喫茶店でゆっくりしたら今夜の泊り『松之山温泉』へ!
事前予約した時に運よく適用されていた『北陸応援割』
友人の都合でここで二泊することになったので一泊目は二食付き、二泊目は素泊まりにしました。
野本旅館
ここを選んだ強い理由はとくにありません。
いつも通り部屋数の少ない温泉旅館・純和室で選んだらここになった。。
温泉街の上部に有名な老舗旅館や温泉街にはツアーで使われるモダンな旅館がありましたがピンとこなかったんですね。。
一度電話で話もしたんですが、家族経営っぽさがでててよかったです。
露天風呂がないのが残念ですが。。。
ロビー周り
コーヒーはロビーでセルフで飲めます。
雰囲気的にこの日の泊りはガラガラ、人気のないロビーであっさりチェックインをすまし、部屋は鍵を渡されて自分で上がります。
このくらいの対応が結構好きです。。
※この時はまだ日本でコロナが流行っていることは知らなかったのでコロナ対応だったのかもしれません。
部屋
202号室 『萩』
8畳間だったの思うけど、、ピッタリサイズでした。
温泉
この宿Max.で15部屋(時期によっては受けていない部屋もあります)なんですが、脱衣所・洗い場はかなり余裕あります。
L字型の湯舟
二日後に会う友人は全員松之山に入りに来たことあるんですが、みんなの言った通り『湯が最高!』
あまりここの湯がいいとか悪いとか思わないで、雰囲気とあったかい風呂で幸せを感じてしまいますがここはいい!
ちょっとしょっぱめのお湯でした。
新館と旧館の間を流れる水の音は風情があります。。
夕食
食前酒に梅酒をいただきましたが、当然地酒もいきます。
飲み比べセットみたいなものは基本的にはNG(比べても違いがわからないんです)!
十日町の酒造でつくられた
松乃井特別純米
スッキリ辛口は好きなんですがあまりしっくりきませんでした。。。
先付
胡麻豆腐
普通の胡麻豆腐。。。普通でかなり旨いので文句なし!
女房はこんな豆腐食べたことない!と絶賛の嵐!
この後の日本滞在でもことあるごとに胡麻豆腐を探してました。
小鉢
稚鮎の南蛮漬け
ウド、大根、肉巻き
造里
炙りサーモンと甘エビ
サーモン美味しかった!
甘エビは女房にあげちゃいました。※鍋の牛肉が食べられないので甘エビとトレード。
山葵は全く鼻にこないのか?箸で山葵をつまんでそのまま口に放りこんで旨いうまいいってました。
蒸物
茶碗蒸し
これも女房へ。。。
台物
豚の炙り
温泉で低温調理したんだって。。
豚肉美味しかったです。。
それと日本の胡瓜はうまいなあー
揚物
天婦羅
昼も夜も山菜の天婦羅
芋の天婦羅が絶品!
牛の鍋・漬物・ごはん
やっぱり日本は白米がうまいんだよな~、ちょっと他国で食べる白米とは異次元の旨さです。
汁物
青サ汁
水菓子
イチゴ一個
バランスを考えられているんですが、一個はさみしい。。。
もっと食べたかった。。。
食事の量は丁度良かったです。
味もさほど濃くなく美味しい。
なんといっても女房が旅館の食事をこれだけ美味しく食べられたのは珍しい。
どれも凄い美味しかったそうです。
食後は部屋で何枚か今日見た桜を描いてました、自分はその横でただゴロゴロしてただけ。。
朝食
鍋の中はお味噌。ご飯につけつけして食べるのです。。
朝食もなんの不満もないですね!
全部美味しくて、デザートのコーヒーゼリーは素晴らしい!
二泊目は素泊まりなのでほとんどスタッフさんとはかかわらず。。
このお宿、サービスは一昔前のもので最低限な対応。
細かい部分を気にする方や何から何まで説明してくれる丁寧な旅館が当たり前な方には向いてないでしょう。
自分は旅館と言いながら結構適当に扱ってくれる宿がすきなので、かなり気に入りました。
予想通り家族で経営されている宿でフロントには親父さんと息子さんがいます。
エレベーターとかロビーにタバコの匂いがするな~(自分も女房も吸わないので匂いに敏感)と思って匂いをたどると親父が吸ってました。
こんなのもいいネタで面白い。
チェックアウトの時にしかあえませんでしたが、とにかくおかみさんが素晴らしい!
