このところタイの入国制限ゆるゆる情報がよく聞かれます。
すでに経済優先に舵をきっている国ですから、あと半年もすれば国境での検温+ワクチン接種済くらいになるのではないかと思います。
そうなると行きたくなるのが海外旅行!
我が家の最優先はもちろん日本です。すでに執行している運転免許ですが、海外在住者は執行後3年以内に更新すれば通常通り使えるようになります、まずこれを行うことと、3年間たまっている各手続きや実家の整理などあります。
日本を終えずして他の国になど行けませんが、日本以外の海外旅行はおよそ5年前にマレーシア一人旅が最後。
先日ポロっと女房に話すと、、、まだ海外旅行など頭になし。
女房とは出会ってから日本以外の国にはいった事はありません。女房は過去に一度だけ義父と一緒にタイの画家ツアーでタイ⇒ラオス⇒ベトナムをチャーターバスで周ったことがあるだけ。
それでも「もし行くならどこがいい?」と聞くと
『ルアンパバーン』
「・・・・・・」
あまり変わりないじゃん。。。同じような国とは言うつもりはありませんし、ラオスはとっても魅力的で自分も何度も行った事のある大好きな旅行先です。
でもねえ。。。おおざっぱに行ってしまえば文化も似てて、恐らくイサーン語をほぼ理解できる(実の母はイサーン人)女房は言葉もほとんど理解できるのでは?というよりもラオス人の方がタイ語を理解できている感じがします。食べ物も似てるし。。。
せっかくだからカルチャーの違う国の方が刺激もあり興味深いと思うんですよね。。。
個人的にはインドが一番楽なんですが、女房を連れて行くのは大変なのでできれば近場の刺激の少ない国がいい。
南タイ人である女房が馴染みやすいけど、文化も言葉も違う国と言えばやはりマレーシア!
自分は過去に3度訪問しており、食事を含めてとても好きな国です。
現在2択なのですが最終的にはマレーシアでゴリ押しする予定。
因みにミャンマーはまだちょっと渡航は難しそう、Mae Sot(国境の街)では爆音のような音がまだ聞こえてくるそうです。そしてカンボジアも有りますが、日本人はVISAが必要なのと親しい友人に会っていたら1週間では帰ってこれないのでこの二か国は除外。
そこで過去に行った記憶からマレーシア・ラオスの二か国を振り返ってみます。
マレーシア
過去3回渡航歴有
1回目(1994か1996年)
1年間アジア旅行の3か国目として3か月近く滞在
ルート
※シンガポール➡ジョホールバル⇒メルシン(泊)⇒ティオマン島(長期滞在)⇒クアンタン(泊)⇒チェラティン(泊)⇒クアラトレンガヌ(泊)⇒コタバル(泊)➡ナラティワート(タイ)
後はところどころで島に立ち寄ってます。
気になった方もいるかと思いますが、そう!クアラルンプル、マラッカ、ペナンなどのメジャーどころに行ってません。
そもそもシンガポールで会ったカナダ人にティオマン島を紹介されて行ってるのでよくわからないかったんですね。恐らく当時クアラルンプルが首都である事を知ったのもマレーシア入国後だと思います。
この時の印象がとてもよくて食べ物や居心地ではマレーシアが一番良かったです。
2回目(2012年)
日本一時帰国のついでにKLでインドの友人に会ってきただけなので2泊しただけ。。
バトゥ洞窟観光の他はインド料理屋でクリケットのテストマッチを観たのと映画を1本見ただけ。わざわざここで映画を!?と思うでしょうが丁度Karisma Kapoorの復帰作『Dangerous Ishhq(2014)』がやっていたので迷わず劇場へ行きました。
時間通りに行ったつもりがシアターに入ると映画は始まってました。この時は気づかなかったのですが、実はタイとマレーシアの時差が無いと思い込んでいたのです。おかげで出国日に空港に着いたのはフライト5分前!!それから手続きでしたが飛行機待っていてくれおかげで日本に帰れたのです。
バトゥ洞窟とペトロナスツインタワー
バトゥ洞窟---事前には知りませんでしたが、友人に勧められて。
ペトロナスツインタワーは遠くから見ただけ。
泊ったところがインド人エリアだったので。。。
Karisma Kapoorは絶頂期にインドのジャイプルで見たことがあり個人的にとても重要な女優さん。
運よくテストマッチが行われており屋外のTVでインド人の皆さんと観戦。
3回目(2016年)
ここでは写真を入れて振り返っていきます。
転職の合間に2か月くらいフリーの時間をつくりました。
最初の一か月は日本に滞在、タイに戻って数日滞在してからKLにいる日本の友人に会いに行ったのですが、一人で旅行してる間に世話をしていた近所の猫が亡くなり帰国後に女房から『一人で泣いた!』等のコンプレーン有。
このブログでも何度か登場しているタクミ君!
