P.S.Samphran

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

泊ってビックリ!スタッフもお客さんも?外国人ばかり!水上温泉の宿『MICASA』に宿泊。

雨に打たれまくった尾瀬を後に一路水上温泉へ!

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急遽決めた水上泊。

立ち寄りはしてますが宿泊となるとかなり前の話です。

幼少期のスキーブームなどから比べるとかなりの廃れ具合だと聞いてはいましたが、想像以上でした。

 

夕方駅に着いたところで観光案内所で宿の場所を確認。

駅から歩くと20分くらい、荷物かついでこの雨の中歩きたくないな~と思いながらMICASAのパンフレット見ていたら " 駅まで送迎します "と記載有

これはすかさず聞いてみないといけません!

日本で通話ができる携帯電話を持ってないので公衆電話がないか案内所の人に聞いたところ、『(いまどき)そんなものはない!』

確かにタイでも見かけなくなったな~

それでも案内所のスタッフさん、『ここで使ってる携帯でかけてください!』と電話を貸してくれます。

そしてMICASAに連絡入れたところ、会話は上手なんだけど明らかにアジア圏のアクセント。。。

前に泊まった湯檜曽温泉でもベトナムの方なんかいたから最近はどこでもいるのかな~。

「駅まで迎えに来てくれないか?」と聞いたところ15分くらいでピックアップに来てくれるとの事。

 

待合室で待っていると来てくれたのはニュージーランド人のスタッフでした。

この方も日本語が上手で将来は翻訳家になるのだという。。。

 

駅から車で5分。。。。

【MICASA】

水上温泉街の奥にある綺麗な宿。

チェックインを対応してくれた女性は電話対応してくれた方、ミャンマーの方だそうです。

 

ここ前はなんだったんだろう?

古い建物をリノベーションしたようですけど、縁側の仕上がりは悪い。。

窓の建てつけは悪く、網戸は外れてます。ベランダは使わなければいいだけですが荒れている。。。

間取りは十分

老神温泉に入ってきたとはいえやはりすぐに入りたくなる温泉。

 

この時間は他にお客いませんでした。

のんびり入れました。 

内湯は適温、露天ちょっと熱い。

たいていの温泉好きの方にすると内湯は温すぎると思いますが慣れていない自分には丁度いいです。露天はちょっと熱すぎて足しかつかれなかった。。。

 

風呂上りはもちろん!

温泉街散策。。。

ほぼ死んでいる。。。

 

かな~り前に泊まったことのある米屋旅館は健在!

 

死んでいる温泉街のなかにはこんな新しい施設も。。

 

焼き肉屋、居酒屋(ここはなかなか繁盛していた)

温泉街を散策していて明らかに旅行者と見えるグループとは3~4組しかすれ違いませんでしたが全て外国人グループ。

 

結局、食べられればどこでもいい!と考え、MICASA・観光案内所で一押しされたピザ屋さんへ

【ラ・ビエール / La Bier】

綺麗なお店ですが創業10年以上たっていると伺いました。

なんでわざわざ温泉まできてピザ?となりますが、選択肢が少ない。

また女房がチーズを食べられないので普段ピザを食べることははほとんどありません、ピザが特別好きなわけでもないけどワインを飲みたいな~と思って入ったのです。

 

ハートランドビールとサラダ

 

グリルソーセージ

 

ハーフ(ジェノベーゼ)&ハーフ(菜園風野菜のピッツァ)

サラダ、ソーセージ、ピッツァ(一部メニューは除く)はお一人様用のハーフサイズがあるので有難い!

 

皆さんおすすめするだけのことはあります、ピッツァはかなりおいしい!

ピッツァ食べている途中で気が付いたのですが、ワイン目当てで入ったのにワインを飲んでいなかった、、、実はそんなに飲みたいわけではなかったのか。。。

一応一番安いハウスワインの赤をグラスでいただきました。

 

そこそこの量はありましたが、昨晩は山でほぼ食事はとらず飲んでいただけ、昼も蕎麦だったのでまだ入ります。

 

【お食事処 雪松】

軽く食べられる食堂を見つけたので入店。

 

かなり高齢のおばあちゃんが注文をとりに来てくれ

はっきりと『ラーメン下さい!』と2回伝えます。

 

約15分後出てきたのがこちら!

