INDIA - Garhwal -
ブログのタイトルにもしているが自分が約3年の間滞在していたのは主にGarhwal地方というところで、インド北部でチベットと接する地域です。
自分は登山家ではないので山頂には行かず(行けず)巡礼やトレッキンング、畑仕事の際に歩いたところです。
①Nanda Devi-7,817M-(中央奥)
Auli上部をトレッキング中に見た,インド国内のみの山では最高峰(ネパールとの国境沿いにKangchenjunga-8,586M-は有る)、自分が訪れた時は長い入山禁止期間であり現在も継続中.
はじめて肉眼で観た7,000クラスの山で現在でも実際にみた山では最高峰。
当時使っていたPanasonicのコンパクトカメラ LUMIX FX30,はじめて買ったデジカメであり非常に気に入っていた.天気と腕の悪さでこのような写真になってしまった。
右にギザギザの山はTrisul、左の雲がかかった山はDunagiriに続く稜線。
②Trisul-7,120M-
これもAuliからのトレッキング中に眺めた山。
ナンダデヴィのすぐ近くにあり山容が印象的な山だった。
正式な記録上、人類が最初に登頂した7,000M峰
③Dunagiri-7,066M-
ここもAuliからの眺め
遠くからでもとても高度感があり登山意欲をそそられる。(自分には到底登れないが。。。)
因みに上記3山の情報はAuliからGorsonの間にいた羊飼いのお爺さんが教えてくれた、驚くことにとても流暢な英語で説明してくたのを覚えている。外出中にインターネットが使えるような時代ではなく確認のしようもなかったのだが、ノートにメモをしたものを下山後ツーリストオフィスで調べ、お爺さんの知識に関心したものだ。
④Nilkantha -6,596M-
Char Dam の一つであるBadrinath Temple(バドリナート)巡礼に来た時に見た景色。
自分の認識ではポピュラーな山の部類になり,インド人はともかく日本人の方でもここに来られた方は必ず目に焼き付いている山だと思う。
Joshimathからの乗り合いのジープを降りて寺院に向かっていくといきなりガツンと現れる、現地の方に登山可能なのか聞いてみたが、神聖な山であり人間が登ることは許されないとの事(しかし調べれば登山記録があるのがわかる)。とても美しい山容でありいくらでも眺めていられる山です。
自分が訪れた初冬はすでにローカルバスは終わっており、バドリナートで商売をしている人々もみな山を降り始めていた。
⑤Narayan Parvat -5,690M-
BadrinathからManaへの道中ずっと左側に見えている山
周りの景色と完璧にマッチしており、このウォーキングルートは最高の雰囲気の中で歩ける。
⑥Balakun-6,471M-
Ganges(ガンジス川)の重要な支流の一つであるAlaknanda(アラクナンダ川)の上流をManaから眺める。
このルートはSatopanth Lakeへのトレッキングルートとなっておりハイシーズンはインド人のトレッカーや巡礼者が訪れる。
そのほか写真はないが(住んでいた地域に電気がなかったので充電などは別の場所で機械があるときにのみ可能だった)このエリアではGobind Ghat からSri Hemkunt SahibとValley of Flower(シーズンをはずしていたため花はみれなかった)には訪れている。
どちらも冬に入る直前だったためとんでもない寒さでした。
Sri Hemkunt Sahib
Welcome to the Official website of Gurudwara Sri Hemkunt Sahib.....
シーク教の重要な巡礼地でありよくもこんなところに立派なGurudwaraを建てたものだと思う
Valley of Flower
Valley of Flower | Uttarakhand Tourism Development Board
ここは説明不要、名前の通り!シーズン中に行けば恐らく最高の体験ができるでしょう。
どちらも巡礼者、ツーリスト、外国人が多く訪れているので登山道は10年以上前でも全く問題はなかった。
まだまだこのエリアだけでも行きたいところは沢山あり(1週間前後の長期トレックも挑戦したい)ますが、ここ数年再訪できていなのが残念です。
因みに左下のGaucharは山から下るときに約8時間という強烈なストライキに出くわした場所です。(クッキングガスが足りず村の主婦が空のガスボンベを道路に並べて座り込んで封鎖していた。つたない言語でその辺の人々と映画スターの話などをした記憶がある。同じバスの乗客で誰一人イライラしたり怒っている様子は見られなかった。こういったところは本当に勉強させられる。(恐らくどうにもならん事を察知してすばやく諦めてしまっているのではないかと思う)