P.S.Samphran

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

チェチュンサオ県 ピンクのガネーシャで有名なWat Saman Rattanaramを歩く

8月中旬、タイはシリキット王太后の誕生日(90歳)が重なり3連休となります。

普段ならどこか遠出するところですが、雨季の真っただ中・日本へ行ったばかり・女房もマノーラで南タイに帰郷したばかりなどあり少しおとなしく過ごすことにしました。

それならばあまりお金と移動に時間のかからないところへ。

 

シーズンに入ったらどうせビーチには行くし、アユタヤは昨年散々行ったので前から検討していた近場のチェチュンサオにしました。

自分はここ10年くらいは行ってませんが、1度だけ一人で日帰り旅行、旅行屋時代に新たなオプションツアーを作るべく何度か足を運びました。

上の地図から見てもバンコク滞在者は通常日帰りで訪れる場所。

我が家からはバンコクを通り越した向こうにある県なので少し遠い。

それでも観光施設は多くないので日帰り、せいぜい1泊がいいとこでしょう。

しかし今回は2泊します。

いつもスローな観光スタイルなのでかなり時間がかかるのと、観光施設以外のどうでも良さそうな事に我々はよくひっかかって時間をかけるので十分2泊過ごせるでしょう。

 

いつものように早朝自宅を出てバンコクのフアランポーン駅 へ!

廃止になるなると言われながら未だにメインステーションとして使われてます。

今後Bang Sue駅を起点とするも、古いプラットフォームを使っているうちは無理でしょう。新しい駅に出入りできるようにならないと、だってEastern and Oriental Expressの乗車はどうすんの?

乗客は全員VIP、フアランポーン駅には専用の待合所もあります。

www.pssamphran.com

 

それでもこのフアランポーン駅、利用客が以前より減ったせいかだいぶ綺麗になりました。

今回のチェチュンサオ行きはD-Ticketでは手配できないので当日窓口でチケットを買います。

www.pssamphran.com

チェチュンサオ行きはだいたい1時間~1時間半に1本の割合で出発します。

通勤・通学圏なので本数が多いですね。

 

Train No. 367

クルンテープ発 10:10 - 11:45 チェチュンサオ ジャンクション着

3等車両のみ THB 13p.pฉะเชิงเทรา

因みにチケットにはHua Lamphong(フアランポーン)とは記載されません。

フアランポーンは通称で以前駅周辺に通っていた運河と道路の名前(だったと思う)

正式にはクルンテープ (กรุงเทพ)/Bangkok(英)

 

その他の行き方

ロットゥー

エカマイから約1時間おきにでてます(多分モーチットからもあると思う)、チャチュンサオのバスターミナルは駅からも近く、現地でメインの移動に使うソンテオの起点でもあるので便利。バンコク市内の混雑によりますがこれが一番早いでしょう。

 

エアポートリンク+国鉄

乗り継ぎ次第ではこれも早い

タイ国鉄の場合、フアランポーンからラートクラバン(スワンナプーム空港近く)まで約1時間。エアポートリンクの場合約30分で着きます。国鉄とエアポートリンクはラートクラバンまで並走しておりエアポートリンクの駅は国鉄駅の近く。

うまく時間があえばエアポートリンクでラートクラバンまで行って国鉄に乗り換えといって手もあります。ただエアポートリンクが国鉄の5倍くらいの料金し、しかも時間通りに来ない国鉄なので時間が読めない。現実的に使うのであればバンコクに戻る時でしょう。

 

どうしてもケチケチ旅行をしたい方やローカルの国鉄車両で浪漫を感じたい方は国鉄での移動がいいでしょう。

 

列車が入ってきたとアナウンスがありましたのでフォームへ移動

やはりフアランポーンは旅情があっていいですね。

先程フアランポーンという駅名は通称で正式にはクルンテープ駅であると書きましたが、実際国鉄の前に鉄道の運営をしていた会社が別の駅名としてフアランポーンを使ってました。その別の駅は現在のMRT(地下鉄)フアランポーン駅の真上で現クルンテープ駅に向かい側にありました。

開業は1916年、このネオ・ルネサンス様式の駅舎ドイツのフランクフルト中央駅をモデルにしており1969年までは駅舎の一部はトランジット用のホテルとして使われてました。

 

乗車! 緑のかわいい車両です。

 

7~8割程度の乗車でしょうか?近郊列車なので乗客の出入りが頻繁。

 

ラートクラバン

ここまではエアポートリンクと並走、エアポートリンクはここから地下に潜りスワンナプーム空港へアクセスします。

 

列車はここから駅間も長くなりスピードを上げます。

市内だと日常利用者が多いのと線路と住居の距離が短いのでスピードは控えめ。

 

ラートクラバンを過ぎるとタイの田舎風景に変わります。

 

水位高いな。。。今年は危ないかも。。

 

