今週のお題「わたしのプレイリスト」
選曲が実に難しい。。。
基本的にアート作に順位は付けられないと思っているので順位ではなくお題とおりリストを作ってみました。
今回ジャンルは『こぶし』に限定!
日本の演歌歌手の特徴としてよく聞くテクニック?ですが、かなり前に東京で『世界のこぶし!』*アジアのこぶし!だったかな? なるレアなCDを名前買いしました。
参加している歌手はアジア圏が多かったと記憶してますが、なかでもインドネシアのエルフィ・スカエシ(日本でいう美空ひばりさんのような方)のこぶし回しは強烈!元々日本では演歌好きでしたがアジアのこぶしも侮れんと思ったものです。
因みに今回のリストには入ってませんが個人的に『こぶし』と言えば五木ひろしさんを指します。とにかくこのイメージがありましたがコロッケがロボ五木ひろしをやりだした頃からどうも見る目が変わってしまった。。
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รักกินไม่ได้ / บ่าววี (ラック・キン・マイダイ / Baowee)
一番好きなタイの歌手Baoweeから1曲。
現役のエア・フォースに男くさい見た目、そこに独特な歌声が合わさり一部(特に南タイ)のタイ人男性に大人気!彼のライブには何故かピストル持参の参加者が多く、以前は発砲事件も多かったようです。
数あるヒット曲から選んだこの曲ですが、でばなの入りが日本の演歌によくある入りでBaoweeの半かすれ声がしびれます。
この失恋ソングはこぶし回しは強くないですが、サビの終わりに『ミーテークワームラック・ティー・キン・マイダイ(そこには食べられない愛しかない 』で飛び出すこぶしが切ない。
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Arziyan / Javed Ali, Kailash Kher
2009年公開のボリウッド映画『Delhi-6』の挿入歌。
この曲は作中のレギュラーバージョンとエンディングバージョンがあります。
レギュラーバージョンしか音源として出回ってませんが、実はエンディングバージョンが秀逸。
どちらかと言えばJaved Aliがメインボーカルなのですが、Kailash Kherのこぶしがすばらしい。この人も声を一度聞けば忘れない独自の音をもっており歌い方も個性的。
発売から12年経ってますがいまだにエンディング画像を見ながら聞きたくなる曲です。
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รักได้ครั้งละคน เชื่อใจได้คนละครั้ง / ตั๊กแตน ชลดา(Ruk Dai Krung La Kon, Cheua Jai Dai Kon La Krung / Takkatan Cholada
やはりタイの女性歌手ならこの人。
Ruk Dai Krung La Kon, Cheua Jai Dai Kon La Krung⇒一度に一人の人しか愛せない、一人に一度しか信じられない
という失恋ソング。
サビにタッカテン節がでており哀愁を誘います。近年おかしなことで話題になることは多いですが、歌唱力はピカ一!
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Achy Breaky Heart / Billy Ray Cyrus
最初に出てきた時は何だこの男は!と思いました。
1992のアメリカの音楽チャートはMichael JacksonがBlack or Whiteを発表し、Eric ClaptonがTears in Heavenで世界的ヒットをとばしてました。
ここにピッタリジーンズにちょんまげヘアーのパッとみ田舎もんがプレスリーのカバーを引っ提げて登場。しかもアメリカの女性達はキャーキャー盛り上がって興奮の渦ではないですか。
ジャンルとしてはカントリーミュージックにはいるので当然こぶしが回ります。
当時、流れのままにCDを購入し今でもたまにかけてしまってるんですね。。
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矢切の渡し / 細川ひろし
自分はプロの歌手でもなんでもないし、歌を歌うことなどほとんどないですが「かなわない!」と思わされたのは矢切の渡しの細川たかし。
ピアノを習っていた時、先生の本職が声楽だったせいもあり何故か好きでもない声楽のレッスンを受けコールユーブンゲンなどもマスターしていた時があります。
このように一応基本的な下地はありました。
ある時、TVで矢切の渡しを歌う細川たかしを見て「この人、凄い歌唱力だ!」と思い、同じように歌ってみたんです。ところが何度トライしましたがどうしてもサビがうまく出ない。
「夕ぐれの~雨が降る~ 矢切の渡し~」
この「の」がとにかく難しい。
※実際こぶしが入るので「んのぉ~」になります。
終ぞマスターすることはありませんでしたが本当にすごい歌手です。
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みちのくひとり旅 / 山本譲二
小さい頃、親の影響もあり杉良太郎が好きで今でもCD聞いちゃったりしてるんですが、杉良太郎はあまりこぶしのイメージはないんですよね。
そこで最後は魂の歌「みちのくひとり旅」
まず、山本譲二は東北出身ではないのですが異常にこの歌がハマります。
丸刈りの高校球児だったせいか当時の見た目もピッタリ。
とにかくこの曲は歌詞がよく若き日の山本譲二がめいいっぱい気合を入れて歌う様がすばらしい。。
以上、私のプレイリスト「こぶし」でした。