スコータイ歴史公園 / Sukhothai Historical Park (อุทยานประวัติศาสตร์สุโขทัย)に行ってきました。行く予定はなかったのですが急遽変更。。。
当初の予定はこの⇓ように国立公園トレッキングでオールドシティから南に25kmのKhiri Matで過ごす予定でしたが、途中でアクシデントがありオールドシティへ。。。
出発
旅行日程は3日間、仕事終わりの夜出にします。
スコータイは遠からず近からずの距離なので夜行バスだと早く着いちゃうんだけど時間と旅費の節約ができるのでこれがベスト。
出発前にファスナーが破損、ザックの中側のウレタンみたいな素材も剥がれまくり。。。しかしまだ使える!
久しぶりにやってきましたモーチット(MoChit)バスターミナル
コロナ開けてバスの本数も増え活気があります。
政府運営のバス999
UTTARADIT行きのバスに乗りスコータイで途中下車します。
到着予定はAM4:00頃
最近のバスはかっこいいですね!
USBもしっかりついてる
足元も広くてフットレストも有り、しかし自分の席はフットレストが壊れており使えませんでした。
4時前、、、
スコータイバスターミナルに到着
まだ深夜、、、人の気配はナシ。。。
事前にソンテオのおじさんにピックアップを頼んでますが、ピックアップは6時半の予定。予定通りではありますが、その辺にあるベンチで2時間くらい仮眠をすることにします。
かなり綺麗なターミナル、この柱なんかはいかにも世界遺産のバスターミナルっぽいですが、じつはシールを貼ってるだけ。
30分くらいすると1台の車が到着。。。
何か電話で話しているので声が聞こえてきます。
女房曰く予約した親父さんの声に似ていると。。。
まだ5時なんですけど・・・
試しに電話入れてみたら、、、やっぱりすぐそこにいる親父さんが電話とりましたね。。。
人懐っこい気のいい親父さんです!
「ずいぶん早いじゃないの?」
『早くないよ!いつもこの時間には起きてるんだから!金曜と土曜は夜行バスで到着する客が来るからね!』
「ここで横になってもたいして寝れないから行ってもいいかな?」
『OK! OK! 市場によってあげるから朝ごはん食べて買い物しなよ! 国立公園内は水が高いぞ~』
それでは親父さんに任せますか。。。
やってきたのはコチラ。。。
生鮮市場じゃん!
国立公園に持っていくものも、朝食に食べられるものもほとんどなし!
完全に地元の屋台のおばちゃんが買い物に来るところです。
そんな中から唯一パトンコー屋台を発見!
バイトゥーイ(Pandanus Leaf)と一緒に揚げるパトンコー、香りがついてて美味しかったです。
適当に見回ってから車に戻ります。
『なんだ!早いじゃん!なんにも買わなかったの?』
「持ってける物がないよ。。」
『フレッシュな魚とか持っていって焼かないの?』
「焼かねーよ!!」
なんてやり取りをしながら楽しく向かうのです。。
バスターミナルをでて約40分
公園ゲートへ到着!
この辺は全部女房にお任せ!
入場料を払ってさらに先へ10分。。。
因みにタイ人はTHB40 , 外国人はTHB200。
タイ人に見られても外国人であると申告してTHB200払うようにしてますが、たまに「いいよ、いいよ」とか言って意地でもTHB40しかとらないスタッフもいるのです。
やってきました!
Ramkhamhaeng National Park
入場料は払ってますが、宿泊を伴うトレッキングの人はもう1ステップあります。
左はトレッキングのルート案内
右はView Point
真ん中ですが、キャンプ場の使用料や貸テントなどなど。。
ここで肝なのが、200-と記載のある赤い文字。
これはゴミの持ち帰りに関する決まり、ここから先に進む人はTHB 200p.pのデポジットを預けます。帰りに持ち込んだゴミをしっかり持って帰っているかゴミ袋を見せるとデポが帰ってきます。
ほぼ申告制なのでツッコミどころのある規定ではありますが、タイの国立公園では園内の環境維持について努力しているのは尊敬できます。
自分は国立公園は入場料を取った方がいいと思っている派なのですが、日本の様に入域口が沢山あるとスタッフの人件費が嵩んだりイリーガルな入園をする人もでるのでうまく管理はできないでしょうね。
ゴミを落とさなくてもレジャーで入園する以上悪くいえば自然環境を変えているわけですから、入園料で少しでも維持できるのであればいいのかなと。。。
因みにこのデポTHB200はオフィスが開くまで払えません!基本的に役場業務なので開くのは8時なんです!
