P.S.Samphran

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

" 戦場のメリークリスマス(1983) "

気になる映画-007

 

先週、女房が日本のだれだれが亡くなった!とタイのネットニュースでやっていた。

『リョー、リョージ、リョーイチ、、、、なんてのはいる?』

有名人はどうか知らんが恐らく山ほどいる名前でしょう。。

そう興味もないのですが、夫婦のコミュニケーションと思い「写真はないの?」

『これね!』

坂本龍一じゃん。。。

普段あまり日本の芸能人の訃報を人から聞いてもタイやアメリカ、ヨーロッパのスターが亡くなるのと同じ感覚でした。

とくに好きなアーティストだったわけではないですが、ちょっと胸がチクッときました。

ファンではないので詳しい事は知りませんが、【Merry Christmas Mr. Lawrence】はよく聴いたし、ラストエンペラーでアカデミー賞を撮った時のショーはリアルタイムで見てました。

しかし自分の場合、小さいときにTVで見た本作のヨノイ大尉のイメージが一番強い!

子供の頃何度か見てますが、当時第二次大戦に関連した映画には怖い映画といったイメージがあり恐る恐る見たのですが、TVで何度放映されても見てしまうんですね。

これが名作といわれる作品なんでしょう。。

たまたま昨年の10月頃に一人で見たんですが、今回は女房が興味あるみたいなので改めて一緒に見ました。

どこで買ったか忘れましたが手元にあるのは不思議なソフト。。。

音声オリジナルの字幕なし

ということは英語のセリフに日本語字幕、日本語のセリフに英語字幕が入らない、もちろんタイ語字幕もないので女房には必要時に通訳が必要です。

 

タイ人にはこの手のロケーションはみんなタイに見えてしまうらしい?

『ここはカンチャナブリー?、トランかな?』

ココはタイ?ではないのです。

大戦時の東南アジアでは似たような背景をイメージしてしまうのでそうなりますよね。。

一応インドネシアのジャワが背景

 

自分が子供の頃何故大戦時の映画が怖かったか?というと日本軍なんです。。

この映画の場合主要キャストではヨノイ大尉(坂本龍一)、ハラ軍曹(ビートたけし)なんですが、ビートたけしはおもしろい人だって知ってたので怖くない。

なので怖いのは坂本龍一なんですね。

 

人によってはこの作品はビートたけしやトム・コンティそしてデヴィッド・ボウイの映画と言われますが、自分の場合は完全にデヴィッド・ボウイです。

当時ユーロロックにそこそこハマっていたので彼の音楽も聞いてました。

派手で危険なロックスターといったイメージだったわけですが、本作での彼の色気とスマートなふるまいがいい。

名場面であるヨノイ大尉へのキスシーンなんかは最初ヨノイ大尉を毒かサイキックで殺したのかと思いました。子供にはそんな風に見えてしまうのです。。

 

ボウイが生き埋めの刑にされ死んでいくシーンが子供の目には強烈に映り、トイレはどうすんだ?とかいろいろ想像したものです。

今回一番グッときたのはこのシーン。。

今となってはこのシーンですら美しく見えます。

ボウイが演じたセリアズは元々ロバートレッドフォードにオファーがあったそうですが、レッドフォードも有りですね。。。彼も美しい。。

それでもボウイがベストかな。。

 

この映画の最大のポイントはやはり監督の大島渚です。

TVには良く出ていてかなりぶっ飛んだオジサン!といったイメージしかなく監督ってのは芸名かと思ってたのです。

ところが本当に映画監督。

配役変更が多数あったに中このメンバーで映画を作ったこと、ボウイを活かしたこと、役者には何カットもしたでしょうがどのカットにOKをだしたのか?

これらは監督の仕事でしょう。

 

本作も数年に一度は必ず観る作品ですが今回は坂本龍一が亡くなったと聞いてみてみました。ボウイが亡くなった時もそうでしたが今回はヨノイ大尉に目がいってしまいましたね。

 

 戦場のメリークリスマス、、、

やはりいい映画でした。

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