日本に居たときに台所のシンク、便器を丸ごと取り換え自分で設置などしたことなかった(日本ではそもそも一か所定住型ではなかったですが)ですが、すでに便器の購入設置を3月に済ませました。その話を先日アンパワーに一緒に行ったタクミ君にしたら『便器って壊れるんだね。。。』と。。。
確かにあまり壊れたといった話は聞いたことがない。。
中の細かいパーツならまだしもうちの場合は本体が割れて水漏れがでてたのです。。。
と新しい経験をさせてもらったのですが、先日は数年考えていたシンクをついに交換しました。
これが20年使い続けているシンク
設置は従妹の旦那がやりました。当然素人(彼はもともと車のメカニック)、20年前の知識なのでいろいろと問題あり。
問題個所
①
シンクと水道がセパレートになっているため壁とシンクの間に隙間ができてしまう。
そのため洗い物をする度に床に水がこぼれ常にWetな状態になる→ゴキやねず公が過ごしやすい。
②
シンクからの排水管。完全にいっちゃってます。塩ビ管の下にセラミックの板を2,3枚かましてますが、これがないと管は脱着し水が漏れる。。。ほぼすべてのジョイント部は手で外すことができ最初から接着されていないのではなかったのか?と思わせる。
③
接合部が劣化して水漏れがする、また排水ホースはベッタベタ。
④
給水管
細い塩ビ管から室内の水道に給水されているが、壁に大きめの穴をあけて塩ビ管を通しているだけで隙間を埋めていない。。。ここからネズ公が侵入していると思われる。
今のところパテで応急処置をしている。
実際、シンク本体はまだまだいけますが、排水パイプ/ジョイントが現在の規格とは違うためその辺の店では手に入りません。職人さん曰くショボい市場にある商店何かにいけば手に入るかもしれないとの事。。。それも大変なのでいっそのこと蛇口一体型のシンクに交換してしまいます。
購 入
購入はタイ全土に展開するホームセンター【Thai Wasadu】のOm Noi店で購入。
この手の買い物をする場合はいつもHome Proに行くのですが、水回り商品はちょっと品が薄い気がするんですね。またうちのようにスタンド式のシンクではなくて埋め込み式がメイン。ちょっと小奇麗というか、、、弱冠雰囲気が違います。
内はスタンド式、サイズは(1200mm×600mm)と決まってるのであまり選択肢はないのですが、今風のシステム、桶が大きい、ステンレスの質がそこそこ高いと定員に相談したらちょうどプロモーションの品がある!30%引き+蛇口は無料で追加でTHB 3,590と文句のない商品がでてきました。
夕方までには設置を済ませたいため不足している塩ビ管を少し購入してさっさと帰ります。
MËX PS100MN THB 3,590-
この梱包サイズなので、何とかバスに乗って手持ちで帰ってこれました。
注目したのはAISI 304の表記
アメリカ鉄鋼協会のステンレス規格 AISI(American Iron and Steel Institute)
304とは最もベーシックなステンレスの規格で耐久性には特化していませんが錆や腐食に強いとの事。。。
シンクを変えてここが変わる!
- サイズ 1200mm×600mm→1000mm×600mm
- 流し台が2→1へ
- 流し台トラップが最新の規格へ
- トラップの蓋がついて流し台に水をためることができるようになった。
- 水道一体型の為、壁との隙間が改善
- 排水ホースが塩ビ管→防臭ホースへ
キモは流し台が1つになったこと。今まであまり2つの流しを有効活用していなかったので1つでいいと判断。しかも縦横深さがサイズアップ!
旧シンク解体
まずは諸悪の根源排水パイプを外します。
予想通りスペーサーを外してちょいとゆするだけでポロっと外れました。
そしてシンクをどけるだけ。
この中が黒いパイプの中からかなりの異臭が出てます。
床の湿っけも気になります。
次に水の元栓を占め、給水/排水パイプをカットしてからネズ公が行き来していたと思われる穴をふさぎます。同時に床には止水セメントを薄2層に塗り込みます。
しかし、この仕事は酷い。。。
ところどころパイプを繋いでるのですが、なぜか1/2Φずつサイズが違う場所が多々あり。今後の補修などをしやすくするため生きているパイプもがっつりカットしてサイズを合わせます。
旧シンクは必要ないので誰か必要な人にあげようと思い外にだしたところ。。。
落ち葉など敷地内の清掃、ごみ回収(家庭ごみは別)をしているあんちゃんが。。。。
瞬時に女房と目で会話。。「彼にもらってもらおう!」と打診をしたところ、喜んで引き取ってくれました。
あっさり片付いたので、間髪入れずNewシンク【MËX PS100MN】 を設置にかかります。
【MËX PS100MN】組立/設置
荷を解体するとこのように分かれてます。
シンク本体 / 蛇口 / トラップ一式
まずは本体の組立
とっても簡単!!足を差し込んで。
下の台はボルトで固定。
そして蛇口を取り付け
トラップを付けたらひとまず仮組は完成!
それからこいつをキッチンに持っていき場所決め
配管します。
排水部は特に重要なので漏れのないようにガッツリ固定。
うちの場合は浄水器用の配管もしなくてはなりませんがこのようなアタッチメントがあるので簡単ね!浄水器への水の開け閉めはブルーのレバーで行います。
給水配管
排水配管はホースが長かったため、継ぎ足す必要はありませんでした。
時間がかかりましたが
設置完成!!!
左の空いたスペースにはボールや鍋蓋などを置く棚を設置します。
シンプルにしたおかけで広々と使えそうです。
設置について
組立/配管はとてもシンプルな為、難しいところはありません。
ただ普段水周りの補修などをしていないと、道具がないので1からそろえなければなりません。
必須道具は当然パイプカッター
ラチェット式塩ビ管カッター(エンビカッター) プラスチック パイプカッター 電気設備 配管用工具 【DIY・工具】
ただし通常サイズは41mmくらいまでしかカットできないので、それ以上のサイズだと糸ノコを利用します。
とにかくうれしいのはシンクに排水口に蓋がついたとこ。。
これで大きな流し台を有効活用できます!!!