遂に洗濯機を新調することになってしまいました。
なんとか生き残りおよそ3か月前に再出発した古い洗濯機でしたが、ついに力尽きました。
長いつきあいでしたがこれでサヨナラです。。
洗濯機とはいえ、故障と修理を繰り返しながら使い続けてきたので愛着があります。やはり別れはさみしいのですが、汚れものを洗えないいじょうはただの置物で邪魔になります。
このSAMSUNGの洗濯機ですが、4月に修理をしてから順調に使えてたのです。
ところが先日、洗いをして脱水槽に衣類を移そうとしたところ、脱水槽の上部に大量の蟻が住み着いてました。もう真っ黒!
洗濯機の足元を見ても道線がありませんので洗濯機に蟻が集まるような魅力的なものがあり住み着いているのか?
蟻を排除さえすれば使えるのでまずは排除にかかります。
恐らくゴキブリかチンチョックの死骸でもあるのかと思い分解していきます。
できる範囲で分解してみますがゴキの死骸などはみつからない!
しかし内部はなかなか汚い、あえて写真は撮りませんでしたが完全に蟻んこが住み着いてました。
こういう電気機器の分解系作業をする時、たいてい女房は「壊すから」と止めるのですが今回はどんどんやってとばかりに勧めてきます。
しかし案の定、蟻の状況を調べながら分解をすすめて行くと遂に洗濯機の一部を破壊してしまい、蟻の除去作業中に電気系に水をかけてしまいます。
流石の自分もこれを復活させようといった気にはならず、同時に女房が分解を止めなかった事を悟ります。そもそも前回の修理時に女房は新型購入に乗り気だったのですね。
察するに自分に分解をさせていればいずれ破壊するだろう!と思っていたのでしょう。
因みに女房は基本的にこの洗濯機しか所持したことがありません。
よそで泊まった時などに何度か全自動は使った事がありますが、この洗濯機を購入する前(20年以上前)は全て手洗いをしてました。
それでも洗濯機には全く愛着がわかなかったようです。。
本格的に洗濯機を買い替えることにしたのですが、洗濯が途中なので終わらせます。
ここは全て手洗いで済まします。
洗濯機を買いに行きます。
バスに乗り
やってきたのは
「Central Department Store」
我が家の家訓として「いいもの買うときだけはセントラル」。
日本の場合はここが新宿伊勢丹になります。
この手の場所に出てくるのは約3か月ぶり!
あまりよけいなことはせずに家電コーナーへ直行します。
冷蔵庫選びの条件!
- 価格---安ければ安いほどいいけど上限THB8,000(¥28,000くらい)まで
- 形式---二人とも人生のほとんどを手洗いか二層式できてるので希望は二層式だけど、いいのがあれば全自動もあり。
- サイズ---今と同じところに設置するには巾75cm×奥行55cm位がベスト、そうなると二層式か?
- ブランド---どこでもいい
- ルックス---ここは女房だけのこだわり可能ならピンクがいいそうです。
一通り見て回ったらスタッフつかまえて説明させます。ここで我々の質問に答えられないスタッフやおもしろくない場合はチェンジが入ります。
まずはSAMSUNGから
品別ではなくブランド別に分かれてます。
こいつに惹かれます。
今と同じSAMSUNGの二層式。。。
二層式にしてはちょっと高いですがなんと洗濯槽の蓋がタライ状になっておりここで手洗いができます。
容量が8.5kgありますが本体サイズがでかい!工夫しないとおけそうもありません。
ウチはドラム式は一切使う気はないのでSAMSUNGで目に付いたのはこの1台だけ。
続いてHITACHI
店員曰く今HITACHIは評判いいそうです!
確かに冷蔵庫なんか見てもスタイリッシュ!
冷蔵庫に比べて作りがおもちゃっぽい。。
店員はこれがなかなかのおススメ商品との事なんだけどちょっと高いかなー
コンピューター部分のボタンが多くて難しそうです。。
奥行が57cmあるのでちょっとサイズオーバー。
でも全自動なら候補の一つ。
他にもLGやパナソニックがあるんだけどメインはドラム式なんですよね。
そして次の候補はTOSHIBA
TOSHIBAの二層式
ちょっといいかもしれない。。。
価格OK!サイズ7.5kg OK!
しかもよくわからんけど「ウルトラスピン」なんです。
日本品質をアピールしてところもふざけていていい!(made in ベトナムです)
二人ともほぼこれに心が決まりかけたところ。。。。
よく見るの給水口が二つあります。。
「ん?ナニコレ?」
店員曰くこいつは洗濯槽と脱水槽で給水口が2か所、切替レバーがないのです!!
いちいちホースを差し替えないといけないんですね。
かなり気に入ってますがこれはマイナスポイント。。。
そしてTOSHIBAの全自動
手頃な値段。。。サイズ7kgはちょっと小さいか?
JAPAN QUALITYのステッカーも日本品質と書いてほしかった。そもそもこの日本品質とはなんなんだろう。。。日本ブランドにはどこで作ってもつくのではないだろうか?そもそも家電はほとんど日本ブランドなのでプライオリティにはなりませんな。
ただデザインはいいんじゃない?
