P.S.Samphran

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

俺の山 - INDIAN Himalayan at  Himachal Pradesh (Shimla / Chamba) - First part

  

 INDIAN Himalayan at  Himachal Pradesh (Chamba)

前2回は最もゆかりの深い"Garhwal"で訪れた山でしたが、今回も隣の地域 "Himachal Pradesh"です。

hirobkk.hatenablog.com

hirobkk.hatenablog.com

このエリアも長く滞在をしておりいくつかの山に訪れました。

恐らく初めてこのエリアを訪れたのは1996年だったと思います。

Rajasthanの "Bikaner" から夜行列車で一気にKalka-Shimla Railwayの起点 "Kalka(ハリヤーナー州)"まで入りそこから登山列車で "Shimla" へ上がり、周辺をトレッキング(散歩?)しました。。

当時は写真を撮ることに全く興味がなく画像がほとんどありません。

 

Shimla (2,276m)

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訪れたのは12月で街中では天然のスケートリンクが始まっていた。ホットシャワーのない宿に泊まってしまい(当時は若くケチだったため)、水をどうしても浴びれずタオルで体を拭いたのを思いだします。

正直、近場の森林を散歩程度しかしておらずあまり記憶もありません。

*撮影:タイのガラクタ屋のような店で買った(1995年頃)確かRicohのバッタもんで " Kicoh "ブランドでTHB150くらい。。。

昨年、当時のネガをタイの写真屋でデータ化してもらいました。写真に詳しい方にはどう見えるかわかりませんが、彩から何から気に入ってます。

 

Chamba (996m)

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ここには数年かけて本当に長く滞在することになり、ヒジョーにお世話になった場所です。

山の話ではなくなりますが、Chambaに初めて来ることになったのはある映画のロケ地を見に来た時。その映画のクレジットには " Location at Chamba " とだけあったので当時最初に見つけた インドのChambaはもう一つのChamba(現在のウッタラカンド州)でした。当時は分裂前だったので同じHimachal Pradesh(ヒマーチャルプラデシュ州)にChambaが2か所あったのです。間違えますよねそりゃ。。。

 

で!別のChambaに行ってしまったのですが、片言英語で町の人に聞いても「お前何しに来たの?」「映画?しらねえよ!」と通じませんでした。何とか自分の英語のショーもない話を聞いてくれる方がおり、「別のChambaじゃないの?」ってことでもう一つのChambaを教えてもらいました。

そこで困ったのは泊まるとこでした。商業宿がなかったのです。。。(見つけられなかった?)

何も知らない場所でその辺に寝るのは不安(外人で目立ちますし)だったので、その彼に一晩泊めてくれんか?と頼みました。

彼は即答

「OK!」

おお!!それは助かる!!

その後にごちゃごちゃ言ってましたが聞き取れたのは「OK!」だけだったのでそのままついていきます。

ついていくのですが、なんかいろいろ人の家に寄ってくんですよね。。。

様子がおかしいと思い再度ゆっくり教えてもらうと、こーゆー事だったのです。

「OK!」

「家には泊められない!だが、泊めてくれるところを一緒に探してあげよう!」

ってことでした。

なるほど~ よ~くわかりました。

結果、彼の弟分みたいな家に無理やり泊めてもらえました。知らない外人を泊めるってのはやっぱり怖かったと思います。

しかし本当にありがたいですよね。。助けてくれた方には感謝でいっぱいでした。

(ここの方々とは今は付き合いが無くなってしまいましたが、翌年に再会をしに行きました)

そして辿り着いた本命のChambaですが宿あります。

拠点とした部屋はココ☟

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屋上家屋、絶景です!!!

周辺の2,000級も山々が見渡せ、夜の星空も素晴らしいです。

ただし、トイレは外、シャワーも共同の水シャワー、夜はかなり着こまないと部屋の中でも寒いです。

 

数日は町をうろつき映画の話をしたり博物館を見て周りました。

 

BHURI SINGH MUSEUMの絵画

::WELCOME BHURI SINGH MUSEUM CHAMBA

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独特な絵ですよね。。

このChanba Artをかなり気に入ってしまい、町中に刻まれている壁画など全てと言っていいほどみました。

 

数日滞在していると、映画の情報を教えてくれたチベット系インド人の方からそんなとこに泊まってないでうちのお姉さんの家に泊まりなさいと申し出をいただき、そのままお姉さんを紹介され転がり込みました。お姉さんと言ってもいい歳の方なので当時の自分からしたらママですね!

ママはモモ、チョーメン、トゥクパとチベット屋台を経営!

モモの下ごしらえは前の晩に女性陣がやりますが、何故か毎晩自分の部屋で作るので自然と自分も手伝うようになり、餃子を包むのだけはいまだにプロ並みの速度だと自負してます。(恐らく、下ごしらえに使っていた部屋に住まわしてくれているんでしょう。

 

ママの店 " Kunga Chow-mein Waller "

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*左側の男の子(ジャドゥー:当時13歳)こやつはたまに売上をパクリます、そして必ずバレてAJAYにひっぱたかれます。これを定期的に繰り返します。

因みに自分の昼飯は毎日ここです。

 

自分はここの人たちは家族同然と考えていますが、実際兄弟の儀式をした人がいます。

妹(ラクシュミ) ママの家に奉公に来ているインドの子 

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AJAY(この顔で当時25歳) 

この顔でママがRoyal Enfield(バイク)のThunderbirdを買ってくれない!と拗ねて平気で2日位店にきません!買ってくれるわけないでしょう、、そんな高い物。。

AJAYは家族ではなく下のChamba Valleyに住む従業員(ほぼマネージャー)です。

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詳しいことはよくわかりません(聞いてない、調べてない)が、きちんとヒンドゥー寺院にいって「あなたたちはこれから兄弟です!」みたいな儀式はしたので宗教的にはきちんとした兄弟って事だと思います。

すっかり山の話でなくなってしまいましが、それだけ自分にとって大事な土地で家族なのです。。

 

次回は山に上がります、町で得た情報をもとにロケ地+トレッキング

 

 

- INDIA Garhwal Himalaya at Uttarakhand(Uttarkashi)

 INDIA Garhwal Himalaya at Uttarakhand(Uttarkashi)

