P.S.Samphran

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

夫婦で山登り ***木曽駒ヶ岳<2,956m>29-30JUL'2015 Day1 準備~駒ケ岳テント場***

帰国時には必ず1度トレッキングに行くわけですが、女房が初めて日本に行った2015年以降、何度かトレッキングを楽しんでます。

2018年春

hirobkk.hatenablog.com

2019年秋

hirobkk.hatenablog.com

今回は 記念すべき"女房初めて登山" の写真を引っ張りだしました。

*因みに2017年冬 は5分で撤退登山は別の機に。。。

 

また、以前はカメラを撮ることに全く興味がなく記録がないのですが、この登山は初めて買ったまともなデジタルカメラのデヴューでもあります。

www.ricoh-imaging.co.jp

 

準備

女房は日本、登山、1000m以上の標高、20度以下の気温と全て未経験なのであまり無理はできません。それでもある程度日本の山の綺麗さにビビッてもらいたいので標高の高くて高山植物の多い木曽駒ケ岳に決めます。

決め手は下記3点。

ロープウェイで2,611mまであがれる。

テント場まで女房の足でも3時間以内に到達可能。

千畳敷の景色と高山植物にいきなりビビる。

 

次に女房の道具が必要になります。

今後、使うかどうかわからんので登山に特化した道具はNG。

すでにタイでちょこっと使えるようにメレルのトレッキングシューズは持っていたので、必要なのは衣類になります。

事前に購入したのはアンダーウェアとアメ横で買ったアディダスのショートパンツ(なんと¥500でした)のみ。

レインウェア⇒自分のお古

ソックス⇒お古

T-シャツ⇒お古

テント⇒共用

シュラフ⇒1996か1997年頃に購入したSnow Peakのダウンシュラフ(丸洗いできるってのに惹かれ購入、未だに夏山では使ってます)

防寒着⇒モンベルの化繊

その他必要なものは全て自分のギアボックスから取り出して適当に使います。

 

さて、駒ケ岳ですがとても遠いのです。。。前日は東京の友人宅に泊まってから出発したのですが、東京からだとバスの方が便利そうなんです。

しかも新宿から千畳敷まで(新宿-バス-駒ヶ根-バス-しらび平-ロープウェイ-千畳敷)の往復が¥10,000/人とお得?な切符があるじゃないですか。

www.highwaybus.com

こちらをサクっと購入し準備完了。

因みに食事は友人宅に転がっていたカップ麺、レトルトカレー、サトウの御飯で決まり!

朝7時くらい新宿発のバスに乗り、平日で乗り継ぎもよく12時半には千畳敷に到着できました。

既に女房のテンションは上がってます。

f:id:hirobkk:20200407184832j:plain

上の方はちょっとガスってますが、問題ないでしょう。

風が上の方で風が出てくると女房はちょっときつくなりそうです。。。

 

登山開始 

歩行時間1時間40分が目安になりますが、初登山!、初高山植物!から女房の行動を予測しテント場まで3時間と見ます。

f:id:hirobkk:20200407185931j:plain

 

初スノー

f:id:hirobkk:20200407184759j:plain

ちょこっとした残雪でも女房には初めて見る雪なんです。

平日なんですけど結構人が多い。。

f:id:hirobkk:20200407184411j:plain

 

八丁坂と遊歩道の分岐点

千畳敷周遊ハイキングの方はここで下っていきます。

我々は当然上へ!

女房は絶好調ですが、すでに50分経過。。。

疲労しているわけではなく写真とったり立ち止まって眺めたりでゆっくり進んでます。。。

f:id:hirobkk:20200407184419j:plain

 

さてここからが登山です。

芸術系でスポーツ経験ほぼ無しの女房がどこまでがんばれるか!

前の週に千葉の鋸山を歩いてきてるんで少しだけ準備はしてきた。

*因みに女房ですがバスケットボールをゆっくりついても顎とか顔面にボールを直撃させたり、プールで泳いでいてもバタ足してるはずなのになぜか壁に頭を直撃させたりするなどセンスは抜群!

