P.S.Samphran

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

4月登山 行先決定(予定)!


hirobkk.hatenablog.com

 

 恒例の年一回日本帰国登山はひとまず "Plan-2 大菩薩嶺で予定をたてました。

***Plan-2***

***大菩薩嶺(峠周辺小屋泊)***

女房には丁度いいと思うが、自分が物足りない気がしてまだ決めきれない。。20年以上前に泊まった丸川荘泊で周遊しようか?(親父さん元気かな?当時泊まりが一人だったので深夜まで酒を飲みながらバイオトイレ開発中の話をしました)

 

本来は昨年冬のリベンジで北横岳(北八ヶ岳)を北横岳ヒュッテ泊(前回キャンセル料も支払ってるので一度はお世話になりたいですね)で考えてましたが、熟考の結果 "Plan-2"にしました。理由は北横岳のロープウェイが運休期間に入る為。。。

ロープウェイ無しでは女房は恐らくあがれません(あがりません)。。。標高も高くなるのでやはり気温と風も考えないといけないですね。。。

 

Plan1 の硫黄岳にしても現実的に女房は辛いだけにしてしまいそうで。。。そもそもオーレン小屋も営業しておりませんでした。。。

そこで。。。。

大菩薩嶺にした理由とは

***冬から春にかけて登ったことがある***

ちょっと記憶が不確かなのですが、3度来たことがあるはずです。

登山初期は東北の山中心、その後は居住地により群馬、長野、新潟の山が多かったので山梨県で3度登っている場所はあまりないです。

といっても完全なプライベートは1度だけ。

最初に行ったのは20年くらい前の1月です。

当時はバスでアクセスし裂石ー丸川峠(泊)-大菩薩嶺大菩薩峠ー上日川峠ー裂石を一泊二日で歩きました。その年の積雪量で4月中旬の状況が大きく変わるのでしっかり準備が必要ですね。

***当時カメラ等に一切興味がなく写真は全くありません。

 

2度目は旅行会社の登山ツアーをガイドした時。当時旅行会社のツアーを使って登山をする方が増え始め、ガイド・添乗員の数が足りなかったのです。とくに本格的な登山ガイドの方は山の中だけのガイドをされており、前後の工程は添乗員がやっていました。しかし人数が足りず、会社によってはガイド兼任で添乗もやらせるようになったのです。そのおかげで初日に大菩薩峠登山、下山後は富士山麓で宿泊し2日目は小田原のかまぼこ工場見学といった訳の分からないツアーを担当しました。下山中にお客を連れながらバスの運転手とタイミングをとり、昼飯の予約などしてましたね。。。

 

3度目は日本在住の外国人向けのトレッキンググループのガイドボランティアでした。

このグループも異質で、登山好き30%、交流をしに来てる方(特に駐在員)70%。なので登山用具を一切身に着けずウールのロングコート、一見革靴っぽいウォーキングシューズ、手にはおにぎりとお茶の入ったコンビニ袋なんて方もいました。

 

今回は最初に行った時と全く同じ工程で行こうと思います。

***裂石ー丸川峠(泊)-大菩薩嶺大菩薩峠ー上日川峠ー裂石***

***森歩きを楽しむ***

あまり覚えてないのですが、裂石ー丸川峠-大菩薩嶺の間が樹林帯のはず。。。

そんな大きな規模ではないですが女房には十分喜べる森です。

***都合のいいところに山小屋があり宿泊できる***

4月中旬の平日は道路がまだ冬季閉鎖されており山小屋が営業しておりません。

大菩薩の山小屋も最初の問い合わせでは全滅でした(海外から問い合わせができないので日本にいる家族に問い合わせてもらいました)。

普段山小屋にはほぼ泊まることはないのですが、4月の山中でテント泊をしたら女房は多分死んでしまいます。そのかわり、日本の営業小屋レベルであればどこでも泊まれるでしょう。地面にゴザ敷いて寝て育ってきてるので。。

山域を変えようと思っていたら一軒だけ3日前までに再度連絡くれれば空けるよ!と言ってくれましたので決めました。

また当日は信玄祭があるので山に入るまで混雑するかもしれないとの事。。

touge17.sakura.ne.jp

***電車・バスでアクセス可能***

上日川峠までの林道が閉鎖されているのでどちらにせよ裂石からです。

すでに新宿からの特急「かいじ」を予約済み。昨年覚えたテクニック(日本にいる方には普通の情報)なのですが、JR東日本えきねっとに登録するとトクだ値という割引料金が使えるんですね。

自分の場合海外居住者なので外国人用のJRパスが使えるのですが今回はそこまで必要ありません。

www.eki-net.com

***下山後、近くに温泉宿がある***

食事や周辺の散歩を考えたら塩山温泉も考えましたが、いい宿を見つけられませんでした。よって、登山口の雲峰荘に決定!!一軒宿で女房の好きな雰囲気だと思います。

www.unpousou.co.jp

***桜・富士山が見れる***

後から分かったことですが、塩山から裂石間には花の名所があります。車のない我々は歩くことになりますがいいコースが作れました。

  • 桜ー雲峰寺 , 慈雲寺 , 周林禅寺
  • 桃ー慈雲寺・日向薬師・滝本院周辺
  • 富士山ー丸川峠、雷岩

観れるかどうかはタイミングと天候によりですが、すでに女房は確実に見れるものと思ってます。ほうっておきます。。。

草花歳時記 - 山梨県甲州市観光協会 ぐるり甲州市

***女房が寒さに耐えられるような場所***

 H9 / L -3℃ならなんとかいけそう。。。

昨年は北横岳は数分で敗退しました、その前の東京でも寒さがきつそうでした。

しかしずっと行きたがっていた地獄谷の野猿公苑では全く問題なしで写真を撮りまくってました。当日は朝から雪、風で体感はかなり寒かったです。装備も山に行った時よりは軽め。結局は気持ちの問題なんですかね。。

多分、登山中に富士山が見られれば寒くないと思います。曇って見えなかったら丸川峠から撤退もありえますね。。。

 

専用のHPもあり頑張ってますね。。。

大菩薩観光協会 山梨県 甲州市 塩山 日本百名山

 

下調べは十分ですので、後は装備関係の確認です。ほとんど手元にないので日本に到着後確認して足りないものは用意します。

ひとまず女房の雨合羽のズボンは必要なんですが、ゴアなどあまりいいものを買ってもこちらで使うことはないので最低限丈夫で透湿性のある程度あるものが必要ですね。。。タイのアウトドアショップにもありますが、

しっかりしたものはかなり高い。。。

そうでないものはかなり怪しい。。。

事前にネットで買うか、日本で買うかですね。。。

今のところこの辺が候補です、これ以上安いと販売店がアウトドアショップではなく作業着屋になります。問題なさそうなんですが、経験上シームの水漏れが心配です。

やはり自分の体に使うものではないので念を入れておかねば。。。。

上着はコロンビアのオールウェザーのアウターでOK!

 

タイでは普段ショップで見れないものが多いのでこうやってネットでみてるのも楽しいもんです。