P.S.Samphran

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

チェンマイのコムローイ祭り " Chiang Mai Sky Lanterns Festival 2023 " at Royal Chiang Mai

今回はチェンマイのコムローイ祭りに行ってきたお話。。

 

ちなみに自分はタイの旅行業界にいたので当時各会場には何度か足は運んでます。

ただ、メインはお客さんなので参加したとはいいがたい。。。

正直、あの針金の輪っかをまき散らす外国人向けの大イベントに違和感すら持ってましたが、、、商売となれば金の成る木なので頑張って働いてました。

 

そして2023年!、我が社のオーナーの依頼によりコムローイ祭りを案内することになりました。

塔の上のラプンツェル(2010)という映画を観て以来、行きたくて仕方のないイベントだったそうで5年前くらいから頻繁にリクエストを受けてました。

ようやく自分が同行する気になった時にはコロナに突入。。。

ここで約3シーズン待ちます。

 

事前準備

チェンマイには3泊4日滞在しました。

2日目の夜にこのイベントに参加したわけですがここの手配は代理店に丸投げ。

旅行業時代、主にスコータイからチェンマイエリアのお客さんをお願いしていたチェンマイのローカル旅行代理店。

ここのタイ人社長とは数々の修羅場を一緒に潜り抜けてきた仲間です。

コロナの三年間を耐え抜きようやく仕事が増えてきました。

本職が忙しすぎるため信用できる方に丸投げしてお金で解決(自分は払いません)。

そもそも個人でチケットのみ手配して自力で会場に行くのはなかなか困難です。

 

参加するのはこちらのイベント👇

VIPチケットは驚愕の THB 5,999p.p(自分は払わないけど。。。)

 

手配内容は

ガイド+車+VIPチケット

自分は添乗員みたいな立場。

心配なのはイベント会場が今年からあたらしくなっており初めてやることか、、、イベントの主催は変わらないので大丈夫だとおもうけどね。。

 

スケジュール

15:30 メーリムの山岳リゾート出発(チェンマイ市内から北へ50分)

16:20 ロイヤルチェンマイ到着

16:30~19:00 ゆっくりブッフェの夕食とロイクラトン(灯篭流し)

19:00 イベント席に移動しランタンフェスティバルスタート

21:00 終了後ホテルへ

 

Chiang Mai Sky Lanterns Festival 2023  at Royal Chiang Mai

予定通り出発して会場へ到着!

ここは本来ゴルフ場なので明るい時間はあまり風情がありません。

まずはのんびり食事しながら暗くなるのを待ちます。

食事はブッフェ形式、バンコクでいえばRatchadaのナイトマーケットの食事が食べ放題みたいなイメージ、席は自由でテーブルと座席があります。

ブッフェメニューはかなり豊富!

タイ北部料理、イサーン料理、ケーキ、ドリンク、麺類などなど。。。

このイベントは仏教行事ではありませんがアルコールはNG!

 

薄暗くなるとタイ伝統舞踊、伝統音楽、ムエタイショーなどが始まります。。

 

我がグループはこのタイミングでクラトンを流しに行きます。

この儀式は正式には仏教儀式ではありません。

インドのディーワーリー(ヒンドゥー教)、日本の精霊流しとはちょっと意味合いが違いますね。

コムローイを用意してくれたのは今回のガイドさん Mr.Ton

最初は社長の娘をアサインしてくれてましたが、自分が一緒なので経験豊富なガイドさんは他のお客さんにアサインして、自分のガイドさんはこれから勉強をしていくガイドでいいと変えてもらいました。

しかしこのTonさんの人間性が素晴らしい!

経験が足りないため、すぐに答えられないことなどありますがすぐに調べるし、いつも程よい笑顔! 同行のタイ人オーナーが結構わがままでイラっとしてもおかしくない場面はあったんですがそんなそぶりは一切しませんでした。あたりまえといってはあたりまえなんですが、日本から参加したオーナーが彼の人間性に絶賛してました。

 

19:00近くなりましたのでイベント会場へ移動!

すでに椅子の側にはコムロイが2個/人セッティングしてあります。

席に案内されるとガイドは離れますので司会者の話をよく聞いてイベントに参加、言語はタイ語・英語・日本語です。

 

タイ伝統舞踊

 

ムエタイダンス

 

一通り終了したところでお坊さんがステージに座りお経を唱えます。

このお経が9分間続きます。

ここで残念なのが司会者の言葉はお経が9分間行われます(我慢してくださいみたいに聞こえたこと)

本来この行事はコムローイを飛ばす事だけが重要なのではない!

天界にいるとされるお釈迦様への感謝を表す。その一部がコムローイ飛ばしであってお坊さんも重要なのです。

コムローイを含むロイクラトン祭りは豊作・収穫への感謝が込められてます。

十数年前から日本人の旅行会社によってコムローイ飛ばしが大きくフォーカスされ、それまでに長い時間唱えられていたお経の時間がカットされていきました。

ビジネスと割り切ってそれはいいのですが、せめて司会者がこのイベントの意味を説明しなぜお坊さんが登場しているのかを手短に説明してもいいのではないか?と思います。

参加者はコムローイ飛ばしのアクティビティを楽しみに来ている方が大半ですが、その意味を伝えてあげるともっといんじゃないのかな。。。

 

ということでコムローイのお時間。。。

女房は昨年プレーのバン・ピンで買ったランナー模様の衣装を着用

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一人2個、司会者のカウントダウンにより一斉にあげます。

写真や動画をとりたい方は交代で撮るしかないですね。。

 

今回は席数3,000+コネで入ったお客。単純に一斉に3,000+のコムローイが宙に舞うことになります。

 

初めての方は間違いなくアメージングな気分にさせてくれるでしょうね。

とにかく邪魔だったのが宙を照らすブルーのサーチライト、これがちらつくため見栄えを落とします。

 

一人2つしかないコムローイですから大事に飛ばしましょうね。。

毎年起こってしまうコムローイの外壁に引火させてしまう事件。。。

女房を一つを引火させてパニックになってました。

 

これらの景色だけ見ると素晴らしいイベントだと思います。

でもこの6,000+のコムローイの残骸(輪型をつくる針金)がどこかへ落ちるのです。

イベントに参加しておいてこんなこと言うのは野暮ですが、旅行屋時代から感じていた違和感です。

もちろん年々この件では主催側も対応策を講じてます。

主だったところで今年の場合、落ちたコムローイの残骸を持ち込むとTHB 5/ pcsが換金されます。

一生懸命空き缶やペットボトルを集めている方は多くいますし、THB5とそこそこ高額なのでかなりの人数が残骸集めをしてくれますね。

そう考えるとべらぼうに高い入場料も払うべきでしょう。

 

コムローイを飛ばし終わったところでこのイベントは終了。

帰りの車乗り場はごった返してますのでのんびりガイドと車を待ちましょうね。。

せっかくいい気分でイベント参加したのにピックアップが遅い、なぜあっちは来たのにこっちは遅い!

なんて文句を言ってる人がけっこういました。

これだけのイベントなのでそこは諦めて気持ちよく帰ってくださいね。

 

次回はチェンマイで別のお話。。

 

バンコク早朝出発に便利なホテル

バングラデシュから戻りすぐに日本行き。。。

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こんなに短期間で飛行機に乗りまくるのは初めてです。。

5月/バンコク-チェンマイ往復

6月/タイ-日本往復

8月/タイ-バングラデシュ往復

8月/ダッカ-ラジシャヒ往復

9月/タイ-バングラデシュ往復

10月/タイ-日本往復

11月/バンコク-チェンマイ往復(予定)

ずっと苦手な飛行機、、いまさら何回乗ったところで落ち着くことはありません。

 

いつもならタイから日本へ行く時は夜便を使うのですが、今回は仕事の都合上早朝便に乗ります。

そうなるとバンコク市内に住んでいない我が家にとっては前泊が必要。

そこで今回泊まったホテルがこちら

【Suvarnabhumi Ville Airport Hotel】

www.suvarnabhumiville.com

このホテルロケーションは空港からすぐ!(車で10分以内)人を止めるのに予約をしてあげたことは何度かありますが実際に泊まるのは初めてです。

 

日本に行くのは自分一人ですが女房と泊まってきました。

翌朝出発のお客がメインなのでチェック人時の対応はお手の物!

出発時間

モーニングコール

空港送迎(THB 100/room)

※空港からホテルも同料金で到着後専用のカウンターに申し込む

と必要最低限の内容を処理して短時間でルームキーが出てきます。

また、ホテル内のバーで使えるフルーツクーポンをくれます。

 

デラックスルーム/26sqm

1泊 THB 1,100/room

26sqmとは思えない、、、広々とした室内。

 

設備は全く問題なく、シャワー/お湯の出も十分!

強いてい言えば、前泊用なのにいろいろありすぎかな、、

 

部屋については何の文句もありません!

THB 1,100を高いか?安いか?と感じるのは人それぞれですが、周辺の環境も考えると間違いのないホテルです。

短期の旅行で来る方はやっぱり最終日はバンコク市内でパァーっとやりたいと思うので選択肢には入らないと思いますが、出張者やタイ在住でバンコクに住んでいない方にはおススメ。

 

夕食の選択肢が豊富

このロケーションだと歩いて行ける食事場所が必須になりますが、これも問題なし

屋台数件:徒歩3分

コンビニ :徒歩1分

ステーキハウス:徒歩1分

一度行った事がありますがなかなかの値段、ビアガール常駐してますのでタイ旅行最後の記念にされたい方は悪くない選択肢。

スカイバー(S64):ホテル内

遠くに見える光は空港です。

 

雨季は基本的にクローズしており乾季に入り次第2階建ての広いレストランバーが全開します。

今回はカウンターでよければ使っていいとのことなのでフルーツクーポンとアルコールを1杯いただきました。

 

無料なのにけっこう豪華!

 

1杯のつもりが、、、、(この日は水曜日)


普段こういったスカイバーに来ることはまずないのですが、ピークシーズンにもう一度来てみたいですね。

 

カフェレストラン(24時間営業):徒歩1分

こちらもホテル併設、別料金で朝食ブッフェも食べられます。

宿泊客のニーズにこたえるかのように24時間営業。

先程のステーキハウスに比べると料金はリーズナブルなのでこちらもおススメ!

ちなみにビールは大瓶しかありません。

 

出国前のわずかな滞在ではありますが、充実した最終日を迎えるに越したことはありません、ここ以外にも空港周辺で同じようなサービスを行っているホテルは多数ありますが、自分の知る限りでは今のところここがベストホテルです。

 

来月のチェンマイ行きの前泊もここに泊まってもいいかもしれませんね!

