タイのビーチに行きました。。。Ban Saphanとタル島。
APR'2015
バンコクよりマレー半島を南に行くとคอคอดกระ/クラ地峡と呼ばれる半島の最狭部があります、タイ側でいえばラノーン、チュンポン県。以前ここに運河を通す計画があったようで、実際スエズ運河を建設した技師なども呼んだそうですが、シンガポールの港に価値を残すため中止になりました。*マレー半島に運河ができると西からの船はしショートカットができシンガポールに寄港しない
このバンコクからクラ地峡までの間はホアヒン以降(プランブリーからチュンポン)延々と大小ビーチが続いているわけですが意外と人気はない。
ホアヒンは超有名リゾートでありタイ人のあらゆる層、在住外国人、外国人の旅行者、バックパッカーまで訪れます。
しかしホアヒンより南に行くとローカル色が強くなりプーケットやスラーターニー沖の島まであまり賑わいません。
理由ははっきりしておりビーチや海、リゾートが人気リゾートと比べてビューティフルではありません。在タイの方ならまだしもタイへ海外旅行に来てこの辺に行こうとは思いませんよね?
それでもこのプランブリーからチュンポンはなかなか魅力があり、独身時代に一人で行ったり女房とも何度か訪問してます。
Ban Krud
もう10年も前になります。時期が悪くビーチはなかなか荒れておりましたが安ゲストハウスでのんびりだらだらしてました。
Ranong / ko Payam
1回目は何もないジャングル島に来てしまったなあ、、、といった印象、直前に長期滞在していたピーピー島とはえらい違い!
2回目は女房と2014年のソンクランに再訪。
Pranburi
1度目は日本から来た友人と、今のところ人生1度きりのゴルフコースに出ました。2度目は結構最近、2016年に女房とお隣サムロイヨッド観光を兼ねて再訪。
その他、Kuiburiには2度、プラチュアップキリカーンにはおなじみMr.Watと10年以上前に二人でKuiburi National Park , ミャンマー国境のDan Singkhon , サムロイヨッドなどに旅行に行きました。
こう見るとプラチュアップキリカーン県にはかなりの回数旅行に行ってます。
カンチャナブリー、チャンタブリーと並んでポピュラー旅行地の一つですね。
そして今回はプラチュアップキリカーン県のBang Saphanに行ったお話。
時期はソンクランです。
この数年前Ban Krudに行った時からBan Saphanには興味をもってて、Ban Saphan沖タル島のプライベートリゾートであるKoh Talu island resortのセールスとは当時の仕事を通して面識があり、タル島の魅力を何度となく聞かされてました。
我が家は二人とも飛行機が苦手なのでヒョイっとプーケットやサムイ島なんかには行きません。この年は女房を納得させて(飛行機には乗らない)Ban Saphanへ向かいました。
アクセス
Ban SaphanにはBan Saphan YaiとBan Saphan Noiがあり我々はYaiの方に向かいます。
汽車も何本かありますがバスより遅いのとBang Saphan着が深夜になるなど都合が悪いのでバスがベストでしょう。
確認はしてませんが恐らくロットゥーもあると思います。所要5時間かかり荷物もあるので大型バスでのんびり行きましょう。
バスはバンコク南バスターミナル【Sai Tai Mai】から
所要6時間半/THB300p.pで通常であれば1時間に1本出てます(現在はコロナ禍でわかりません)。
バンコクからのバスの到着地は駅から南に10分ほど歩いたところ。(バンコク行きバスの乗車地もココ)
メインの市場なども近くて便利なんです。
この辺りが町のメインとなりソンクランの催しもこの周辺で行われてました。
泊
Bang Saphanでの宿は事前に電話で予約入れており、
着いたときに電話すれば迎えに来てくれるというので何も調べてません。
【Ladawan Boutique Hotel】
バスターミナルから海岸へ向けて車で10分。。
海沿いにCafeを持つリゾートです。
宿の画像は一枚も撮ってませんでしたが、普通の田舎リゾートだったと思います。
1泊THB500-600くらいで設備はその程度。。
エントランス周辺に花が植えており沢山の花が開花期だったのでカラフルできれいでしたね。
リゾートから道路を挟んだ海沿いにあるCafeは眺めもよく夜10時までやっているのでおススメです。
【DULAY CAFE@Bangsaphan】
ビールなんかをこんな感じで飲めちゃいます。
ここでは毎日昼ビールを楽しみました。
女房は飲まないので毎日ブランコ。。
ビーチ
さてこのBan Saphanですが、わざわざ大型連休に行ったわけですが毎日天気が悪くほとんど雨。。。地元の方曰くソンクランは毎年雨だそうです。。下調べを怠っており二人ともしっかり水着を持ってきてます。
目の前の海はとても泳げる水質ではなく荒れてます。適当に散歩する程度がいいでしょう。。
Mae Ram Phueng
まあ見ての通りなのでこの時期は特にやることはありません。。
DULAY CAFEを降りたところのビーチ
それでもここは南国タイランド、サンライズは素晴らしいです。
Suan Luang Beach
LADAWANから南に10kmくらい、
Mae Ram Phuengから続くビーチなのですがこちらの方が全然きれい!
