今回は友人や家族などサンクラブリーに初めて来る連れがいないのでただただ歩いて、古い友人と話をして、ミャンマー料理を食べます。。
このサンクラブリーの朝は早い。。。
5時頃にはモンブリッジ周辺の食堂が空き始め、托鉢待ちの旅行者を迎え入れます。
5時半頃に橋を渡ったモンビレッジ側で托鉢が行われますが、今回はレッドブリッジでも数名のお坊さんが並んでました。。
この托鉢は基本的には毎日やってきて大きな仏教儀式、特にソンクランの時は周辺寺院から約200名の僧がやってきてモンブリッジを渡り、その托鉢風景は圧巻です!
2014年


托鉢はしないけど友人の雄姿を見に早起きしてモンブリッジへ出ていきます。
モン族の衣装を着飾った旅行者が目立ちますね。。。最近はこのスタイルが流行りなのか?
レッドブリッジでの托鉢
なかなか盛り上がってますね~
日はすでに登ってますがまだ薄暗い。。
左の土が見えているところは昨日コーヒーを飲んだカフェ兼キャンプ場
写真中央の霧が深い所は急坂になっており、何もないので辺りの住民以外はあまり行くことがありません。初めてサンクラブリーに来た1990年代ですが、あのエリアに狼煙のようなものが薄暗いうちから上っており異様な雰囲気をかもしだしてました。
イメージとしては地獄の黙示録でマーロン・ブランドが作ったカーツ王国みたいに見えたり南米奥地で麻薬製造をしている村(船でしか行けない)に見えてました。流石に最初は何があるかわからないので近寄らず。。。何年かして初めて一人で朝早く行ってみたところ(日中ではダメ!恐らく本当の姿は見せず普通の生活をしている)、、、、。
狼煙に見えた煙はただ朝飯の用意をしているだけで、ほんわかとしたのんびりビレッジでした。坂の上にはモン族の民族資料館みたいなものも建ってます。
特にカーツ大佐は居ないので安全!朝飯を食べたら女房を連れて行ってみましょう。
さて、橋を渡り托鉢が行われる通りに出ます。
・・・・・・・・
なんじゃあこりゃあ!
ごった返してます。
コロナ自粛のリバウンドなのか?ここまでの混雑はソンクランの時くらい。
流石に友人の店もごった返しており、まともに話ができません。
しかし腹は減っているので飯は食いましょう!
自分は豚のハンレー+ロティ
女房はジョーク(タイ風お粥)
忙しいながらも友人奥さんのMamが仕事しながら話の出来るカウンターを開けてくれました。
なにか手伝おうにも多分邪魔になるので皿を下げたり、料理は込んだりくらい。。
後は自分達の食べる分は自分でよそいます。
以前は娘3人が手伝ってましたが、皆学業や結婚でカンチャナブリーで同居しています。因みに子供が産まれたのはこの友人。
娘が結婚?子供が産まれた?ちょっと考えちゃいますが長女と今年家族に加わった長男の年の差が24歳あります。確か長女と三女の差も12歳と開いてますので一段落してからあらためて子育て再開できますね。
余談ですが、この三女がなぜか自分のことを「ドラエモン」と呼ぶのです。。何かドラエモングッズを上げたことがあるのか?日本人だからそう呼んでいるのか?今度聞いてみないといけませんね。
奥さんも初めて会った時から20年経ってますが全然変わってない!友人は流石に腹出たり年取ってきましたが。。。
これはOvaltine(ココア)の下準備。注文がはいったらお湯を入れてスプーンで混ぜるだけ。
店のピークは托鉢前の4時半くらいから托鉢終了した後1時間くらい。
だいたい4時半~7時半くらいですね。。この間に凄まじい数のお客を入れます。
以前はハンレーを出すのは週末と連休の時のみ、平日はジョークとパトンコーだけでしたが現在は毎日ハンレーを作っているそうです。前日の仕込みがあるのでなかなか忙しい毎日ですね。
とどめのパトンコー!
パトンコーやロティ、ジョークはあまりハズレのない食べ物ですがここは全部旨い!
ハンレーは友人が仕込んでますが、ほぼ先代のお父さんと同じレベルになってます。
そもそも自分は彼のお父さんが作るハンレーのファンでした。既に亡くなってしまいましたが、体が弱る前に息子に引き継いでいたのを思い出します。
おススメはハンレー(好みによって牛・豚・鳥・卵)+ロティ。
さて忙しいので店が落ち着くころにまた戻りましょう。
それでは女房初体験! 地獄のカーツ村へ!
托鉢の行われるメイン通りからすぐ!
愛くるしいバナナ売り!


