駒ケ岳八合目からのバス。。。
乗客は全員雨でずぶ濡れ。。。
それでもバスを降りればほとんどの人が自家用車に乗り換えて好きなお風呂にいくでしょう。。
避難小屋で意気投合した自分とカナダの旅行者2名の計3名。
アルパこまくさで鶴の湯の送迎バスを待ちます。
自分は宿泊各なので問答無用で乗せてもらえますが、日帰り入浴の2名はどうなんだろう?
地元だし利用客が少なく事情を話せば恐らく乗せてくれるでしょう。。
待つこと10分。。。
鶴の湯のバスがやってきました。。
まず自分が乗り込み運転手さんに事情を話したところ日帰りの方も乗り込みOKとの事でした。。
田沢湖駅からのバスの到着を待って出発。
乗客は我々3名と中国のカップル2名(この方々も日帰り入浴)。
約20分ほどで鶴の湯に到着!
乳頭温泉『鶴の湯』
泊りの方も日帰りの方もまずは事務所で受付をします。
外国のお客さんがかなり多いので必要最低限の英語対応は可能。
自分は別に宿泊案内をされましたが、事務的な内容ではありましたが手抜きなくとっても丁寧に説明してくれました。
お風呂案内
ひとまずカナダの2名とはここでお別れ、、間に合えばあとから露天風呂で合流!
まずはお部屋
三号館の二階
60番のお部屋でした。。
JRのパックなので一番安い六畳一間のお部屋でした。。(画像取り忘れ)
湯治用の部屋なので間取りは大きくないですが温泉入りに来たんで十分のお部屋!
部屋に対して暖房がおおきいのでかなり効きがよかったです。
部屋で濡れた服を干して、荷物を整えたら温泉へ!
温泉は日帰り客が入れる別棟の温泉、中の湯・白湯(混浴露天含)・黒湯と宿泊客専用で東本陣にある温泉があります。
日帰り温泉の受付は午後3時まで、混浴露天はその時間帯はほぼイモ洗い状態。。。
それでもここに入るのが目的で来ている方が多いので入れ替わり立ち替わりで常に混雑してました。
カナダの二人組の姿もありましたが、露天は日帰り客が帰った後にのんびり入ろうと思い、まずは内湯の白湯に入ります。
右が白湯で左が黒湯。
湯舟はどちらも同じくらいのサイズで3~4人くらいは入れます。
今回、宿泊客専用の温泉には入らなかったのですが、ここの白湯が一番よかったですね。
白湯を15分くらい堪能したところ、混浴露天風呂が空いて来たので移動します。
カナダ人はまだ入ってました。。。
聞くところによると鶴の湯の混浴露天はカナダの日本好きには有名だそう、今回の旅行では必須の観光地だったそうです。
彼らの出身地はモントリオールでフランス語圏。当然フランスの雑誌なんかもよく見られているようで、フランスの有名な旅行雑誌でここが紹介されていたのを見たそうです。
いつの間にか日本で有名になっていて海外人気もでてきました。
子供の頃に数回来た記憶はありますが、泊りに来るのは初めて。
流石に人が多すぎて温泉旅館というよりは、人気の観光地に来た間隔です。
見たところ他には中国・東南アジアからの旅行者が多かったですね。
更に30分ほど入ってから三人で一緒にあがりました。
まだ小雨が降ってますが彼らは蟹場温泉まで50分くらいのハイキングルートを歩いて行きました。。。
風呂上りになかなかできない事ですが、温泉周回バスまでの時間もあり彼らにとってはこれもアクティビティの一つなんでしょうね。。
さて、一人になったら雨脚も強くなってきたので室内で夕食時間までのんびりします。
ここは昼食の食べれる食堂兼、談話室みたいなもんか。。。
夕方まではけっこう人が多かったようですが、夜・朝イチは誰も来ませんでした。
夕食開場はココ
リーズナブルな部屋はこの『本陣六・七』を使います。
満室で入りきらない場合は時間調整をして入れ替えて使うみたいです。
山の幸満載!
現在はお品書きはなく料理を出すときに都度説明してくれます。
自分はその日の料理がなにか全くわからない方が好きなのでいいんですが、「あれは美味しかったけどいったい何だったのか?」となる事も多い。。
こういうのは見栄えだよね~
どれも美味しかったんですが、岩魚の刺身(画像左)がよかった!
自分が申し込んだプランは地酒が1本無料で料理の内容も豪華になっているそうです。
食後はもう一度温泉に入って(流石に混浴はガラガラでした)、温泉地にあれば必ず飲む『不二家ネクター』で締めます!
翌朝。。。ちょっと紅葉が進んだか。。。
朝食会場は昨晩と一緒
やっぱり品数が多いよね。。甘露煮と梅干が美味しかった。。
この食事場所は他の宿泊者と食べる位置が近いのでまず会話をすることになります。
自分にとってはなかなかこういった機会がないので人生の先輩方からいろいろな話を聞けて面白かったです。
また、給仕をしてくれる親父さんはこてこてまでいきませんが秋田弁で話します。
その返しで秋田の言葉が自分も出てしまうと
『おっ!あんた秋田の人かい?』
となる、今はタイに住んでいることを説明すると、タイはいったことないんですがタイの事もいろいろ知ってるんですよね。
また、お客さん同士の会話の中で『親父さんはコテコテの秋田弁』と話されてますが、自分からするとかなり気を使って(東京の人にもわかりやすい)話されてます。
まともに方言使われたらこの年代の方の言葉は自分でも全部はわかりません。
さて、やる事済んだところで荷物をまとめて辺りを散策。。。
後10日くらいするとこの辺りの紅葉は最高潮になるでしょう!
紅葉、楓、水、古民家、山 なんかが揃っちゃうとやぱぱり風情がありますね~
送迎バスの時間になりましたので出発。。
行きと同じように『アルパこまくさ』まで車で送ってもらい路線バスに乗り換えて田沢湖まで下ります。。。