今でも人々が訪れる。

 

そして彼は有給休暇時に一つのトランクに2名の兵士の護衛がついて汽車でKapurthalaへ帰郷。彼が有給休暇で不在の間、国境の兵は警戒態勢を敷いている。

しかし、国境が不安定な時は彼の休暇はキャンセルされます。

印中がこの国境で会議を行うときは中国軍でさえ彼の為に席を設けるなど敬意を払います。

 

DEC'2006 彼はインド軍を退役しました。。。。。

 

その後のDimpy.....

義母に対してプラスマイナスをノートに書きだしてます。。

プラスには多くの事が書かれてますが、マイナスには何もありません。。。

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Cast

Bhuvan Bam as 'Baba' Harbhajan Singh

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インドで人気のYouTuber。

音楽以外のYouTubeはほとんど見ないので彼のことは知りませんでした。

チャンネルの登録者が1,900万人いるとの事ですからかなり人気なんですね。

主にコミカルな寸劇などをとっているようで、本人はほとんどの動画で演じています。

 

年齢は26歳、素顔はなかなかのハンサムマンです。

 

今作でぼ演技も悪くはないと思います。表示YouTubeでキャラクターを演じてますので慣れてますね。ただShort Filmだからまだ悪くない!で済んだのかとも思います。

弱冠、演技がオーバーな感じがしました。

今作は表情や細かい仕草の演技がキモです。ちょっとわざとらしいところがあったので本業が俳優ではないので仕方ないですね。。

 

2018年12月にYouTubeで"Titu Talks"というシリーズは始めたそうで、ボリウッドスターなど大物がゲストで出演するようなので今度覗いてみようと思います。

 

Divya Dutta as Dimpy

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彼女はコチラ👇

短い時間の中にも彼女の魅力が出てます。

元々演技に気合を入れてキャラクターを作るタイプではなく似たような役が多いのですが、今回も彼女の役でした。

気が強く少し雑な性格ですが、笑顔が素晴らしく良くキュートな役柄でしたね。

 

 Location

ほぼ全て汽車の中で行われます。セットだとは思いますが。。

せっかくなので作中にでてくる地名について

冒頭

Delhi Hoshiarpur Express

車番は14011

Dimpyがの乗り込んできたのは時間的にDelhi近郊の駅またはDelhiだと思われる。

この汽車は恐らく通常のExpress Trainなのであまりpriority(優先順位)は高くありません。

二人の乗っている車両は2段シートのエアコンに見えますのでExpress/Mail classの1st Classでしょう。

インドの鉄道にはそれぞれ位がついており位によって優先順位が変わります。

簡単な優先順位

1st Rajdhani Express

2nd Shatabdi Express

3rd Tejas Express

4th Garib Rath Express

5th Jan Shatabdi Express

6th Mail/Express

7th Ordinary

ザっとですがこんな感じ。

例えば、Shatabdi ExpressとDelhi Hoshiarpur Expressが同じDelhi-Jalandhar間を走っていたとします。Delhi Hoshiarpur Expressは1時間の遅れで走っていてAmbala駅に到着したとします、その後Shatabdi Expressが時刻通りやってきた場合遅れているにも関わらずShatabdi Expressを先に行かせなくてはならずDelhi Hoshiarpur Expressはさらに遅れることになるのです。

因みに自分はRajdhani Expressには乗ったことありません。このリストで最高はShatabdi Express(一番安いシート)ですね。

多くの旅行者がそうですが基本的に長距離移動はMail/Expressを使います。

 

乗り換え地

Jalandhar City Station

Jalandharはパンジャーブ州の大都市、現在の州都チャンディーガルができるまではここが州都でした。各地からパンジャーブ州に入ってくる鉄道の主要駅で停車する鉄道の本数も多い。

一度行ったことがありますが、鉄道ではなくバス利用でしたので駅には行ってません。

 

