キリウォン到着二日目!
ソーン夫婦が母の手伝いをしなくてはいけないとか?で帰らなくてはいけないと、、、聞いていましたが結果二日目もキリウォンにとどまります。
このことを昼頃までゴチャゴチャやっていたので昼過ぎまでは別行動。
早朝


雨があがり今日はいい天気になりそうです。。
未だ戻るかどうかを考えダラついてるソーンとジョイ夫婦を置いて叔母と三人で朝の散歩にでます。
当然タイの田舎と言えば朝市に行くわけです!
吊り橋には通る人を待っているかのように座るブラッキーが。。。
全くぶれない。。ブラッキー完璧です。
今日は水も綺麗になりそうで、川遊びグッズレンタル屋も準備万端
昨日は午後についたので朝市はみれませんでしたが、流石ににぎわってますね~
肉屋
魚屋
葉菜・根菜屋
果物屋
宝くじ屋
お菓子屋
村の市場はここだけなので必要なものはほぼここでそろいます。
ホームステイで食べられるようにみかんを購入。
南タイでは必須!といっていいパトンコー+ガフェーボランで朝食
お母さん一生懸命やってくれてますが、まあとにかく遅い!!
自分は待てますが、周りは無理、、おとなしく待っているのは恐らく地元のお客さんくらいでした。


ここで同席になった男性から声を掛けられます、見た目はタイ人にもいそうな感じの方でしたがマレーシアの方です。
勤めていた会社をご両親が亡くなったことをきっかけに早期退職たそうです。しばらく海外旅行をしてやってきたのがここキリウォン!この雰囲気が気に入ってしまい泊まっていた宿にお金をかけて自分の住めるようにリノベーション(ローカルのトイレや部屋の環境では彼には住めなかった)し、もう7年くらい住んでいます。当然ホームステイのオーナーさんとは恋人同士となり現在に至るわけです。。
お連れの方も凄く感じがいい、次回はとにかく家に遊びに来てほしいと声を掛けていただきました。。
朝食後、叔母はホームステイに戻りソーン夫婦と合流。
我々二人は村にあるバティック工房へ行ってみます。
ผ้าย้อมสีธรรมชาติของบางคิรีวอน / キリウォンのバティック工房
人気はなし。。。
店は開いてるので休みではないのでしょう。。


商品を見ているとしばらくしてオーナーの奥さんが’やってきました。
今日はオーナー(バティックアーティスト)がいないのでバティック体験ができないとの事。。
我が家は新年のお土産としてちょっとしたお土産をある人にプレゼントしたかったのでどうしても手作りのバティックを作りたい!
『 先生いなくてもいいから作らせてもらえないか?代金は普通通り払います。』
「でも、私は準備はできるけどバティック制作は教えられませんよ?」
と、奥さん。。
全く問題ないですね。。
だって女房バティックアーティストですから。。
数年前まではバンコクの工房で定期的に生徒さんをとって教えてましたし、自宅でオーダーを受けてバティックのカーテンなど作ってました。
絞りと乾燥の行程も手作業でしたので、体を悪くしてからはバティックをやることはほとんどなくなりましたが、流石に数十年やってきたことなのでここで簡単なものは作れます。
その条件ならと、、、奥さんにOKをもらいほぼ勝手に作り始めます。
生地はこのようにテンションを掛けて張ります。
これが絵付けに使う道具。。
我が家に山ほど転がってます。
染色液
減量は忘れましたが、マンゴーやドラゴンフルーツなどほぼフルーツの葉や皮からだったろ思います。
この液体はロウソクのロウを溶かした時のようにドロドロしてるで、温めてサラサラにします。
液体をこの鳥の爪みたいなペンに入れます。


細いペン先からでてくる染色液で絵を描くんですね。。
子供の御絵描きのように適当にガラをつけていく女房、、これで本当に人様にプレゼントできるような綺麗なものができるのか?