それまではストレッチや朝食を食べるなどし待機。
そしてそろそろ8時かな?と思ったところで。。。
スタッフ一同が登場!
国歌斉唱
国旗掲揚
が行われます。
タイに来たかたのほとんどが経験していると思いますが、タイでは朝の8時/夕方6時に鉄道駅、役場、町なかで国歌が流れ、その間皆立ち止まらなければなりません。
通常は国歌のテープが流れますがここではスタッフによる生歌が聞けます。
この儀式が終わり次第業務開始!
デポを支払い準備を整えます。
今回も女房はグレゴリーのザック
自分は『The Divan Face 60ℓ』
ついに15年目を迎えたノースフェイスのバッタもん!
前述の通りファスナーは破損、ダブルレイヤーの内側の生地はほぼ全面に渡って剥がれ落ちてます。まだまだと思ってますがシングルレイヤーになったことで強度は下がり外から中身が透けて見える部分もあります。
女房からは流石に買い替えた方がいい!と言われてますがまだ使えるし今後Divan Faceなるブランドは手に入らない。
当時ニセモノの宝庫であったカオサン通りのニセモノ屋にて恐らく¥2,500くらいで購入。ここまで使えただけで十分ですが引退させるには惜しいのです。。。
しかし各ベルトの長さを調整するストラップも全く滑らない(これは最初から)ので強度の心配と共に不便。
別の役割を与えるとしてトレッキング用はちょっと考えた方がいいかも。。。
この国立公園だけではないですが、このように上まで荷物を運んでくれるポーターさんもいます。キロ/THB2.5(¥100)*とかだったと思う。。。
因みにこのポーターさんたちは化け物クラス、この格好で人によっては普通のサンダルを履き、たいして整備されていないぬかるんだ山を客より速く登っていきます。
今回女房は5kg、自分15kg。4時間くらいのトレックなので自力で行きます。
スタート
タイの国立公園はこのようにゲートがあり【行ってきます!】感があっていい!
女房も今のところ好調です。
歩き始めて10分。。。
こんな植物を見ながら、歩きますが、、、
どうも女房の様子がおかしい。。。
体調が特別歩いわけではないのですが、経験上「今日はやめておけ!」と言ってます。
歩いている雰囲気みたいなものがあまりよくなく不安そうに登ってる感じがしたので聞いたところ「大丈夫!行ける!」と自信のなさそうに。。。
先は長く、上でのキャンプ、下りもあるので今日はやめておこうと話します。
自分に気を使って無理にでも行こうとするのですが、そもそも二人だけの家族登山にそんな気は必要ありません。
山ではリーダーのいうことを聞かなくてはいけない!
と適当な言葉で納得させ200m登ったところで泣いている女房を降ろしました。
ここであっさり中止にしたのは別のプランは頭にあったから。。
辞めようか?と考えた時、すぐに中止の話に持っていけたのは。。。
ここはスコータイ in タイランド
そう! 世界遺産の街なのです!
自分はまともに見たことはなく、女房はかなり前に画家のツアーに付き添ってきただけなので二人とも歴史公園は見ていません。
どうせいつかは来るところなので国立公園はさっさとあきらめて歴史公園に変更できたのです。
ここからは早い
公園の管理事務所まで行き、スコータイのオールドシティまでソンテオのチャーターはあるか?スタッフに聞いたところ、『女房と息子が来てるんで送らせようか? THB500でいいよ』*来るときはTHB700でした。
すぐに車に乗り込みますが、運転するのは奥さんじゃなくて息子?
どう見ても子供だよね~。。。
一応年を聞いてみると今年17歳になったとの事。。。
奥さんは『身体は大きいから17歳っぽくないよね~』
そういう話をしているわけではないのですが、、まあ田舎だし普通かな?と思い息子君に託します。
そして向かうはスコータイ・オールドシティ!
ユネスコ世界遺産である遺跡群を訪れます。
ー続くー