BHATINDA Express

とありますが、現在この名の汽車はないようです。

時刻からしてJat Bti Express/19226ではないかと思われます。

 

Kapurthala

行ったことはありませんが、なかなか大きな町のようです。

以前はマハラジャのいる藩王国でしたので居城など古くて綺麗な建物が沢山見られます。

 

総 評

今回のテーマは人にはそれぞれ長所と短所があり、身近な人物に不満があった場合その人の長所に目を向ければ大概解決してしまうもの。また、人々その生きている瞬間を大事にすべきだということを賢人'Baba' Harbhajan Singhの逸話と実話を通して伝えたところに面白さがあります。

正直、劇中Harbhajan Singhの教えはそこまで説得力のあるものでなく、胸に響いたわけでもないですが、なにかほんのりと染み込むものがあります。

Harbhajan Singhの逸話も魅力的なストーリーでありインド人にもあまり知られていないこの賢人を改めてフューチャーしてます。

 

因みに自分もHarbhajan Singhと言えばクリケッターを思い浮かべ、Babaの方は全く知りませんでした。

'Baba' Harbhajan Singh

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概要はストーリー紹介に記載した通りなので作中にない詳細

Harbhajan Singhは1966年にパンジャブ連隊に配属され1968年にラバの群れを護衛中に足を滑らせ氷河湖に転落し亡くなってます。彼の死はこの連隊で最初の犠牲者でした。

その後は仲間の夢に現れ、自分の遺体の位置を示し遺体の回収を依頼、中国軍の侵攻などなどを示し群を救います。

その為、彼の精神は未だ国境を警備していると信じられ、通常の兵士と同様に兵舎、給料(毎月Kapurthalaの両親に送付)、昇給、昇進、有給休暇、新しい制服を与えられます。

有給休暇時は彼の名前で汽車のシートがブッキングされ護衛に若い兵士が2名つきます。その際一緒に持っていくトランクの中には彼の制服、靴、防寒靴などの私物が入ってます。Kapurthalaの実家(2006年の退役時は彼の義理の妹が住んでいる)には彼の部屋があり休暇中トランクの中身はそこに開けられます。彼の有給時は軍は兵士を増やすなどして警備を強化するなど死後も軍で重要な役割をしていたようです。

Nathu Lanにある'Baba' Harbhajan Singh Temple.

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'Baba' Harbhajan Singhの部屋

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'Cricketer' Harbhajan Singh

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40歳 , 出身はパンジャブ州、Jalandhar

Dimpyと'Baba' Harbhajan Singhが汽車の乗り換えをした地です。

毎年引退をささやかれてますが未だ現役。

何度か特別出演でボリウッド映画にも登場してます。

hirobkk.hatenablog.com

日本ではクリケットは極めてマイナーなのでほとんどの方が知らないと思いますが、彼はESPNのWorld Fame2019(世界で最も有名なアスリート)74位にランクされました。千波にAndy Murray(テニス)、Gennady Golovkin(ボクシング)、Manny Pacquiao(ボクシング)は彼よりランクは下。かなり怪しいランキングではありますがそれでもインドを含む、西アジア、ヨーロッパ、オセアニアでの認知は高い。

 

現時点ではインド・クリケットチーム最後のWorld Cup制覇2011年のメンバーの一人で名ボウラー

この大会は地元開催とSachin最後のWorld Cupとあって自分もかなり気を入れてみてました、Harbhajan SinghもスリランカとのFinalでは活躍しました。

この伝説級のインドチームの主要メンバーも30代半ばを過ぎここ2,3年でGautam Gambhir , Yuvraj Singh(2011WCのMVP) , そしてついに今年キャプテンM.S Doniが引退しました。今、バリバリの現役でやってるのは全世界を通じて現役No.1クリケッターVirat Kohli(奥さんは女優のAnushka Sharma)くらいでしょうか。

Harbhajan Singhも間違いなくあと2年以内に引退を迎えるでしょう。

 

 

