P.S.Samphran

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

MSR WindBurnerでキャンプ飯を作る!-マカロニトマトソース

現在タイランドの主な国立公園は10月まで閉鎖中。。

日本への旅行もいつになるかわからない。。。

せっかく手に入れた新しいバーナーですが、アウトドアフィールドで未だ使用できていません。

hirobkk.hatenablog.com

 

基本的には登山中の食事はよほどまずくなければ何でもよい(おいしいにこしたことはないが・・・)と考えており、そういった事は山を下りてからの温泉旅館で楽しんでます。

普通のキャンプもほとんどしないので、キャンプでの食事にあまりアイデアを持っていないのですよね。

 

料理好きな方やいろいろアイデアの持っている方は山の上でもかなり工夫をしてきており、自分も何度かお裾分けを頂いたことがありますがなかなか自ら実践するに至ってません。

 

現在、登山用の食事はフリーズドライなどが進化を重ねかなりのクオリティになっているようです。とにかく軽いので軽量化重視、極地登山の片はそれでいいでしょう。

 

自分が日本、インドで続けてきた山食スタイルは、

御飯→持参し炊く(米は研いでおく)、稀にサトウの御飯

おかず→レトルト、ぺミカン、煮ラーメン、ソーメン 

これが基本。

時期にもよりますが野菜を丸ごと持って行ったりもしましたが、流石にとっても辛いということが解り途中からそんなことはしてません。

また、最近やる方はほとんどいないと思いますが、ぺミカン(これも時期に寄り)を用意して持って行ったりもしてます。そもそもぺミカンを用意することが面倒となりこれも途中から廃止。

ペミカン (from wikipedia)

ペミカンロバート・スコットロアール・アムンセンのような極地探検家の間で、高カロリー食品として利用された。適切に包装されたペミカンは、長期間保存することができた。多くの場合、砕いた極地用ビスケットとともに湯に溶き、一種のシチューであるフーシュとして供された。

日本におけるペミカン

日本においても、大学山岳部などによる長期に及ぶ冬季登山などにおいて、伝統的によく利用されてきた。ただし日本の登山者が手作りするペミカンは本来の物とは異なり、現地での調理の手間の省略や燃料の節約のための簡易料理の一種と言える。

作り方は、出発前に肉(豚肉鶏肉など)と野菜(タマネギニンジンジャガイモピーマンキノコニンニクなど)を細かく刻んで調味料(塩・胡椒など)で味付けし、ラードもしくはバターで炒めた後、油脂で具材を包み込んで密封するようにジップ袋や容器に入れ、冷凍庫で冷やし固めて保存しておく。日本の気候では夏季では常温で油脂が溶けてしまうため、冬季向けの食品である。冬ならば、現地で数日から1週間程度保つとされる。

食べ方は、現地でコッヘル(アウトドア用の鍋)で湯を沸かしてペミカンを投入して溶かし、練って食べるか、もしくは湯で薄めてシチュー用やカレー用などの固形・粉末ルー味噌(汁粉末)などの調味料を加え、シチューやカレーや豚汁などにして食べる。パンに挟んだり、そのまま齧って食べることもできる。

近年では市販のレトルト食品が発達・利用されるので、登山用保存食としてのペミカンを知らない者も多い。

 

今回、強力なバーナーを手に入れたことで少し手の込んだ食事をアウトドアフィールでやりたいと思い自宅で試作してみます。

条件としてはその辺で手に入る食材、安い!これくらいでしょうか。。。

極地登山などをするわけではなく、軽量化についてはそこまで必死になってませんので、引き続きフリーズドライはあまり考えてません。

 

そこで今回のメニュー

マカロニトマトソース

食べやすい、あったまる、全て自宅に食材があったので買い物に出る必要がない!

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材 料*量は適当、食べたいものを食べられるだけ入れて好きな味にしましょう

  • マカロニ
  • ソーセージ
  • 玉ねぎ
  • 人参
  • ニンニク
  • 固形スープ(キノコ)
  • トマトソース
  • ベイリーフ(シナモンリーフ *月桂樹ではありませんよ)
  • オリーブオイル
  • コショウ

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クッキングギアは当然こいつ!

WindBurner® Duo Stove System

このDUOの場合ポットが1.8リットルとドでかい為、調理には若干不向き。。。

しかしまだその他のオプションを手に入れていないため(恐らく現在船の上。。あと少しで届きます。)今回はこれで行います。

 

それではクッキング開始!

まずはマカロニを茹でます。

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通常8分と書いてますが、後で煮込むので4分くらいで挙げちゃいます。

しかし、、、お湯が沸くのが本当に速い。。。

 

湯切り

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山ではお湯を捨てられないので水の量を調節しなければいけませんね。。

日本ではそうめんを茹でて残ったお湯などは、持参した空のペットボトルに入れて持ち帰ってました。

正直言いますとさらに若き日はその辺の草むらに分投げたり、山小屋のトイレに分投げたこともあります。。。何も考えてなかったんですね。。。

 

この湯切りの蓋ですがとにかく完成度が低い。。。

区切り口だけでなく下からもドロドロとお湯が流れます。

 

やや硬めのマカロニはひとまずストック

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オリーブオイルでニンニクを痛めます。

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なんと! 本来ならここでベイリーフを入れなくてはいけませんが、入れ忘れてしまいました。

 

野菜を投入!

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野菜とソーセージを炒めますが、ポットが深くてひじょうにやりずらい。。。

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食材に火が通ったところでトマトソース、固形スープ、ゆで汁、ベイリーフを連続投入!

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このタイミングでベイリーフを入れて香に変化があるのだろうか?

これがローリエならこのタイミングでいいのですが。。。

 

ガンガン煮込みます。

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塩、コショウ、ゆで汁で味を調え。。

マカロニ、卵を連続投入!

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卵投入後は軽くかき混ぜ、

卵は余熱で火を入れる感じ!

 

出来上がり!

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見た目は大したことないですが、味は全然問題ないです。

特別凝ったことはやってないので不味くはなりませんね。

 

自分の力量を考えたらこのくらいの料理で十分。

この程度ならウィンドバーナーDUOの標準装備で全てまかなえ、食材の携行もコンパクト。3,4日の行程になると流石にレトルトやラーメン対応になりますが1泊程度なら一から作ってもいいですね。

廃棄物の出ない持ち込み方など携行方法をもう少し勉強しなければいけません。

 

来週にはウィンドバーナーのオプション器具が手に入るので別のメニューを考えましょう。。

 

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