前回のGarhwal Himalaya at Uttarakhand(Chamoli)に続き、

hirobkk.hatenablog.com

 今回はUttarakhandのUttarkashi区で訪れた山を紹介します。

このエリアは自分の弟分(ムンナー)の家があり、長く世話になったところでもあります。前回の記事でも書きましたが、家には電気が無かったので基本的にはカメラの充電ができず、あまり写真が残ってません。

ここはレジャー登山というよりはヒンドゥー教の巡礼地としてとても重要なエリアで、インド全土から一生に一度の聖地での祈りをささげに来ます。なかにはインドでも意外と人気なトレッキングをしにくるインド人も。。。

その他、リシケシュでヨガを体験している外国人。

 

このエリアには畑仕事で登った山や、ムンナーのガイド仕事の付き添いで登った山がいくつかあるが、データがあるのはGangotriガンゴートリ(3,415m)巡礼登山程度です。

 

ここはヒンドゥー教徒にはとても重要な土地であり、有名なガンジス河に起点でもあるので州内(ウッタラカンド州)の起点Rishikesh(リシケシュ)から紹介したいと思います。

Rishikesh(リシケシュ)

Swargashram(スワルグアシュラム)地区のGeeta Bhawan(ギータバワン)*アシュラム よりガンジス河にかかるラムジュラ橋

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基本的にはここから下流が平地になるので川幅も広く、流れも見た目は緩やか(簡単に対岸に渡れると思い、何度か泳いだことがあるが全く進まず流れの通り下流に流されてしまったので実際の流れは速い)

ここから上流になると渓谷の中を流れるようになる。

この地はインド最大のヨガの聖地だが、今回関係ないので触れません。

 

ここから

Devprayag(ガンジス河はここでChamoli編で紹介したAlakananda川とヴァギラティ川<こっちが本流>に分かれる)---Tehri と上流に行き,重要な聖地であり多くのアシュラム、寺院を要するUttarkashiに着く

 

Uttarkashi/ウッタルカーシー(1,158m)

橋の上からガンジス上流を眺める

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このあたりまでくると川幅もかなり狭くなってきているのがわかる。

ここから上に大きな町はなく完全に山間に入る。

*ガンゴートリから先のゴームクへいくには入域パーミットが必要、ウッタルカーシーでは国立公園のオフォスでとれます。できればここで取っておくのがベストです。

ガンゴートリでもとれますが入山制限(確か一日150人だったと思います)がありガンゴートリで何日も待つことになることもあります。

 

ここからさらに上流へ向かうと温泉で有名なGangnani/ガングナーニがある。ここも多くの旅行者が滞在する場所。

ここからさらに25㎞ほど上がったところが自分が暮らしていたPurali(プラリ)です。

 

Purali/プラリ(2,600mぐらい?)

正面やや左がPurali村、右に見下ろすのがガンジス(ヴァギラティ川)

オレンジのあんちゃんが弟分(ムンナー)

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ここには国道脇で車を降りそこから歩かなければなりません。(30分くらい)

毎朝畑に行く為左側の急登を1時間半、ムンナーのお母さんと登り降りしたのはいい思い出です。

 

マイルーム!

一人、時にはムンナーと一緒に寝泊まりした部屋です。

電気、水道、トイレはないですが、不自由はなかったですね。。。

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Puraliのすぐ上流には軍の基地があるHarsil/ハルシル)

山沿いを歩けば2時間くらいでいけましたが、たいてい国道にでてジープをひろってました。このHarsilから直線距離で北に25㎞ほど行くとチベットになります。

軍がいるおかげ?でHarsilでは肉と酒が手に入り、よく"チャン"を飲みにいきましたね。

 

それではガンジスと山の話に戻します。

 

Gangotriガンゴートリ(3,415m)

NH34(国道34号線)の終点、車でいけるのはここまで。

説明不要、" Char Dham Yatra " の一つガンゴートリ寺院があります。

有名なYoga Niketanのブランチもあります。

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たまにここにまであがってくることもありましたが、基本的にはレストランでチャイ飲みながらだらだらとテレビみてました。たまに会う日本人のヨガ生徒さんからあんたここでヨガもせんと、ゴームクにも行かんと何してんの?とよく言われました。

!テレビを見に来たんです!

さあ、パーミットを取ってない方はここでパーミットを取ります。

 因みに自分が滞在しているときに(見てはいませんが)、Bachchan家の人々(Amitabh Bachchan/Jaya Bachan/Abhishek Bachchan/Aishwarya Rai)が巡礼に来てました。ヘリコプターで。。

途中のChirbasaで水や食料は手に入りますが、準備(食料、時期により衣類)を整えていきます。ここからは日本人にとっては立派な登山の領域になります。

インド人の場合、目的により巡礼であったりトレッキングになります。

 

ガンジス河沿いをひたすら歩きます。

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ルートは分かりやすいですが、雨の後など滑りやすかったり崩壊している所があるので足元は十分注意。

*以前9月頃に歩いているときインド人の若者が友人とふざけながら歩いていて崖から滑落して亡くなったところに出くわしたことがあります。

 

浸食した奇岩

右下に登山道が見えます。

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Bighorn(オオツノヒツジ)

基本的には群れており、ひたすら草食べてます。

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Bhagirathi/バギラティI (6,856M) II(6,512M)  III (6,454 m)

Chirbasaを過ぎてしばらく行くとこの光景に出くわします。

ガンジス河の川幅もかなり細いですね。

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Bhojwasa(3,775m)

Gangotriから14㎞です。ゆっくり標高をあげていくので体力的には楽です。日本で通常登山をされている方ははっきり言って楽勝です。

問題は標高と天候です。

ヨガの生徒さんがレッスンの休みでよく来られるのですが、何人か高山病の症状になっているのをみかけました。知っている事をアドバイスしますが(大したことは知らない。)なかなか通じません。頭が痛くて吐きまくってる友人がいて夜も眠れてなくても翌日先に行くことしか選択できません。

もともと登山の方々ではないので無理な話ではありますが、具合の悪い人毎回本当に辛そうなんで。。。

 

手前の建物が宿泊できるアシュラム、政府系のツーリストロッジ

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自分はたいていLalbaba's Asram/ラルババアシュラムに泊まります。

ここのラルババはムンナーの幼少期の先生!