 

ラートクラバンから約40分、チェチュンサオの町が見えてきました。

最初に目につくのが中央の白い建物「Kasemrad Hospital 」

 

ほぼ定刻通りにチェチュンサオに到着

 

駅にはSLが停まってます。週末の特別列車みたい。。子供や家族連れが沢山利用していました。

 

よく見るとJAPANとかKAWASAKIの文字が。。。

 

さて、、、昼時ですが先に初日の観光地Wat Samanまで行ってしまいましょう。

ピンクのガネーシャで観光客に人気のWat Saman、意外と駅から遠い。

女房は初めてなので自分の過去のイメージでトゥクトゥクの料金交渉。

 

ソンテオ、トゥクトゥク乗り場は駅をでてまっすぐ、歩道橋下の大通り沿いにあります。

旅行業時代に会社の車で来ただけなので駅からの位置関係がいまいちわからない。。なんとなく体感でTHB100以下!THB60くらいでいけるんじゃないか?と交渉しますが、THB200とかTHB350(往復)と言われます。「そんなに高くないだろう?」とソンテオを探しますが、駅からWat Samanへのソンテオは本数が少ない。。。タイミングが悪いと1時間近く待つそうです。

そんな事してられないのでやはりトゥクトゥクと交渉を続けます。5分くらいやり取りしているとあまりやる気のなさそうなおじちゃんドライバーが通りかかったので

「Wat Samanまでいくら?」

『片道THB150』

「往復だと?」

『Wat Samanはとても楽しいところだから長い時間居た方がいい!帰りは現地でさがしなさい!』

このおじちゃんで決まり!

実際走ってみると駅からけっこうな距離、THB200が妥当な料金だったような気がします。

トゥクトゥクで走る事約20分

Wat Saman Rattanaram

どこかで見たことのあるような絶妙なバランスで支えられている巨岩

 

先ずは昼飯!

ガネーシャへ行く途中に沢山の店があるので食べられそうなものを探しましょう!

 

この巨大鍋で毒々しく煮込まれているのは?

ปลาร้า(パラー)

3種のパラーがありどの食い合わせでも3個でTHB 100

うちではよく食べるのでもちろん1セット購入!

 

そしてチェチュンサオ名物を売るこの店で昼飯にしました。

ก๋วยเตี๋ยวปากหม้อ(クイティアオパックモー)

紫色のクイッティアオですが、これは原料の米粉にアンチャン(バタフライピー)を練りこんでいるため。

左は女房のトムヤムスープ、右はクリアスープ

ここで腹一杯にしたい方はクイティアオをガツガツ追加しましょう!

見ての通りクイッティアオのスープにパックモーを入れているだけなので、味は想像つきますね!

うちはこの後に控えているだろうフルーツやスナックの為に腹を空けておきます。

 

ここWat Samanの参道はかなりにぎやかになりました。

しかも雑貨や果物・食材がかなり安くて豊富!有名観光地ではありますが食材を買いに来る方も多いそうです。

 

女房はアボガドシェイク

 

自分用にはこの偽物満載ショップで

 

偽プーマのキャップを購入!

いいでしょう!このクオリティでTHB50

ただし数か所で要補修です。

 

糸始末でできていない状態で表地の縫製がされてます。

できる限りわからないように短くカット

 

これは無理!

中に始末していない糸が入ってます。

 

縫い留めしてません。

これは簡単!ミシンでちょこっと縫えばOK



さて、いろいろ寄り道したため到着して1時間以上経ってもメインのガネーシャにたどり着けません。

しかしこの参道市場を抜けると。。。

 

見えてきました。。

 

ピンクガネーシャ

 

迫力ありますね~

 

しかし人が多い!

このWat Saman

願い事がすぐに(速く)叶うことで有名!

願い事はガネーシャの周りにいるこのネズミ像にしましょう。

お願いの仕方がありますのでわからなければ周りのタイ人に聞きましょう!

 

ここには他にブラフマー像などありますが我々がいったのはガネーシャ近くの水上寺院のみ

なんちゃって蓮の花寺院ですが、ここからの眺めはなかなかいい!

ガネーシャやブラフマーが見えます。

 

なぞのドラえもん軍団、何故のび太がいない!

 

さてこれでピンクのガネーシャWat Samanは終了!
3時間くらいいましたが、そのほとんどが市場に費やしておりガネーシャは10分もあれば十分だと思います。

 

ここから市内に戻るわけですが、ソンテオの始発になっているので来る時よりはだいぶ楽!

この像のある広場にソンテオが止まっているので乗り込んで待ちましょう!

30分に1本でているのでそんなに少なくはないですね。

 

Wat Samanからチャチュンサオ駅経由バスターミナル行き

THB 40p.p

 

ソンテオで約30分、2晩お世話になる田舎リゾートへ向かいます!

 

つづく

 

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