 

翌日はきっちりお願いした通りにモーニングコールが鳴り、送迎者で送ってもらいました。

 

バンコク初心者にいいホステル『Hostel MovyLodge』とレストラン『Pasta Ama Ratchathewi』

先日、スワンナプーム空港早朝発の便に乗るためバンコクに前泊しました。

空港近くに泊まらなくてはいけないほど早くないので、バンコク市内のBTSラチャテウィ駅から徒歩3分のHostel MovyLodgeに宿泊(1泊THB 700くらい)

www.movylodge.com

カフェ兼ホステルで駅も近くて悪くない。。

バス・トイレは共用ですが、ドミトリー(相部屋)・個室(二人用・三人用)とフレキシブルに使えます。

共有スペースにはレンジ・洗い場・テーブル・洗濯機などそろっているので他国の旅行者なんかとワイワイやる機会もあって楽しいですね。

このような宿はバンコクには山ほどあり珍しいわけではないですが周辺の環境も含めてとにかく便利。

  • BTSラチャテウィ駅---徒歩3分
  • エアポートリンク パヤタイ駅---徒歩8分(スーツケースだと少し辛いかも?)
  • 7-11---徒歩2分
  • 屋台などのローカル料理屋---徒歩5分以内に多数

といろいろ便利!

 

今回我々が行ったのはこのHostelの隣にあるカフェ兼パスタ専門店兼フュージョンタイ料理兼のなんちゃって日本居酒屋。

なんちゃって居酒屋『HAKO』/タイ料理店『Yim Yam』/パスタ店『Pasta Ama Ratchathewi』

料理によってそれぞれ店名があり外側にはいろいろ書いてありますが、中に入ってみれば一緒。

 

メニューもカテゴリー別に分かれており選びやすい。

ただ自分も時だけだったのかアルコールメニューは言わないと出てきませんでした。

ビールとワインがあるのでほしい人はリクエストしましょう。

 

料金は見ての通り意外と安い!(タイ料理としては高いですが。。。) その為か客層はタイ人の若い層でグループが多かったですね。

ツナサラダ

悪くない、日本のファミレスで出てくるようなレベルでしょう。

 

グリルチキンと野菜にサルサソースみたいのをディップして食べます

これが美味い!

ソースはあえてつけずにちょい塩コショウなんかを振って食べるがおススメ!

これでビール一杯とワインを開けてしまった。

 

女房がなぜか頼んでしまったカレーライス+魚フライ

辛くて食えん!というので少し食べてみると普通のカレーにカイエンペッパーが大量に放り込まれており投入後の煮込みが足りてません。

見た目は悪くないので改善すれば外国人も食べられますね。

 

メニューの説明書きがよくわからなかったのですが試しに注文

何のことはない。。。ペペロンチーノのカリカリベーコンでした。

 

とどめはマンゴースムージー

カットフルーツはないか?と聞いたところこれを頼めば半分マンゴーがぶら下がってくるとの説明だったので注文。

スムージーはともかくマンゴーはその辺の市場で買って食べたほうが美味いですね。



ワインを飲んでしまったのでなかなかの支払いになりましたが、食事だけならそうでもない。

タイに初めて来た人がまずは無難なレストランで済ましたいとかタイ最終日に豪勢に食べたい方なんかはいいレストランです。

タイ常連さんも近くに安い屋台は沢山あるのでHostelの泊りだけでも十分使えます。

我が家としてはタイ出国前の旅行気分で女房と泊りに来ただけなので次回はないでしょうね。。

 

バンコクリバーサイドBoutique Hotel " Praya Palazzo " 宿泊!

チャチュンサオからバンコクに来たのは昼前、これから予約しておいた宿に向かいますがその前に昼食にします。

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せっかくフアランポーンまで来ているのでチャイナタウンで食べましょうか!

Lhong Men Cafe&Craft Bar

 

フアランポーン駅から徒歩10分、黄金仏で有名なワット・トライミットが近いので観光とセットできてもいいですね。

ワット・トライミット

当初はバミー(タイラーメン)を食べようって話してたんですが、歩いてる最中にふらっと見かけたエアコン付きの中華レストランに入ってしまいました。。。

 

店名もそうですが、メニューや店の雰囲気をみても夜のBar営業がメインみたい

多分昼間はいつもスカスカなんでしょう。。

 

普通のラガービールがChangしかなかったので、チェンマイのドラフトビールを頼んでみました。確か表の看板に プロモで"Beer Buy1 Get 1 Free"なんてあったので2本いっちゃいますか!

そして注文

朝のブッフェで結構腹が膨れてるので軽く飲茶にします。

小籠包

日本でも食べた記憶がありません、女房も初めて!

TVでは中に熱々のスープが入ってるのをよく見ましたが、ちょっと違うね。。。

スープはちょこっと染み出れるくらい。。。

ただのミニ蒸し餃子みたいですがこんなもんなのかな?

 

あんまん

ここで食べる必要はなかった、、、近所に美味い饅頭屋があるのでそこで食べるべきでした。。。

 

豆腐と大根を湯葉?に巻いて揚げたもの

あまり揚げ物食べないようにしているのでパス、女房はオレンジのソースが美味い!と。。。

 

さてそれでは宿に行きますか!会計を頼んだところ『プロモのビールはどうします? もってかえってもいいですよ!』との事、、。

何の事? もう2本飲んだから1本フリーだよね?

『いえもう1本ありますよ! 2+1です!』

「え!?」

表にでて確認

Buy2と確かに書いてる。。。

 

仕方ないのでもう1本こちらでいただいていきます。

これから移動なのにちょっと飲みすぎですね。。

 

慣れないタイプのビールを飲んだせいか甘いものが食べたくなった。。。

こういう時にチャイナタウンってのは便利!

少し歩けば必ず何かが見つかるのです。

ブアローイナームキン/胡麻団子入り生姜湯

たっぷり氷入れてもらってキンキンに冷やして食べました。

 

では今度こそ宿へ!

先ずはホテル対岸の船着き場Phra Arthitへ向かいます。

China Townからだと53番のバス1本!

船着き場についたらホテルに電話をして迎えに来てもらいましょう(英語・タイ語)

対岸からホテルの専用ボートが迎えにきてくれ5分ほどでホテルの船着き場に到着。

自家用車の方でも行けますが橋を渡って細い道を入っていくので車じゃない方が便利かも?

それじゃあホテルにチェックイン後はどこにも行けないじゃん!ホテル内を除くと近くにお店もないし。。。

👇

大丈夫です。。。

この渡し船はなんと24時間サービス!

しかもホテルの対岸はバックパッカーの聖地と言われていた " カオサンロード "

いまではすっかり綺麗になっており周辺には落ち着いたレストランもあります。バックパッカーや喧噪が苦手な方でも問題ありません。

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Boutique Hotel Praya Palazzo

www.prayapalazzo.com

この洋風建築の素敵な建物

パラッツォ建築というルネサンス時代のイタリア建築だそうな。。。

1920年代、ラマ5世の時代に住んでいた貴族Praya Chollabhumipanishが最初のオーナー。

当時は水路が主な交通手段だったのですが、1940年代に入ると道路/車が交通手段となったため一家はスクンビットに移住していきました。

その後イスラムコミュニティ財団が持ち主となり学校にしますが、財政難から維持できませんでした。

次にタイの職業学校として使われますがこれが問題!

女房が一時バンコクの学校に通っていた時、この職業学校はいわゆる悪のたまり場だったそう、、職業学校なので適度な技術を身につけておりモデルガンを自作して発砲!死亡事件などにも頻繁に起こっていたそうです。

女房は対岸の学校に通っており、綺麗な宮殿が川向こうにあるなあ~とあこがれていたそうですが先生には「あそこに近づいてはいけない!」と注意を受けていたそうです。

 

そんな職業学校も1996年に閉鎖、その後約10年間は放置され廃墟となります。

この状態を見かねたプロフェッサーWichai Pitakvorraratは多くの費用と情熱を投げうってこの美しい建築物を再生します。

 

そして2009年にまずはレストランをオープン。

ここからは自分の記憶に入ってきます。

当時団体ツアーを取るようなレストランではありませんでしたが、個人旅行者用に使えないか?と連絡をもらったことを覚えてます。

見に行こうか?とも思いましたが、船を使うのが不便なのと当時同じような川向うのレストラン『Supatra River House』(現在はクローズ)を使っていたので必要ないか!と判断しました。

 

その後、2011年にホテルをオープンしましたが叔母の家からすぐそばなので泊まる選択肢には入りませんでしたね。。

 

そんなPraya Palazzo、幼少時女房の憧れの建物に自身の誕生日につれてきたのです。

料金は意外と安い、流石にバックパッカースタイルの旅行者は敬遠する料金ですが、一般のツアー客が泊まるホテルよりは安いです。

 

今回は中間カテゴリーのDeluxe Roomを取りました。

建物がいいのでボトムカテゴリーでもよかったのですが、Deluxeは2Fに位置しており一応リバービューなのです。

それではチェックイン!

正面から

 

Deluxe Roomは階段をあがって2Fへ

 

2Fにあがった右の川側コーナールームが今回アサインされた部屋

 

30SQMとそう広くはないですが、この建物全体が自分の物!といった気持ちで泊まってるので狭くない。

アメニティは全く問題ない!水しか使いませんでしたが。。。

しいて言えばウェルカムフルーツがしょぼい。。みかん4個。。。

 

さて、このバスルームがいい!

窓を全開にすれば湯舟につかりながらチャオプラヤー川を眺められます。*女性は気を付けてください、庭かわだと腰から上は見えます。

 

外の窓がステンドグラスになっており時間によっては部屋の中がこのように。。

 

三連休ですがホテルはガラガラ、丁度いいので普段使うことはないホテルのプールに行ってみましょう。

15Mくらいのシンプルなプール

これぐらいならまだ息継ぎしないでも往復できる肺活量がありました。

一番深いところでも120cmくらいなので泳げない人でも安心ですね。

 

Happy Hoursは15-18PM

カクテルTHB 300 , モクテルTHB 200

 

プールサイドにはカウンターもありリバービューです。


夕食

ホテルで食べるのは決めてましたが、セットメニューを頼んでおくかどうか?