コンピューターの操作ボタンも多いですが、いろいろ見たところどれもこんなもんです。
なんか清潔感あっていいですよね。。
店員は我々の様子を見てHITACHIとTOSHIBAどちらを勧めるか伺ってます。
蓋開けたりいろいろ見てくうちにこちらのマイナスポイントは蓋がガラス製。
ちょっと嫌ですね。。
全て見終わったところで二層式は選択肢から外れます。
理由として今の二層式はボディがでかい!そしてあまりにも種類が少ないので選べない。。。ここにある二層式はちょっとウチでは使えなさそうなので全自動のHITACHIとTOSHIBAの二択になります。
店員を交えて相談。
HITACHI
サイズ 8kg、価格 THB7,490、3年保証、日本品質、設置スペースはややオーバー
TOSHIBA
サイズ 7kg、価格 THB6,190、1年保証、JAPAN QUALITY、設置スペースはJUST FIT
店員の意見---TOSHIBAは値下げしてるので実際の価値はTHB6,190より高い、HITACHIは人気あり
女房---見た目と価格が気に入ったのかTOSHIBAに誘導してきます。
自分---スペースに収まればどうでもいい。
となると
TOSHIBA AW-J800に決定!
7 KG Top Load Washer - 15‘ Quick Wash | Toshiba Middle East
自分としては価格も抑えられたし大きさも丁度いいので70%は満足
日本に居た時は自宅では二層式しか持ったことがなく、インドでは手洗いかDhobi(手洗い洗濯屋)に依頼、タイにきてからもバンコクではほぼ手洗いで過ごしてきたので二層式の方が安心なんですよね。そこがやや残念。。。
サクっと支払いをすまし、
待つこと3日。。。
実物が届きました。。。
コロナで配達屋は中に入れないので自力で中まで運び入れます。
この子とはついにお別れです。。。
自分も10年近く付き合い、女房は20年以上の付き合いでした。。。
やはり最後となると寂しい。。。
サヨウナラ。。。
それでは気を取り直して早速設置します。
先ずは蛇口のアタッチメントを取り付け
底のカバーはネズミよけ
こんなものいるかと思いますが、前はココによく逃げ込まれました。
しかしスペースがあるのでチンチョックは居座りそうですね。
本体設置
ちょっと収まりが悪いなあ。。
できればタイルにはかかりたくなかった。。
後が空きすぎですね。
そして致命的なミスが2点!!
①プラグ変換器の購入ミス
タイのプラグタイプは現在A/C/B3の3パターン
ですが最近はほとんどB3が使われています。
しかし我が家のような古い建物にはA/Cの2タイプしか対応してないんですね👇
毎回このことで困っているので当然変換プラグを用意します!
設置が終わりさあ試運転!電源ON!と行こうとしたところ。。。
なんと!プラグを間違って買ってしまった!
表はマルチタイプで問題ないですが、裏がB3でした。。。
これでは意味がない、、、。
近所にパーツ屋がないので自転車で15分かけて買いに行きます。。
②蛇口の位置
洗濯機と壁にスペースが出てしまうのは放熱対策も有りそうでいいかと思ったんですが、このような問題が発生👇
蓋を上げると蛇口に干渉します。蓋がガラス製なのでこのまま使うといつかは破壊してしまいそうな気がします。
また考えてみると隙間も広いのでここにLEONAが入り込む可能性も高い!
すっかりデブりましたが、このスペースには入れそうです。
面倒ですがこれは蛇口の位置を移動するしかありません。
蛇口を移動
現在の状況
左の塩ビの位置に移します。
見てわかるように訳の分からない位置で塩ビ管の太さが変わってます。キッチン増設時にいとこ(素人)が設備しました。
その為、補修するときなどはジョイントを数種類持っていなければなりません。
いつか室内だけでも大きさ統一して変えてしまおうと思います。
しかし準備は万端!
毎回このような事が起こるのでストックは豊富!
これくらいの材料は常にあるので買い出しに行く必要はなし!
まずは蛇口部を切断
元栓は閉じてますが当然水があふれ出ます。
次に横筋も切断!
水が止まったら三俣に接着剤を塗布して接続します。
これで蛇口の位置は決まります。
後は横筋の復旧をしますが、その前に塩ビ管の下のコンクリートがガタガタでほこりも溜まり汚いのでクリーニングをして補修モルタルを流します。
そして三俣と逆サイドにはジョイント管を接続
接着剤を塗布して。。。
軽く打ち込みます。
この2つのジョイントの間に塩ビ管を入れるのですが、
これが奇跡的に以前使った切れっぱしがピッタリ!
少しミスがありましたが横筋の復旧が完了!
蛇口は接着剤塗布して差し込むだけ!
パイプ受けをつけたら
完了!
ここに洗濯機を設置します。
あ~いいですね~
タイルにもかからず収まりがいい!
蛇口の位置も以前より少し低くなったので女房も使いやすくなりました。
それでは洗濯物を入れてついに始動!
コンピューターはよくわからないのでひとまずSPEED(15分コース)を選びます。
15分後、水漏れもなくきっちり洗えました。
ただ今までの二層式と比べるの脱水があまいです。
これは衣類にやさしくするためあえてそうなっているのか?
二層式は確かにガッツリ絞りますからね!
今回、でた破損部はこれだけ👇
あまり無駄を出さずにできてよかったです。
そして洗濯機始動の儀として室内BBQを行います。
今回、洗濯機という大物を買い替える事になり予想外の出費となりました。
いい買い物はできたと思いますが、きっかっけが自分が洗濯機を破壊してしまった為の買い替えなので悔いはあります。
洗濯機も長く使っていれば愛着がわくようなのでやはり道具は大事に使わなければなりませんね。