コロナ影響下ですがありがたい事に仕事がオニの忙しさ!(忙しいですが儲かってまっせん。。。)
しかし、旬を迎えた(と思っている)プラトゥーを食べるべく約1年ぶりにアンパワーへ行ってきました。
***前回は我が家にしては珍しく友人家族との1泊旅行***
家からアンパワーへの道のりはバンコクから行くよりもかなり近いのですが、日帰りで行くことはまずないです。片道1時間半くらいなので日帰りも全く問題ないのですが、必ずホームステイに泊まってのんびり散歩します。
例年3か月毎くらいに魚、砂糖、ガピの買い出しにくるのですが、今年はコロナで自粛してたので随分間隔が空いてしまいました。
流石に近所の朝一で仕入れるプラ―・ニンにも飽きてきました。。。。
前回、タクミ家との旅行は、海外のお客さんということもあり行程の楽しみを入れてました。その為我々も一度バンコクへ行ってから一緒に汽車で移動してます。
今回は自宅からなのでちょっと行程が違います。
アクセス
自宅~Maha Chai(マハチャイ)
バスとソンテオを乗り継いで40分。
料金はTHB 24p.p
*Taxiの場合20分 THB 200
Maha Chaiからは前回と同じ
渡し舟 5分 THB 3p.p
徒歩 船着き場→国鉄Ban Laem(バンレム駅) 5分
汽車移動 Ban Laem(バンレム駅)→Mae Khlong(メークロン駅) 1時間 THB 10p.p
外国人旅行者がいないので汽車は空いてました。
本来は途中のBan Na Khwang駅(ラマ2世通りと交差する駅)でツアー客がミニバンから乗り換えてくるので車内はギッシリとなるのですが、引き続き終点までガラガラ。
ソンテオ Mae Khlong(メークロン駅)→Amphawa(アンパワー) 15分 THB 10p.p
ソンテオ乗り場は駅から徒歩5分、
折り畳み市場の線路上を歩いて途中Tanachart銀行が見えたら通りでます。
銀行(Tanachart)の向かいがアンパワー行きソンテオ乗り場。
見るからに乗客は日帰りのタイ人です。
泊りの人はほぼ車で来るのででかいバックを背負った女房は目立つ。。。一泊しますが実質半日とちょっとのお出かけで何故こんなに荷物があるとか不思議でなりません。。。
通常は皆さんアンパワーに着くとSCB銀行前のミニバス乗り場で降ります。ここが市場に一番近いので運転手もアンパワーに到着とばかりにここでお客を降ろしますが、実際はもうちょい先のWat Payayatまで行きます。
我々はいつものパターンでのちょい手前のอัมพวา ชัยพัฒนานุรักษ์/Amphawa Chai Pattananurakで降ります。
いつも昼に着くように出てくるので必ずここで初日の昼飯を食べるのです。
昼食はいつもココ👇
『ปลาทูแม่ลำยอง/platuu mae lamyong』
前回タクミ君を連れてきた時は2日目の昼にきました。
ほぼ魚を丸ごと食べてしまうタクミ君はここのプラトゥーを絶賛!!
追加で揚げてもらい満足いくまで頂いたのです。
ここのおばちゃん方、ここに店を出す前は同じ名前でプラトゥーの店をバンコクでやってました。地元ではマカワンといえば通る地域(Makkhawan Rangsan Bridge付近、国連本部の前の橋です)の運河上に2年間くらいでしょうか、、、OTOPのようなこじんまりとした水上マーケットがあったのですが、そこに店を出していたそうです。当時、運がボートで通勤をしていたので何度か行ったことがありましたがおばちゃんの店は気が付きませんでしたね。。
しかし、今はそんなことは関係ありません!
とにかくここは旨い!しかも魚は旬を迎えてます!
おススメは12時ちょっと前くらいに行くのがベスト。
まだ油を張っていないので注文を入れると新しい油を張ってから揚げてくれます。
そしておばちゃんの手つきを素晴らしい!



流れるような動き!!!!
背中に親指を入れてから指を滑らして背を開きます。そのまま背骨をガツンっと引き抜いて終わり。
そして張った油に放り込みます。
油の温度と揚げ時間は長年の経験によって仕上がってます。