チェックインを担当した日本のア〇〇トビデオが好きだというスタッフに聞いたところ、『かなりの量です!全部食べるならお得だけど絶対アラカルトの方がいい!』

彼は一応ホテルスタッフなんですが絶対!と言っちゃうんですね。。

 

アドバイスに従いアラカルトにします。

PRAYA DINING

ホテルよりはレストランが有名なので食事だけ食べに来る方が多くいました。

料理はタイの宮廷料理で料金はそこそこいい価格します。町のタイレストランの30%増しくらいでしょうか。

 

統一感があり雰囲気のいいレストラン。

我々はこの二人席で食べました。

 

こちらは小グループ用の半個室

 

メインダイニングには円卓もあります。

 

さて何を注文するか!

コチラの特徴は各王朝に応じたメニューを用意してます。

スコータイ王朝メニュー

スコータイ料理って?いまいちピンとこないのですが、メニューは少なくAppetizerだけでした。

 

アユタヤ王朝メニュー

宮廷料理と言えばアユタヤ時代の料理ですよね?

特にデザートの多くはいまでも各地で食べられてます。

 

ラタナコーシン王朝ラマ2世時代

全くイメージないんですがこの時代の料理が一番多かった。

 

ラタナコーシン王朝ラマ4世時代

トムヤムやトムカーガイなど見慣れた料理が並びます。

 

ラタナコーシン王朝ラマ5世時代

欧米の文化を多く取り入れた王様なので料理にも影響を与えてます。

 

そしてこれがセットメニュー

各王朝の料理をバランスよく入れて作られてますが確かに品数多いな。。。

 

まずはドリンクとオードブル(テンモープラーへーン)

アルコールはやめときます。。。オードブルはスイカの上に乾燥した小魚を細かくして砂糖と和えたもの。これは年に数回女房が作るので食べなれてます。

 

そして注文した料理は。。。

Lon Pla Kem---スコータイ

大量の生野菜をディップして食べる前菜

このディップソースが肝!

魚の塩漬けをレモングラスなどと一緒にたたいてチリを加えたもの。

これが美味い!

女房はガッツリはまりました。

 

Mu Pad Som Siew---ラマ5世

豚肉とタイハーブ、野菜を黄色いチリペースと炒めたもの。

ラマ5世がナコンサワンに行った際 Wat Som Siew(Som Siew寺院)周辺に独特の香りをするハーブを見つけそのハーブがsom siewと名がついたそうでそのハーブを使って作った料理がコレ。

 

タイの宮廷料理はいろいろストーリーがあって面白い。

 

Ran Juan Curry---ラマ5世

本来はビーフですが、ポークに変えてもらいました。

当時の宮廷料理人Sabai Nilratが宮廷スタッフに出した食事の残り物から編み出した一品。戻ってきたビーフとナムプリックガピをバジルと合わせスプ仕立てにしたところ誰もが納得の一品に仕上がり料理人がRan Juan(憧れ)と名をつけたそうです。

やたらとチリが浮いてますが、ガピがほどほどに聞いており美味い!

チリをそのまま食べない限りはやや辛くらいなので苦手な人でも食べられる辛さだと思います。

ご飯

やはり宮廷料理の器と言えばラーイ・クラームですよね。

 

とどめはこれ

サラ・ローイゲーオ

タイに来てから一番食べてるデザートかもしれません。

甘さがちょうどよくおいしい。

 

やはりセットにしなくて正解でしたね。

3品+デザートで十分でした。

 

午後2時にチェックインしてプールに夕食と一度もホテルの敷地からでませんでした。

大きなホテルではありませんが充実したホテルライフ1日目でしたね。

朝食

こちらもホテル泊りでは楽しみなイベントです。

 

席についてスタッフからオーダーシートを渡されます。

卵料理のスタイル、サイドディッシュ、メインディッシュを好みで選びます。

これだけで十分な朝食なのですが、ブッフェラインもあります。

 

フルーツ、ヨーグルト、シリアルなど。。。

 

サラダブッフェ


ドリンクとパン


ボリューム満点の朝食!
レストランに力を入れているホテルなので当然朝食も美味しいのです。

これで一泊朝食付きでTHB 3,000/room を切るので安すぎないか?

 

 

 

早めにチェックアウトしたいので食後は気になっていたギャラリーの見学

レストランの真上がギャラりーになってます。

 

流石の雰囲気

 

もともと建てられた時代が凄く古いわけではないので状態もいいですね。

 

ここはギャラリーではありますが、予約をすればパーティースペースとしてレンタルもできます。

結婚式なんかもするみたい。。。

 

この窓際がいいよね~

 

ガーデンからのギャラリー


この後用事があるので少し早めの10時にチェックアウト(タイの宿はたいてい12時チェックアウト)

最後にちょこっと庭を見物

 

誕生日記念の写真

幼少期からあこがれていた建物をバックに。。。。

ワンピースは自作だそうです!

最近は工房がなくなったのでほとんどやりませんが自分でバティック染めをした生地に肩紐付けただけ。。。

我が家は二人とも衣類にお金がかからないので助かってます。。

 

それではボートに乗って帰りますか。。



今回は珍しくバンコクステイ、目と鼻の先にA級のツーリストプレイスがありながら静かにのんびり過ごせるホテルでした。

宿が不便でちょっと。。。という方はディナーだけ食べに来てもいいでしょう。

口に合うかどうかは別としてタイの宮廷料理を手軽に食べられるレストランです。

一部おかしな従業員もいますが、若い従業員たちはよくトレーニングされており親切丁寧でした。

 

場所が場所だけに(叔母の家から船を乗り継いで10分)今後泊りに来ることはなかなかないでしょうが、海外の客が来た時に夕食に使うのはいいかもしれません。。

 

ワット・ソートーン(チャチュンサオ)へお礼参り

丁度1年前。。

ワット・ソートーンを訪れ無病息災を祈願しました。

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おかげさまでこの1年、二人共大きな病気・怪我をせずに過ごせました。

本来の例に従ってやってきましたお礼参り!

 

前年の記事で説明したようにここでは祈願をする際にゆで卵を供えるのですが、多くの方は祈願時に供えてます。

本来のストーリーは祈願をかなえてくれたら供える!といったもの。

ということで我々をそれに習います。

 

この時期、タイでは母の日が休日となり三連休になります。

また、女房の誕生日も同日なのでこの三連休は母の日・誕生日・お礼参りの三大イベント!

 

現状我々にとって母とはバンコクに住む叔母になります、叔母には事前にプレゼントを渡しておりひとまずOK

そしてお礼参りのこの日は朝の汽車でチャチュンサオへ!

 

Hua Lamphong駅(旧バンコク中央駅)

多くの汽車がKrung Thep Aphiwat Central駅始発に変更となりましたが、未だに健在!

コミューター(近郊列車)やカンボジア国境・パタヤ方面の汽車はまだここから出発します。

今回行くChachoengsaoはHua LamphongからだとKrung Thep Aphiwat Centralより手前の分岐で分かれるのでHua Lamphong始発の方が都合がいいのでしょう。

 

いつまで続くかわかりませんが、既にこの状態。

すでに活気はありません。

 

チケット購入

列車番号 367  / THB 13p.p

Hua Lamphong発 10:10

Chachoengsao着 11:45

で向かいます!

 

始発なので流石に席は空いてましたが、なかなかに暑い。。。

窓の開く席は既に先客があり泣く泣く窓ナシのコーナーに。。


汽車は順調! 定刻からやや遅れで到着!

 

宿に行くには少し早いので昼飯食べてから行きましょう。

駅から徒歩10分・・・

Bellinee's Bake & Brew

バンコクにも何店舗もあるチェーンのカフェ。

暑さに負けてエアコンのある店が目に入ったら勝手に足が進んでしまった。。。

 

旅行に来てチェーンのカフェで食事とは味気ないですが、この暑さにエアコンは神です。。

 

4個 THB 199といったプロモーションをしてますが、同じものを4つも食べる気はしない。。価格に関わらず好きなものを選びます。

 

パイ+ドリンクのお得なセットがるとの事でチキンパイとマッシュルームパイを注文

その他単品でクロワッサンにアップルパイみたいなもん食べました。

ビックリするほどではないですが美味しいランチでした。

 

適度に涼んだところで宿へチェックイン

YENJIT RESORT

前回と一緒。。。

前は2泊しましたが、今回は一泊のみ。

看板など凄く綺麗になってます。

昨年よりTHB 100くらい上がってますが、今年はコロナで休んでいたレストランが復活して朝食付きになりました。なのでリーズナブル!

この町では特に目的がなければこの宿一択ですね。

特に気に入ったわけではないですが、とにかく立地がいい!

 

なんかいろいろ綺麗になってるな~

 

新しいウォールペイントを作成中。

このような方を女房が放っておくわけはなくじっくり話を聞きます。

やはり若い頃バンコクでアートデザインを勉強、数年働いてから故郷のChachoengsaoに戻りアートデザインの個人事務所を立ち上げたそうです。

YENJIT RESORTの仕事は2か月前から依頼をうけて始めてるそう。

現在の絵を完成させたらひとまず終了。

「表の大きな綺麗な絵は一人であげたの?」

実は若い子を使って3人で描いたそうな。。

「その二人もアートカレッジとかで勉強してきたの」

『いえいえ、二人は刑務所に入っているときに絵を勉強して出所後、私が雇って働いてもらってるんです』

みんなにチャンスが来るわけではないと思いますが、彼のような方がいると刑期を終えて出てくる方々の励みになりますね。

 

前回と同じ

Superior Bangalow

同じカテゴリーですが棟が変わりました。

こちらはバルコニーも部屋も少し広い、このバルコニーならのんびりできますね。

1部屋 THB 1,000程度の部屋なんですが、十分な設備です。

お礼参りの他にやることもないので1泊だけですが、いつか理由をつけてまた連泊しに来たいですね。

 

それでは本日のメインであるお礼参りに行きましょう!

駅前の大通りを流している黄色いソンテオに乗って約20分。。。。

 

1年ぶりにやってきました、

Wat Sothon Wararam Worawihan

 

まずはお供えに使うゆでたまごを購入

 

けっこうするじゃないの、、、99個籠でTHB 450。。。

普段こういったお参り行事にには行きませんし、お金もかけませんが、やる時はケチってはいけない!

 

お供え用の花もいただきます。。。

 

それでは中へ、、、お礼参りはソートーン仏のある本堂ではなく隣の建物へ行きます。

まずは卵を3つだけむいて、こちらの棚に置きます。

その時受付でもらう札は必ず入れておくこと!