話も丁寧で面白い!そして最後は車が見えなくなるまで見送ってもらいました。
去る前はお湯が気に入ったんでまた来たいと思いましたが、宿はどこでもいいと考えてました。
でも最後のおかみさんとの10分間で次回もここかな~と思っちゃいましたね。
温泉街
松之山にも短いですが温泉街があります。
土地で普通に生活しているせいか廃れてません。
温泉街の中にはお土産屋が2件くらい、日帰り温泉、足湯、床屋、美容院、食堂などあります。
野本旅館の隣に2件並んでお土産屋がありますが、恐らくお土産の買えるとこはこの2件だけ。
日帰り温泉『鷹の湯』
二日目の夕方に入りに来ました。
内湯と露天があります。
鷹の湯の奥に入ると古風な佇まいのカフェがあります。
『醸すカフェ』
高級旅館『玉城屋』の経営。
プリンがメインのカフェでなかなかいい値段。。。
それでも食べちゃうんです。。
女房はスタンダードな『とろけるプリン』
自分は『日本酒プリン』
日本酒が意外ときついのでお酒が好きじゃない人はやめといた方がいいでしょう、でも酒好きにはナイスなプリン!
野本旅館から山側に歩いていくと。。。
湯守処
足湯は冷たくてとても入れませんでしたが、蒸し桶?はばっちり!野菜や卵を入れておけばいい具合になりそう。。
不動滝
足湯から1分で着きます。意外と迫力あり!
松之山温泉薬師堂
一度消失されましたが明治中期になって現在のお堂が建てられました。
ここからは温泉街が一望できます!
不動滝の眺めはここからの方がいいのです!
この辺までが散策できる距離かな。。
これ以上は徒歩ではちょっと厳しい。。
山愛
二日目の夜にきました。
一軒スナックみたいなネオンですが、数件ある食事処から我々に選ばれた立派な食堂でうす。
お座敷とテーブル席があり、お座敷を選びました。
メニューは多くもなく、少なくもなく。。。
アピールはしてませんが、名物はとんかつなのかな?
生と冷や奴
しつこいようですが、この旅行は常に豆腐が登場します。
若鳥唐揚げ
タイでいくらでも美味しい唐揚げ食べられますが、日本の唐揚げ食べてみたいってんで注文。
やはり胡瓜が美味い!
焼き肉
焼き肉のタレ的なものを軽くからめておりおいしいです。
この日はお昼が遅かったのであまりお腹が空いていなかったんですね、単品で豆腐+二品で十分と思っていたら量が普通じゃない!
ほぼ腹いっぱいの状態ですが、まだこれだけ残ってる。。
唐揚げは特大が6個も! おかみさん曰く『こんなの普通でしょ!うちの一人前は6個なの!』
焼き肉は1.5人前くらいの量らしい。。。
ご飯セット
食べ方を変えるためご飯を追加。
何故かここから女房の食がすすみ!きっちり完食できました!
次回もここで食べたいと思いますが、作戦をしっかりたててから来たいと思います。
この他にも中華・ラーメン・お好み焼きなどが夜の温泉街で食べられます。
お好み焼き屋は飛び込みだと厳しそうなので予約していった方がいいみたい。。。
最後に野本旅館の向かいの宿『白川屋』
おっぱい風呂とは?
旅館のおばあさん(大女将?)も楽しい方でここも気になる宿です。。。
平日二泊した松之山温泉、北陸応援割があるとはいえ時季外れなのか?どこもガラガラでした。それでもお店はしっかりおいているので我々にとっては最高の環境でしたね!
気になる宿泊施設ですが、費用を抑えたい人には素泊まり専用の宿、古い設備が苦手な人は大型の温泉旅館、よく言えば渋い!悪く言えばただ古いのが好きな人は今回我々が泊まった野本旅館のように、小さい温泉地ながら宿泊施設は好みによって選べます。
とにかく松之山はお湯が気に入ったので新潟の友人を訪ねるときはまた来てみたい温泉地です。
次回は松之山周辺観光!