そして出来上がり!
我が夫婦はこの量で十分です。
ちょっと気になったところで、今回ナムプリックがいつもより酸っぱいような。。。
気がしますがやはり旨い!
旅行で来てる方はやっぱり川沿いで海老や貝なんかを食べたいと思いますが、機会があったら是非ここのプラトゥーを経験してください!
食後は、川沿いを歩きつつ今宵のホームステイに向かいます。
今回のホームステイの場所ですが、市場のメインから少し離れたエリアにありますが川沿いの静かなところにあります。
何度かこの辺りのホームステイには泊まってるので大体の場所はわかりますが、最後のところがいまいちわからない。。
まず行きつけのコーヒーショップ?兼商店の『ばあさんの店』まで来ます。この辺のはずなのですがなかなか見つからない。。
川に面しているはずなのでもうちょい川よりなのですが。。。
店の奥にお寺の駐車場があるのでその辺りを探ってみます。
2往復した結果、入れる道はここだけ。。
看板も無し、、雰囲気も全くないですがいけるとこまで行ってみます。。
でた!
『Baan Malihom Homestay』
突き当りの左側のピンクの建物に『มะลิหอม/Malihom』の名前と電話番号が・・・
こりゃわかりずらい!
小道の入り口に看板おかないと。。
直ぐに気のいい息子がでてきて案内してくれます。
「よく!これたねえ~、わかりずらかったでしょう?案内板もなんもないからねえ~」
尋ねる前に言ってきた・・・よく言われるのかな?
部屋はこんな感じ。。。
ホームステイとは言いますが、バス・トイレ付。
料金もそれなりで、最近はTHB300くらいのホームステイは無くなったんですかねえ。。女房とアンパワーにきた頃は毎回THB250-300くらいの部屋を使ってました。
川沿いのオープンリビング。
こじんまりとしているところに物がごちゃごちゃあって解放感がありません。
朝食がついてました。。なかなか豪華で料金の20%くらいはここに持ってかれている感じです。本当は必要なかったのですが朝食付きとは知らなかった。。
リビングからの眺め、このカーブがいい!
対岸から見るとこんな感じ、青い庇の方です。。。
お隣さんも看板もないようなホームステイでしたが、明らかにグレードが高そうなんですよね。。。
このBaan Malihomですが、プロパティは料金なり、ちょっと高いような気もしますが朝食付きなのでこんなもんでしょうか。。
いい点として、静かな立地、リバービュー、バス・トイレはプライベート、物静かで柔らかい両親に、気のいいよくしゃべる息子がいるとこでしょうか。
我が家にとってアンパワーは旅行気分になる場所ではなく、近隣の市場に外食と買い物を泊りがけで来るような感じです。
なのであまりやることがないんですよね。。
それでもとりあえず散歩します。
夕方まではガラガラ、タイにとって外国人観光客がとても大事なのがよくわかります。
メインの市場で買いたいものもないのでザっと流して路地に入ります。
元宝石屋。
1階にはまだまだ味のある古い家具が置いてありますが、後を継ぐ人がいないので今はこんな状態です。。


リポビタンDのマーク
リポビタンといえば『鷲のマーク 大正製薬』の筈ですが、LIPOVITAN-D THAILANDはVサイン?
因みに店は雑貨屋。
雑貨屋の隣は
旧『Amphawa Theater』
ここの前を何度も通ってますが、今まで気づきませんでした。
何年も前に映画館としては閉めており現在はビリヤード場として開けてます。
ケーキ屋
日本のケーキ屋っぽい。。。料金もなかなかいい代金とってます。。話を聞くと店主の娘がYOU TUBEで日本のケーキ作りを勉強したのだそうな!?
ちょっと興味があるので食べてみることに。。
自分はケーキといえばまずショートケーキなので、イチゴショートを注文。
今までタイでケーキを幾度となく食べてきてますが、やはりローカルや安い店に期待してはいけません。タイのケーキが悪いのでなく日本のケーキの質が高すぎるんですよね。。。
タイのケーキはクリームがどうしてもバタークリームになることが多いのです。もちろんデパート等ちょっといい店で食べる方には関係ありませんが、多くは屋外などで長時間保存できるように生ではなくバタークリームを使います。
しかしこれがイカン!
場合によってゲロ不味いと言わざるえないケーキもあります。
さてここのはどうでしょう。。
クリームの断面を見る感じではあまり期待できません。
今まで食べたバタークリームのケーキよりはいいですが、THB 90も払って食べるケーキではないですね。母娘で頑張ってやっている店ですが、もう一度ここで食べようとは思えません。しかもコーヒー等のドリンクはなく、水だけ。。。近所の商店で缶コーヒー買って持ち込みました。
このケーキで若干気持ち悪くなったので夕食は適当に済ませてホームステイに戻ります。
流石に夜はレストランを中心に少し盛り上がってましたが、やはりまだまだ人は少ないですね。
翌朝はホームステイの朝食前に、アンパワーにきたら必ず寄るこの店でコーヒーを飲みます。
ちょっとミルク(練乳)の量が多すぎるのでは。。。
甘さを調節して混ぜながら飲むので下の練乳まで混ぜなければいいだけですが、それにしてもミルクが多い。
おばちゃんは適度におしゃべりに付き合ってくれ、なかなか居心地のいいとこなのです。


店には数匹の猫がおり、店の向かいは犬が常時だらだらしてます。


コーヒーをいただいたら目の前の中国寺院を散歩
入ってすぐのスペースでイベントの準備をしてます。


中に入ってみます。
観音菩薩がなかなか立派なんですよね。
中国寺院をでてからホームステイで朝食をとり市場へ買い物に出かけます。
普通の市場は朝イチが盛り上がりますが、アンパワーのピークは午後なので朝は静か。。この時間帯もなかなかいいのです。。。
朝7時半くらいですが、早いところはこのくらいから店を出し始めます。
前日昼食を食べたAmphawa Chai Pattananurakまで来て、魚と砂糖を買って帰ります。
Amphawa Chai Pattananurakの奥で作っているココナッツシュガー
我が家は魚の煮物などに入れて使います。
地元の市場で買っても一カゴ THB 40くらいしますが、今回は激安です!一尾あたりTHB 12くらいだったかな? 冷凍しておけばいいので10尾買って帰ります。
これで今回のアンパワーでの用事は終了!
Wat Payayatまで戻り始発のソンテオに乗ってメークロンまで向かいます!