そうしないと係の人に片付けられてしまうかもしれませんよ。

 

室内にある仏像にお参りを済ましたら(人がごった返していて画像なし)戻って卵を係の方に渡して終了。

 

普通のお参りに大量のゆで卵はついてるだけで他に特別な事はありません。

女房に「これ、来年もやるの?」と聞くと

『さっき、お祈りの時に【また来年もきます!】と心の中で言った?言ったらこなくちゃいけない』

言ってないと思う。。。

そんなもんなの。。。言わなきゃ来ないでいいのね。。。

また健康祈願をしたくなったら来るのかな。。。

とこんな感じでお礼参りは終了

 

先月は改修で見れなかったソートーン像が見れるようになっているとの事なので見に行ってきます。

Luangpho Phuttha Sothon

さすがにピカピカ!見事な仏像です。

 

座高1.48mだそうですが、もっと大きく見えますね。

 

その後は隣にある中国寺院を見物したり川でのんびりしてから宿に戻ります。

一つ注意しなくてはいけないのがワット・ソートーン~鉄道駅~バスターミナルを結ぶ黄色いソンテオは午後4時までなので利用者は気を付けて!

宿まで歩いて1時間程度なので歩いてもよかったのですが雨が降ってきそうだったのでトゥクトゥク THB60/台 で帰りました。

 

夕食

女房のリクエストで昨年も来たイサーン料理屋にやってきましたがこの通り。。。

母の日連休で田舎に帰省してるのかな?

 

気分はイサーン料理になってるのでさらに5分ほど歩いたところにある店に入る。

 

ラープ・カラシン

名前がいいねえ *ラープは有名なイサーン料理名、カラシンはイサーンにある県の一つ

 

よく見ると店員・シェフは皆若者。。

持論ですがイサーン料理はおばちゃんが作らなければうまくないんですがこの店どうでしょう?

 

ホイクレーンルアック

女房が一人で食べますが、最近よく食べてるなー

 

コー・ムー・ヤーン

在タイ日本人には殿堂入りのイサーン料理!

ちょっと量が少ないんじゃないか?

 

ゲーン・オム・ガイ

ちょっと辛いが悪くない、鶏肉が抜群にうまい!

 

付け合わせの野菜とビール

やっぱりイサーン料理はこの2点がなければいけません。

 

若者たち、、、申し訳ない。。

あなた方の料理は十分おいしかったです。。

 

すでに腹いっぱいなのになぜか入ってしまった、隣のデザートショップ

トーストにチョコバナナ

パンが不味くてあかんでした。。。

このパンはよくカンノムパンピン屋(トースト屋)にありますが、炭火で焼くとおいしく食べられるんですよね。

トースターで焼いたのはやっぱりおいしくありません。

 

女房が食べてた不思議なデザート

イチゴシロップに浸したパンをミキサーにかけ、練乳をたらしてキットカットを添えたもの。

 

完全に食べすぎました。。。

まだ宿までは10分くらい歩かなくていけないのですが、これがきつかった。。。

流石に宿に着いてからは横になる前になんとか頑張ってシャワーを浴びさっさと寝ました。。

 

翌朝

前回はなかったリゾートの朝食です。

 

悪くないレストランです。

 

凄い!この規模のリゾートにしては立派なブッフェ!

 

タイ料理はオーナーさんの手作りだそうですが、この豚料理は絶品!ブッフェで出すのがもったいない!これ一品で屋台開けますよ。

 

昨晩食べすぎたのでこのくらいにしておきます。。

 

ここのブッフェは朝のデザートが豪華、基本的にはココナッツミルクを使ったものが多いですが、苦手な方はフルーツ単体も数種類ありました。

 

今回のチャチュンサオ旅行はあっさりでしたね。。。

目的がお礼参りなのでやることは多くありません。

それでも新しい食事場所を見つけ、宿のブッフェが意外と立派なのを発見できました。

 

バンコクまでは当初バスで帰るつもりでバスターミナルに行きましたが、午前中は満席。すかさず駅に移動し何とかバンコク行の普通列車に乗れました。

 

次回は女房のバースデイ! バンコクリバーサイドに泊まります。

レンタサイクルで行くアユタヤ遺跡-白い涅槃仏ワット・ロカヤスタと古代ロケット?ワット・プララーム

初日は午後着にも関わらずなかなか内容の濃いアユタヤ観光でした。

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それでは二日目

朝起きてドアを開けると軽食が用意されてました。

タイのせんべい"カーオ テン"とバナナ

インスタントのコーヒー・紅茶が無料でついてるので、昨日ナイトマーケットで買っておいたエッグタルトを合わせれば立派な朝食になります。

 

朝食後はサイクリング!

今回のアユタヤは運動を兼ねてサイクリングしようと決めてました。

行先は近場ならどこでもいいので女房が行った事ない遺跡にします。

まずは自転車調達

ゲストハウスからナイトマーケットの途中に昨日お店を見つけておきました。

この赤い自転車は日本の郵便局からの寄付。

タイのいたるところでレンタル自転車として活用されてます。

慣れない対応のおばさんがでてくるも愛想はいい。

料金を聞いたところわからないとのことで奥から男性を呼び出す。

こちらも感じがいい。。

料金は?

『200バーツです!』

驚愕の料金!

下手すればバイクを1日借りられます。

おばあさん『高い?高いの? なら100バーツでもいいんじゃない?』

まだ高いのよ!

雰囲気を感じてかおばあさんとどめの一言『じゃあ4日間くらい使っていいのよ。。。』

いきなり激安になりますが、怪しいのでひとまずパスしますが、

男性が『実は、本業は裏でクイッティアオ屋をやっててレンタサイクルは昨日からはじめたのです。なので料金が決まってなくて。。。』

一応、相場を教えてあげましたが、アユタヤに住んでいてレンタサイクルを始めようって人間が全く相場を知らんわけないだろう?

とにかく信用できないので別の店で借ります。

 

Tuk Restaurant

レストランの片手間でレンタルサイクルをやってます。

1日 THB 50

これが普通。

盗難防止用のかごとキーロックがついてて安心です。

この時必ずタイヤの空気とブレーキ、サドルの高さは確認しましょう!

走り出してすぐ、昨日散策したBueng Phra Ram Parkの周囲に差し掛かったところで巨大モンガー出現! 暑いだろうに。。。動きが緩慢です。。腹がやたらとデカいので何か入ってるのか?

 

引き続きBueng Phra Ram Parkの周囲を走っていると1台のバイクが追い越していきUターンしてストップ。。。

なにか我々を待ち構えている様子。。。

近づくと名前を呼ばれヘルメットを取ると友人のロジャーとその彼女でした。

なんとこんなところで!驚きです!

彼とは三年くらいあってませんでした、

元々彼のお母さん(タイマフィアの女房で三年前に亡くられました、自分にはすごく優しかった。。)と叔母が知り合い、そしてまだ女房と知り合う前、彼のお姉さんと自分が知り合いだったのです。お姉さんを通じてロジャーと友人になったのですが、彼は彼女との間に娘がいてよく面倒みてたのです。。が!よく見ると連れている女性が違うのね。。。

ここは触れないでおくしかない。。。

30分くらい昔話をして別れます。

彼らも目的があってアユタヤに来ているのです。

 

いろいろありながらレンタル屋から約40分かけて最初の遺跡に到着

 

Wat Lokkayasutha 

アユタヤの青空涅槃仏として有名!

この連休は仏教の日が絡んでいたので涅槃仏の法衣が新しくなってます。

この遺跡に初めて来たのは20年以上前でしたが、周辺がかなり変わりました。

以前は荒れた原っぱの中になんとなく放置されているような記憶で野犬のたまり場でした。

当時、自転車で回っておりここで10数頭の野犬に追い回されたのを思い出します。

必死で逃げたのですが地面がでこぼこだったので派手に落車!襲われる!と覚悟したのですが、落車してもんどりうっている自分を見て吠えるのを止め 『なんだこのダサいやつは!』と言った目をして静かに去っていったのでした。

 

いやー懐かしいなーなんて思い、昔の写真あさってみたら出てきました。

1996年のWat Lokkayasutha 

 

だいぶ変わったな~なんて言ってますが写真見るとたいして変わってないね。。。


ここからはあまり車の通りの多い道路を避けつつランチの食べられそうな場所を探しながらサイクリングを続けます。

流石アユタヤ!

あまり有名でなくこじんまりしてますが、走れば遺跡にあたります。

 

Wat Warapho

仏塔の基部だけ残された印象的な遺跡。ところどころに草が生えているのが印象的。

 

Wat Thammikarat

多くの人が参拝に来る寺院ですが、奥には遺跡も残されてます。

アユタヤではあまりみない獅子とナーガ

スコータイやカンペンペットなどではよく見ましたが、アユタヤではこのタイプの仏塔はここだけ。

 

どでかいWihan

 

内部には立派な仏像も安置されてます。

 

Wihanの裏側は木々に囲まれていてこれも風情があります。

 

今回、遺跡以外で立ち寄った寺院はここだけなのでお参りしておきます。

 

時刻は昼の12時過ぎ。。。

凄まじい暑さ、、、。

昼飯にいい店探そう!なんて気力はなく、Wat Thammikaratの目の前にある店に突入

Guroti Chachak - Ayutthaya

 

กู(gu)の文字に見覚えが。。。。

店員さんに聞くと国内に数店舗あり本店は南タイのサトゥン県だそうです。

バンコクで支店に入ったことがあったみたい。。

 

まずは水分補給

自分は特大のパッションフルーツソーダ、女房はココア


Mataba THB 79-

二人して好きなんで食べちゃうんだよね。。

 

Toomtam Roti THB 59-

名前だけではわからずナゾのRotiだったので試しに食べてみる。

黄色い池はほぼバター、そこにRotiが入り練乳がかかります。

おいしいのは最初だけ。。若者以外は数人でシェアするのがいいでしょう。

 

腹いっぱい!とはいきませんでしたが十分休めました。

この時間帯は宿で休むことにしてサイクリングは一旦休止

 

それではゲストハウスに向けて再び漕ぎます。

戻る前にもう一店ひっかかってしまう。

街角アイスクリーム屋

店の名前はしりませんが、種類の多さに惹かれた。

ポリバケツみたいなタンクにアイスクリームが入ってますが、下についてるパイプで低い温度を維持しているのでしょう。

 

バニラとタロイモを頂きます。女房はタイティー

 

この店、2スクープでTHB 15と激安なのにこれらのトッピングは無料で盛り放題なんです!

