コロナが徐々に治まってきてタイ国内は5月末にはほぼ通常通りになりそうです。
コロナの事が薄れてきたと思ったら、今度はとんでもない猛暑。。
毎日40度を超えており夜はとっても寝苦しい。。
そんな中、我が家は元気にまたまた朝市へ行ってきました。
必要なものをちょいちょい買ったのですが、今回の目玉はコレ👇
そう!ドリアンちゃんです。
今シーズンまだ我が家は口にしておらず、あちこちでドリアンの路上販売がでていたのをみて、女房がついに我慢できなく手をだしました。
臭いが強く苦手な方も多いですが、慣れればなかなかおいしい。。。
食べ頃が非常に重要な果物で、全ては売り手の能力次第。我々素人には開けてみるまでドリアンの硬さなんかがわかりませんが、
彼らは流石にプロ!いいタイミングでもいできてオープンさせます。
以前、アメリカ人の友人ノームが70年の人生で一度も食べたことがないというので「一応、経験してから死んだ方がいいだろう!」と食べさせてみました。
彼はドリアンが登場した直後に
「shit! shit! shit! なんだこのshitな臭いは!」
と鼻を摘まみます。
こんなものを本当に食べるのか?といった顔でドリアンと距離をとりますが、せっかくタイに遊びに来ているので体験してもらいます。
しかし流石ノーム、数々のおかしな経験を積み、好奇心も非常に旺盛なのでとりあえず口に入れます。すると、、、、。
「おっ」、「ベリークリーミーじゃないか」、「これはうまい!もう一個くれる?」
といきなり気に入ってしまいました。
しかし、みんながこういう訳には行きません。臭いの段階で口に入れることを断固拒否する人も大勢いるでしょう。
自分の場合は食べたい食べたくないという考えより、値段が高いイメージが強くまったく食べる気はしませんでした。今でも自分で買って食べようとは思いません。マンゴーパパイヤで十分。
しかし何がきっかけだったか覚えてないのですが叔母は自分はドリアンが大好物である!と長年思い込んでいるのです。。そんなことは一度も言ってないのですが、近所の人や家族に彼は「彼はドリアンが大好きなの!」、「彼は今日うちに泊まりに来るからドリアンを買っておこう」と。。。
一度女房が叔母に「うちの旦那はドリアン好きよね?」とかまをかけたら「そうだ!大好きだ!なんでそんなに好きなんだろうねえ」と言ってたそうです。
なんでって自分が知りたい。。。
それでも、まああれば食べますよ。日に1個(1เมล็ด/種)で十分ですが。。
まずは先客のドリアンを見るなど様子を伺います。
料金はキロ THB130ですからまあまあ安いですね。
因みに帽子をかぶったこのおばあちゃん5kg買って大騒ぎしてました。
このドリアンの産地はチャンタブリー
さあこれから儀式がはじまります。
まずは皮を割って
開いて
ヌルっと!でた!
なんて綺麗なフォルムなんでしょう!さすがに王様と言われるだけのことはあります。
ちょっと硬そうに見えますが、自分のような素人がごちゃごちゃいうことではありません。もう女房は引けないとこまでテンションがきてますので我が家は1kgだけ購入。
そして晩に自宅でオープン!
身の付き方もいいですがやっぱり硬そうに見えます。。。
それでは1年ぶりのドリアンをいただきます。
やはり自分は素人でした。。。
うまい!
まさに旬を迎えていました。
外側は少しパリっとしておりますが中身は120%クリーミー
うちみたいなローカル市場は悪い売り子なんていませんからやはり100%プロに任せるべきですね。
このドリアンですが、品種改良で臭いを抑えた「Mon Thong」がありますが、やはり臭いありきのドリアンでしょう。タイでは通常「Kan Yao」を食べることが多いです。
また、よくタイ人にお酒を飲んだ後にドリアンを食べるのは身体によくない!と言われます。日本でいう「鰻と梅干」みたいに実際の食べ合わせには問題ないけど言われているだけなのか?と思ったらやはり同じように迷信でした。
因みに「鰻と梅干」説は梅干しを食べた後に腐った鰻を食べても気が付かない。
「ドリアンとアルコール」説は高血糖、ガスが溜まるなどの理由だそうですが医学的には問題ナシ。
いや~1年ぶりのドリアンはやっぱりうまい!
バンコクへ行けるようになったらもう一度叔母が食べさせてくれるでしょう!