繰り返しになりますが、前述1回目のマレーシア旅行の際にシンガポールで会ったのです。なのでこの時ですでに20年の付き合い、当時彼はフィリピン人の奥さんと子供と3人で日本語教師をして住んでました。連絡は年に1回くらいとってましたがこの20年で会ったのは1度くらいだったので本当に久しぶり!
時間もあるしいきなりKLに行っても面白くないので過去のルートを逆に回ってみました。
マレーシアまでのルート
バンコク⇒(Air)⇒ハジャイ⇒(汽車)⇒スンガイコロク⇒徒歩で国境超え➡ランタウパンジャン(マレーシア)
ハジャイから国境までヤラーやパッタニーに寄っていたのでマレーシア入国には少し時間がかかりましたが無事コタバルの街へ
マレーシア入国後のルート
ランタウパンジャン⇒コタバル⇒クアラトレンガヌ⇒クアンタン⇒KL⇒イポー➡ハジャイ(タイ)
コタバル
ランタウパンジャンからバスで約1時間
過去の記憶をたどりるも土地勘は全くなし!
街ブラと以前にも行った戦争博物館のあるBank Kerapu、後は市場に入り浸ってました。
Agrobank Angle Siti Khadijah Central Market
ここも以前いった場所ですが、流石に小綺麗になった印象。
Nasi Kerabu / ナシクラブ
御飯が青いのはバタフライピーと一緒に炊いている為。タイでも食べられ珍しいものではないですが、当時はコタバルで見かけたときはさすがに恐る恐る手を出しました。
クアラトレンガヌ
コタバルからバスで3時間半
好きなマレーシアの中でも一番居心地がよかった街。
以前の記憶はほとんどないのですが、どう変わってるか興味ありますね。
コタバルでもそうですが、今回の宿は全て飛込みです。今時飛込みもないですが、どこに行くかもわからないし予約アプリなんかもなかったので、、、。特に不便はありませんでした。
まずはチャイナタウン!
タクミ君の日本語学校の生徒でクアラトレンガヌ出身者がおり、必ずどこどこのバクテー/肉骨茶を食べること!と指示を受けてました。
しかし到着するも店の名前を忘れてしまいました、しかもバクテーがなんなのかこの時は知らなかったのでその辺のおばちゃんに「バクテーを食べたい!」と言って教えてもらった見せがここ👇
店の名前も解らない。。。とにかく一人で食べるので「バクテーを一人分ください」
おお~なんかゴージャスで独特の香りがする。
ひとくち食べたところで御飯が欲しくなり追加注文。
これが一番小さいようですが流石にこの量はかなりきつかった!
しかも自分は内臓系が苦手なのです。。バクテーがどのような料理かわかっていれば。。。
因みにこの店は勧められた店とは違う場所でした。この店の傍にやたらと混んでいる店がありましたが、その店だったようです。
でも混んでる店にはいかなかったでしょうね。。そもそも自分は並ばないと入れないラーメン屋では食べないタイプです。
チャイナタウンの街並み
やっぱりチャイナタウンっていいですよね?
ライトの具合とか。。
Pasar Payang/パヤン市場
ここで食べたドリアンクレープが最高に旨い!
見た目は大したことないですがとってもクリーミ―
この辺りは大掛かりなリノベーションを行ってるので今度行ったときはかなり変わってるかもしれませんね。
Masjid Terapung Kuala Ibai
フローティングモスクと呼ばれ最大2,000人が同時にお祈りできるそうです。
流石にムスリムの方で一杯!うろうろしているとお祈りに来ていた女子大生が声を掛けてくれ、いろいろと案内してくれたので助かりました。
ここは別の目的でこの辺りに来た際バスから見かけたので寄っただけ。。
本当の目的はこちら👇
Noor Arfa Craft Complex
マレーシア最大のバティックパビリオン
興味のない方は全く知らないでいい施設です。
バスターミナルにあるチラシでたまたま見かけたので来てみました。
女房のバティック制作などを近くで見てきているので流石に自分も少しは興味があります。ただバスの本数が少ないので不便。。。
昼飯を近くの屋台で食べるなどしたので4時間くらい滞在、義父と女房そして自分用にクアラトレンガヌ模様のバティックを買いました。
街はかなり近代化しており全く以前の雰囲気がありませんが、やっぱり好きな街です。ところどころに興味深い食べ物や人がおり相変わらず居心地がいい。。
その他Masjid Kristalといったとんでもないモスクもありますが、この時は遠くから見ただけで行かず。
クアンタン
クアラトレンガヌからバスで約3時間
パハン州にある大きな街
この町の象徴と言えばやはりここ👇
Sultan Ahmad 1 State Mosque
一度みたら忘れない!美しいブルー・モスク。
前回来た時は改築ほやほやでしたが、いまだにとてもきれいなモスクです。
クアンタンには2泊しましたが、食事場所はほぼタクミ君とこの生徒さんのいいなり。。クアンタン出身の生徒さんもおり厳しく指示を受けました。どこも美味しかったですが、一番おいしかったのは唯一自分で見つけたお店。
Nasi Kukus/ナシククス
マレーシアと言えばNasi Lemakですがこちらの御飯は炊いたものではなく蒸し御飯。
ソースとの絡みが抜群で感動の旨さでした!