近所の子供達が1スクープ(THB 10)でしこたまトッピングをしてました。

店員にいつかでいいからトッピング代とった方がいいんじゃないの?とだけ声かけときました。

こんな庶民に優しいアイスクリーム屋。

サイクリングの途中に丁度いいですね。

 

シンプルなルートを3時間ほどかけてのんびり周りました。

 

夕方もう一つ遺跡に行ってからナイトマーケットにいきたいので4時頃までは部屋でのんびりします。

さて涼しくなってきたので最後の遺跡へ

歩いてもたいした距離ではないですが、帰りが暗くなる予定なので自転車使います。

自転車でのんびり10分。

Wat Phra Ram

アユタヤ朝初期の巨大な遺跡

 

興味深い壁画がありますが、これは仏塔の中だそうで見れません。

 

ここも入場料 THB50(外国人)が必要。

17時に入ったのでけっこう空いてます。

『スタッフ曰く21時まで(チケット購入は20時まで)入れるけど夜は人が来ないのよね。。。グーグルマップに16:30closeって書いてあるから。。』

わかってるならグーグルに言って訂正すりゃあいいじゃないの?

 

入場口の公園スタッフ

足乗っけて携帯で動画見てました、くわえ煙草のオマケもついて切符を切ります。

なかなかいい態度ですな。。

 

見どころは何といってもこのクメール式の巨大な仏塔!

いまにも外張りが剥がれてロケットのごとく月まで飛んでいきそうな様相です。

Ubosot(本堂)にある仏像。

恐らく上の段には大きな仏像があったのでしょう。台座を残して跡形もありません。

 

隣接された仏塔。。。元の姿はさぞ見事だったでしょうね。

 

ところどころに木々が生えており、そのコントラストがいいです。

 

他のアユタヤ遺跡と同様に破壊された後が痛々しい。。

 

よく手入れされておりとても綺麗な遺跡なので、野鳥や小動物もよく見かけます。

これはスタッフが手伝ってますね。。

雛なんかがいるのか?と暫く見物しましたが餌を運んでくる形跡もな声を聞こえませんでした。

 

これは自宅の近くでも見られる野鳥なのでいまさら珍しくもありませんが、飛んでいる姿なんかは目に留まります。

Indian roller/インドブッポウソウ


ビニールには御飯?のようなものが入ってました。スタッフがあげたのかな?

後でずっと鳥が待ってますが、、、、すこし分けてあげてほしいね。。

 

尾っぽが見事ですね!

 

夕暮れまでいたいのですが18時になっても夕暮れ感が出てきません。

遺跡見物は十分なのでドリンクでも買ってその辺で座って待ちましょう。

 

対面のWat Phra Si Sanphet入口にでているトラック屋台

 

フルーツシェイク、ココナッツジュース、お菓子に、カップラーメンと品揃えが豊富!

 

あまりこのタイミングで腹を膨らませたくないのでドリンクだけ

ココナッツジュースとライムジュースです。

 

遺跡の周りで30分ほどこの子と一緒に時間を潰しましょう。

 

19時前、、、いい彩になってきました。

 

アユタヤで夕方から夜にかけてはこのWat Phra RamとWat Chaiwatthanaramがおススメ

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日が落ちてきたら場所を少し移動。

蓮池越しに見るライトアップされた遺跡もここの見どころです。

 

ナイトマーケット二日目

さてそれでは再びナイトマーケットへ!

自転車の返却はナイトマーケットの入り口など便利

 

前日と比べると少しおとなしい。。。

 

ひとまず翌朝用にトウモロコシミルクとオレンジジュース

 

何度も行ったり来たりするのも面倒なので前日食べた屋台の隣りの屋台で食べることにします。

カオトム(タイのお粥)とアハーンタムサン(食材選んで注文する料理)の屋台

 

Beer Leoが置いてないとは!?けしからん!

Beer Changは普段一切飲まない、あまり好きではないのです。。。

 

トム・カー・ガイ

美味しいんだけど、、ココナッツミルク感が全然ない!ただのトムヤムに近いな~

Koh NgaiのChom Viewレストランが恋しい。。。

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魚とタイセロリの炒め物

しょっぱい。。。単品ではキツイ。。。。

 

卵チャーハン

薄い。。。

魚料理がやたらしょっぱいので一緒に食べると丁度いい。。。

 

さて、今年のアユタヤ旅行もこれで終わってしまいました。

翌日はゲストハウスをチェックアウト後乗合バスに乗ってバンコク市内へ

今は、BTS Mochit駅のすぐ横に乗合バスが止まるのでとっても便利!

 

流石に今年はもう来ることないですが、来年以降また来るかもしれませんね。

ここ2年で3回アユタヤにきましたが、3回で周った遺跡を全て合わせればほぼアユタヤ遺跡を網羅してると思います。(ワット・ヤイ・チャイ・モンコンが抜けてた。。)

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これからアユタヤに個人旅行で行く方は是非参考にしてみてください。

 

個人的にはツアーでガイドさんと行くのも楽しいのでおススメ。

experiences.travel.rakuten.co.jp

アユタヤ観光 -ナイトマーケットとワット・マハタート周辺を歩く

1年半振りに行って来ました世界遺産アユタヤ

今回の目的はナイト・マーケット!

アユタヤのナイトマーケットはかなり長い事行ってません。

女房は初めてなので2泊3日でアユタヤナイトマーケットツアーを計画。

 

アプローチ

一番の目的がナイトマーケットなので朝早く出る必要はなしナシ。

いつもは7時8時台の汽車で向かいますが今回は10時頃でOK。

いつものようにオンラインで予約しようとしましたができません。

理由は下記の記事にアップデートしましたが、近距離はRapid(快速)のみ予約可能だそうです。

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しかたないので予約はせずに駅に行き、運が良ければ三等車(自由席)に座れるかな?

 

今回の装備

FORCLAZ DESERT 500 - 30L
HI-TEC / AORAKI CLASSIC WP

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靴は遺跡歩きを快適にするためアウトドアシューズで行きます。

この靴、ソール・つま先が柔らかくトレッキングシューズではなくないですがとても軽くて一応防水、日本でのテント泊でも使いましたが軽いテント泊くらいなら歩き方に気を付ければ大丈夫です。

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乗る列車はKrung Thep Aphiwat Central Station 10:35発 No.71

アユタヤには11:30着予定

 

1時間前に駅には着きましたが、ターミナルで旅行者への案内ボランティアをしている中学生と話をしていたら乗車ギリギリになってしまった。。。

 

タイの三連休+外国人旅行者が大勢いたので自由席(三等)車両はパンパンでした。

1時間くらいなので座れなくても?と考えていたので問題ないですが、10分くらい立っていたら車掌さんに『どこまで?』と聞かれアユタヤだと答えると隣車両の戸を開けてくれ『ここに座りなさい!』

と案内されたのは使わなくなった旧運転席

プライベート個室を自分にだけ与えてくれたのですが、なぜ自分に?

周りには立っているタイ人女性などもいたし、もう少し年上の方もいました。

見た目が一番くたびれてたのか?

少し大きいザックを持ってたから?

外国人だから?(周りに数組日本人や中国人はいた)

 

とにかくご厚意に甘えアユタヤまで使わせていただきました。

 

ほぼ予定通りにアユタヤ到着!

 

コロナ渦では駅からチャオプロム市場までの渡し船は平日運行でしたが、旅行者も増えてきたことから毎日運航に戻りました。

これがあるか?ないか?でエライ違いです。

 

対岸に渡ったところで2023年アユタヤでの一食目

 

อาเต็งราชาเย็นตาโฟ/ラチャ・イェンタフォー

女房がイェンタフォー(紅豆腐乳)好きなので看板目にして飛び込みます。

 

料金安いです。

普通でTHB 35- , スペシャル(大盛、トッピング増し)でTH 40

ご飯ものはありますが、ここはイェンタフォー食べなくてはいかんでしょう!

 

クイッティアオ・トムヤム・イェンタフォー

トムヤムスープにイェンタフォーを入れているのでスープがピンク色になってます。

イェンタフォーを店名にしているだけにおいしいですが、この料理ワンタンが絶品です!

モチモチした皮に中の具材(何が入っていたか忘れた)がとろ~りとしてます。

 

普通盛りならちょっとした腹ごしらえ程度の料理なので到着後遺跡や宿に行くまえにちょっと寄ってみてください。

 

この店、店先でルークチン・ムーを焼いてます。

お店の坊やがうちのは美味いから!と勧めるので食べ歩きするのに1本いただきてきます。

たいていこの甘辛ダレをつけますが、これはなくても美味しいんですよね。。。

ルークチン、言うだけのことはあります。

その辺の屋台で食べるよりは確かにおいしい。。

 

それでは今回の宿へ

 

 

Ban Boonchu

3部屋しかないこじんまりとしたゲストハウス。

もう、以前のように100バーツや200バーツ宿はほぼ存在しません。

ただし、部屋にはエアコン・バストイレ・冷蔵庫・シーツ・TVなどホテルなみの設備が付くようになりました。

便利で快適にはなったけど怪しい宿がなくなってしまったのはさみしいですね。

宿にはオーナーさん、従業員1名とこの”キムチ”👇の3名

キムチには専用の家があり中には空気清浄機もついてます。

かなり年をとっているので行動はとてもゆっくり。。。

ほぼ1Fのリビングでオーナーと過ごしてるそうです。

 

建物の2Fにゲストルーム3部屋がありここは共有スペース

 

2Fから見下ろすとこじんまりした庭(タバコ吸う方はここで吸います)があり洗濯機も使えます。

この宿、立地もいいしかなり気に入っちゃいましたね。

長期滞在なんかするには抜群にいい!