今回、2年ぶりにこのショートフィルムを見ました。

最初に見たときはさらっと流してしまったのですが、じっくりみて'Baba' Harbhajan Singhを少し調べてみると本人の事だけではなく周りを取り巻く逸話や行いがとても興味深いものがあります。

Nathu Lanの'Baba' Harbhajan Singh TempleはSikkinのGangtokから60kgの山道とそう遠くなのでちょっと行きたくなりましたね。

 

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Bollywood Star file.6 Divya Dutta(ディヴィヤー・ダッタ)

Divya Dutta

メインを演じることはほぼありませんが、若い時から笑顔が可愛らしく常に明るい雰囲気をもつお気に入りの女優。

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経歴

若いうち(17歳)からキャリアをスタートしているので結構なベテランの雰囲気がありますが年齢は43歳とまだ若い!

出身はパンジャーブ州Ludhiana

Lidhianaには何度か行ったことがありここで映画も何本か観たことがあります。

また、現在は日本語を取得して日本で働いている親友もLudhiana出身ですこし親近感がありますね。

彼女は1977年の産まれですから、幼少期に『パンジャーブの反乱』を経験しています。

パンジャーブの反乱』

パンジャーブ州シク教徒がインド政府に対して蜂起したもの。主な目的としてはシク教の指導者であるJarnail Singh Bhindranwaleがシク教原理主義に基づくシク教国「Khalistan」を建国しようとした。最終的には1984年6月3日政府により悪名高い『Operation Blue Star/ブルースター作戦』がAmritsarで行われBhindranwaleは殺害、その4か月後に当時のインド首相Indira Gandhiが殺害(実行犯は首相自身のボディーガード)されることになる。

幼少期に父を亡くしており母は医師だったので生活が貧しいということはなかったと思いますが、当時のパンジャーブの情勢は子供にはかなりの恐怖だったでしょうね。

 

 

キャリアスター

地元でTVコマーシャルに出演、またイギリスのBasement Jaxxという有名なユニット(自分は全く知りません)のミュージックビデオに出るなど主にモデルとして活動。

 

映画デビュー

1994年にIshq Mein Jeena Ishq MeinMarnaでデビュー

未見なのでどのような映画かわかりませんが、一応主演クラスで出演していたようで、なぜかコメディアンのRaju Srivastavが共演してます。

そして2作目

Surakshaa (1995)

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二人のスター(Sunil Shetty , Saif Ali Khan)と共演。

WikipediaによるとなぜかSwedenとNorwayでヒットしたとの事。。。

 

彼女の作品を初めて見たのは『Raja Ki Aayegi Baraat(1996)』

Rani編で述べてますが、この映画現地で見てますがDivyaの出演には全く記憶なし。どうも主人公の義理の妹役のようですので悪役一味の一人だったのかもしれません。今度確認してみましょう。

 

その後も脇役で大物との共演は続きますが彼女が注目されることはありません。

 

ブレイク

1999年のパンジャーブ映画Shaheed-E-Mohabbatの演技によって評価を得ます。

この映画は異教徒間(シク教徒とイスラム教徒)の恋愛⇒結婚、実在の人物Boota Singhを描いた作品。かなり良さそうな映画ですが残念ながら未見。Divyaはシク教徒の妻Zainabを演じてます。映画自体はこの年のパンジャーブ映画のNo.1ヒット。

その後ネパール映画などに出演、2002年頃からは出演作も増えてきます。

自分の目にはこの2002年頃から入ってきます、

23rd March 1931: Shaheed
Shakti: The Power

この辺で見かけるようになりましたが、まだインパクトは薄い。。

そこそこ大物との共有もしており、そこそこ演技評価も得てますが、本当に認知されるのはやはり2004年の『Veer-Zaara』からでしょう。

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涙なしには語れないストーリーをShah Rukh Khan , Preity Zinta , Rani Mukerjiが好演!