KL(クアラルンプル)
クアンタンからバスで4時間
バスターミナルからタクミ君に言われた待ち合わせ場所に行く途中に電車に乗ったのですが、なんと電車の同じ車両にバッタリに乗り合わせ!流石に10数年振りだったのでお互い見た目も変わっていたでしょうが、その辺に日本人などいませんでしたのですぐにわかり感動?の再会!
写真はナシ!
毎日どこかで飯食って、酒飲んでを繰り返してました。
しいて言えば一度だけチャイナタウンに牛麺を食べに行きましたが、二日酔いが酷くほとんど記憶なし。普段飲まない黒ビールを付き合ったのがよくなかった。。。
イポー
KLからバスで約2時間半
高架鉄道で行こうと思いましたが予約が取れずバスで。
特に予定は決めてなかったのですが、タクミ家のおススメで行くことに。
とにかくチキンとモヤシが有名なので必ず食べてくるように!との事でした。
この街ですがKL周辺に住むマレーシア人、外国人にはかなり人気の観光地らしいです。
鉄道の予約もとれませんでしたし、高速バスも満席!
こうなると街中はどれだけ混雑しているのか!?と思ったら。。。
やっぱり混んでました。
特に昼間のオールドシティと夜のレストラン街(鶏肉モヤシ店が密集しているあたり)
Mikasa Photo Studio
第二次大戦中には日本人が経営していらフォトショップだった場所。
オーナーは日本軍のスパイだったと言われてます。
この時はカフェになってましたがその後空き家になったと聞きました。
OLD TOWN WHITE COFFEE
超有名コーヒーチェーン
イポーが発祥だそうです。
普通のコーヒーだと思いますが、わかる人にはわかるのかな?
OLD TOWNはこのような雰囲気のある建物がいっぱい!
女房を連れてきたら散策するのに時間がかかりそう。。。
Sinhalese Bar
昼間に座って飲める安いバーが見つけられず、ようやく見つけた雰囲気のいい南インド人経営のバー
タミール映画が流れており昼間はお婆さんが一人でやってました。
居心地よく日中の熱い時間帯に2時間くらい滞在。
チキンライス店密集エリア
タクミ君が行きつけの店と他の人気店など3店教えてくれましたが、最終的に「どこもたいして変わらんだろう!」となり入り易くて空いている店に行きました。
タイから来るとチキンライスがスペシャルと言われてもあまり魅力を感じないんですよね。。。マレーシアでしか食べられないようなものを探しちゃって。。。
この街一番の名物!
美味しいかったですが、スペシャル感はナシ。。
イポーで食べた食事やお菓子の中でベストはここ👇
Restoran M. Salim
ここのNasi Kandarは最高!
いわゆる"ごはんにいろいろぶっかけカレー飯"
各地で食べましたがここはカレーソースが抜群に旨い!
次回イポーに来るとき、ここだけは再訪しようと思います。
イポーの滞在は3日間でしたが一度の旅行では十分でしたね。
郊外にいろいろ観光地はあるようですが、一切行きませんでした。自分には毎日街ブラの方が楽しめるようです。
タイランドへ
ここからの移動がとっても楽!
イポー駅
マレーシアの高架鉄道がタイの国境までありイポーから終点のPadang Besar(マレーシア側)まで直通。
平日とはいえガラガラ。。。車両には自分一人でした。
約3時間で国境の街Padang Besarに到着。
ここからモーターサイで国境まで行けばタイ側のPadang Besarに入れます。
タイ入国後はハジャイで数日のんびりして飛行機でバンコクへ飛びました。
今回はこんな感じで女房にマレーシアのプロモーションをします。
次回はラオス編。。。