2食ついてRs.500位だったと思います。

これでもかってくらい毛布を貸してくれます。

いろんな人が使いまわしてますので、あまり清潔ではない。。。

気になる方は自前で用意した方がいいですが、これが気になるようだと寝袋等を持参しても、そもそもここには泊まれないかもしれません。インドに長くいる人は気にならんと思いますけど。。

基本的にはここに一泊して翌日ゴームクに行くのがいいですかね。。

 

Bojibasa⇒Gomukh(ボジバサ~ゴームク)

約4㎞

ほぼ平坦な道です。正面に "Mt.Bhagirathi" を観ながら歩きます。

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Gomukh/ゴームク(4,023M)

ガンジス河の流れはこの氷河からはじまります。

この氷河の左側を巻いてあがるとTapovan/タポバンへの道になります。

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Shivling / シヴリンガ (6,543M)

 Bojibasa-Gomukh間からの眺め

この山も登山禁止です。

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このエリアではバドリナートのニルカンタと同レベルの存在感。

この先のタポバンまで行くと(さらにテント泊が一泊必要)、もうすぐそこにあります。

*タポバンへは一度しか行ったことがなく電池切れの為画像なし

 

参考画像・Tapovan/タポバン

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Gomukhでは沐浴、水汲みなど好きなように過ごしあとは一気におります。

高度の影響だと思いますが、ほとんどの方は帰りが元気ですね。

 

とても有名な場所ですが、登山道も問題なく人も多いのでインドで時間の取れる方にはお勧めの場所です。

 

因みにが最後にここにきてから約10年経っております。いろいろと情報が変わっているかもしれませんので、違う場合はご勘弁を!

また、インドには自分等足元にも及ばない外国人(日本人も)が沢山います。自分は宗教的な事はよくわかりませんが、いろいろなこと、物に意味がありますのでプロにあったら聞いてみるのもいいですね。

 

このコースの注意点

  1. 基本は日本の登山と一緒、季節によって衣類、装備の調節
  2. 高度....こればっかりは体験しないとわからないのではないかと思います。自分はそもそも3,000mを超えるところで暮らしておりましたので体感として影響は感じませんでした。
  3. 最低限のマナー...やはり聖地ですのでいくら知らないといってもやってはいけないことがあります。よく調べてからいきましょう。
  4. ガンゴートリでガイドまがい(家の弟分ムンナーみたいな)の人たちが声を掛けてきますが、基本的にゴームクまでは自力で行けます。できれば安全の為同行者がいた方がいいですが。。単独の場合最低限の英語が話せるといいですね。。タポバンまでですと山慣れして装備を用意できれば自力でOK。彼らのメインのお客はインド人ですのであまり外国人にはしつこくないと思います。(例外もいますが、、。)

 

その他このエリアで歩いたルート

 

Dodital(3,310m)

sangam chattiから入ります。途中のAgoda村にムンナーのおばさんがいるのでAgodaに一泊して行きました。

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綺麗なとこなんですが、わざわざ日本からこなくてもいいですかねえ。

 

Kedar Tal(4,912m)

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Gangotriからいっきに上がります、10年前の事ですがよく覚えてます。ものすごいキツイです。ガイドで上がるムンナーの付き添いでいきましたが(ポーターみたいな、、お金は取りませんのでボランティア)、何度も心が折れそうになりました。はじめてムンナーを「やはりこの男はガイドなんだなあ」と思いました。

もう、はっきり言ってただの旅行者が行く場所ではないです。

インドにトレッキング以上の事をしにきた方が行ってください。*ガイド同行がいいでしょう。

景色は本当に素晴らしい!! 

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最高の下山テクニック *要身体能力 クライミング by "AJAY DEVGAN"

自分でいうのも何だが、

登山をしてインド映画にそこそこ詳しい人はなかなかいないと思う。

インド人の登山家と登山をしたこともあるが、映画については自分の方が詳しかった。自分の弟分(インド人)のようなガイドまがいの連中であれば詳しい人もいるが。。。

このような中途半端な知識を生かしてインド最高のクライマーを紹介します。

 

名前は "AJAY DEVGAN" 

動画の中ではShivaayと言われています。

自分はこの映画のフルバージョンを見ていないので詳しいところはよくわかりませんが、どうも彼は登山ガイドもしており、麓で待っている軍の人(役人)の所へ行く際の下山シーンのようです。

 

まずは冒頭、、。

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いきなり雪山で素っ裸で寝てます。(吹雪はじめてるのに!!!)細かいですが左手でパイプ(たばこ)かなんか持ってるんですよね。下からの声が聞こえるわけないですが、何となく感が働いたんでしょう、麓で人が待ってるので下山します。

装備を見るとアイスアックス2本とロープ1本はあります。

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早速準備をして下山、天気も良くなりましたね。

イカすスタイルです。革ジャンにGパン。

以前外国人のハイキングをガイドした時、ウール(真っ黒)のロングコートを着てきたのがいましたが彼に匹敵しますね。

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まず見下ろす直壁を背にしていきなりの"バック降り"です。

ロープが1本しかないのでここでは使えないんでしょう。

プロの方はどう考えますかね?やはりロープ下降の一択ですかね。。

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バック降り後、スワンのダブル(後方伸身2回宙返り/ロスアンザルス五輪の鉄棒で森末選手が金メダルを決めた降り技)を決めながら壁に付きます。

また動画の方をみればわかりますが、準備時はインナーに黒いシャツを着ていたのですが、バック降り時は胸がガラ開きです。いつの間にかインナーを脱いでます。

これから寒い中下山するのに寒さが心配です。

 

高速で下降している為、ダブルアイスアックスで速度を調整します。足元はティンバーランドっぽいトレッキングシューズにアイゼンはありません。物凄い筋力とバランスです。

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超高速落下時も冷静。このへんはさすがにAJAYです。

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何度か氷壁に跳ね飛ばされながらひとまず氷柱にアックスをひっかけて一息入れます。

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高度感がものすごく景色がすばらしい。

下で待つ人たちもこのパフォーマンスにテンションが上がります。

 

ここから先の下降技術も素晴らしい、まずはダブルアックスを振り子の支点にして飛び出します。

いきなり後方伸身宙返りを入れます。

そこから周りきらずに地面と水平に落下。

冷静に周りを確認しアイスアックスを1本腰に装着。

何かを見つけアイスアックスを腰のカラビナ(ロープに接続されてます)に引っ掛けます。

そこからローリングにつぐローリング、ローリング、ローリング。

いつの間にかアイスアックスをブン投げ岩にロックさせビレイをとります。

驚くことに水平落下以降はノールックで行ってます。

 

ロープが伸びきる直前にロープを肩から外し手に持ち替えます。

全ての衝撃が片手に奔りますが、余裕。

恐ろしい男です。

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そこから体を振って雪のテラスに降り立ちます。

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ここから先はテラスを走り抜け、クラックを飛び越え、最後はその辺の針葉樹を支点にして軍人さんの元に降り立ちます。

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所用時間約4分。とんでもない登山ガイドで、何人たりとも真似はできません。

しかし長年AJAY DEVGANをみてきた自分としては信じられなくもないですね。。

"Shivaay" 観なくてはいけないようです。。

 

今回このような超人のご紹介をさせて頂きましたが、決して暇でやっている訳ではなく好きでやってます。今後も紹介したい世界の超人がいたらアップさせていただきます。

 

P.S.

