P.S.Samphran

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

20年前の八ヶ岳。

コロナで他県への外出を控えているので週末は時間がたっぷり。

それでもやることはいくらでもあり、数年手を付けていない自宅の小物の整理なんかをしてみました。

そうすると古い写真のネガなんぞがでてきたので、写真屋に相談しデジタル化してもらいました。

ほとんど写真を撮ることはなくバンコクで買った安いバカチョンバッタもんフィルムカメラを長く使っていたので、恐らくそのカメラで撮ったものと思われます。

半分くらいはいただいた写真ですが、今回の写真は自分で撮った八ヶ岳の写真。

八ヶ岳には何度も行っており、北側の蓼科にもしばらく住んでいたことがあります。

ほとんどの山行で写真を撮ることはなかったので、いつの写真かはっきり覚えてないのですが恐らくこんな感じ👇

  • 20数年前でまだ蓼科に住む前、多分1998年頃。
  • 季節がいまいちわからない、秋っぽいですが県界尾根が全く色づいてないので11月頃なのかな?
  • ルートは確か阿弥陀岳南陵から一度行者小屋に降り、翌日再度阿弥陀岳⇒赤岳⇒権現岳⇒編笠岳⇒小淵沢駅のはずで行者小屋と青年小屋でテント2泊

こんなだったと思います。

 

初日は天気があまりよくなかった記憶があるので画像はほとんどなし、またすべてのネガがデジタル化できたわけではなかったようです。

 

阿弥陀岳山頂直下

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南陵から山頂を超えて中岳のコルあたりです。

まだ昼過ぎ頃だったと思うので入れ違いで上っていく方も多いですね。

山頂までは曇ってましたが降りてきたら晴れてくるといったよくあるパターン。

 

行者小屋からの赤岳

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この日のうちに赤岳超えてキレット小屋まで行けましたが翌日の天気に期待して行者小屋で泊まりました。

 

翌日、赤岳に直接行ってもよかったのですがどうせ青年小屋で泊まることになるので阿弥陀岳にもう一度。

 

中岳のコル付近から

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暗いうちにテントをたたんで出発!

天気は良し!わざわざ行者小屋まで下りて一泊した甲斐がありました。

 

阿弥陀岳頂上①

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頂上で日の出を迎えられました。

真ん中近いところに権現岳、右奥に南アルプス

 

阿弥陀岳頂上②

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真ん中奥は御岳

 

阿弥陀岳頂上③

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蓼科方面。

どの写真もモヤっとしてますが、こんな天気だったのか?それともカメラのせいなのか?

 

阿弥陀岳頂上④

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右から硫黄岳、天狗岳、蓼科山

 

阿弥陀岳頂上⑤

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日の出のタイミングですかね?

 

阿弥陀岳頂上⑥

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正面にこれから向かう権現岳、手前の尾根は前日上ってきた南陵

 

富士は日本一の山!

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この写真みて気が付いたんですが、これは恐らくズームでとってますね。

引いた写真と比べて画像が粗いですし。。。

そうなるとこの時のカメラはタイで買ったRicohのバッタもんカメラ(ズームはない)ではなく、友人のお袋さんにもらったミノルタの一眼カメラだったみたいです。

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写真の事はよくわからないのですが、これは写真としての品質を保ってないですね。

 

赤岳への上り

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日の出の時に赤岳頂上をみると凄まじい人数がいましたので、少し阿弥陀岳の頂上でのんびりしてから赤岳に来ました。

 

赤岳から阿弥陀岳

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阿弥陀岳からの下りはなかなか急なので急がず気を付けて。。。赤岳、阿弥陀岳は何度も上ってますが一般ルートなら阿弥陀岳のほうが気を使いますね。

 

赤岳頂上から

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野辺山方面を見渡す、真ん中の尾根は県界尾根。

この尾根は下りでしか使ったことはありません、序盤は急なので気を使いますが途中からダラダラとひたすら下るだけ。。。

 

赤岳登頂後は権現岳を通過して青年小屋へ!

数年前に逆コースを歩きましたが明らかに上りのほうが楽です。

www.pssamphran.com赤岳からキレット小屋までのザレは疲れますし、権現岳手前の源氏梯子は下るほうが怖い。。。当時とは体力や意欲が全然違いますが。。。

 

3日目早朝の編笠山

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青年小屋にテント泊して頂上はピストンせずそのまま観音平へ下ります。

前の日に青年小屋のスタッフ、常連客と飲みすぎてしまいフラフラで登頂!

 

頂上より車山方面

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編笠山頂上より

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正面に北アルプス。

穂高から槍ヶ岳までよく見えます。

真ん中やや左にモヤのかかったところは諏訪湖。

 

観音平から小淵沢へ

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当時そんな名がついていたかわかりませんが、現在では『自然歩道ハイキングコース』と呼ばれてます。
観音平からほぼ一直線に下り、最初のうちは正面に見える甲斐駒ヶ岳がカッコよくて気分よく歩けますが、ずっとコレなんで途中から飽きてきて疲労感がまします。 

甲斐駒ヶ岳

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最初はテンション上がるんですよね。

あまりここを下る人もいないので誰にも会いませんでしたが、8年くらい前の3月に歩いたときは地元の方で山菜とりの人と会いました。

できることならここは2度と歩きたくないのですが、タクシー呼ぶくらいなら2時間くらいで小淵沢に行けますし、途中でスパティオで温泉に入っていくのもいいでしょう。

 

20年以上前のネガがこのように復活するとは思っていませんでした。

カメラには全く興味なくしかも人からもらった一眼のマニュアルカメラ!ピントの合わせ方も分からず多分初めて使たのがこの時だと思います。

それでもデジタルカメラを手にした今の写真よりいい写真に見えてしまい、つくづく写真をとるセンスのかけらもないことを再確認させられました。

せっかく手にしたカメラなので少しいい写真を撮る努力をしてみようと思います。

 

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