日本を離れて十数年、あまり日本の事を調べることはありません。
好きなスポーツの情報を見たりはしますが、スキーやアメリカンフットボールなので海外のスポーツサイトを見ることが多いです。子供の頃は阪神タイガースを贔屓にはしてましたが、掛布雅之とランディ・バースがいない今さして興味もありません。
ところが最近登山ブロガーさんの記事などを通じてYOU TUBEで登山の動画を見ることがありました。
そこでは多くの登山者が百名山を口にしているんですね、最近ブームになっているのかな?
子供の頃から山に登っていますが、小さい頃は百名山とは耳にしたこともなく知ってからもそれを目指したことはありません。その為、今まで勘定した事ないですがいったい自分はいくつ登っているのだろう?と思い数えてみました。
日本百名山
北海道 (9山)
001 | 利尻岳 | 1719M | ✖ |
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002 | 羅臼岳 | 1661M | ✖ |
003 | 斜里岳 | 1547M | ✖ |
004 | 阿寒岳 | 1499M | ✖ |
005 | 大雪山 | 2290M | ✖ |
006 | トムラウシ山 | 2141M | ✖ |
007 | 十勝岳 | 2077M | ✖ |
008 | 幌尻岳 | 2052M | ✖ |
009 | 後方羊蹄山 | 1898M | ✖ |
論外です、北海道には上陸さえしたことがありません。
スキーと業界での仕事、青森市で働いていたこともあり、そして故郷は秋田県、、、にも関わらずです。意外に思われますが経験なし。。。
『やはり北海道は最低一か月はかけてじっくり周らんと!』と言っているうちに日本を離れてしまいました。
よって0山
東北 (14山)
010 | 岩木山 | 1625M | ✖ |
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011 | 八甲田山 | 1585M | ✖ |
012 | 八幡平 | 1613M | 〇 |
013 | 岩手山 | 2038M | ✖ |
014 | 早池峰山 | 1917M | ✖ |
015 | 鳥海山 | 2236M | 〇 |
016 | 月山 | 1980M | ✖ |
017 | 朝日連峰 | 1870M | 〇 |
018 | 蔵王山 | 1841M | 〇 |
019 | 飯豊連峰 | 2105M | 〇 |
020 | 吾妻山 | 2035M | 〇 |
021 | 安達太良山 | 1700M | ✖ |
022 | 磐梯山 | 1819M | 〇 |
023 | 会津駒ケ岳 | 2132M | 〇 |
流石にそこそこ登ってましたね。
青森時代、職場が八甲田山にかなり近かったのですが結局登ることはありませんでした。秋田県内はかなり登っていると思いますが、百名山とは別の山。
鳥海山の頂上は5回くらいしか踏んでませんがスキーや御浜までのガイドで数十回は登ってます。頂上からスキーはできませんからね!
吾妻山も四季全て合計10回位登ってます。磐梯山は小学校の林間学校が最初。
恐らく次にこのエリアで登山しても未踏の山ではなく飯豊か鳥海山に登ると思います。
登山の回数は東北の山に登ることが圧倒的に多いのでエリア別ではここが一番かな?
14山中8山登頂
吾妻山(7月中旬)
弥兵衛平から滑川温泉への下山途中
鳥海山(7月)
矢島ルート、御田付近?
北関東 (9山)
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024 | 那須岳 | 1915M | 〇 |
025 | 筑波山 | 877M | 〇 |
026 | 燧ケ岳 | 2356M | 〇 |
027 | 至仏山 | 2228M | ✖ |
028 | 武尊山 | 2158M | 〇 |
029 | 赤城山 | 1828M | 〇 |
030 | 男体山 | 2486M | ✖ |
031 | 日光白根山 | 2578M | 〇 |
032 | 皇海山 | 2144M | ✖ |
最近では3年前に那須に行ってます。
それ以外の山は20年は登ってないでしょう。
秋田を離れてから初めての単独テント泊登山にいった日光白根山。地図は無く、道を外れて湯本スキー場上部から前白根の手前まで3時間オール藪漕ぎを経験しました。当時経験が浅く『登山とはこんなものか。。。なかなかキツイ遊びだなあ』と思ったものです。
9山中6山登頂
日光白根山(多分6月下旬頃)
山頂付近から、手前に弥陀ヶ池、写真左上の双耳峰が燧ケ岳とはこの時は知らず。。。
上信越 (12山)
033 | 越後駒ケ岳 | 2003M | ✖ |
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034 | 平ヶ岳 | 2141M | 〇 |
035 | 巻機山 | 1967M | △ |