Filmfare Award 15部門ノミネートのモンスタームービー。

Divyaは主演Zaaeaを演じたPreity Zintaの友人兼メイドを演じ、この演技で初めてFilmfare Awardにノミネート(Best Supporting Actress)されます。

 

2004年以降も年間3本以上に出演しますが、自分の見た作品ではなかなかインパクトがありませんでした。

 

そして2006年『Delhi6』で再び彼女の魅力が再び爆発!

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Abhishek Bachchan , Sonam Kapoorに二人をサポートする俳優陣が超強力メンバーですが、Divyaもそメンバーの中で低カーストの掃除人を好演。

まわりの登場人物と比べ一人カーストが低く捻くれてましたが、Abhishekとの触れ合いを通じ最後は可愛らしい女性になっていきDivyaの魅力がでていました。

この映画自分は気に入っているのですが、興行上はFlop。

細かいところですがこの映画のエンドロールは秀逸!

ボリウッド映画史上最高のエンドロールの一つです。


Arziyan V2 - Delhi 6 (2009) *HD* Music Videos

作中で出てくる鏡を出演者が覗いてアクションしていきますが、ここのDivyaが可愛らしい。

この映画でも『Veer-Zaara(2004)』に続き自身2度目のFilmfare Award Best Supporting Actressにノミネート、惜しくも受賞はできませんでした。この超実力派共演人の中FilmfareやIIFAを含むすべての映画賞で演技賞をノミネートされたのはDivyaただ一人。※DivyaはIIFAで受賞。

 

安定期

この後も順調にインディペンデント系、ヒンディー語以外の作品、大作、とあらゆるスタイルの映画に安定して出演。

2011年には日本でも公開されたらしい『Stanley Ka Dabbaa/スタンリーのお弁当箱』に出演し彼女の評価も高いようですが自分は未見。

 

次に彼女を劇場で目にしたのは『Dangerous Ishhq(2012)』

もちろん目当てはKarisma Kapoor(結婚⇒出産後復帰1作目)。

この映画マレーシアのクアラルンプールで見ましたが、マレーシアとタイの時差がないと思い込んで(実際は+1時間の時差)最初の30分位を見逃してしまった。

ストーリーは3つのディケイドに別れてますが、主演の二人は各時代にリンクしており最終的に現代で結ばれる話。主演二人のほかDivyaのみ3つのディケイド全てに登場。名サポートキャストとしてここでも好演。

 

2013年、Delhi 6のRakeysh Omprakash Mehra監督作『Bhaag Milkha Bhaag』に出演。

運のいいことにこの名作を劇場で見ることができた。ストーリーはThe Flying Sikhのニックネームを持つ元インドの陸上選手の伝記として進んでいきDivyaは主人公Milkhaの姉を演じます。

映画はDivyaの出演作では過去最大の興行成績をあげ彼女は通算3度目のFilmfare Award Best Supporting Actressにノミネート。

この後も安定して出演をしてますが、残念ながら自分が彼女の劇場作品を観たのはBhaag Milkha Bhaagが最後。

 

新しいジャンルへ

劇場公開作品ではありませんが2018年にPlus Minusというショートフィルムを見ました。この作品20分程度のなのですが、なかなか味がありインドのコアな歴史にも触れている良質な作品なので別途紹介したいと思います。

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このあたりからショートムービーなどで劇場公開作品ではなくデジタルコンテンツで鑑賞する作品などに定期的に出演。全て見たわけではないですが、これらの出演作品はなかなか質がよく彼女の演技力がダイレクトに伝わてくる作品です。

 

今後見なくてはならないDivya作品3選

Music Teacher(2019)、  Jhalki(2019) 、 Ram Singh Charlie(2020)あたりはみておきたいですね~

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総評

キャリア中期までの彼女の魅力は、元気がよく気が強い、表情も豊かで笑顔が素晴らしい!と常に魅力的な女性を演じます。それでいて主演ではなくサポートキャストをうまいポジションにおいて演じてます。

まだまだ43歳と若く、未婚の為ブランクもありません。

現在の方向性から今後も魅力的な作品に出演してくれるでしょう!