すいません。。なんか日本の映画祭で公開されたみたいですね。。。完全に出遅れてしまったようです。。。

Recipe.3 Dhal Curry (Mung Dhal) / ムング豆のカレー & Aloo Jeera(Potatoes with Cumin Seeds) / アルージーラを作る。

 先日、女房が冷凍PARATHA(パラータ)を買ってきた時に、カリーを作るとつい言ってしまったので作ることにします。

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マサラは常に置いてありますが、他の材料を用意していないので豆(ムング豆)を水に晒してから朝市に買い物に行きます。

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家から自転車で5分の所にある,毎週日曜の朝にやっている朝市で食材を買います。

ほぼ徒歩、自転車圏内の人しか来ません。。

日用品、食材しかないのでよそから客は来ませんね、、大きくないし。。。

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それでも米、肉、野菜、魚と一通りそろいます。

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材料がないので野菜類を買います。

トマト、じゃがいも、たまねぎ、ニンニクだけで十分!

 

戻ってから早速調理をはじめます。。

軽く料理すると言ってますが、自分はほぼ素人(以前日本のスキーリゾートのプチホテルで3年くらい一人シェフをやってましたが完全なインチキ料理人でした)で、食べても"バカ舌"なので食べられるものはたいてい旨い!ってなります。

家にいるときは、あまり外食しないでたまには作りますが、

女房はインドや日本の料理の事はほとんどわからないわからないので適当に作ってごまかしてます。

[材料:ダルカレー]

ムング豆 - 適量

にんにく - 適量

たまねぎ - 適量

トマト - 適量

しょうがチューブ - 少量

コリアンダー - 大さじ2

ターメリック - 大さじ1

レッドペッパー - 大さじ1

塩 - 大さじ1

ガラムマサラ - 適量

JKのPunch Foran(5種類のスパイス) - 適量

 

まずは野菜を小さく切り見栄えよく並べ、マサラはひとつに混ぜておきます。

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野菜を切っている間に水を切ったダルを火にかけやわらかくなるまで茹でます。

が!!なんと!!!野菜を切ってLeonaと遊んでいたらすっかり火のことを忘れており,気がついたときには肝心の汁がほぼ溢れてしまい豆も焦げついてました。

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Leonaよ.....どうしてくれる....

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済んだこと仕方ありません...食材がなくなったわけではないのでまだ一生懸命つくります。

それでは掃除をして調理再開!

ニンニク,たまねぎ,トマトの順に炒めます。全て荒みじん.

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トマトの水分がなくなってきたらマサラを一気に入れます.

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 こんな感じになったら本来あるはずの汁ありダルを入れますがやや焦げたダルを入れ、水と塩でテキトーに調整。。。

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 仕上げにはガラムマサラとこのPanch-Foran(よくmaggiを買うインド商店のおばちゃんがカレーにこれを入れると旨いわよ!とゆうので買いました)を入れます。仕上がりは後程。。

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次にサブジ(アルージーラ)を作ります。

 

[材料:アルージーラ]

ジャガイモ - 大2個

クミンシード - 適量

にんにく - 適量

たまねぎ - 適量

トマト - 適量

コリアンダー - 大さじ1

ターメリック - 大さじ1

塩 - 大さじ1

ガラムマサラ - 適量

水 - ジャガイモが浸る程度

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自分の場合クミンシードは一緒に煮込みません。

ニンニクと玉ねぎを炒めた後、トマトを少し多めに入れて一度水分を飛ばします。

水分がある程度なくなったらマサラを入れてよく混ぜます。

その後ジャガイモと水を入れ茹で煮込みます。

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この辺の作り方は環境などによって様々でしょう。。

ジャガイモは別に湯がいておいてから調理を始める方も多いようです。

自分の分量適当インドカレー(ガルワールカレー)はインドの母直伝です。

母は毎日炭をおこして、水を汲んで、一つの鍋で作ってました。

先に何かを準備などはしていなかったですねー

 

クミンシードは別にフライパンでバターでパチパチなるまで火にかけます。

パチパチいったら、ジャガイモが柔らかくなって塩等で味を調えた鍋に入れて混ぜます。

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こんな感じですかね。。

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パラータはすでにこねてあるものを買ってきてますので焼くだけ。

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ダルのミスもあり、全く味に自信がないので念のため粉ふきいもを作っておきました。

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盛り付けて完成です。

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作っている時からこれは旨い!といった雰囲気がなく、ダルも焦がしていましたので怪しかったですが、、、、

大丈夫です食べれます。

インド母のカレーとはかなり違いますが、、、以前はもっとうまく作れたんですけどね。。。感で作ってますのでしばらくやらないとダメですね。

 

因みに冷凍パラータと粉ふきいもは旨いです。

 

最後に

インドのカレーといっても色々な作り方があると思います。レシピにありますが好きなものを好きなだけ(適量)入れて作るのがいいのかな。。最終的に味も良ければ最高ですが。。たいてい食べれるものは出来上がるでしょう。

TUBELIGHT - EID 2017 -

26 JUN'17

TUBELIGHT at MAJOR CINEPLEX

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昨晩"TUBELIGHT"を観てきました。毎年EIDとDIWALI(最近はクリスマスも)はかかさず劇場で見てますが今年も例に漏れず行ってきました。

 

基本的なストーリーは "Little Boy (2015:USA)"が元になっています。未見ですが日系アメリカ人の田川洋行さん(Rising Sun:1993でいい感じのやくざやってましたね)がでていたので題名は覚えてます。

