P.S.Samphran

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

クラダン島: ただそこにいるだけでいい、世界No.1のビーチ!

このクラダン島は完全なリゾート島であり、島に一般的な生活はありません。

昨年行ったンガイ島もそうですが、まだンガイ島の方がローカル色はありました。

その為、ビーチを歩いていてタイの人に会うことはほとんどなく、ほぼ西洋人になります。

何故そんなに人気があるのかってとこですが、この島はイギリスの旅行メディアで世界No.1のビーチとして掲載されたのです。

いままでもタイで一番の透明度を誇るビーチなどいろいろいい話はいわれてますので安定していいクオリティを保ってるんでしょうね。

 

クラダン島

まずこのビーチですが、島の東側にメインの船着き場があり各リゾートもここに並びます。西側のサンセットビーチにいくには森の中をハイクしていくか?船での移動が必要になります。

ビーチは南北に約1KMくらい伸びておりほぼホワイトサンドなんですね。

なので散歩するにはとっても気持ちい。。

ただし晴れていれば。。。。

因みに到着日のビーチ。。。

もうちょっと何とかならんかね。。。この天気。。。

今にも雨が降りそうですが、せっかく来たので降り始めるまでは歩く!

1時間半ほどかけてビーチを1往復しました。

ビニールを中心にゴミ拾いしましたが、こんだけ出てくるんですよね。。

アイランドホッピングのツアー客が置いて行ったものや、島で発生したもの、近隣の島から流れてきたものなどいろいろでしょう。

昨年のンガイ島ではこの手のゴミがほとんど見られませんでした、島で会った西洋人は『ムック島はごみだらけ!ンガイ島はサイコー!』とは言ってましたが、恐らくこういうのはその時の風向きなどの環境によってかわるんでしょうね。。

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何故、清らかな心など持っていない自分がゴミ拾いなんかをしているかといいますと。。。

ここ数年、トラン沖に生息するジュゴンの赤ちゃんが事故死している話を年に2,3頭聞きます。ほとんどの死骸にはビニール袋を飲み込んだ跡があるのです。。

実際、ジュゴン最大の生息地リボン島にはビニール袋を飲み込んだことが原因で亡くなったジュゴンの赤ちゃん『Mariam』の博物館があります。

www.pssamphran.com

その印象が強く残っており、目についたゴミは極力拾うようになりました。。地球の環境よくしよう!なんて強く思っているわけではなく、ジュゴンの赤ちゃんの死骸を見るくらいならビニール袋拾った方がいいと思っているだけなのです。。

 

こんな天気でもビーチにはいろいろな生き物がいるのでそれなりに楽しめたりします。

恐らくですが。。。

Collared kingfisher / ナンヨウショウビン

 

巨大ヤドカリ

 

ハトみたいな。。。

女房が指さして見つけたのですが、ちらっとみて「なんだただのハトじゃないの。。」と思いましたがよく見ると、、、ただの!ではなかった。。ハトっぽいけどね。。。

 

このサギみたいのはビーチでよく見かけます。


どんよりビーチでもそれなりに楽しいのですが、やっぱり『世界最高!』といわれるビーチでは晴れてほしい!
とういうことで三日目まで待ってようやく晴れました!

 

白砂のビーチが見事に映えます!

寝ているフランスのおじさん勝手にすみません。。しかしビーチでリラックスするおじさんは絵になります!

 

晴れていればカヌーもヨットを映える!

 

沖に停泊している船は島外からのシュノーケリングツアー

ちょうど色の濃くなっているところはサンゴが密集しており、潮が引いているときは歩いても行けます。

凄まじい数の魚を簡単に見ることができ、魚のサイズもなかなか大きいのです!

白と黄色の細長~いギロチン見たな魚の群れを見たときは流石にビビりました。。

 

滞在時は毎日15時頃から潮が引きはじめ、1時間くらいでこんな感じになります。

 

だだっ広い中州ができ、皆さんこのスペースでビーチバレーやったりフットボールをしてました。

 

天気が良くなるまではンガイ島を超えるイメージをもてませんでしたが、天気が良くなってシュノーケリングしたり散歩したりしているうちに素晴らしいビーチだと実感しました!

好みで言えば全く我が家のスタイルにはハマってません! まず島にローカルの文化がないただのリゾート島ってのがだめなんです。

ただしただビーチを楽しむとすればサイコーですね。遠浅で遊びやすく、シュノーケリングも足の届く場所でかなりエキサイトできます。子供連れでシュノーケリングしても親もケアがしやすくてとっても便利!

 

問題点と言えば日中はツアーがけっこうくるので一気にビーチやシュノーケリングエリアの人口密度が上がるくらいか? 夕方は静かで散歩にも最適です。

 

サンセット・ビーチ

 

ほとんどの方が東側のメインビーチで過ごしますが、夕方になると西側のビーチで夕日を見に集まります。

ここへはメインビーチから20分のハイキングをしていくわけですが、途中にバンガローとレストランがあるので道の整備はできてます。ただ、サンセット・ビーチから10分のバンガローまでは電灯がついてないので帰りの時間には注意しましょう!

 

2日目にいきましたが、雲がかかっており綺麗なサンセットとはいきませんでした。

遠くに見える島はKoh Rok/ロック島

 

このとても美しいビーチにはいくつかのリゾートがありそのリゾートのレストランやバーで飲み食いするのですが、唯一オン・ザ・ビーチの掘っ立て小屋カフェがあります。

Kradan Beach Resortが貸しているCafeなのですが比較的安め。。

せっかくこんなCafeがあるので1度だけここでビール飲んできました。



メインビーチの南端

ここには定期スピードボートの船着き場があります。

干潮時にリゾート前に停泊できないボートはここに船を停め、ビーチの上をリアカー引いて荷物を運ぶのです。

 

船着き場正面にあるのが国立公園の入島カウンター

『Nat Chao Mai National Park』

ここで入島料を払いますがリゾートの宿泊者はボート代に含まれているのか?徴収がありませんでした。

 

ビジターセンター、キャンプサイト、トイレなどがそろってます。

 

クラダン島とジュゴンの枠にネームが入ってるのがかわいい。。



このビーチ一番に人気スポットがその先!

この辺りが一番白砂の綺麗なビーチ!

この倒木と周辺の島々を入れて写真を撮るのがタイ人に人気なんだそう。。

 

この木の下で30分くらい一人で撮影している女性なんかもいましたが、、そんなにいいもんかね。。。

 

この世界最高のビーチはこれだけなんですが、リゾートの数や純粋な住民がいないことでかなり緩やかに過ごせます。

今回、三泊四日しましたが我々には十分!

ただしリゾートでただただバカンスを楽しみたいかたは一週間くらい滞在すると本当に南の島に休暇に来た!と実感できるでしょう!

 

-次回は島のグルメとリゾートー