さあ!やってきました。
プラ・ナコン・スリ・アユタヤ―
1泊2日ののんびり観光なので、まずはソンテオゆっくり始めます。
前記事ではアユタヤのメイン市場の一つ『チャオプロム市場』までやってきました。
多くのソンテオはココを通過するのでひとまず周辺で朝食をとてから遺跡観光をスタートすることにする。
アユタヤと言えば『クイッティアオ・ルア(ก๋วยเตี๋ยวเรือ)』。
本来は小舟(ルア)で売り買いする小さい器に入ったクイッティアオのことですが、現在は名ばかりでサイズは普通のサイズになっている店が多いです。
通常のスープに豚の血を混ぜ、そこに何種類かのスパイスをいれたものがクイッティアオ・ルアのスープですが、この日はそんな濃いスープを食べる気分ではなくできれば透明スープで食べたい。
もう何年も来てませんが市場の近くによく行っていた屋台があったのですが、オーナーが変わったようで現在はクイッティアオ・ルアしか置いてません。
しかしお店の人が通りの向かいの屋台を指して「あそこにはトムヤムもナムサイ(透明スープ)もあるよ!」と教えてくれたのでそのまま向かいの店へ!
朝食:กรีนดี ก๋วยเตี๋ยวหมูเด้ง ผัดไทยกุ้งสด/ Green Dee
何だろ?多分Green Deeが店の名前なのかな?
Green Deeのクイティアオトムヤムムーデーン・パッタイグンソッド
多分母、娘の親子だと思います。恐らく早朝の忙しい時間を終えのんびり営業してますね。。
クイティアオトムヤムナムサイ(透明スープ)、女房はナムデーン(赤いスープ)と追加でキアオ(揚げワンタン)


美味しいけどちょっとスープがしょっ辛いかな?好みで砂糖やナムソム(酢)を入れたほうがイイかもしれません?
朝なので軽めにこのぐらいでいいでしょう!
全部で合計THB 80
さて、食事も済んだところで観光スタート!!
先ずは先月会社のスタッフと行ったばかりのワット・チャイワッタナラムへ!
女房が写真を撮って義父に送る為、川側から日が当たる午前中に行く必要があるのと、しかも宿から遠いので自転車で行く気になりません。なので最初にソンテオでババっと行ってしまう作戦!
クイッティアオ屋のおばちゃんに『ワット・チャイワッタナラム行きのソンテオある?』と聞くと店の前を指差し「ほれっ!」と。。。
なんという偶然!周辺にソンテオステーションは沢山ありますが、唯一ワット・チャイワッタナラムに行くソンテオがこの白いソンテオNo.2457!
しかしさっきから30分くらいずっと停まってます。。。通常いつ出るのだろう?と気になりますが、我が家の旅行はのんびり観光なのでそんなことは気にしない、聞かない! これからトイレにも行きますがその間に出発されても悔しくない!
そして準備を終えソンテオに乗り込んだところ運転手のおっちゃんはガーガーいびきかいて寝てました。
乗り込んだところで丁度起きだし5分もしないうちに出発!
いや~初日からいろいろとラッキー
ワット・チャイワッタナラムへは白い No.2457のソンテオのみ行きます。
片道THB10p.p 所要20~30分
因みに青いカーテンの店は以前贔屓にしていたクイッティアオ屋台
ソンテオNo.2457 ルート
主な有名遺跡や象乗りのステーションも経由してるのでなかなか便利なソンテオですね。
Wat Chaiwatthanaram(ワット・チャイワッタナラーム)
遺跡周辺にはアユタヤ朝時代の貸衣裳屋があり、ここでアユタヤ時代の衣装に着替えて観光をするタイ人が増えてます。これは2018年にアユタヤ時代を舞台にした大ヒットドラマ【บุพเพสันนิวาส/Buppesannivas】の影響のようです。
貸衣裳屋とアユタヤ時代の衣装を纏って写真を撮る人々


まあほとんど皆さん写真をひたすらとって変えるだけなので歴史については外国人観光客の方が興味持ってるかもしれませんね。
あまり遺跡の歴史については詳しくありませんが、1630年に建てられ他のアユタヤ遺跡同様1767年泰緬戦争に敗れビルマ軍に仏像などを破壊されました。
アユタヤ遺跡のなかで一番きれいな寺院だと個人的には思ってますが、日本のベーシックなアユタヤツアーで寄ることはありません。
遺跡見学のポイント
とても形のいい遺跡なので補修時でなければ全方向から綺麗な遺跡の写真が取れます。
カメラに詳しい方々は気にすることだと思いますが、写真を手軽にきれいに撮りたい方は日の向きを気にしてこられた方がいいでしょう。これは以前プロカメラマンの写真ツアーを手配したときにカメラマンさんから言われて調べたことがあるので覚えてました。
今回はチャオプラヤ川から写真を撮る為、川側から日の当たる朝イチで来たんですね。
個人的には反対側のほうが好きなんですが、補修していることが多く常に足場がかかっており見栄えが悪い。
夜はライトアップされ幻想的な雰囲気になりますので泊りの方は夜に来るのもおススメ。
巨大なUbosot(儀式ホール)跡
以前は上にあがれた記憶がありますが立ち入り禁止!!