猫ちゃんはがっちりロックされてますが。。。。
いい雰囲気の商店、くわえたばこのお姉さんもいい。
さて、ここで短い木造歩道橋が現れます。
橋に降りていくこの勾配がなかなかキツイ。
10くらい前に雨の日にサンダル履きでここを通りましたが、あっさりすべり落ちました。。以前は手摺や階段がなかったのです。
橋で売り子をしていた親子もここでは子供の手を引いてます。
子供の手を引いて、頭で荷物運んでこの坂降りて行くんだから凄い。。。
橋を渡ったとこからの眺め。。
Burmee's Innからここに来るには橋を3本渡らなくてはなりません。
全て歩道橋なので歩いてきます。歩きたくない方はバイクで一度町の中心にでてからSang Karia川を渡るなどしてかなり遠回りするようになります。
湖畔から坂を上り返すと辿り着くのがココ
Mon National Culture Center


以前は廃れた民族資料館になってましたが、現在モン族の若い世代の勉強の場として使われてます。
敷地内にあるこの建物ではタイ語の授業が行われます。
年齢層は意外と広い! 10代半ばから40代くらいまではいるそうです。
丁度授業の始まるタイミングだったので何人かに声かけてみました。
本当にタイ語のスキルは片言の人が多いので今後の人生考えるとタイ語ができた方が便利ですね。


女房をわざわざここまで連れてきた理由はこちら
กัลปพฤกษ์/ガラパプルック(Cassia bakeriana)
似たような花でกาฬพฤกษ์/ カンラッププルック,ชัยพฤกษ์/チャイヤプルックがありますが、それぞれ色の濃さや花びらが少し異なります。この時期サンクラブリーでガラパプルックはあちこちで満開!
久しぶりにきてタイミングよく咲いててよかった、町の中心やお寺周辺にもあるけどここのが一番きれいなんですよね。
なんだかんだ1時間くらい滞在してしまいました。
そろそろ友人も落ち着く時間なので戻りますか。。。
坂の上から下りを見ると急勾配であることがよくわかりますね。
短い歩道橋を渡り
再び急坂を上るのです。
だいぶ落ち着きましたね。。。
落ち着いたところで新しい家族にご対面!(写真ナシ!)
上三人が女の子なので初の男子。
友人のお母さんも元気で安心しました、何度か大きな病気をしましたがいまだに毎朝店に出てきます。一人ではさすがに無理なので孫(友人の妹さんの長男)がサポート(お母さんはタイ語がよく解りません)します。どちらかというと元気だったお父さんが先に亡くなられてしまいましたがお母さん長生きしてくださいね!
友人家族は仕込み前のわずかな休憩時間なので1時間くらいでお暇します。
以前は暇な平日に来て半日くらいダラダラといついてましたが、今回はそんなわけには行きません。
それでは歩いて周れる範囲でぶらぶらしましょう。
暑くなってきたのでだいぶ人が減った。。
Wat Si Suwan
このお寺も花がすばらしい!
อินทนิล / インタニン
これは百日紅の仲間。
お馴染みタイの桜!
チョンプーパンティップ
さてこの葉っぱはなんでしょう?
บุนนาค / ブンナ-
テリハボク科の花、分かり易いところでオトギリソウと同じ系統の花だそうです。
日本ではは南西諸島と小笠原諸島で見られます。
結構歩いたので小腹がすきました。。。
もう何年も行ってないけど近くにベーカリーがあったはずなので行ってみましょう!
Ounrak Vegetarian Restaurant & Bakery
ゴージャスにリノベーションされており見る影もない。。
ジャーマンベーカリーという店名だったと思うけど。。
しかし以前と同じくクラフトグッズなどの販売もしているのでオーナーさんは前と同じドイツ人のようですね。