036 | 谷川岳 | 1963M | 〇 |
037 | 苗場山 | 2145M | ✖ |
038 | 雨飾山 | 1963M | ✖ |
039 | 妙高山 | 2454M | ✖ |
040 | 火打山 | 2462M | 〇 |
041 | 高妻山 | 2353M | ✖ |
042 | 草津白根山 | 2165M | 〇 |
043 | 四阿山 | 2354M | 〇 |
044 | 浅間山 | 2568M | 〇 |
このエリアだと5年前残雪期の谷川岳に登ったのが新しい。
巻機山は△つけました、たぶん頂上までいったんでしょうが、目印は目にしませんでした。雪の下だったのか?見落としたのかわかりませんが、、、山スキーをしに行った事しかなくほとんどが頂上手前の沢でドロップダウンしてるので登頂してません。苗場も同じような事してますがドロップダウンは頂上よりかなり下なので✖。
約3年半住んだ群馬県嬬恋村にある四阿山にも四季を通して10回は登ってるでしょう。
今後の登山は女房と一緒に登るので苗場山くらいならいけるかもしれませんね。
12山中6山登頂
火打山(8月初旬)
火打山から黒沢池を通って燕温泉へ下山、中央の池塘はこれから向かう長助池
巻機山(4月初旬)
ドロップポイントからこれから滑る沢を見下ろす
秩父・南関東 (9山)
045 | 両神山 | 1723M | 〇 |
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046 | 甲武信岳 | 2475M | ✖ |
047 | 金峰山 | 2595M | ✖ |
048 | 瑞牆山 | 2230M | ✖ |
049 | 雲取山 | 2017M | 〇 |
050 | 大菩薩山 | 2057M | 〇 |
051 | 丹沢山 | 1567M | 〇 |
052 | 富士山 | 3776M | ✖ |
053 | 天城山 | 1406M | 〇 |
両神山はまだ清滝小屋が営業していたころにテント泊し 山頂~八丁峠~坂本に抜けました。登山口では土地所有者との間で問題が起きていた時代ですね。
雲取山と丹沢はほぼ冬専用です。
富士山は夏に9合5寸まで登りましたが同行者2名がギブアップしたため一緒に下山、そのうちの一人は元々あった高所恐怖症が突如発動し途中まで手を繋いで降りてました。
それ以外の富士山はせいぜい9合目程度まで登ってスキーして降りてますので未だ登頂せず、恐らく今後も登ることはないでしょう。。。
最近での登山はコチラ👇女房の百名山2山目です。
9山中5山登頂
雲取山(4月下旬)
頂上付近より早朝の富士山
両神山(5月かな?)
八丁尾根途中の東岳より
前半はここまで。
恥ずかしながら下手くそな写真も掲載。ほとんど写真も撮ることがないので山の写真はかなり少なく鳥海山・白根山・雲取山・両神山はフィルムカメラで撮影とかなり古い。。
53山中25山に登頂!北海道除けば半分以上登ってるのでなかなか優秀。
百名山にこだわっていない登山者がこれだけ登っているので深田久弥さんの選定も素晴らしいんでしょうね。選定されたことにより知名度は上がり登山者も集まりやすくなりましたね。
百名山を目指す方々との出会い
まだ20代の頃ある旅行会社の登山ツアーの添乗兼ガイドを依頼されました(当時はプラプラしておりよく言えばフリーランスをしてたんですね)。無職でしたが国内添乗員の資格は持っていたので話がきました。
このツアー会社で登山に特化したプログラムを行っており百名山を登るツアーを担当との事。打ち合わせに行ったときに「百名山ってなんですか?」と伺ったところ『あんた山登ってて百名山知らんの?』と。。。まあとりあえず100のうち50くらい覚えてからはじめてみました。
しかし実際登ったのは同じ山を何度も登ったりいろいろな山に行くことはありませんでした。(これは自分のリクエストでもあります。)
そうこう続けていくうちに子供の頃から得意としている車酔いが発症。。。
あるツアーで帰りの山道で酔ってしまい看護婦のお客さんに介抱されながら帰ったことがあります。その事件を機に会社には「大事なお客様にご迷惑がかかる!」を理由にその後の仕事は受けませんでした。本当の理由はもう二度と車酔いのような苦しい思いをしたくなかったからですが、、、。
このように自身が百名山を達成する機会は十分にあったのですが、やはり興味がなかったんですね。ただ百名山に挑戦するお客さんを見てその人にとっては十分価値のある目標であると若いながらも理解したのは覚えてます。
あるお客さんは『これで○○座目!』と言いあって喜び、またあるツアーでは『よいしょ!ハイ登頂!』と三角点にタッチして3秒後には『ハイッ!ガイドさん降りましょう!』と生粋のピークハンターに遭遇。
中には花の季節の山に感動し百名山はどうでもよくなってしまい『もう一度ここに来たい!』と方向転換される方もいます。
お客さん方を見て自分も同じ事をしたいと思うことはありませんでしたが、皆さんを応援したい気持ちが出てきたのを覚えてます。
次回は自分の百名山リスト後編と他