肩から上は比較的新しい補修箇所でしょうか。。
数十年経てば馴染むのでしょうが、今のところかなり違和感あり。
メインパゴダ(prang)---何年も前ですがここも上にあがれた記憶があります。
アユタヤ遺跡名物?首無しの仏像群
255年前にビルマによって陥落されたアユタヤ。。。
隣国が信仰している宗教の違いはこのように受け入れられるものではないのですね。。。255年経った今も似たような問題は起こりますが。。。
川とは反対側から見たWat Chaiwatthanaram。。。
この時間逆光になります、よって自分のような下手くそがカメラを握るとこのように白くなっちゃうんですね。。。
入場料 タイ人THB 10p.p / 外国人 THB 50p.p
マスクをしていたせいかタイ人料金で切符を切ろうとしてたので外国人であることを伝えTHB 50p.pで入場。面倒なのでこれからはこちらから*外国人1名*とか言った方がよさそうです。
日中来る方はとっても暑いので水分は必ず持ってきましょう!
トイレ---なぜか取り壊されてました。。。衣装屋で貸してくれます。
そして次は。。。。
すでに11時半になってます、もう飯の時間。。。
飯にしましょう!
なんと!驚きの午前中の観光遺跡1か所!!!
通常ツアーだと午前中3か所周り、少し遅いランチをとってから夕方にはバンコクに戻るパターン。朝9時前にはアユタヤについてましたが午前中は1か所で終了してしまいました。
まあ、、のんびり観光ですから。。。
ランチ
一応川沿いに行こう!ということになりソンテオで川沿いへ。。
行きと同じno.2457で川沿いのレストランエリアへ向かいます。
女房は友人のインスタグラムを見てSala Ayutthayaに興味がありましたが(興味ない振りをするがやたらとSalaの話題を口にするので興味がある)、土日のリバーサイド席は事前予約しなければ不可能ですが、リバーサイドでなければウォークインでも大丈夫。でもここに来るなら夜がいいでしょうね。また、なかなかの料金しますのでちょっと腰も引けます。。
結局Salaから4,5件隣のローカルレストランに入りました。
ランチ:Thanam View Restaurant(ร้านท่าน้ำวิว อยุธยา)
見た目はただのローカルレストラン。Salaに近いのでディナーに来れば角度は悪いですが対岸のライトアップも見えます。(Salaは真正面に見える)
見た目のおしゃれ度はSalaとは比べもんになりませんが女房にはここで我慢してもらいましょう!
レストランからの眺め、この仏塔が夜になるとキラキラ光ります。
丁度クルーズ船が通りましたが船内はガラガラ。。。
ランチは基本的にブッフェなのでなかなか厳しいビジネスしてますね。
まずはビール!!
Beer LEOを1本頼んだんですが紙コップに2杯。。。
「なんじゃこりゃ?」
聞くとこれで1本分なのだそうです。
仏教や選挙で禁酒日に隠れてビールを提供する場合このように他の飲み物に見せかけることはありますが、この日は飲める日です。
しかもバーカウンターを見るとこれ生ビールなんです!
数年振りに" 生 "飲みました。
生に感動してしまい紙コップだろうが何だろうが細かい事はどうでもいい。
女房はアイスココア
そしてランチで注文した料理はこちら👇
ยำผักบุ้งกรอบ(パックブンのカリカリ揚げサラダ)
好物がきました。数々の店で食べてきてますがここが一番です!!抜群に上手い!
ビールが進みます。
ตมยำกุง(トム・ヤム・クン)
ぱっと見るとキノコのトムヤムに見えますが、エビが6匹スープの底に眠ってます。
いいですね、飲みやすい味。。
ข้าวผัดสับปะรด(パイナップルチャーハン)
全く問題なし!旨い!
しかし注文前は気づきませんでしたが、全3品にエビが入ってました。
普段、シーフードは魚と海草以外は控えてるので食べ過ぎ。
昼飯も済んだところで今宵の宿へ。
今いるところは少し遠いのでひとまずチャオプロム市場まで戻り、そこから歩いて宿へ。。。
市場までならほとんどのソンテオは近くを通るだろう?と考え、最初に来たソンテオに乗り込みます。先客に聞いたところ「市場の前でUターンするからそこで降りなさい!」との事でした。
Thanam Viewから市場まで所要20分 THB10p.p
乗ったソンテオは " รอบเมือง(市街周回) " と書いてある紺色のソンテオ
チャオプロム市場では手編み屋で女房はアミアミブラウス、自分は涼しそうなニット帽を購入。
2つでTHB 80
この旅行では交通費・飲食費・宿代・入場以外で唯一の出費!
