アウトドアでの食事は今まで網でBBQか鍋類を使っての料理がほとんどです。
日本の登山シーンでもそうですがあまりキャンプ時に凝ったものを食べたいとは思っていなかったのです。そもそも日本では登山以外でキャンプに行くことはないので凝ったことはしません。
タイにきてからもキャンプ時の食事にはあまり興味がなく、そのための道具を必要以上にそろえることはなかったのです。
ところが最近、MSRウィンドバーナーで出番のない鍋などを買ってしまい無駄遣いがでてきました。
実際、必要な道具はほとんどそろっていると思いますが、唯一足りていないのがアウトドア用のフライパン!
網焼き以外で肉や野菜をグリルできるものがほしかったんですよね。。
今までは普段使いしているMayerのステンレス製フライパンを持って行ってましたが、年に1度のグループ旅行以外はバスや汽車で出かけるため、我が家には取っ手が邪魔で重いのです。
日本で流行りの屋外用ミニ鉄板などはタイで手に入れるのは難しいし用途が限られ尚且つこれも重い!
MSRウィンドバーナーのスキレットはありますが、あくまでウィンドバーナー専用と考えてます。
いろいろ調べてもなかなかいいのがなかったのですが、先日比較的用途にあいそうな物を見つけました。
Fire-Maple Portable Grill Pan
タイでは比較的古くからある中国のアウトドア・ブランドです。
最近ではようやくまともなアウトドアショップがでてきましたが、MSR、プリムスなど高価なものが多いです。これ以外だとよくわからんバッタもんに近い激安ブランドで品質がかなり怪しい。。。
その間に位置するのがFire-Maple。
自分も一人用のクッカーを10年以上使ってますが、なかなか気に入っておりいまでもほとんどのトレッキングに持っていってます。
このFire-Mapleがビミョーなサイズのグリルパンを出していたのです。
料金はTHB 850と決して安い買い物ではないですが、このタイプは他では見つけられません。
詳細
材質:アルミニウム(フッ素コーティング)
サイズ:グリルパン部 直径約310mm
重さ:656g
サイズと重さからぎりぎりバックパッキングに持っていけるサイズと判断し購入。
本日、このグリルパンを初おろししてBBQしてみました!
通常焼肉的なものを家でやらないため肉のストックがありません。
この日は肉を買う時の第一シードである格安朝市はやってませんので第二シードである『バスで10分!ローカル市場横の肉屋』へ向かいます。
看板には豚の部位各100gあたりの料金が記載。


ここではよく売れる部位を500g~1kgでパックしてますが、ここにないものは目方で注文、リクエストに応じてスライスも可。
今日はかるく豚バラの脂少なめ部分を500gスライスしてもらいました。
購入後さっさと自宅に戻りBBQの用意をしましょう。
本日は炭でいってみよう!グリルパンの厚みがあるので多めの炭で火をおこしてみます。
バケツBBQコンロにジャストフィット!
グリルパンとバケツの間に網を入れて隙間を作ります。
真ん中下に銀色のポッチがあり、これを外して付属の金具をつければ油抜きができますが使うかな?



本日の材料
- 豚バラ
- にんじん
- キャベツ
- 玉ねぎ
- かぼちゃ
- 鶏もも(画像にはありませんが、、)
油を塗りますが、必要ありませんでした。
コーティングがよく効いてますし、豚バラからたっぶり出てきます。
二人用のBBQに丁度いいサイズでした。
ガンガン焼いていけば4人くらいまでいけるでしょうが、二人でのんびりやるのがいいですね。。
ただしこのグリルパンですが、なかなかしっかりできており厚みもそこそこあります。
そのため中途半端な火力では熱が伝わりません。
たっぷり入れ火力十分!と思っていましたがどうも炭の量が足りなかったようです。
途中から入れて炭を入れてフーフーやるのも面倒だったので弱火でじっくりBBQを楽しみました。
流石に新品ですのでコーティングはばっちり軽くスポンジでこすったらきれいになりました。
今回、炭でテストしてみましたが、炭や薪で派手に火を入れて使うのもいいですが、ガスコンロあたりと合わせて使うのが実用的かもしれません。
我が家にはポータブルのガスコンロがありません(ウィンドバーナーは除いて)ので、次回はガソリンストーブ(MSRウィスパーライト)で試してみましょう。