当初このビーチにある【The Theatre Villa】に泊まりたかったんですが、事情によりソンクランは開けないとの事でした。それでもオーナー夫婦は滞在しており来ればコーヒーをだすのでいらっしゃいと言われたので行ってきました。
Ban Saphan滞在中はバイクを借りていたので行けましたが、実際ここに来るのは車がないと大変です。
ここがビーチカフェで奥の建物がVillaです。
テラスからの眺め
この辺に泊まっていないかぎりここで遊ぶ人はほとんどいないでしょう。
プライベート感がありのんびり安く長期滞在するならこんなにいいとこありません。。
しかし最低でもバイクは必須です。
Villaのファミリー
タイの犬バンゲーオですが、恐らく雑種でしょうね。
まぁとにかくかわいい。。
Bo Thong Lang Bay
リゾートからバイクで10分くらい
ここが意外にいい!
近くのビーチと比べてビーチも綺麗で海の透明度も高いです。
湾になっていて波も穏やか、家族連れで遊びに来る人が多かったですね。
ビーチには浮き輪などのレンタルや屋台も出ているので周辺の人はここで海水浴を楽しんでいるんですね。
周辺観光とアクティビティ
ทะเลแหวกบางสะพาน/タレ―ウェイクバンサパンとเกาะหัวพิน/フアフィン島
Bo Thong Lang Bayのすぐお隣にある、いわゆる満潮時には海で閉ざされるが干潮時には陸続きになる島。
年末に行ったリボン島にもこんな島がありましたね。
晴れていれば綺麗なんでしょうけど。。。。
こちら側はフィッシャーマンヴィレッジがありゴミも多いのであまり長いするようなとこではないですね。。
直ぐ隣では子供たちが楽しく泳いでいるのに偉い違いです。
しかしこの周辺は晴れていれば気持ちよく散歩するには丁度よく、いくつか食堂もあるので昼飯食べに来るにはいいですね。
これらの船はイカ釣り船です。
我が家はこういった場所に来た時、義理父に送る為に漁船の写真を撮って行かねばならないのです。
タイで最も気に入っているマーケットの一つ
Bang Saphan Fresh Market
タイに来てから地元も含め数多くのローカル市場に行ってますが、もしかしたらここが一番好きかもしれません。
それほど大きくない普通の生鮮市場なんですが、毎日通いました。リゾートに朝食は付けてないので朝食はココ。
見た目や賑わいで行けば地元のサラヤ市場なんかの方がいいですし、食べものを見て楽しむならランパーンのラサダ市場なんですが、ここのサイズや雰囲気がいいんですね~
このティーストールは毎日通い、日によってはパトンコーで朝食も済ませます。
このおっちゃんチームとは毎朝ここで顔を合わします。
見てください!この魚の並び!
エビもフレッシュ!
イカもフレッシュ
こいつはバラクーダですね。
屋外コーナーは干物や野菜が豊富
特に目を付けたのはコチラ👇
魚の干物コーナー
お母さんパッと見おっかないんだけど何も買わずに30分近くいた我々にずっと付き合ってくれました。*口は悪いです
因みに話をしたのは2日目だったので何も買いませんでしたが、最終日の出発前に寄って大量に買って帰りましたよ。
そして、市場のBeautiful Sellers
皆さん毎日顔を合わして世間話をした方々です。
タル島 シュノーケリングツアー
海を期待して行ったBang Saphanではないですが、リゾートのスタッフに勧められて軽い気持ちでシュノーケリングに行きました。
いままでこのようなツアーに参加したことはなく、女房はシュノーケリングが自体が初めて(そしてカナヅチです)。
料金は忘れましたが、たぶん一人THB 500(船、昼食、シュノーケリング用具一式、おやつ)位だったと思います。
参加した理由はもう一つ、今回タル島に宿はとる気はなかったのですが(とても高い)セールスがそれほど薦めるタル島を一度見ておこうとも思いました。
シュノーケリングのツアーはKoh Talu Island ResortのBan Saphanオフィスのある港から出発するのでそこまでは自力で行きます。リゾートに頼めばソンテオを出してくれましたがバイクを借りていたので20分かけて行きました。
このツアーですが、かなりの人気で港は各ツアー会社で集めたお客で膨れ上がってました。
受付時に昼の弁当(ガパオ)、シュノーケリング用具一式を渡され、水とフルーツは船内でスタッフがサーブしてくれるそうです。
写真右側を走っているサイズのボートが4,5船ほぼ同じ時間に出航していきます。
港の入口で釣りしてますが、浮き輪のあんちゃんは何故か長靴履いてます!?
これがBan Saphanスタイル?