バックグラウンドは中印国境紛争:1962 (Little Boyは第2次大戦)。

圧倒的な兵力の差で中国が圧勝し、これをきっかけにインドは核を開発することになった。インドの歴史上重要な争い。

Little Boy は子供が主人公でしたが、この映画の主人公はTubelight(理解の遅いとか時間がかかることだと思うのだけど簡単に言えば"発達障害"にあたるのではないかと。。

 

今回の映画はいろいろと話題、ポイントが非常に多い映画になったので気になったところに☆個人的な感想を入れてみたいと思う。

 

まず映画が始まり驚かせるのが競演のSohail(Salmanの4つ下の弟)の変わり様。。。

(☆1) 最近はTV出演、監督、プロデューサー業が多かったようで映画出演はRaakh(2010)以来! Salmanとの競演は同年のVeer(2010)以来7年振り!Veerも兄弟役だったけど今回はキャラが入れ替わったような兄弟役だった。以前から筋肉はすごかったが、さらに一回り大きくなった感じで顔も老けた。お馬鹿な役柄をうまくやっていた印象だったが,今回はすっかり印象が変わった。とてもいい表情をするいい演技だった。今、役者に専念してもいい仕事をするのではないかと思わせる。。

 

その後、開始20分位でのシーンが泣かせる!!

村の広場のマジックショーの魔術師役でSRK(シャールクカーン)がいきなりSALMANとからむ。

(☆2)今まで何度となくファイトを繰り返してきた二人だが、昨年あたりからSALMANがTVショーでSRKの真似をしたり、2月のSCREEN AWARDでは二人でホストを務め手をつないでいたので関係が良好になってきたのでしょう。DANCE SCENEで競演した"Om Shanti Om(2007)"以来!まともな演技での競演だと"Hum Tumhare Hain Sanam(2002)"以来15年振りではないかと思う。

 

このマジックのシーンでLaxman(salman)が魔術師:Goga Pasha(srk)の手ほどきでビンを動かす。これを翌日、村の長老的なBanne(Om Puri)の前でやろうとするのだが、いくらたっても動かない。Banneは動かないのはわかっていながら「もう一度やってみろ!」と。。BanneはLaxmanが「んーーーー」と力んでビンを動かそうとしているところにビンを自分の手で動かす。「お前の動かしたいと思う気持ちが、私を動かしたのでこのビンはお前が動かしたのだ!」

ここでこんなセリフを言うのがOm Puriだからまた泣かす。。。

(☆3) 06JAN'17 Om Puriが66才で亡くなった。

自分が知ったのは同日のFACEBOOKでSALMAN(自分がフォローしているので自動的に入ってきた)の書き込みによって。このTubelightが遺作になったが、Bollywood Movieに限らず外国の映画に数多く出演した数少ないインド俳優だ。あまり主役を張ることは多くなかったが抜群の存在感だった。

Amrish Puriが2005年に亡くなったとき、おっかなくてうるさい親父役をやるのはOm Puriくらいになってしまったなあ、、と思ったものだ。

また出生地がハリヤナ州のAmbala、カシミール州のKatraから戻るとき、この駅に深夜に着いたため駅の土間で寝た場所である。このとき地元の人からOm Puriがこの町の出身だと聞かされた。

Askrosh(1980) , Delhi-6(2009)あたりの演技が気に入っているが、英語映画ではEast is East(1999)は最高!The Hundred Foot Journeyも良かった。

 

中盤からは中国人俳優のZhu Zhu(彼女のことは"The Man with the Iron Fists"というしょうもない映画で一度見たことがある)が出てきたりするがあまりひきこまれるところはなかった。

 

Salmanはアクションなしのこのような役もたまにやるので、これもサルマン物といえる作品になる。見終わった感想だがそこそこHITはするだろうが2015年、2016年のような爆発的なHITはすることはないように感じた。。。が年末の賞レースにはからんでくるかもしれない。。。

 

この映画の見所のひとつは間違いなくロケーションになる。エンドロールにはロケ地はManali , Ladakhとあるが、Laxmanの住んでいる村の時計塔はSimlaのClock Towerではないかと思う。周りの風景はセットを変えているがSimlaのClock Tower前は大きな広場になっているのでいくらでも小細工できそうだ。また中国軍との戦闘地はてっきりKinnaurかSpiti辺りだと思ったがLadakhのようです。

 

最後に気になった役者を二名

(☆4)  Mohammed Zeeshan Ayyub

2011年のbollywoodデビュー以来いい作品に出演して存在感のある演技をしている。

Mere Brother Ki Dulhan(2011) with Imran Khan

Raanjhanaa(2013) with Dhanush

Raees(2017) with SRK

と大物の相棒役みたいのが多い

 

(☆5) Isha Talwar

ほぼ南インドで活躍しているようで全く知らなかった、Hamara Dil Aapke Paas Hai(2000)でAishwariyaの妹役をやっていたようです。しかし全く覚えがない。

今回出番は多くないが、とても魅力的な女性でかなり好きなタイプです。

 

日本帰国もありしばらく劇場に行くことはないけど次はAnil Kapoorになりそうです。。

 

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Recipe.2 Maggi(ATTA) を食す

久しぶりに週末が連休になった。

土曜日は女房が日中は仕事にでておりLEONAと戯れようと思ったのだが、暑さの為かLEONAは朝10時ころにはこの調子。。

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特にやることもないのでMaggi(マギー)で昼食を作ることにした。

ごく稀に行くスクンビットsoi23にあるインド食材店で見慣れない種類のマギーを見つけ買っておいたもの。

このマギーですが、マレーシア、インドでは乾燥麺として圧倒的なシェアを持っています。インド在住時、具合がちょっと悪いときは決まってベジマギー(vegetable maggi)を食べていた。ただのカレーヌードルだが腹にやさしい気がしていたのだが、体にいい食事ではないと思う。

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Maggi 2 Minute Vegetable Atta Noodles,4 Pack* 320g

Maggi 2 Minute Vegetable Atta Noodles,4 Pack* 320g

 

通常は"Masala" - おいしい!ヘルシー(←ウソでしょう)!と記載があるだけなのですが、これは"VEG ATTA"とある。このATTAとはインドのチャパティやプリーなどをつくる小麦粉(全粒粉)なのだが、いままでの卵麺よりはヘルシーな気がして試してみることにした。

しかし価格は2倍。(このパックに4色入ってTHB120くらいした)

 