ナマチュウ

 

ラーメン、、、ナマチュウ。。。

似てなくもない。。。

ピッツァ屋で飲んでなければいただくところですが、この状態でこの生を飲める自信がないので「ナマチュウじゃなくてラーメンね!」

と伝えると、、、娘さんらしき方が出てきて『あら!?聞きまがえたのね!』

これを聞いていた近くのテーブルの奥さんが、それならコッチでもらうわ!と申し出るもご主人は両手でもう飲ますな!とばかりに手で×印

 

それならこっちでいただきますか。。。

でもラーメンもくださいね。

完食しましたが、あまり好みの味ではなかったな。。。

 

そこそこ繁盛しており常連さんには居心地がよさそうでしたが、ピッツァ食べてそのまま帰っておけばよかったと思わさずにはいられない夜でした。。。

*翌日この話を友人にするとこのケース日本の場合はビール代はサービスだろう?と言ってましたが、普通はそんな事してくれのかね?しいて言えばビールのつまみに御新香でもないか?と聞きましたが『御新香?』と言われそのままほうっておかれました。

 

こんなことがあり腹はパンパン!それでもせっかくの温泉なので部屋で横にはならず再度温泉へ突入!

今回はオーストラリアとニュージーランド3名のグループと一緒になりました。

皆で露天の熱さが話題になり、「あそこで5分は入れたらあんたらも日本人だな!」なんて話すと、二人はチャレンジに!残った一人は自分には絶対にできないと内湯でのんびり。。。

露天に行った二人を見ると足先少しつけて5分くらい座り込んだだけで帰ってきました。

『なんて熱さだ!お前ら日本人はあそこに何分いられるのだ?』

「俺は足先10秒。。。」

『あんた本当に日本人?』

なんてどうでもいいやり取りの中、水上温泉初日の夜は終わっていくのでした。

 

翌朝

今日は電車で五日町まで移動。

水上発の上越線ですが本数がやたらと少ないのでタイミングを合わせないといけません。

 

朝食

こちらは宿でいただきます。

サービスをしてくれるのはバングラデシュの男性。

つい先日まで彼の母国に行っていたので話が弾む。。

この朝食はオーナーの義理のお母さん(日本人)が作っているそうでおいしかったです。因みにオーナーさんは日本人とコロンビア人のハーフ。最後にお会いしましたが関西弁を話すモデル風のいい男でした。

 

チェックインから15時間くらい経ってますが、まだ宿でスタッフもお客も日本人にあってません。

このまま日本人を見ずに終わるのかと思っていた食後のラウンジ、、、、パッと見日本人の女性が『おはようございます!』とあいさつをしてくれたので、ついに日本人にあってしまったと思ったら『私は香港人です、日本語はちょっとだけ。。。』

結局、水上駅に送っていただくまで宿では外国の方としか会いませんでした。

水上もいつの間にか国際色豊かになったんですね。

 

清潔感のある明るいロビー

 

食後は荷物を片付けチェックアウト。

昨日の雨で濡れたダウンはばっちり乾いてました。ダウンだけど1泊だけなので多少ぬれてもいいや!とシュラフカバーはもっていきませんでした。

もう20年くらい前のシュラフですが昨晩の氷点下の尾瀬でもぐっすり眠れました。

暑くて一度起きたくらい。



送迎者で水上駅に着くと昨日よりはよさげな天気。。。

天気によっては一ノ倉沢出合までハイキングとも思いましたが、やはり面倒になりそのまま電車に乗り込みます。

 

今晩は昔の仲間と大宴会になるので水上駅前で日本酒を一本買っていきます。

【永井酒造 谷川岳 季節限定 純米ひやおろし】


それでは五日町まで30分の汽車旅です。。。


次回、五日町を歩く