 

宿で2時間くらいゆっくりして散歩に出かけます。

ナイトマーケット散策に備えて近場をのんびり、まず初日はWat Maha That周辺をあるきます。

 

ナイトマーケットは丁度準備が始まりました。

 

壁の向こうはWat Maha Thatで入場料がかかります。観光客でごった返してます。

今のところ我々に入場する意思はなし、女房はかなり前に義父と画家のワークショップで来たっきりで、自分は通算50回くらい入場してます。アユタヤ観光のスタンダードコースに入るのでうんざりするほど来ました。

 

まだ無料。。。

 

ここまで無料、チケットを持たずこの壁を乗り越えて入った人をみましたが、やめましょうね。周りから見ても十分楽しめます。

タイ人であればTHB 20p.p , 外国人であればTHB 50p.pです。もちろん出稼ぎにきているミャンマー人やカンボジア人も外国人料金となり彼らにとっては安くない出費になるので気軽に入れるわけではありませんが。。。

 

因みに昨年行ったコーヒーショップ『Sanoh at Ayutthaya』は同じエリアにあります。

コーヒーショップではWat Maha Thatのラテ・アートが楽しめます。

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その辺の小さい遺跡

Wat Nok

Wat Maha That のすぐ隣なので大寺院の一部では?と思われがちですがWat Nokは独自のストーリーをもちます。

ビルマの支配を受けていた1,500年代後半のアユタヤ。

後の大王ナレースワン暗殺を食い止めた、大僧正Thera Khan Chongに褒美として与えられた。Thera Khan ChongはWat Nokの住職となり一族は周辺に村を建てて住んでおり、あたりは真珠市場として栄えたそうです。

さらっとありますが、このThera Khan Chongがいなかったらナレースワンは裏切り者に暗殺されており今の王朝もなかったと思うので、タイの歴史にはかなり重要な人物ですね。

このWat Nokですが、木陰に入りその辺の縁石に座りながらのんびり見物できるすぐれた遺跡です。

日中のアユタヤ遺跡観光はとにかく暑いのです。

よって彼らもだらける。。

修復はされてますが、クメール様式の綺麗な寺院だったでしょうね。


Wat Langkha Dam

Langkha Dam(黒い屋根)とあります、すぐ隣にWat Langkha Khao(白い屋根)があるので何か関係があったんでしょうね?

この寺院はあまり多くは知られていないそうです。

 

ぐるっと回って西側からWat Maha Thatを眺めます。

周辺の小さな寺院から比べるとまるで要塞!さすがMaha Thatとして建てられた寺院です。

 

団体旅行者でしょうか?寺院をバックに記念撮影してます。

と!思ったら。

この方々はタイの学生さんで寺院周辺のゴミ拾いをされてました。

イベントといった雰囲気で今日だけなのかもしれませんが、いいですね。

以前からアユタヤにある大学の歴史や観光に関する学部の方々はやってましたが、あまりにも出てくるゴミが多すぎて追いつきません。

 

アユタヤ遺跡でのドリンク補給は忘れずに!

珍しくコーラを飲んでしまいました。

 

少し腹が減ってきましたが、この明るさ(17:00)ではまだナイトマーケットの気分はでてこない。。

その辺りに腰降ろして日の入りでも眺めるか?と考えていたら。。。

女房が今からでもWat Maha Thatに行けるか?と言い出す。。

何を言う!?

今の時間から見るのがベストなのよ!

行きたいならいいぐべ!

Wat Maha That

このWat Maha Thatは遺跡に入ってしまうと日影がありません、よってなかなか過酷な観光になるのです。また、写真を撮りたい人は夕日で遺跡がオレンジ色に染まりなかなか綺麗。

 

入場してすぐに寺院の目玉が登場!

菩提樹に埋まった仏陀像

アユタヤ遺跡を象徴するシーンですね。

社員旅行などでくるとここで帰っちゃうグループも結構います。

 

これもアユタヤでは有名

 

しかしどでかい仏塔ですね~

 

周りのチェディでもこのサイズ!

 

この小型のWihanはどう使われていたのか?

 

夕方入場がおススメの理由にこの仏像があります。

夕日が当たってきれいなのですが、実力不足で全く綺麗に撮れてない。

 

仏塔のサイズに比例してUbosotも特大!

 

早朝もいいですがWat Maha Thatは夕方がいいですね~

 

どうすればこんな壊れ方(破壊)になるのか?

 
このWat Maha Thatはライトアップもされますが夜の入場はできません。

外からライトに照らされる壁のみで楽しみましょう。

夕方がおすすめといいましたが、実際観光客にとってはなかなか難しい。

何度も来ているリピーターさんならまだしもめったにタイ旅行に来ない方がアユタヤに泊まる!?というのは難しい。なのでどうしても1dayツアーを利用します。

その場合Wat Maha That到着はお昼過ぎになるスケジュールが一般的。

どうしたって一番暑い時間になってしまうのです。

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それではお待ちかね!今回のメインアクティビティであるナイトマーケットへ!

Ayutthaya Night Market

Wat Maha Thatの向かいにありゲストハウスからも徒歩5分の距離

連休初日!盛り上がってます!

Wat Maha That側から入るとまずは飲食コーナー

 

まずはいきなり女房が手を出します!

トウモロコシミルク

あまり日本にはないかもしれませんが、これはけっこう美味い!

 

並びにトムヤムシーフードの店(並んでいる食材を選んで好みのトムヤムを作ってくれる)とゲーン(タイカレー)の店。

ゲーンは惹かれましたが、持ち帰り用なのでパス。

 

エッグタルト

明日の朝食用に一人一つ買います。

 

しばらくは持ち帰りの店が多いので眺めるだけで手が出せません。

 

そひて中盤はアパレル系

まあ、特に観光で来た方が手を出す必要はなさそうな品揃え・・・

 

しかしここでも引っかかる女房。

ALL THB20の店

流石に古着でしょうがすさまじく安い!

タイ国色のポロのワンピースをTHB20で購入。

丈が長いですが、自分で丈詰めして着れるようにするそうです。

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さてそろそろ落ち着いて何か食べたい。。。

美味そうでしたがおかずは作り置きの屋台。。

 

この辺り人が入ってますね。

 

グン・オップ・ウンセンの屋台

グン・オップ・ウンセンは我が家はめったに食べませんが他にもいろいろありそう、客も入ってるのでここにしましょう。

 

満員!

 

貝ですな。。。


こちらがメインのグン・オップ・ウンセン!

親父さん気合入ってます!

 

注文はビールのこの三品

プラータプティム・ペ・サ・ブアイ / 赤ティラピアの梅ソース

身がさっぱりしてて食べやすい!おいしいです。

 

ホイクレーンルアック / ザルガイのボイル

女房の大好物!

自分は貝はひかえてるので最近は食べてません。

 

グン・オップ・ウンセン

タイ名物の有名な一皿。たまに食べるとおいしい。。

 

屋台飯でこれだけ食べられれば十分に満足!

料金は特別安くはなく普通かな。。

 

とどめ!

タイ風かき氷

女房はトッピングにパンとタロイモをチョイス!

 

こいつを食べ歩きながらゲストハウスまでのんびり歩いて帰ります。。


昼に到着した初日のアユタヤでしたが、意外と盛りだくさんでした。

部屋に戻ってからはシャワー浴びてすぐに寝てしまいました。。

 

明日は自転車を借りて遺跡を数か所!

夜はナイトマーケットを連ちゃんします。

『Wyndham Hua Hin Pranburi Resort & Villas』宿泊 その② -リゾート内アクティビティ

こんにちは。

引き続きプランブリーです。

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朝食

今回大型のリゾートにした理由の一つ。

いつもの旅行スタイルはゲストハウスやホームステイ泊が多く、ブッフェの朝食などに縁がありません。普段の食事でも二人共量をあまり食べないのでそういったレストランに行くことがないのですが、たまにはブッフェの朝食を食べて観たかったのです。

ブッフェがあっても部屋数の少ないリゾートでは品数が少なかったり、補充をしない場合があります。

しかし今回のような連休中の大型リゾートは豪華なブッフェになります。

朝食会場はココですが、堂々と旧施設名を掲げてますな。

 

実際、始まってみるとあまり興味が湧かず、、、クロワッサン・果物・野菜をメインに選んでしまいます。

 

卵料理はスクランブル・目玉焼き・オムレツを選んでから調理してくれます。


ドーナツなんかもとってみましたが、その辺の市場においてそうなドーナツでした。

 

二日目もたいしてかわらない。。。

 

1年に一回くらいでいいかな、、こんなのは。。

リゾートがオンザビーチではないので景色はこの程度。。

それでも朝食食べながら海が見えるってのはいいんじゃないですかね。。

 

本日のアクティビティはリゾート内でエンジョイします。

とにかく広いので自転車を借りて移動。

 

園内のいたるところに樹木が生え、野鳥も豊富。

この子はそこら中に現れますが名はわからず。。。

 

見えますかね、真ん中の赤い頭。。。

ウッドペッカー、、、ドアの木枠をガンガンつついてました。

 

この子も見たことないな。。

 

先ずは食後の運動、、、。

初体験アーチェリーに挑戦!

 

宿泊者でも料金かかります。弓20本でTHB 100くらいだったかと。。

距離が近いらしいので比較的優しいのですが、半分以上は的に刺さりました。

一応先生がついてくれるので言う通りにやればだれでも刺さります。

恐らく経験者は物足りんでしょう。。。

 

アーチェリー場から再び自転車でシャコシャコ移動。。

敷地内はハーン・ノック・ユン・ファランが満開!


所々ある蓮池も綺麗です。

 

テニスコートありますが我が家はやらない(やれない)。。。

 

ならば横っちょにあるこれ。。。

これなら女房もできるので対決します!

 

このブログに長くお付き合いいただいている方はわかりますが、女房は芸術一本で生きてきておりスポーツなど体を使う事はほとんどダメ!逆に自分は二十台半ばまでスキーをしてきたため、他の社会人が既に得ている常識や知識がかけており芸術なども全くわからない。。

となるとこの勝負はやる前から目に見えておりかなり女房をなめてかかります。。

 

結果!!!

お互い10本投げて
女房は1本成功!

自分は、、、マルちゃん。。。

なんと完封負け。。。

1-0とたいした成績ではないとはいえ。。。

 

まさかこのフォームに負けるとは。。。。

 

ハイビスカスが綺麗だな。。。。



気を取り直して先へ進みます。。

スケートボードパーク⇒却下

 

バレーボール⇒無理

 

Petang⇒却下

フランス発祥でタイではそこそこ人気のスポーツ、けっこう年配の方までやります。


結局、我々にはできることが少ないので花見とサイクリングになります。

ガーデンゾーンの部屋ですが、可動しているのは50%くらい。。ハイシーズンに向けてリノベーション中なのか廃墟化してる建物もあります。

自然いっぱいですが、ビーチ・レストラン・プールが遠い。。

 

この辺の宿泊ゾーンも板張りになっており自転車で通れまう、ギャップがあってもうまく板を張っているので大丈夫。完全バリアフリーになっておりところどころに気遣いが見えますね。

 


一通り回ったところで昼を過ぎてしまいました。
そのまま自転車で昼食に行ってしまいましょう。

 

とりあえず、昨年泊まった辺りに向かって自転車を走らせます。。

が! あまりの暑さに一番最初に目についたレストランに入ってしまいました。

Ban Thai Laem Ket

テーブルや椅子はジャンク品


西洋人の好きそうな解放感のあるレストラン

このドラム缶カウンターとテーブル椅子は道路に近すぎないか?