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Bollywood Star file.5 Abhay Deol(アバイ・デオール)

Abhay Deol

言わずと知れた映画一家Deol家のメンバー

今年で44歳、映画デヴューが遅かったせいか以外に歳がいってます。

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Deol家のレガシーであるDharmendra , 妻Hema Maliniの甥であり、Sunny , Bobby , Esha , Ahanaとは従兄弟同士の関係。

父のAjit Singh Deolも役者さんでした。

 

そうそうたるメンバーのDeol家ですが、男性陣はほぼ似たような芸風を持っており、演技力よりは雰囲気で人気を得てます。

BobbyについてはDharmendra / Sunnyほどの雰囲気を持っていないので二人ほどの評価はえられませんでしたが。。。

Abhayのほうですが、個人的には演技力でいえばDeol家では一番でしょう。脚本選びにもこだわっておりちょっと変わった作品を選んでます。

 

 経歴

ムンバイ出身で今もムンバイに住んでます。

大学では演劇関連を専攻していたものの映画デヴューは29歳の時と遅い。。

本人曰く映画出演のために教育をおろそかにしたくないとの事でしたが、大学をドロップアウトして別の大学に行ったりしてるので若いときから一癖あったのでしょうね。

好きな映画監督もスタンリー・キューブリックだし。。。

 

因みに甘い物が好きで、好きな料理はなんとタイ料理!

イギリスのモデルPreeti Desaiと長く付き合ってましたが、いつの間にか破局し現在のガールフレンドはSaireena Mamik(Abhay本人のマネージャー)らしい。。

 

ボリウッドデヴュー

教育の為とはいえ10年間も一体何をしていたのかわかりませんが29歳で映画デヴュー。

後の奇才Imtiaz Aliの監督/脚本デヴュー作Socha Na Tha(2005)Ayesha Takiaと共演。叔父のDharmendraが甥のデヴュー作にプロデューサーとして参加。

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軽いラブストーリーだが、その後のImtiaz Aliの片鱗が見える脚本。

Abhayの演技は平均点といったとこでしょうか。。。特筆するとこは特になく。。。

 

2作目も似たような映画に出演した後、2007年のManorama Six Feet Underで自分の中でAbhayはブレイクします。ロマン・ポランスキー【Chinatown(1974)】をべースとしているサスペンススリラー。撮影はラジャスターン州のJhunjhunu、自分も1994年に訪れたお気に入りの町で映像でも楽しめました。

Abhayの演技評価は絶賛とまではいきませんがそれなりに高かったのですが、興行としてはたいして成功してません。

 

Abhayワールド

デヴュー3年目辺りから脚本選びにこだわりを見せAbhayワールドに突入。

好き嫌いがでてくるとこですが、個人的にはここからがAbhayの全盛期と思います。

インド国内で出演映画が最初に日ヒットしたのは【Oye Lucky! Lucky Oye!(2008)】。2007年に逮捕された実際のスーパー詐欺泥棒"super-chor"をベースにした作品。当時インドにいたのですが、2007年に起きた事件が2008年の11月には映画になっており「やることが速いなあ!」と思い、すぐに見に行こうしたのですが、映画の公開は2008年11/28。この2日前の2008年11/26は" 11/26 Mumbai attacks(ムンバイ同時多発テロ)"が起こった日です。。。

公開初日、友人と初日に劇場に向かったのですが、どうしても映画を観る気分になれず引き返したのを覚えてます。

評価のわりに興行成績がのびなかったのはこれが原因。

 

2009-2010年はAbhayワールド全快!