隣の店の前では暇なおいちゃん軍団がTVでムエタイを観て「オウ!オウ!」と騒いでます。。。コロナ禍ですが平和で安心しました。。。


市場から徒歩15分で本日の宿に到着!
泊り:Baan Luang Harn Guesthouse
夜は犬に注意が必要ですが、とっても静かなエリアにあります。
敷地はさほど広くないですが、10棟のバンガローを外側にまとめて内側にため池と緑を配置。
のんびりできるガーデンテラス
コテージの中も清潔でホットシャワー・エアコンの調子もOK!
ただしコテージのテラスは目の前が通路になってるのであまり落ち着けないかもしれません。
今回の旅行の様にほとんど寝るだけの場合には十分過ぎるゲストハウス。



今までアユタヤで泊まった宿(自腹を切った宿)では断トツ1位の高額宿となり1泊朝食込 THB 1,400でした。
この時まだ午後2時ですが、チェックインしてシャワーを浴びたらウトウトしてしまい1時間半ほど昼寝。。。
午後3時半、このまま初日の観光1か所で終わらせるわけにはいかないのでゲストハウスの貸自転車(チェックインから翌日のチェックアウトまでTHB 60/台)でサイクリングに出ます。
先ずはゲストハウスから遠目の遺跡へ
自転車をのんびり走らすこと30分(普通の方なら10分くらいでつきます)
Wat Phra Si Sanphet(ワット・プラ・シーサンペット)
言わずと知れた、アユタヤに来れば誰もが行く超メジャー遺跡!!
3本の仏塔はアユタヤの歴代王3人の遺骨が納めらてます。
元々本堂(Wiharn Phra Si Sanphet)に建立されていた仏像の名がPhra Si Sanphetと呼ばれていたのでこの名の寺院になりました。仏像は泰面戦争後にビルマ軍により破壊されてます。
この寺院をこの時間に来た理由は、仏塔の並びなどから夕日時が一番きれいだからです。日帰りツアー客はこの時間にはいませんので人も少ない。
ツアーで来る方はバンコク午後発のツアーでここには夕方見学をおススメします。そして夕食ごライトアップを観てから帰るツアーもなかなかいいですよ。
緑と絡む遺跡っていいですよね~
ここで女房が仕事に使うデザインをスケッチ。
多分10分も離れてなかったと思うんですが、その間にマーカーでサッと描いちゃうんですよね。やはりどんなジャンルでもプロは凄い!
この寺院はとにかく周囲の小さいチェディが多い!
このメインの3本のチェディも補修を繰り返してます。
補修直後に来た時はやはりかなり白っぽくなっており周りの遺跡と比べて違和感がありましたね。
周りの遺跡は補修対象にはならないのかな?
補修を繰り返すのもいいですが、このように遺跡にもあるていど寿命があっていいと思うんですよね。。。
遺跡はいい遊び場になります。
当然この遺跡もビルマ軍に破壊された跡が見られます。
違う角度から、、少し空が色づいてきましたね。
写真の左側に日が沈んでいきます。
これからの時間が一番きれいなWat Phra Si Sanphet。
本当は薄暗くなるくらいまでいられるといいのですが、各遺跡は17:00で退場しなくてはなりません。(入場は16:30まで)
この時点で17:00を過ぎましたので初日の遺跡観光はこれで終了!!!
午前1か所、午後1か所の驚愕の1日2か所のみ!
帰りにWat Phra Ramを遠くら見物。
ここにも来たかったのですが次回にしましょう。
ディナー:Walk in cafe
一度宿に戻って少しのんびりしてから自転車でディナーに出かけます。
最初は以前よく飲みに行っていたMalakor Café and Restaurantに行ったのですが、コロナで閉店は19:30。。。仕方なく自転車でウロウロし行き着いたところがここ👇
以前の定宿Grandparent's Home Hotelの娘が大きくなって宿の敷地内でカフェレストランをはじめてました。ここは閉店21:30なので大丈夫。
こじゃれた店でコーヒーやケーキを食べに来る方があってるような気がしますが仕方ない。。。料理はタイ・洋でさほど高くありませんが旅行先でせっかく食べに来るならもっといいとこがあるかな~
なので我らは軽くいきます。
豆腐揚げサラダ
ごまドレッシングがおいしい。
ポテトコロッケ?
中はフワフワでディップソースが美味しい。
กุ้งทอดซอสมะขาม(海老フライのタマリンドソース)
エビは美味しい、ここのお母さん日本好きだからなのか日本のエビフライみたいにあげてますね。ただソースにパンチがない!甘いだけでもうちょっと酸っぱ辛い方がいいかなあ~
そして食後のチョコレートケーキ
これは美味いです。特にチョコレートがうまい!
満足いったところで再び自転車に乗りつつゲストハウスに戻ります。
初日はこれで終了!!
明日は午前中に観光してから帰ります。