~キャベツカレーアタヌードル サワラの天日干し入り~

材料

  • ATTA MAGGI ー 1つ
  • キャベツ ー 中玉の葉5~6枚程度 *先週の残り、干からびていたが水につけて一晩おいたら見た目は復活したので使用
  • サワラの天日干し(プラーインシー/ปลาอินทรี) - 1切れ(20gくらい) *ソンクランで世話になったTratのホームステイで買ったもの。女房が不味いと言って使いたがらなかったので冷凍庫で眠っていた。
  • 水、塩 - 適量

1) キャベツをごま油で炒める

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2) サワラは元々えらくしょっぱいので水を加えてただ炒める

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3) ATTA MAGGIを取り出し適当な量の水に塩を一つまみ入れて湯がく

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4) MAGGIが柔らかくなったらサワラを入れて2~3分弱火で湯がく

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5) NAGGIに付属しているカレーパウダーを入れてさらに1分煮詰める

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6) 火を止めてどんぶりに盛り付けて出来上がり

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さっと15分程度で完成するような非常に簡単な料理です。

ポイントは食べたくないが捨てるわけにはいかない食材を余すことなく食べれるところにあります。

湯がく時間が短すぎたのか麺にアタの粉っぽさが異常に残っておりただ腹を満たすだけの食事になってしまった。

また決定的に水の量が少なく面がベタベタしていた。

まだ3食残っているので次回への教訓としていきたいと思います。

 

2017のEIDもSaiman Khan

当然ですが今年もEID(イード/ 25JUNE'17)はサルマーンです。

ここ10年のEID週はほとんどサルマーンの作品がきており、その他の作品は前後週に回避する傾向があります。もともとこの時期EIDの週以外は大作は公開されませんが、、、。

2017年は前後週に気になる作品が2作あります(個人的に)

Ek Haseena Thi Ek Deewana Tha (30JUN)

(美女と変態男?みたいな意味かな?)題名はKarz(1980)からですね。

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まず監督がSuneel Darshanで主演は息子のShiv Darshan,これは近年よくあるパターンなので何ともありません。しかしキャスティングになんとUpen Patelの名前があります。

Upen Patel

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36China Town:2006でいいデビューをして、Shakalaka Boom Boom:2007(奇しくも監督はSuneel Darshan/映画はFlop)では主演まで張りました。その後は映画に数本でてTVの世界で活躍をしています。

デビューの36China Townでは目玉のダンスシーンがあり(必見:マイケルジャクソンのゼログラヴィティをパクッてますが、倒れている角度は10度↗くらい)Upenの見せ場でしたが、Filmfareの授賞式ではUpenが出席しているにもかかわらずShahid Kapoorが踊ってました。カメラもUpenを抜いており苦笑いのUpenが気の毒でした。

小さい時からジョン・トラボルタ好きの自分としては顎割れつながりで好きな俳優です。人もよさそうだし。。。

Suneel Darshanもそうなんでしょうね。。なぜかBobby DeolとUpen Patelの作品が多いし。。。


Aashiqui Mein Teri - 36 China Town | Shahid, Kareena & Upen Patel | Himesh Reshammiya & Sunidhi

そこでこの映画の批評をみるとなかなかケチョンケチョンに言われてます。

自分の場合は久しぶりにUpenが見たいだけなので映画の出来はどうでもよいのです。

 

で2本目ですが

Shab(30JUN)

(夜) HindiではRaatに当たる言葉

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この映画もRaveen Tandonがキャスティングされているという理由だけ。

90年代前後のファンは気になるでしょう。近年もちょこちょこと出てましたが今作は存在感がありそうです。トレイラーをみると相変わらず強気な顔して綺麗なんですが、もう妖怪入ってて、晩年のCatherine Deneuveみたいな雰囲気があります。

 

上記2作ははっきり言ってインド人もスルーするような作品で、タイに入ってくることもまずないのですが個人的な興味だけで紹介させてもらいました。

 

本題はこちら

Tubelight (23JUN'17)

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Tubelight---疎いとか理解が遅いとかいう意味だと思うんですが。。

話題は沢山あります。

1)Salmanのセルフプロデュース

2)久しぶりにSohail(Veer以来の出演)と共演(今回も兄弟役らしい)

3)監督はKabir Khan(Ek Tha Tiger:2012 , Bajrangi Bhaijaan:2015 共にEID週に上映)と3度目のタッグ

ちょっと癖のある役どころみたいなので今年こそは"Filmfare Best Actor"を取ってほしい。これだけ興行を成功させているので賞などはどうでもいいのですが、Salmanが今までฺBest Actor(suporting rollはkuch kuch hota haiで受賞)を取れていないのはちと寂しい。。。

この感じなら映画のヒットは間違いないでしょう。

 

因みに近年のEID映画(Salmanものが多い)

2007

Bhool Bhulaiyaa

ータイミングが合わずシアターで観れず。。DVD鑑賞

インド各地、多言語でリメイクされました。オリジナルはManichitrathazhu (1993):malayalam Dr.役はMohanlal

この時登り調子だったShiney Ahujaはどこへいってしまったのだろう。。。

Ameesha Patelもこのあたりからおかしなことになってきました。

この時期Title Truckがそこら中で流れてたのでよく聞きました。


Bhool Bhulaiyaa [Full Song] Bhool Bhulaiyaa

 

Laaga Chunari Mein Daag

ー嫌な臭いがしたのでわざわざ見に行かず DVD鑑賞

Rani主演で高級コールガールをテーマに作られました。

Yash Raj Filmが意外と気合を入れてつくったようでしたが見事にずっこけました。

綺麗なヴァラナシのロケーションとスターパワーはあったんですけどね。。

 

2008

Kidnap

ーVaranasiにできた新築のシネコン(人生初のシネコン)で鑑賞

この年Jaane Tu...Ya Jaane Naでデビュー(子役時代は除く)したImran Khanの第2作

興行はずっこけましたが、個人的にはまあまあ気に入った映画です。新人のImranが意外にいいじゃない!ってこととsanjay Duttがまだまだ動ける!ってのが見れたのがよかったです。

 

Dorona

ーKolkataのNew Empireで鑑賞(お気に入りのシアターで、ここで初めて見た映画はおそらくIndependence Day:1996)

スターキャストでしたがすさまじくコケました。Kidnapのはるか上を行く失敗作!