Dev.D(2009)

Road, Movie(2010)

Shanghai(2012)

Chakravyuh(2012)

など怪しい良作に出演。

ここまでのキャリアでかなりの曲者 監督/プロディーサー/脚本家と関わっているのも興味深い。

Imtiaz Ali(Socha Na Tha , Ahista Ahista)
Dibakar Banerjee(Oye Lucky! Lucky Oye! , Shanghai)
Anurag Kashyap(Dev.D)
Dev Benegal(Road, Movie)

 

メジャーでも成功

そしてZindagi Na Milegi Dobara(2011)でAbhayはメインストリームでも成功します。

Hrithik Roshan , Farhan Akhtar , Katrina Kaif , Kalki Koechlinと共演! 大当たり年の2011年において年間Top6ヒットとなります。この映画でAbhayは初めてFilmfare賞でノミネート(Best Supporting Actor , 受賞は共演のFarhan Akhtar)。

 

迷走?

Zindagi Na Milegi Dobaraでの成功のせいか、

Raanjhanaa(2013)-Dhanush , Sonam Kapoor共演
The Lovers(2013)-Josh Hartnett , Bipasha Basu共演ベルギー/インド/オーストラリア合作

とらしくない作品に出演。

そして2014年にはガールフレンドのPreeti Desai共演、自らは共同プロデューサーを務める One By Twoが公開、未見ですがかなりしょーもない映画のようで批評家から全く相手にされてません。

事業(2009年に制作会社Forbidden Filmsを設立)が忙しいのか?

一体何をやっているのでしょう?

 

2016年以降

元々出演作を絞ってきている俳優でしたが、2016年以降はさらに減ります。

それでもこだわりのある作品への出演、セルフプロデュースもしてますね。

この期間のAbhay作品は全て未見なのですが、

Chopsticks(2019)なんかは見てみたい作品です。

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2021年の予定はコロナの影響かアナウンスはされてません。

 

Abhay Deolを見るならこの作品!

まだブログ内で彼の作品は登場してませんのでサラっと。。

 

ROAD,MOVIE(2009)

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1970-80年代ヴィム・ヴェンダース(ドイツ)、ミケランジェロ・アントニオーニ(イタリア)あたりのロードムービーを思わせる作品。

ストーリに複雑さはなく、役者の演技、移り替わるロケーションで映画の雰囲気が出来上がります。

Dev Benegal(監督)の気合の入れようが素晴らしい。

2004年にプロジェクトをスタートし、リサーチの為ラジャスタンの村を周りいろいろな映画上映したそうです。

そして出来上がった脚本にAbhayがハマリ出演に至ったそうです。

実際の撮影はグジャラート州のカッチ湿原付近とラジャスターン州のジャイサルメル。

出演俳優は多くはないですが、キャスティングが素晴らしく皆映画の雰囲気にはまってます。

特に目を引いたのはジプシー女性を演じた

Tannishtha Chatterjee

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Shadows of Time(2004)ですでに演技派女優として認知されてましたが、改めていい女優さんだと思いました。とにかく魅力のある女優さんです。

 

Dev.D(2009)

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現代版Devdas。

大きな違いは結末にあり、主人公のDevと売春婦のChandramukhiが結ばれDevも死ななところにある。そういった意味でこの映画のヒロインは本来のヒロインParoではなくChandramukhiになる。

映画のアイデアはAbhayから監督のAnurag Kashyapに提案されており、アドバイザーとしてイギリスのDanny Boyle監督も加わった。

Anurag KashyapとDanny Boyleはいつの間にそんなに仲良くなったのかとも思うが、2008年のSlumdog Millionaireで作品を作るにあたってAnurag KashyapのBlack Friday(2004)はインスパイアされたインド映画の一つだと言ってます。

Abhayは現代版のDevをうまく演じており、女優陣の雰囲気もいい。

 

総評

Deol家の中では異質な存在。

直径ではないとはいえDeolファミリー内での共演もありません。

完全に独自路線を行くスタイルで映画賞などにも特に興味なくこれからもクセのある作品に出続けてくれることでしょう。

 

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