30分くらいでKo Talu到着
流石に島ですね。
全然違います、、、サンゴが豊富で船の上からでも魚の束が見えるのです。
この島にリゾートは1件のみ。
Koh Talu Island Resortは基本的にローカルの店が一切ないので宿泊はFull Boardになってます。そこにシュノーケリング、ダイビング、ジャングルトレッキングなどのオプションがくっついて販売されてるんですね。
ツアー客は少し離れたところから島を眺めるだけですが、リゾートの宿泊者をうらやましく眺めます。
『いつか、、、一度でいいからあちら側にたつ!』
と皆が思ったでしょう。。
お客が群れてます。。
シュノーケリングのポイントは3か所位周りますがどこも同じような感じでしたね。
我が家はシュノーケル超初心者なので満足できますが、慣れている方はプライベートで行かれた方がいいかもしれません。
またライフジャケットはありますが、子供や不安な方用にタタミ1畳くらいのフローティングボードがあります。うちは女房が泳げないので借りて使ってました。ボードに紐がついているので女房はボードに捕まり自分が紐を引っ張って泳いでいたのですが、ある時から急に重くなるのです。。。
「俺も泳げないんでこれは助かる!どこでもいいから連れて行って!」
と見知らぬ親父がぶら下がってました。
自分の事をスタッフと勘違いしていたのかわかりませんが、全く遠慮なしです。
そんなこんないろいろありましたが皆さん楽しんで約半日のツアー終了。
ローカルの相場はわかりませんが、これでTHB500p.pなら安いんじゃないでしょうか?
お客はほとんどタイ人なのでサービスの具合もローカル色がありなかなか楽しめます。
揺れてる船でスイカを切って運んだりするからひっくりかえって落としちゃったり。。
食べる
朝は毎日マーケット
昼は出先かリゾートのDULAY CAFE
そして夜はココ👇
【Lantalay Seafood/ร้านล้านทะเลซีฟู๊ด】
リゾートからバイクで5分位。
スタッフに勧められて行きましたが、なかなか美味しかったです。
料金はリーズナブル。
メジャー観光地ではないのでとんでもない値段ではありません。
このころはまだコレステロールがどうとかありませんでしたのであらゆるシーフードを堪能してました。
กุ้ผัดชอสมะขาม/海老の炭焼きタマリンドソース
これは普通に旨い!
タマリンドソースが絶品です!
ปลาทรายทอดกระเทียม/キス(多分)のガーリック揚げ
大好物、どこで食べてもだいたい美味しいのでビールとともに頼むことが多いです。
ปูทะเลต้มกะทิ/蒸しカニのココナッツミルク
でました!カニ!
旨いんだけどやはりカニは面倒くさいです。。
当然、料理のお供に必ず付きます。
King of Beer "LEO"
これは前述の料理とは別の日に食べました。
แกงส้ม ไข่ ปลา ริวกิว/ゲーンソム・カイプラーリウキウ
いい日本語がでてきませんが、大ナマズの卵入りサワースープでしょうか?
最初のひとくち⇒旨い!
我が家は南タイの家族なのでゲンソムは普段からよく食べるのですがスープにコクがありかなり美味しい。。
2口目以降⇒辛い!辛すぎる!自分の場合辛いじゃなくて痛い!
スープが喉を通る時になんだかわからんけど辛すぎてもう痛いんです!
特別辛い物好きで得意ではありませんが、インド、タイに住みそれなりに経験してきたつもりですがこれは無理!
いままでの経験でこれは2度目の事です。
1度目はこれより数年前にWatと二人で行った旅行で食べたトムヤムプラ―。
想えばアレを食べたのも奇しくもここと同じ県内、プラチュアップキリカーンのナイトマーケットでした。
その時Watは「あ~辛い、とても辛い」とか言いながら水も飲まずにガツガツ食べてましたが、自分は痛くて無理!
今回、女房もほとんどダメでした。そもそもうちの女房は南タイ出身のくせに辛い料理が苦手なんです。。。
こんあこともありましたが、このレストランは全体的にリーズナブルで美味しい!おすすめのレストランです。
ソンクラン・ナイトマーケット
滞在中に市内のお寺でソンクランの催しが出てました。1日だけ夕食を兼ねて行ってきましたが、この時期どこでもやる縁日で楽しめましたね。
併せて参拝も行います。
甘々フルーツジュースコーナー
よく見る光景ですが何かの実験のようですね、色が毒々しい。。。
1本THB20はちょっと高くないですか?
ガラメ(タイのお菓子、キャラメル?)
写真を撮っていたら見せ場を作ってくれました!
まとめ
このBang Saphanでやったことはシュノーケリングを除けば、ほぼ毎年地元でやっているような事なのですが、やはり異なる土地での雰囲気などがあるんですよね。
特に大きな観光資源がある場所ではないですが、再訪必須な場所ではあります。
特にFresh Marketは。。
そして次回はKoh Taluであちら側の住人(島の宿泊者)になってみたいですね。