 

客はおらず、奥でオーナー一家が飯食ってるところに入店。

中にも席はありますが外の方が気持ちよさそうなので日よけのある席があればそちらにしましょう。

 

まずはビール

 

バーもあるので夜は盛り上がるんでしょうね!

 

やっぱりドラム缶と道路が近いよね?

 

パット・プリアオ・ワーン・グン/エビの甘酢炒め

甘酢といっても甘酸っぱいという意味で甘い酢を使ってるわけではない。どういう訳か全く酸味を感じない、甘さとピリ辛風味。料理名とは違うが美味しいので文句はなし。

 

トムヤムガイ

基本的にはハズレは無いですよね。

しっかり材料さえ入れて煮込んでれば。。

 

昼に二人だけなので二品が限界。。

流石にちょっと暑かったですが、いいレストランでした。

夜にも来てみたいですね。

 

さて、今回のメインアクティビティ!

スイミングプールです。

食後に少し休んでリゾートのプールへ!

 

見た目はいい。。

 

うたせ湯みたいになってます、高さがあり水量もそこそこあるのでうたれるとけっこう痛い。

 

おススメは朝イチ!

浅くて広い箇所が多く子供を遊ばせるのには丁度いい、現在料金もさほど高くないのでタイ人のファミリーが多かったです。

プールサイドで優雅に過ごす雰囲気を味わうのは朝が良いですね。

 

9時くらいまではこんな感じで楽しめました。

総じてプールは悪くない、広さも十分で見通しもいい。一部2mくらい深い所もあるので個々だけ気をつければ子供も安心。

いつも道路の向こう側から眺めていたプールですが、自分で使う日が来るとは思いませんでした。

 

プールのすぐ横にはPool Villaの部屋もありますが、空いてさえいれば大プールで優雅に過ごしたいですね。Pool Villa料金高いし。。。



夕食

女房と相談した結果、レストランに行っても高いだけでこの日はイベントも多く混雑してるので昨日に続きナイトマーケットで済ますことにします。

 

往年の歌手のライブイベントが行われてました。

チケット代 THB990p.p(ブッフェ込)

もう何十年も前に活躍した方ですのでお客の年齢層は高めでしたね。

 

さて、今夜は何を食べよう。。。

昨晩はビーチにいながらシーフードを食べなかったので今日はシーフードで行きます!

 

エビの炭火焼

サイズによって料金違いますが、とにかく安い。

 

イカ焼き、中には卵がぎっしり詰まってます。

 

魚のすり身をバイトゥーイで包んで焼いたもの

 

何故かトーストも注文

グラニュー糖を炙るの図



そしてドリンク

ラムヤイジュース

女房はバナナココアシェイクを頼みましたがバナナに青くてとっても不味かった。。。

 

敷物がないのでその辺で適当に座って食べましょう。

 

エビはボリュームありますね~

 

イカは途中で完全に飽きてしまい無理して完食

 

一応デザートとして頂きます。


路上で食べてるので魅力的な食事をしているお宅にはこんなことが送りますが、我が家の食卓には来ませんでした。


され、これで今年のプランブリー旅行はおしまいです。

年内はもう来ることはないでしょうが来年のシーズンオフにまた考えたいと思います。

特に海水浴するわけでもないのでハイシーズンに来る必要ないんですよね。。

 

毎年恒例のプランブリー 『Wyndham Hua Hin Pranburi Resort & Villas』宿泊 その①

およそ2か月半前のお話。。

タイではソンクラン後の5月に必ずメーデーによる三連休がやってきます。

大型連休で遊んだ後でもなんとなくこの連休には毎年出かけているんですよね。

 

昨年はMadison Bagを手にカオタキアップへ行きましたが、今年もそこら辺のビーチを目指します。

www.pssamphran.com

 

今年はどこに行ってもホームステイなど安宿に泊まることが多かったので、2泊だけなのでどこかビーチリゾートに泊まろうと料金調べてました。。

そこで目を付けたのが今回のリゾート。。

旅行屋やっていた時に何度かやり取りをしたことのあるリゾートですが、マネージメント会社がその後2回変わってます。

当時はEvason Hua Hinというホテル名。

Six Senceがマネージメントしており日本人のセールスもいたのでタイ在住日本人にはそこそこ人気がありました。ただ場所はHua Hinではなくプランブリーなんです。

稀に名前だけで泊ってしまう方がいるそうで、リゾートについてからHua Hinから車で30分もかかることを知るのです。。

その後Blue Lotusという名前に変わり、昨年からアメリカのWyndhamグループがマネージメントを行いホテル名もWyndham Hua Hin Pranburi Resort & Villasになりました。

Pranburiがついただけ気が利いてますね。

その間ホテルのオーナーは変わってないので従業員もほぼスライドしてます。

 

旅行会社によりますが、当時自分は日本の旅行会社には4.5星をつけてました。

そんな4.5星のリゾートが現在驚きの料金!

最初は何かの間違いか?と思いましたが、予約直前までいっても安いまま。。。

あまりこういったホテルは好きではないのですが、この金額で泊れるなら泊ってしまおう!となり2泊を予約。。

そして今回ホテルステイをメインにプランブリーに行くのでした。。。

 

出発の朝

荷物を持って鉄道駅へ。。。

駅前には市場が盛り上がってます。。

 

こちらはいつものSalaya Market

www.pssamphran.com

やっぱりタイの市場は朝がおもしろい。。

あまり時間が無いのでサクっと食べます。

久しぶりなので店の配置が変わってましたが、結局いつも同じ店で食べているような気がします。。。

長時間の移動前にはさっぱりとしたクイッティアオがいい。

 

托鉢中、、。

真ん前の席では流石に落ち着いて食べられんな。。。

 

今回もチケットはオンラインでブッキング済み

www.pssamphran.com

今日はホアヒンまで乗ります。

 

ほぼ定刻通りにホアヒンに到着!

1年ぶりにタイ国鉄南線に乗りましたが、ホアヒン駅は現在新駅を建設中。

高速鉄道駅かと思いきや、駅だけ高架になるそうです。列車の本数も変わりなし。

近隣の駅のほとんどが同じようにタイのクラシックカラーを基調にリノベーションされていましたが何か理由があるのか?

 

ホアヒンからプランブリーは駅前に泊まっているソンテオをチャーター

現在ツーリストプライスは片道THB 500くらい、なんか年々高くなっている気が。。。

料金はともかく素晴らしいドライバーさんだったので電話番号を聞いて帰りも迎えに来てもらうことにします。

 

所要40分、、、今宵の宿に到着!

Wyndham Hua Hin Pranburi Resort & Villas

 

時間が早いですがチェックインできるかもしれないのでまずはレセプションへ。。。

 

ウェルカムドリンク&ウェルカムフルーツ&ウェルカムおしぼり。

 

部屋の用意ができるまであと1時間くらいかかるのでコーヒーショップへ行って一杯やります。

ハッピーアワーをやっていたので1杯飲みます。

1時間ほどコーヒーショップでのんびりしたところでレセプションからおよびがかかり部屋へ入ります。

 

今回泊まった部屋は

Deluxe Studio (55sqm)

ビーチ、レストラン、プール、レセプションに比較的近いながらも静かな環境。

料金がこのまま値上がりしなければここがベストカテゴリーだと思います。

 

広いバルコニーにコーヒーマシーン

このスペースで久しぶりにゆっくり読書。コーヒーのカートリッジは毎日補充されしっかり1日2杯いただきました。

 

広いバスタブにレインシャワー

バスタブにお湯ためて浸かっちゃいました。

温泉じゃなくても気持ちいですね~

 

部屋はいいんだけど特筆するようなものではなく、ここだけみたら料金なりといったところでしょう。

 

30分くらいゆっくりしてから散歩にでかけます。

リゾートから道路を一本挟んだところがビーチ

10年くらい前に来たときはのんびり護岸工事をしておりガタガタでしたが、今は工事も終わり遊歩道ができてます。

 

真昼間は暑いので当然こうなる。。


この三本の木ががこの辺りの撮影スポットで多くのタイ人がこの木をバックに写真撮ってました。

 

ビーチへ。


シーズン的にも立地的にも海で遊ぶ人は少ない。

 

ただし眺めはそれなりにいい。

 

ニョキニョキでてるのはホイロート(マテ貝)

プリックパオ(辛みそ)で串焼きやガパオと一緒に炒めて食べるとおいしい。。日本だと佃煮かな?

 

干潟の箇所には野鳥が沢山獲物を狙ってとんでくる

人とは微妙な距離感をとり決して近づくことはできない。。

 

ビーチ沿いなんかには必ず現れるこのタイプ

アイス屋台

ココナッツアイスに好みのトッピングをつけてもらいますが、この日はトッピングなしの気分

 

1時間ほど散歩をして部屋に戻ります。

夕食をどうしようか?と女房と相談。。。

歩いて行けるレストランはいくつかあるけどだいたいどこも同じようなもん!

それなら昨年ちょこっとしか寄れなかったナイトマーケットをじっくり歩くことにします。

 

リゾートから歩いて5分。。。

プランブリービーチ・ナイトマーケット

18時だとまだ明るいので雰囲気はないですが、既に屋台はで揃ってる!

 

魚とイカの炭火焼

*画像が酷いな。。。

 

中には魚のすり身とスパイスが入ってます。

 

イカ、カニ

ケープムー(豚の皮揚げ)

 

色々シーフードが登場する中なかなか決めてが無く見ているだけでしたが、ここでようやく動きます。

魚のすり身の串焼き

緑の物体は全て唐辛子なのでそれなりに辛いですが、味付けが抜群!めちゃくちゃうまいです!

