みなさんこんにちは!
キャスターバック。。。。
重い荷物を持つ場合はコロコロ転がせてとってもらくちん。
しかし、いざキャスター部が壊れると。。。
担ぎづらくひじょうに面倒な荷物になります。
まだ10代も半ばの頃、とあるスキーショップでアルバイトをしていました。
当時はキャスター付きのスキーバックが流行っており、このスキーキャスターと同じ柄のダッフルをセットで持ち歩く人が結構いたんですね。
キャスターバックは底の部分にスキーブーツを横に入れることができブーツの区画にはファスナーがついって直接アクセスできます。上部にはウェアやその他もろもろ入れることが便利だったんですね。
基本的には都会からスキーバスや電車でスキー場にアクセスする方向けなんですが、一見この便利そうに見えるバック。。。
出先でキャスターが破損したら地獄を見ます。
当時、このキャスターが破損して修理に持ってくるお客さんが沢山いたんですよね。
それを見ていると流石にスキーキャスターが欲しいとは思わなくなり、旅行で使うバックもスーツケースを使うことはありませんでした。
タイに完全に移住するまでは日本から海外に出る場合、最短でも3か月でしたのでいつもバックパックかダッフルバックでした。
しかしタイに来てから日本帰国時にまとまった荷物を持って帰ってくることが多くなりました。その際大型のスーツケースがあると便利かなあ~と思うようになり5年くらい前に価格はいくらぐらいするものなのか?と見に行ってみました。
まずはタイのデパート "セントラル" へ。。。
置いてある中で中の上くらいのブランド(Size70ℓくらい)がTHB 4,500くらい。。
けっこうするなーと思って店員と話していると
「今日は半額なんでTHB 2,250です。」
あれっ!?なんかけっこう安い。。。
この時点で女房は色が気に入っていたので自分の分だけでもいいから買ってしまおう!といった雰囲気になります。
5分ほど店員の前でごちゃごちゃ相談していると、店員がダメを押しにきます。
「因みに、今日はbuy1 get 1なのでこの70ℓを買うと少し小さいサイズの40ℓがついてきます。」
直ぐには意味が分かりませんでしたが、要は
70ℓ THB4,500⇒70ℓ+40ℓ THB2,250になるそうです。
タイではよくあることですが、驚くべきプロモーションです。
もう迷う必要はないのでこのまま買ってしまいます。
それから5年。。。。


やはりキャスターが壊れます。
その他の部分はほぼ無傷。。
年に1,2回しか使ってませんのでここでサヨナラするには寂しい。。
修理代を確認すると1か所THB250くらいとの事。
そんなに払う気はないので自力で修理してみます。それで壊してしまうようなら二度とスーツケースには手は出さず大型のダッフルバックでも買いましょう!
タイヤやシャフトは直ぐに手に入るので問題はボディからキャスターを外す作業です。
ボルト等で締めてあるだけなら簡単ですが、接続部は固定されているのでシャフトを切断しなければタイヤは外せません。
金ノコでシャフトを切断してもいいですが、ノコを入れる隙間がないので赤〇のついてるシャフトの端を電動ドリルで切断します。
6mmのドリルで約1分。。。
なんなく外れました。。。
シャフトにもゴミや髪の毛が大量に巻き付いておりなかなか気持ち悪い。。
これを繰り返しタイヤを全て外したところで次のステップへ進みます。
新しいタイヤを購入!
ホームセンターやDIYショップみたいなところで売ってました。
しっかりサイズを確認して用意しましょう。
タイヤの直系 、 シャフトの長さ 、 シャフトと直系=タイヤの内径 、 ワッシャーもあった方がイイですね。
ここから先は実に簡単!


六角2本を使って閉めるだけ!
途中で緩んで外れたら大変なのでワッシャーを使ってしっかり締めましょう。
荷物を入れて実際に使ってみないとわかりませんがしっかり動きます。
レオナも上陸!
素材がゴリゴリしているので早速爪を研ぎ始めます。
『コラッ!』
こんな顔されると止めたくないですね。。。
スーツケースは目につかない場所にさっさとしまっておきましょう。
今回の材料費
タイヤの素材等でも変わってくるかもしれませんがパーツ全部混みで合計THB 250でした。
修理に出すと4倍の金額になります。
労力はかかりますがこの程度なら自力で修理する方がいいでしょう!
恐らく小さいスーツケースじきに破損すると思いますので準備をしておいた方がいいですね。