 

女房はまだこの時ザックを持っていなかったので自分のザック(Milo - Ridge 35ℓ)を貸します。最低限自分で使う物(シュラフ、マット、水、衣類、行動食など)は持ってもらうので7-8kgはあったと思います。

自分はその他全部なので20kg(ザックはMammut - Karakorum 60+20ℓ)近くあったと思いますが、なぜかこの日は絶好調!ザック背負ったまま腰をおとして何度も女房の写真を撮りましたが全く疲労感なし!

 

とにかく女房が辿り着けるかだけ心配でした。。。

たった2時間程度で本来は楽々日帰りするコースですが、タイの人は一般的に本当に歩きません。ましてやうちの女房は本当に運動をしないで暮らしてきてます。。

 

といろいろ心配はありましたが全て杞憂に終わりました。

とにかく高山植物の最盛期で気力が充実!事前の準備もうまく行きました。

実際、女房は鋸山の方が疲れたと言ってましたから。。。

 

ミヤマキンポウゲコバイケイソウハクサンイチゲの群落

f:id:hirobkk:20200407184346j:plain

 

ハクサンイチゲはまさにピークでした。

f:id:hirobkk:20200407184135j:plain

 

チシマギキョウのブルーも鮮やか!

f:id:hirobkk:20200407184153j:plain

 

ミヤマクロユリ

f:id:hirobkk:20200407184353j:plain

どこでも見れる花ではないのですが、彩が地味なせいか女房はあまりくいつきませんでした。

 

ミヤマシシウド

f:id:hirobkk:20200407184142j:plain

 

女房も絶好調!

しゃがんで写真を撮りながらなので結構疲労するはずですがまだまだ元気。

f:id:hirobkk:20200408115113j:plain

 

こんな花畑は見たことないのでテンションが上がりっぱなしです!

f:id:hirobkk:20200408115136j:plain

 

年一登山の自分も頑張ります。

f:id:hirobkk:20200407184335j:plain

因みにシューズは先日サヨナラしたばかりのメレルの安物。

hirobkk.hatenablog.com

 

乗越浄土到着!

伊那前岳への稜線がなかなか魅力的です。

f:id:hirobkk:20200407184159j:plain

 通常八丁坂は30-40分ほどでクリアーするそうですが、我が家は1時間以上かかりました。

この時点で14:40。。。

千畳敷出発から2時間以上かかってます。

まずまず予定通り。。。

 

宝剣山荘前。

寒くてユニクロのペラペラパーカーを羽織ります。

f:id:hirobkk:20200407184205j:plain

 

ガスってますが風がそこそこ強いのでちょっとまてば。。。

f:id:hirobkk:20200407184213j:plain

 

綺麗に見えますね。

f:id:hirobkk:20200407184220j:plain

 

中岳(2,925m)

ようやくテント場が見えてきました。

f:id:hirobkk:20200407184228j:plain

 

剣岳は再び雲の中。。

f:id:hirobkk:20200407184235j:plain

 

喉(ビール)が渇いたのでさっさと行きます。

f:id:hirobkk:20200407184340j:plain

 

女房も続きます。

f:id:hirobkk:20200407184241j:plain

 

15:50

ようやく到着!

女房も余裕でしたね。

といっても通常1時間40分のところ約3時間半と倍の時間をかけてますが。。。

f:id:hirobkk:20200407184247j:plain

 

テントはちょぼちょぼですが、

f:id:hirobkk:20200407184253j:plain

 

小屋泊はそこそこ混雑してました。

f:id:hirobkk:20200407184259j:plain

 

我らもテントをこさえて飯にします。

f:id:hirobkk:20200407184305j:plain

女房はもう寒くて防寒着と手袋使用!ちなみに自分はこの時点では上半身裸です。

 

赤いきつね食べる女房。。

感動の旨さ!

自分も久しぶりに食べましたが、流石日本のカップ麺!

f:id:hirobkk:20200407184311j:plain

 

小屋の向こうまで行けばきれいな景色が見れそうでしたが、

なんでしょう、面倒だったのかな?

行かなかったです。

f:id:hirobkk:20200407184317j:plain

 

中岳の横にきれいな月が上がったところで早めの就寝。。。

f:id:hirobkk:20200407184328j:plain

 

お休みなさい。。。

明日は木曽駒ケ岳山頂~駒ヶ根早太郎温泉まで

にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村