 

どうも今晩は二人共シーフードをガッツリ!といった気分ではないので普段は全く食べないムーガタにしました。

 

ムーガタ(タイ風焼肉)

セット(小)THB 299 二人前 、 セット(大)THB 499 4-5人前

屋台で頼んで敷物をもらいます。

ビーチ沿いの好きなところに場所をとって待ってればスタッフが全て用意してくれます。

時間が早いせいかまだ敷物広げている人はいない。。。

ほぼド真ん中で待ち構える女房。。。


鍋、野菜セット、つけダレ、豚数種、スープ

 

日本の鍋と同じでこだわりのある人はいろいろと手順がありますが、数年に1度の我が家にはそんなものはない、、美味しく食べられればなんでもいいのです。

 

火は炭火、鍋の周りは溝ができているのでここで野菜や肉をスープで煮込むことができ、真ん中の盛り上がりで焼肉ができる優れもの。

 

このように一人で食べる図は少し寂しいので大勢でやりましょうね。

 

されを完食すると基本的には腹一杯となるので食後は屋台を流す程度。。

 

エビのナンプラー漬け

 

もち米マンゴーやフルーツシェイクの店が並びます。


三連休ですが初日の夜はお客も控えめですが、翌日は各レストランでイベント等行われるので盛り上がりそうです。。。

さて我が家は明日をどうやって過ごそうか。。。

 

ビックリ!!いつのまにかできていたラオス・インドの鉄道、そしてタイランド。。。。

先日、タイに遊びに来てくれた友人からラオスのルアンパバーンに行きたいが、タイのどこからアクセスしてどのように行ったらいい?と相談がきました。

 

最後にルアンパバーンに行ったのは15年くらい前だということを前置きとして、

時間があれば

Bangkok-Chiang Mai-Chiang Rai-Chiang Khon-国境越え-Huay Xai

Huay Xaiからはメコン川を下るスローボートで行くのが浪漫があるよね!

もしくは

Bangkok-Nong Khai-国境越え-Vientiane

Vientianeからはバス、途中Vang Viengの手前からは山道となり素晴らしい山岳風景を見ながらのドライブになります。ただし時間はかかる。

なんてことを伝えましたが、『Trainで行くのはどうなの?』

Train?

ルアンパバーンにそんなもんないでしょ?

と思いましたが、一応ググってみる。。。

『うわっ!あった!!!』

Vientianeから中国国境まで!

Boten-Vientiane Railway

全然知らなかった。。。

1年半も前に開通してる、、隣国にいながら全く知らなかった。。。

あんなとこに鉄道通しちゃうんだ!

ルアンパバーンからVientianeのバスルートはかなりくねくねの山道。

眺めが良くて旅情をそそられるバス旅がすきですが、時間はかかる。

どういったルートで高架を引いたか知りませんが凄いことです。

Vientiane⇒ルアンパバーンがたったの二時間。。。

バスで10時間くらいかかってたよね。。。

凄いな中国。。。

タイの鉄道計画ではもめてばかりなのに。。。

 

更に驚いたのがこっちの鉄道

Shri Mata Vaishno Devi Katra Railway

インド各地からカシミール州のKatraまで鉄道ができてる!しかも2014年のオープンとすでに8年も経ってます!

こっちも全然知らなかった。。。

このカシミール路線、以前はJammu Tawi駅が終着でしたがKatraまで北に延び、逆にカシミールの北部から南に鉄道が伸びてきているので、いつかお互いがつながりデリーからカシミールのシュリーナガルまで汽車で入れるようになるのです。

 

このKatraのなにが重要かといいますと、ヒンドゥー教徒にとって最も重要な寺院の一つ【Shri Mata Vaishno Devi Temple】の巡礼拠点となる街だからです。

*信者からの供物を換算すると年間USD16ビリオン(2兆1,543億円)の収入と言われてます(ほんとかいな?)

催事記には10億人くらいの巡礼があるというので単純計算で2兆円÷10億人⇒二千円。。。インドと日本の価格差を考えても本当に10億人参拝したらありえそうな数字。。。

Shri Mata Vaishno Devi に行くにはまず各地からKatraにアクセス。

Katraには安宿からホテル、巡礼前に身体を清める為の簡易休憩所、レストラン、アイスクリーム屋、映画館まであります。

ここからVaishno Deviに行くには13.5kmの巡礼地を歩きます。(ヘリコプターも有)

 

自分がVaishno Deviに行ったのは2009年なので、まだ汽車は無くJammuからバスで山道に揺られKatraに入りました。

今でも忘れないこの時の巡礼。。。

そもそもVaishno Deviに行こうと思ったのは、友人宅に飾られていたドゥルガー神の写真。

黒々と雰囲気のあるドゥルガー像をみて「このドゥルガーはどこの?」と聞くとカシミールのVaishno Deviにあるという。。。

ここからけっこう近いじゃないの?だったら時間があるから行っちゃおうかな?と即日一人で出発。

急な出発で汽車のチケットがJammu Tawiまでとれなかったので、ひとまずパンジャーブ州のAmbala Canttまで汽車で移動、約5時間座れず。。。ずっと立ってました。。。

夜中に着いたんですが、その後の乗り継ぎAmbala CanttからJammu Tawiがけっこう時間があるんですね。じっと駅で待つのも退屈なので、駅で新聞買ってこれから見れる映画ないかな~なんて探したらまだ見ていない作品がけっこう近い映画館でやってました。

すかさずリキシャ―に声を掛け映画館へ!

そこで見た映画がこちら

Main Aurr Mrs Khanna(2009)

その日の最終上映だったので恐らく21:00-24:00は映画館だったと思います。

 

映画が終わると夜も遅く出歩くとこもないので駅に戻り床に新聞紙を敷いて汽車が車で仮眠。。

そして3:00頃にJammu Tawi行きの汽車がきましたが、乗車率200%くらいでパンパン!

その後も終点のJammu Tawiまで立ち。。。

若いからできた過酷な移動、流石に体が疲れていたので2,3時間は立って寝てました。缶詰状態だったので他の客と支えあって寝れたのが良かったですね。。

 

Jammu Tawi到着後はKatraまでの2時間半の山道。

早く着いたため窓際に座り出発を待ちます、すると赤ん坊を連れた若いお母さんが隣に乗車。最初の30分くらいは平らな道路も、少しずつ勾配が上がりカーブをきつくなる。。そんな時、隣の若いお母さんが自分の肩を叩いて口を蕾めて手を横に振ってきます。

なんだ? 窓を閉めろってのかな?

そうしていると、突然お母さんがこちらに乗り出し窓を開けようとしますが間に合わず、出発前に食べたであろう胃の中の物をリバ~ス!

この被害にあったのは、膝に乗せていた赤ん坊、自分の腰から下と荷物、そして最大被害を被ったのはお母さんの前の席で席を倒して寝ていた地元の親父さん、この人の肩から上の顔と頭はゲロまみれ。。。熟睡しているところにこれはたまらない! 赤ん坊も大泣きしてます。自分も泣きたかったけど、ひとまず周りを見渡す。。。とにかく気になったのは顔面ゲロまみれのおじさんですが、彼はお母さんの顔を見て状況を把握、そして持っているタオルで頭と顔を拭き何も言わずに空いている席に移動しました。。

怒らないんだ、、、怒らないまでも何か言いそうなもんだけど。。。巡礼地だからかな?なんて思いますが、インドに数年いただけですがたまにこのようなインドの懐の深さを感じることがあります。

このおかげで自分も落ち着けたのか?諦めがついたのか?持っているタオルで赤ん坊を拭いてあげ、近くにいる女性に預けます。お母さんにはトイレットペーパーを渡して服や口を拭いてもらいました。

正直、Katraへの道はその後に控えるVaishno Devi巡礼より過酷でした。

とにかく顔面ゲロまみれにされた親父さんからは多くの事を教わりました!やはりホーリープレイスは何かありますね。

このお母さん、懲りずにその後の休憩でがっつりカレーを食べてました。全部出してお腹空いたんでしょう。。まだ山道は続くのですが。。。

当時、Katraまでの汽車があったらこのようなドラマは起こりませんでした。

親父さんと会うこともなく自分の人生も変わっていたでしょう。

Shri Mata Vaishno Devi Katra Station

 

Shri Mata Vaishno Devi

そんなJammu - Katra間を現在汽車が二時間で結んでます。

ラオス同様、ここもけっこうな山道なんですが通しちゃうんですね。。

 

こんな二つの鉄道建設を見て思ったのが、タイランド。。。。

こちらは昨年アップデートされた国内の高速鉄道未来プラン

のんびりなスケジュール。。

バンコク-スコータイ、スコータイ-チェンマイ路線は十数年前から計画されてますが未だ開通せず、当時は予定されている運賃まで発表しており「飛行機(エアー・アジアのプロモーション)と同じくらい! VIPバスよりちょっと高いくらいだな~」なんて思ってみてましたが、物価は変わりエアー・アジアも以前のようなプロモは売ってきません。

 

とりあえずタイ⇒ラオス⇒中国路線が優先なのでまずは路線の半分バンコク⇒コラート線を優先的に建設してます。

次にドンムアン空港⇒パタヤ線、ドンムアン空港-スワンナプーム空港-ウタパオ空港と三つの国際空港を繋ぐ路線。ドンムアンとスワンナプームからパタヤに直行できるのでこれはドル(バーツ)箱路線になるかも?

また今までは一部のチャーターフライトでしか旅客機を使っていなかったウタパオ空港にレギュラーフライトを発着させるというプランもあります。ウタパオ空港については旅行屋時代に業界ミーティングでレギュラー便が飛べるようになれば便利でパタヤの集客増えるよ~とバンコクの代理店連中と訴えましたが、実現しませんでした。

高架鉄道と相まってようやく実現しそうですね。

これは意外と早い2027の完成?着工?予定。

 

それ以外の予定はあてになりません、タイの鉄道計画は政権交代や中国の動向でいままで何度も変更されています。恐らくコラート-ノンカーイ路線でラオスとつなげるところまではやるでしょうね。

 

実際我が家にはほとんど関係なし、しいて言えば年に一度帰る女房の故郷であるNakhon Si Thammaratに予定があるので完成すれば便利かな。。でも今まで通り夜行列車でも十分なのでできても使わないかもしれませんね。

 

その他、北部路線でランパーン⇒パヤオ⇒チェンライルートは以前ありましたが無くなったのかな?

我が家にとって一番ありがたいのはドンムアン⇒ウタパオ路線が延長になってチャンタブリー・トラートができると便利ですね。

この辺りはよく行くのですが、いつも一度バンコクに出て、そこからエカマイバスターミナルに移動、エカマイからようやくトラート方面のバスに乗れます。なかなか時間がかかり大変なのです。プランも見ると2037年の予定。。

そのころには必要なくなってそうです。。。

 

インド、ラオスの鉄道延長を見るとタイももう少し頑張ってほしいと思いますが、バンコク市内の高架鉄道や地下鉄が優先となってますので長距離路線はまだまだ先の話になりそうです。。。