唯一Key Key Menonのイカレ役はよかったです。

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主演のAbhishekは真面目にやってましたがKey Keyは遊んでましたね。

因みに監督/脚本のGoldie Behlはこの作品以降監督も脚本もやってません。

 

2009

Wanted

ー何故か同日公開のDil Bole Hadippa!をチョイスしてしまった。。。TV鑑賞

Prabhu DevaのBollywood初監督作でスーパーヒットしましたが、個人的にはイマイチでした。

Dil Bole Hadippa!

ーKolkata, 確かEliteで鑑賞

Rani主演の為こちらを見に行ったのだが、やはり外してしまった。

 2010

Dabangg

ーこの時期は日本に戻り上高地で働いていた為DVD鑑賞となった。

説明不要のブロックバスター映画であり、素晴らしい娯楽映画です。

インドのシアター(KolkataのEliteやDelhiのShielaあたりなら最高)で見るべき映画であり、音楽、ストーリー、キャスティング等ほぼパーフェクトな作品である。Munni Badnaam Huiがインド中で流れまくりDabangg旋風を巻き起こした。

秀逸はコレ


"Tere Mast Mast Do Nain" ( With Lyrics) Full Song Dabangg | Salman Khan

 

2011

Bodyguard

ーすでにタイに移住しておりDVDでの鑑賞

はっきり言って何がいいのかさっぱりわからない、、あったのはスターパワーだけなのではと思う。娯楽映画ではないが同日上映開始のパキスタン映画Bolは必見。今みると出演者はなかなかである。

 

2012

Ek Tha Tiger

ーDVD鑑賞

娯楽映画としては楽しめスーパーヒットも納得、現在のところSalmanKatrina最後の競演作ではないだろうか。

 

2013

Chennai Express

Bangkok,Paragon Cineplex にて鑑賞

現在のところShahRukh最高の興行収入を稼ぎ出した作品。

とても楽しめる作品でロケーションが素晴らしい。

自分は南インドには行ったことがないので、いつか訪れたいと思わせる場所が沢山ありました。

Dudhsagar waterfall

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Panchgani

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Munnar

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2014

Kick

 ーBangkok,Major Cineplex にて鑑賞

Wanted(2009)臭がしたので迷いましたがすでにインドでBlockbusterを飛ばしていたので見に行きました。トップスターはSalmanだけでしたが彼のスターパワーを改めて感じました。サポートのRandeep Hooda,Nawazuddin Siddiquiは流石の演技です。

Hangoverは秀逸


Hangover Full Video Song | Kick | Salman Khan, Jacqueline Fernandez | Meet Bros Anjjan

 

2015

Bajrangi Bhaijaan

Bangkok,Major Cineplex にて鑑賞

期待を込めて初日に見に行った。不覚にも劇場で涙してしまった。。。

Kareenaはほぼサポート役、メインはsalmanのほか

子役のharshaali Malhotraー当時若干7歳でデビュー、可愛らしく堂々の演技でした。その後映画には出ていないようです。

そしてもう一人Kickに続いて2年連続EIDに登場のNawazuddin Siddiqui、やはり彼の演技は独特の魅力があり何をやらせても巧い。

映画は当然スーパーヒット、現在でもこれを上回る興行収入をあげているのはAamir KhanとBaahubali2だけである。

 

2016

Sultan

Bangkok,Major Cineplex にて鑑賞

まあまあですね、、ヒットはしたけどね。。

ただし怪しい裏格闘技のコーチ役ででてきたRandeep Hoodaはよかったです。やはり彼はこういった暗い感じの怪しい役は巧いです。最後のSultanの試合をラジオだかTV(よく覚えてない)で聞いていて「Yes!」みたいな事を言って興奮するシーンはよけいだった。彼にこんなことさせないでほしいです。

 

ながながとほとんどの方にはどうでもいい話を書きましたが、とにかく言いたいのは今年のEIDもSalman物で期待できるってことです。。。

 

 

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俺の山 - INDIA Garhwal Himalaya at Uttarakhand(Chamoli)

INDIA - Garhwal -

ブログのタイトルにもしているが自分が約3年の間滞在していたのは主にGarhwal地方というところで、インド北部でチベットと接する地域です

自分は登山家ではないので山頂には行かず(行けず)巡礼やトレッキンング、畑仕事の際に歩いたところです。

 

①Nanda Devi-7,817M-(中央奥)

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Auli上部をトレッキング中に見た,インド国内のみの山では最高峰(ネパールとの国境沿いにKangchenjunga-8,586M-は有る)、自分が訪れた時は長い入山禁止期間であり現在も継続中.

はじめて肉眼で観た7,000クラスの山で現在でも実際にみた山では最高峰。

当時使っていたPanasonicのコンパクトカメラ LUMIX FX30,はじめて買ったデジカメであり非常に気に入っていた.天気と腕の悪さでこのような写真になってしまった。

右にギザギザの山はTrisul、左の雲がかかった山はDunagiriに続く稜線。

 

②Trisul-7,120M-

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これもAuliからのトレッキング中に眺めた山。

ナンダデヴィのすぐ近くにあり山容が印象的な山だった。

正式な記録上、人類が最初に登頂した7,000M峰

 

③Dunagiri-7,066M-

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ここもAuliからの眺め

遠くからでもとても高度感があり登山意欲をそそられる。(自分には到底登れないが。。。)

 

因みに上記3山の情報はAuliからGorsonの間にいた羊飼いのお爺さんが教えてくれた、驚くことにとても流暢な英語で説明してくたのを覚えている。外出中にインターネットが使えるような時代ではなく確認のしようもなかったのだが、ノートにメモをしたものを下山後ツーリストオフィスで調べ、お爺さんの知識に関心したものだ。

 

④Nilkantha -6,596M-

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Char Dam の一つであるBadrinath Temple(バドリナート)巡礼に来た時に見た景色。

自分の認識ではポピュラーな山の部類になり,インド人はともかく日本人の方でもここに来られた方は必ず目に焼き付いている山だと思う。

Joshimathからの乗り合いのジープを降りて寺院に向かっていくといきなりガツンと現れる、現地の方に登山可能なのか聞いてみたが、神聖な山であり人間が登ることは許されないとの事(しかし調べれば登山記録があるのがわかる)。とても美しい山容でありいくらでも眺めていられる山です。

自分が訪れた初冬はすでにローカルバスは終わっており、バドリナートで商売をしている人々もみな山を降り始めていた。

 

⑤Narayan Parvat -5,690M-

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BadrinathからManaへの道中ずっと左側に見えている山

周りの景色と完璧にマッチしており、このウォーキングルートは最高の雰囲気の中で歩ける。

 ⑥Balakun-6,471M-

f:id:hirobkk:20170530231440j:plainGanges(ガンジス川)の重要な支流の一つであるAlaknanda(アラクナンダ川)の上流をManaから眺める。

このルートはSatopanth Lakeへのトレッキングルートとなっておりハイシーズンはインド人のトレッカーや巡礼者が訪れる。

 

そのほか写真はないが(住んでいた地域に電気がなかったので充電などは別の場所で機械があるときにのみ可能だった)このエリアではGobind Ghat からSri Hemkunt SahibとValley of Flower(シーズンをはずしていたため花はみれなかった)には訪れている。

どちらも冬に入る直前だったためとんでもない寒さでした。

Sri Hemkunt Sahib

Welcome to the Official website of Gurudwara Sri Hemkunt Sahib.....

