こんなに忙しくていいのだろうか?
去年かかわっていたバングラデシュが暴動などで連絡がつかなかったり、シーズン的に日本からのお客さんがちょこちょこタイに来られたりで。。。。
元々バリバリ仕事をやる働きマンではないので、うまいこと日々過ごせてません。
それでも職場に遊びに(働きに)行くのは楽しいのでストレスはないのです。。
そんなわけで特にニュースもなく約一か月ぶりの更新です。
我が家には、すでに尽きたもの、尽きかけている物がいくつかあるのですが、
こういうのって同じタイミングで来ることが多いような気がします。
ここ10年でテレビ・洗濯機・冷蔵庫・ベッドマットの買い替えを行いましたが、電化製品の場合は終わりがはっきりしているので踏ん切りがつきます。例えば、修理ができない!修理代の方が高い!となるとあきらめがつきます。
洗濯機とはいえ長年使ったものにはそれなりに愛着があり買い替えの時には『うるっ』と来ちゃったりするのです。
これが雑貨や家具なんかになると寿命としてあきらめるタイミングがなかなか難しい。。。
穴が開いていたって服は着れ、履ける靴はある。程度によって個人差があるわけですが、自分の場合かなり粘ってしまうのです。
育ちがそうだった!というわけではないと思うのですが、『まだいける!』と限界点がけっこう先にある。
うちの親父は多少自分に寄ったところはありますが、ボロボロになるまで切ることはないのですが、粗大ごみをあさって使えそうな自転車や家具なんかをよく頂いてきてました。多少問題のある物は手直しして使ったり。。
高校生くらいの時だったでしょうか?
ある日、親父がゴミ捨て場から古い自転車(昔の新聞配達に使うような)を拾ってきました。
この日は粗大ごみの日などではないのですが「いや~いいのがあったよ!使えるよ!お前明日からこの乗っていけ!」なんて軽い感じで移動のすべてを歩きで済ましていた自分に譲ってくれます。
真に受けて翌日のバイトに乗って行ったわけですが、2,3日後の深夜にお巡りに遭遇。。。
「その自転車は君の?」
いま考えるとそんなこと自転車乗ってる人に聞きませんよね?かなり運が悪かったんでしょう。
しかしこの自転車が自分のものになったのは数日前なので、ちょっと後ろめたい。。。
当時はよくわからなかったんですが、その自転車には防犯登録シールが貼ってあり盗難にあった自転車である事が発覚。
恐らく最初に自転車を盗難した犯人が我が家の前のゴミ捨て場に放置していったんでしょう。
わけもわからず警察署に連れていかれいろいろと聞かれるわけですが、自宅に電話しても親父は出ずでなかなか帰してもらえません。お巡りは完全に自分の事を盗難犯とみておりまあ態度も横柄なわけです。
とにかくこの状況はいくら説明したところでどうにもなりません。
結局、すでに深夜なので「どちらにせよもう遅くて危ないから。。。」ということで警察署にお泊りすることになったのです。テレビドラマのようにカツ丼ではなかったですが、ラーメンを食べさせてくれ『こんなことあるんだな!』と思ったものです。
聞かれたことに素直に答えていたので優しくしてくれたのかな。。。
翌朝、親父と連絡がとれ親父は警察署に出頭!一応息子の密告により御用!ということになったんですね。
親父もゴミ捨て場に捨ててあったので!とかいろいろ言い訳をし多少の説教を受けてから見逃してもらえました。
ついでに自宅に帰る際、お巡りさんが見送りにでてくれましたがそこでもうひと悶着。
うちから交番はとても歩ける距離ではないのですが、親父は50CCのスクーターでやってきてます。普通に二人乗りして帰ろうとしたところ
『おいおい、、、ちょっと待ちなさい。。』となる。(50CCは今も昔も二人乗りは禁止)
はは、、そうでした!なんて言って自分は歩いて帰るのですが、去り際のお巡りさん。。『100mくらい行って見えなくなったところで二人のりしたらだめだよ!』とくぎを刺されます。
歩いて帰ると2時間はかかるので300mくらい行ったところで二人乗りして帰りました。
話は大きくそれましたが、恐らく我々親子は新しい物を買う!ということにちょっと躊躇してしまうようです。
タイに来てからも女房にボロボロのTシャツなんかを着てるとビックリされましたが、今は何を言わなくなり、できる限り補修してくれます。
会社の同僚は気を使って新しいTシャツ買ってきてくれたりするのですが、くたびれた服を着ると人に気を遣わせてしまうので見えないようにした方がいいですね。
ここ最近でも、物ではないのですが、ちょくちょくご飯の差し入れをスタッフからいただきます。
日によってはそれがダブったりするので片方を夕飯にしたり。。
何度も同じ子からいただくと「ひょっとしてこの子は俺の事が好きなんじゃないのか?」と思い、本人にズバリ聞いてみると、『私のお母さん(70歳代)がファンなんです! ご飯も私じゃなくてお母さんが作って持っていかされてます!』と喜んでいい話なのか複雑ですが、とにかくありがたい事です。。
今月は母の日があるので何かプレゼントしたいと思います。
そんなこんなで皆さまに助けられながら過ごすタイ生活も20近くなりました。
恐らく日本で仕事はもうできない(日本からの出張者には『あんたはセクハラかパワハラですぐに捕まるからかえって来ない方がいい!』と言われてます)ので今後もお世話になりながら少しで還元できていけたらいいですね。。
今回は物の話でした、、当面は必要なものが出てきそうもないのでフルーツ沢山買いたいと思います。