先週レポしたFire-Mapleのグリル パン。
炭火で使ってみましたが、このタイプでBBQをする場合は安定した火力が必要。
炭をしっかりおこせば問題なないですが、やはりBBQ中に炭をたして火力を維持するのは少し面倒で不経済です。*不敬罪はタイでは法律違反です。
そもそもそこまで炭をおこすなら網を使って炭火焼きにするほうがいいですね。
ということで今回はガソリンバーナー(MSRウィスパーライト)で試してみることにしました。
最初からガスバーナーで使うのが一番いいとわかってはいますが、うちには一般的なガスバーナーがありません。
*MSRウィンドバーナーがありますが、あくまで専用クッカーを使用します。
ウィスパーライトは2月以来3か月振りに使います。
ところがこのウィスパーライト。。。
いつもの手順でプレヒートをして点火させますが様子がおかしい。。。
このようにカップに燃料が溜まりプレヒートはできますが、上部のバーナー部に燃料がいきません!
本来ですとプレヒート終盤に燃料を送ると上部に引火し燃料が気化する音が聞こえてくる。
ところが上部は反応なし。。。
念のため再度ポンピングをし繰り返す(ポンピング不足で燃料が遅れてない)
2度ほど繰り返すが変わらず。。。
燃料がジェットから出ているのでジェットは問題ないでしょう。
燃料を送る圧が足りないと思われるのでフューエルライン内部のクリーニングをしてみる。
この際、ついでに全解体して各パーツの確認とクリーニングをしておきます。
特に各パーツに以上はみあたりませんが、目視できないフューエルライン内部だけは入念にクリーニング。
再度点火!
変わらず音ナシ・・・
となると次はポンプを疑います。
燃料漏れがないので各Oリングに破損は無いと思われます。
また、ポンプを外すときにボトル内にかなりの圧がかかっていたのでポンピングはしっかりできている。。。
となるとボトルからフューエルラインに送る流れが止まっていることになりますね。
そうなるとそこに干渉するパーツはポンプケース(本体:画像グレーの部品)しかないのでここに繋がるパーツに目詰まりの原因がありそう。。
この現象は20年近く使ってきて今までなかったのでなんだかわかりませんが、取り合えず目に見えているディップチューブ(白くて長いチューブ)が汚いので交換してみます。
そして再々点火!
「あっ!着いた!」
火を安定させますが、問題なし。
今までディップチューブなんて気にした事なかったんですが、なにかしら役に立っていたんですね~
あまり丈夫そうなパーツじゃないんですが、20年で一度も交換してませんから恐るべき耐久性ですね。
昨年のポンプのメインテナンス時にパーツのストックを購入しといてよかった。。。
www.pssamphran.com
何が原因かはっきりはしませんが治ったからいいでしょう。。
それでは改めてウィスパーライト+グリルパンを試してみます。
点火!
サイズ感は問題ないでしょう。
熱していきますが、グリルパンが高熱を持つためストーブが出す熱量以上にストーブに負担がかかるようです。
このようにストーブが赤くなることはあり問題ないですが、必要以上に熱を与えてしまうのであまりよくないですね。。。
実際食材を焼いてみます。
本日のBBQセット!
問題ないですね、このように豚バラを焼くと油が出てくるので付属の油抜きソケットも使うことがありそうです。
先週炭火で1枚の肉が焼けるを二人でじっくり眺めていたのは何だったのだろう。。。
肉は10秒で焼けます。。
もう一つ難点言えばこのMSRウィスパーライトには火力調整のツマミがついてません。
火の強弱は燃料の出し入れで調整するのですが、こうなると弱火ができないなど細かい調整ができないのです。
慣れてしまえばたいした問題ではないですが、このように鳥肉をグリルするのに弱火でじっくり、、と焼きたい場合なんかは使いずらいのです。
そして結論・・・
Fire-Mapleグリル パンはMSRウィスパーライトでは止めた方がいいでしょう。。。
使えますが、ストーブに対しての負担が大きいです。
用途は別物と考えて諦めます。
火力調節が細かくできるガスストーブ、焚き火や炭でしっかり火力をつくって使うのがいいと思いますがやはりベストは普通のガスコンロですね。
早速女房がガスコンロを買う気になっており、ルックッス重視で選んでます。
【Dr.HOWS】とか聞いたこともないし、価格もTHB2,500とやたら高い!
大丈夫ですかね?
今回のグリル パン購入で各ストーブのメインテナンスができました。
後は外で使うだけですが、いつになりますかね。。。