到着が16:30。。。
今日はテント張って、飯食って終わりですな。。
公園ゲートから小川沿いにテント地がいくつかのセクションに分かれて上流に続いてます。
なかなか空いているスペースが見つからない。。。
流石に遅すぎたのか。。
このスペースいけるかな?
我らは3張あります。
迷彩柄の貸しテントをたてているレンジャーに伺ったらここに張りなさいと案内してもらいました。我がグループは完全に出遅れてるので川沿いのベストポジションだのなんだの場所はどうでもいいのです。張れればけっこうなので自分たちで場所を探す手間も省ける。
※因みに手前のスペースは傾斜なので張るのは無理!
それでは準備にかかります。
とにかくビール飲みたいですが、まずはテント建ててから。。。
男性陣はテント設営、女性陣は炭の購入とテントマット(Wat用)をレンタルしに。。
KARANAのテントは簡単なドームテント、ペグも打ちませんので5分で建ちます。
こいつが終わったら初めて張るNordiskにかかります。
初めてでも簡単設営。
ですが、、、ペグを打つ箇所が多すぎます!(たぶんグラウンドシートで6本、本体で8本くらい打ちました。)しいて言えばこれが面倒。。。
まだNordiskのペグを打ち終わってないところにWatよりギブアップがでました。
Watは友人から借りてきたほぼKaranaと同じテントなのでかなり簡単です。
これね本当に簡単なんですよ!吊り下げポール2本の普通のドーム型、しかもフライがないのですこぶる易しい。。しかたなく手を貸して立てたところに女性陣が帰還。
Pi Eahがペグ打ちをしたいとの事なのでお願いします。
そしていきなりしょっぱなのペグを曲げます!?
いったいどうなってるんだ?
たいして強くたたいてないと思うのですが一発目から曲がるとは。。。
結局これも自分でやることに。。
Watのテントといい、難しい事やってないんですが、やけに時間がかかり薄暗くなってしまいました。。。
左の緑がWatの寝床。
右のKARANAは自分が一人で寝ます。
真中のNORDISK Asgardは女房とPi Eahが使います。
そうなんです!なんと自分で買った新品の高級テントを最初に使うことができないのです!
女性陣は「自分たちはKARANAで寝るからNORDISKを使って!」と言いますが、目はそんなことい言ってません。
テントが建ったらすぐにカワイイ!とかキャッキャはしゃいで写真を撮りまくっていたのです。ここは男として引かざる得ないでしょう。。。
ディナータイム
本日のディナーは日本のカレーライスと市場で買ったキノコや豚肉を焼いて食べるだけ。
カレーライスは今日の日本のキャンプシーンでは芸がありませんが、WatとPi Eahは初ジャパニーズカレーライスです。
火おこしはWatに道具を渡して任せます。
何も言わず見てましたが、炭をストーブに詰め込み、ティッシュ2,3枚を取り出し、ティッシュに調理用の油を浸み込ませてライターで着火してました。
なかなか斬新で、あっさり炭に火が起きます。
その間、女性陣は米を研ぎ豚肉をカット。
自分はカレーの準備!⇒道具はもちろんウィンドバーナー!買ってからだいぶ経ちますがキャンプで使うのは初めて!今回は4人いるのでSauce Pot(2.5ℓ)を持ってきました。
Watの炭が盛り上がったところで次いで水につけておいた米を日にかけます。
キャンプの方はいろいろテクニックをお持ちですが、自分には何もなし。。。
まず火にかけて後は雰囲気でやってきましょう。。
その間カレーの調理に集中していた為、すっかり米はノータッチ。気づいたときにはWat「鍋から水がゴボゴボ吹き出てるぞ!」
「Ok! 火が強いな、、それなら端っこに寄せておこう!」
1分後・・・
Wat「また、鍋から水がゴボゴボ吹き出てるぞ!」
「Ok!火から下ろしちゃえ!あとで考えよう、そんなことはいいからビールのツマミを焼こう!」
そして豚肉等の準備を終えた女性陣はシャワーを浴びに。。。
タイのキャンプはシャワーを浴びます、大概のキャンプ場のトイレにはシャワーがついており皆さんこれを使います、お湯などは出ず水のみなのですが皆さんこれを浴びます。自分も例にもれずこの山の中の異常に冷たいシャワーを浴びます。
キャンプに精通している方にはシャワーなどワイルドではないですが、夜中に山の中で冷たいシャワーを浴びる方が、シャワーを浴びない!よりきついのです!こっちの方がワイルドかもしれない。。。。
男性陣はWatが自慢げに焼き上げたツマミを食べつつ語り合います。
自分のカレーも順調に進めていきます。
カレーが出来上がった頃には女性陣も戻り
「さあ! 飯にしようか!」
「飯!?」
ゴボゴボ水を拭いてうるさいので火から下ろして放っておいた米を完全に忘れてました!?