シーク教の重要な巡礼地でありよくもこんなところに立派なGurudwaraを建てたものだと思う

Valley of Flower

Valley of Flower | Uttarakhand Tourism Development Board

ここは説明不要、名前の通り!シーズン中に行けば恐らく最高の体験ができるでしょう。

どちらも巡礼者、ツーリスト、外国人が多く訪れているので登山道は10年以上前でも全く問題はなかった。

まだまだこのエリアだけでも行きたいところは沢山あり(1週間前後の長期トレックも挑戦したい)ますが、ここ数年再訪できていなのが残念です。

 

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因みに左下のGaucharは山から下るときに約8時間という強烈なストライキに出くわした場所です。(クッキングガスが足りず村の主婦が空のガスボンベを道路に並べて座り込んで封鎖していた。つたない言語でその辺の人々と映画スターの話などをした記憶がある。同じバスの乗客で誰一人イライラしたり怒っている様子は見られなかった。こういったところは本当に勉強させられる。(恐らくどうにもならん事を察知してすばやく諦めてしまっているのではないかと思う)

 

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Baahubali 2: the conclusion at BKK

 

5月3日 19:00

行ってきました。

予定通りインドの公開日と同じ4月28日にタイでも公開されました。

すでにインドやアメリカの状況は確認していたのですがとんでもないヒットになってます。

パート1(こちらもスーパーヒット)と完全にストーリーがつながっているので当然ですが。。。

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言語はHindiバージョンでした。

ちょっと何人かはアテレコが気になるレベルでしたねえ。できればTeluguバージョンでみたかった。どちらにせよ英語字幕に頼ることになりますので。。

ヒンディー語の理解力が乏しいのであらすじ等は書きません。

 

感想は

まずAnushka Shettyがとにかく美しかった。Bollywood女優じゃないのであまりよく知らなかったのですが、演技もうまいしいいですねえ。

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パート1でメインヒロインだったTamannaahはほぼ出番なし。回想シーンでは一切出てこないのでしかたないですがもっとみたかった。。

 

ストーリーはパート1の続きなので(先月1度見直しておきました)すぐに入っていけました。Kattappa(Sathyaraj)の語る回想シーン(Baahubaliが死ぬまで)は完璧です。各俳優陣の演技も最高!

現在のシーンに戻ってからはまずPrabhasの演技がBaahubaliからShivuduになり急に質が落ちたように感じました。Baahubaliの演技がそれだけよかったです。

とにかくガクッときたのが最後の戦闘シーン

特にBhallala Deva(Rana Daggubati)Devasane(Anushka Shetty)を先端に刃のついたプロペラがあるおかしな車で取り返しに行くところ。いくら悪役の乗り物とはいえもうちょい恰好つけてほしかった。

タイに入ってきたバージョンは編集カットが多かったのかな?

特に終盤はおかしなつなぎがありました。

 

いろいろツッコミどころはありますが、総合的(パート1と2)には満足です。

女房は自分と知り合ってからインド映画を見はじめて、通算50本くらいは見てると思います。女房の評価では今までのベストだそうです。

 

音楽ですが

パート1にはかないません(個人的にパート1は非常に評価がたかい)

しいて言えば"Hamsa Naava"は映像も美しくよかったかな


Hamsa naava|Song Promo teaser|Bahubali 2|Prabhas|Anushka|Thamanna|Mashupmalayalam

 

いつも思うことですがやはりインド映画はインドで見るべきですね(特にこのような映画は)。 今回も自分たち以外はインド人しかいなかったように見えましたがインドでみていたようにはいきませんね。。

 

次回はSarkar 3 のようですが、恐らく飛ばします。実はSarkar(2005),Sarkar Raj(2008)どちらもみてません。

 

 追記:5/26現在

 インドだけで486Crまで売上ました。長い事インド映画をみてますがこの数字はすごいですね。

最近で思い当たるのはGhajini(2008)

公開から一週間チケットが手に入らず見れたのは2週目!インド人の友人が劇場に直接買いに行っていろいろテクニックを駆使してようやく手に入れてました。その時友人は「こんなことは Kabhi Khushi Kabhie Gham...(2000)以来」だと言ってました。

自分が見た田舎(rishikesh/リシケシュ)の映画館でこれですから都会はすごい騒ぎだと思いました。

 Baahubali2もこのままいくと500Crを超えます。

やはりこういった映画はインドで観ないといかんですよね。。。

 

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Baahubali 2: The Conclusion

インド映画史上空前のスーパーヒットを記録した前作 Baahubali: The Beginning

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いろいろ調べていたら今月日本で公開されているみたいですね。。。

自分は既にバンコクで鑑賞(テルグ語/タイ、英語字幕なのでなんとか解ります)してました。テルグ映画はあまり見たことがないのですが、音楽/映像が素晴らしくパート2を待ち望んでました。

 

この2曲は秀逸


Dhivara Full Video Song || Baahubali (Telugu) || Prabhas, Tamannaah, Rana, Anushka || Bahubali

 


Manohari - Full Video | Baahubali - The Beginning | Prabhas & Rana | Divya Kumar & Neeti Mohan

 

公開日(28APR'2017)はすでにKaran Joharがアナウンスしてましたが、バンコクで上映されるか?が問題!

今月上旬にThai Major Cineplexのオフィシャルページで(28APR)公開でアナウンスが出てましたが現在は消えてます。。。

 

本来はBollywood映画専門ですがこれを観ないわけにはいきません、なんとかThai Majorには頑張ってもらいたい!

 

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