地元のバイトさんのような若い子が作ってくれるドリンクのケーキをいただきました。
コーヒーは氷を溶かしすぎたのか?そもそも薄いのか?コーヒー飲んでる気がしなかった、ケーキ類は市場で売るようなクオリティ。ヘルシー志向のお店なので甘さは控えているんでしょうが再訪する気はしない店でしたね。。
食前のケーキをを済まし、宿に戻ります。
昼食を食べて、夕方の散歩までのんびり。。
以前はミャンマー料理が食べられる有名なレストランだったBurmese Inn
平日でも外からのお客さんがよく食べに来ていたのを思い出します。
前述のようにシェフが変わったのと周辺にレストランが増えたのでディナータイムに客でにぎわうことはなくなりました。
自分は引き続き滞在中は最低1回は必ずここで食べてます。
食べるのはいつもこれ。
ハンレーガイマンファラン / 鳥とジャガイモのミャンマーカレー
オンヌッカオスアイ / ミャンマー風カレーヌードル
到着日の昼、二日目の朝・昼とハンレーを食べてしまった。。。
比べる必要もないけど友人の作るハンレーが一番おいしい。。以前はBurmese Innのハンレーも美味しかったんだけど。。。
レストランからの緑がすばらしい!
夕方の散歩。。
朝散歩したカーツ王国の坂道、こう見ると本当に急だねえ。。
橋で観光客用のモデルをしている美人4人組
一番右の子以外は小さいころ自分と遊んだ事があるそうです。特に一番左の子は半日くらい一緒に友人カメラマンのカメラを借りてあちこち写真を一緒に撮りに行ったそう。。。なんとなくそんなことをしたような気もするが誰と行ったかはやはり覚えてない。。。
いつも観光客の記念写真の相手ばかりしていて自分たちの写真ももっていないそう、自分たちの写真も欲しい!との事なので
「お嬢さん方そこに並びなさい、昔のよしみで(覚えてないけど)写真を撮ってプリントして送ってあげるから。橋渡ったところの○○は知ってる?そこに届けておくんで着いたら取りに行きなさい!」
適当に何枚か撮っておきました。。
女房も買ったばかりのモン族のサロン巻いて一緒移ります。。
驚くなかれ!この4名12歳(小学6年生)なのです!
4人ともそれぞれ民族が違います、モン・カレン・モン/タイ・カレン/タイ。
しかも女房を外して左の三名はカーツ王国に住んでいる。。
明らかに将来有望な4名と別れ再び友人宅へ!
※通常は写真撮ったらチップあげてくださいね。
友人宅にちょこっと寄った後、女房が画材テスト用に何枚か絵を描きたいというので昨日寄った湖畔のコーヒー&キャンプ場でコーヒータイム!
この子は店のマスコット
その名も『サーム・シー』意味は見た目そのまんまの三色(白黒茶)
涼しくなってきたのでホットを頂きますが、このロケーションとガラスのカップ(耐熱装備なし)ですぐに冷えます。。
かわいいなぁ!サーム・シー向こうから黙って寄って来ては近くにちょこんと座るのです。
画材テスト中の女房にはこの子が常に寄り添う。。
さて女房にはあまり好きではないカフェと言っておきながら居心地よく長いしてしまいました。いつの間にか夕食のお時間。。。もう面倒くさいのでここで食べてしまいます。
BQQ串1本にチムチュム(数種類の野や香草とともにシーフードや肉類を煮込むイサーン鍋) タイにいる方はご存じだと思いますが、このチムチュムはどうやったってスープが上手くなる。冷え込んだ屋外には最適でした。
隣の空き地でもテントが張れるようですね。
食べ終わった頃にはもう真っ暗、観光客でごった返していた托鉢通りはこの通り。
宿までは橋を渡ってのんびり帰ります。。旅行地で酒のない夕食は久しぶりです。
酒が入ってないときの夜の散歩はなかなかいいもんですね。
二日目終了。。
明日は朝食食べて自宅へ帰ります。。
行きで二日かけた行程を一日で帰るので移動の日になります。。