また失敗しちゃったな~
と思い鍋の蓋を開けてみると・・・・
アレ?
米が立ってるぞ!
これはひょっとして旨いのでは?
底をあさってみると未だビチャビチャだったので少しかき混ぜひっくり返して5分待ったところ
「お~なんだうまいぞこの米!」
今日は成功の日だったんですね~。
盛り付け
カレーライス、Watが市場で買ったガイトート(一応炭火で温める)、BBQポーク、昼飯の残りである小魚のフライ
皆、腹が減っておりガツガツ食べますが、Watが買ったガイトートとカオニャオには誰も手をつけません。
「Wat! これ(ガイトート/カオニャオ)食わんのか?どうすんだ?」
Wat「捨ててしまえ!」
・・・・・・・。
本当に大変な生き物です。。。。
仕方なく自分が食べてみたところ、、、「旨い!」
衣に細工がしてありかなり旨いです。
そうするとWatも食い始めがっつきます。
流石に全部食べられないので翌朝に持ち越し。。
BBQポークも残っているのでペーパー👇に包んで明日食べます。
今回カレーライスだったため女房が紙のお椀を買ってきましたが、キャンプや登山など外で食べる時はたいていこのペパーを使います。
このペーパー、屋台でカオマンガイやパッタイを持ち帰る時に包むペーパー。
アウトドアシーンであまりごみは出したくないので、できるだけこれで対応してます。
内側は油か何かで処理されているのかツルツルしており手でも食べやすい。
一食一人一枚なので終わったら畳んで持ち帰るだけ!
食器を洗ったり、ティッシュなどで拭き取る必要はありません。
どちらにせよ晩は何もする気はなく、全てほったらかしで全員就寝。。。
朝。。。
女房はあまり寝れなかったようですが、他3名は朝までぐっすり!
天気は曇りで晩はあまり冷えませんでした。
20度は切らなかったと思うのですが。。。
自分が使ったシュラフは
【プロモンテ MF150】
これの旧モデル。
同社の化繊シュラフで一番安い品です。
3年前に穂高で使いましたが、途中の岳沢で既に寒い思いをしました。。
もともとタイでの利用を考えての購入だったので今回問題なくてよかったです。
まずは火おこし! 女性陣はその間シャワーを浴びに行きます。
またしてもWatがティッシュに油をぶっかけようとしてるので
「油無しで付くからやってみい!」と油は使わせません。
ほうっときゃそのうちつくんですよ。
炭がおきたとこで
湯を沸かし
パクチーオムレツを作り
パンを焼きます。
それで出来上がった朝食がこれ👇
カップの中の茶黒い物体は昨晩のBBQポークとガイトート
このうまそうに見えるパンが異常に不味く、最後は無理やり完食しました。
女房にしてみればエラワン国立公園で食べたパンがやたらと旨かったので「なぜまずいんだろう?」 となってましたが、用意したパンの種類がちょっと違うようです。
それにしてもやたらと不味かったなあ。。。
朝食まで済ましてしまったら必要のない物は全て片付けます。
なんにもしたくない、だらけたい人々の絵。。
大方片付いたらテントのみ残して滝へハイキングに行きましょう!
次回クローンラン滝へ続く~