通常の体験では先生が枠を描いたりテンプレートを使ったり誰でも簡単に作れるようにしてますが、女房は全てフリーハンドで描いていきます。長年の経験で簡単なデザインなどは頭の中に入っているんでしょう。
この辺までくると、アーティストではない自分は耐えられず、店先の日向ポイントで昼寝タイム。。
30分寝たでしょうか。。
女房に声を掛けられ全体的に小さいドットを入れるように指示があります。
意外に時間がかかるな~と思ってたら奥さんの動画撮影に付き合っていた為だそうです。本物のアーティストが来て作成することなどないので作成しながら解説する動画を依頼されてそうです。
デザインが終わったら色付けします。
適当に色を選んで自分がざっと塗り、その後女房が修正をしていきます。
この辺になると女房の凄さを改めて知らされます。
あの子供の御絵描きに自分が面倒くさそうに入れたドットが見れるように仕上がっていきます。
下記は工房のページ、我々のバティックがアップされてます。
女房曰く、体験用の為か生地の目が粗くあまり質のいいものでなかったそうです。
時間もあまりかけなかったのでこのくらいの物しかできなかったと言ってますが、売るわけじゃないから十分だよね~
バティック制作を終えるも昼まではまだ時間あり。。
散歩をしながら腹減ったところで適当にランチにします。
วัดคีรีวง / wat Khiriwong
ライトブルーの壁が美しい。。
いい家ですよね。。
じろじろみていたら家の方が寄っていきなさい!と声を掛けてくれました。
ただの住居なんですが、部屋が余っているので地元の単身のご老人に安く部屋貸しているそうです。
これなら単身の高齢者も安心ですね、みんなで助け合って生きているんです。
日本の里山って感じですね。。
昨日の濁流がウソのようにきれいな流れです。
川前で眺めもいいのでランチはここにしましょう!
タイ全土どこでも食べられるタイラーメンですが、マウンテン・リバービューの特等席!


好きな料理なのでどこで食べても美味しい、、なのでここで食べても当然美味しいのです。
今日は子供も犬も川遊び。。


腹ごなしに少し上流まで行ってみます。
地図を見ると我々が渡っている吊り橋の上流に橋があります。これを渡りぐるっと周っていこうと思ったら。。。いつかは知りませんがやられちゃってます。。。
意外と流れが速いのでこれは流石に女房渡れません、泳げません。。。
テンションがやや下がり気温も上がってきたのでコーヒー休憩かな。。
村で人気のカフェ、、、なんか飲みたいんだけどこういうとこに来てこんなカフェで飲みたいわけではないのよ。。。
流石にこの都会風カフェはスルーします。
いや~いい天気だよね~
もう飲み物は我慢してホームステイに戻りますか。。
壊れた橋から約15分市場まで戻ってきました。
市場の上空。。笠雲のようなものがかかった山は
Khao Luang National Parkの最高峰であるKhao Luang/1,780m
いつかは登ってみたいと思っているこの山、南タイの最高峰でベストシーズンは3~5月だそう、必要なものは全て担ぎ最低一泊はテント泊しなくてはなりません。当然熱帯気候なので大蛇や日本では見たことのない動植物で飛び出します。
さほど人気のエリアではないので年に数十組しか山に入らないそうです、要ガイド同行。
ホームステイに到着する一歩手前で発見してしまいました。。
まあいわゆるかき氷ですな。。


カオ・ルアンをバックに悠々と歩く田舎のおばちゃん、絵になりますな~
さて、宿に戻ると。。
予想通りソーン夫婦はもう1泊するとすでにビール飲んでます。
そして見知らぬ顔が2名。。
くるかもしれないとは聞いていましたが、仕事終わりに車を飛ばして会いに来てくれたジョイの弟とその彼女でした。
この弟君は軍の鼓笛隊に所属しており、彼女は小学校の先生。
泊まりはできないけど夕食一緒に食べていきます。
途中、酒が切れたので弟君が自転車走らせて買いに行って戻ってきました、それから約10分。。。
弟君のFacebookに書き込みがあったそうです。
相手は軍の元同僚でもう8年くらいあっていない方、『あまえキリウォンに居ないか?』と書き込み、返事をしてホームステイの場所を教えてから15分後、、、、
大量のビールももって同僚君が登場!!
彼ら8年間も一切連絡取り合ってなかったんだって。。。
すごいよね。。。偶然と行動力が。。
流石にこの日は大宴会!!
弟⇒鼓笛隊
同僚君⇒イベント隊
ソーン⇒本業は床屋ですが、村内でイベントがあるときにでていく民謡歌手
当然歌って踊りまくる年末になりました。。。
そして翌日、、、。
ソーン、ジョイは朝食を市場で食べた後、年末の用意の為帰っていきました。
我々夫婦と叔母はナコンシータマラートの市内に住む叔母の姪っ子夫婦が迎えに来てくれ市内に向かいます。
キリウォン村自体に大きな魅力は感じませんでしたが、やっぱり来てよかった。。
まずソーン夫婦が喜んでくれたことと、予期せぬ楽しい知り合いが増えたことですね。。
さて、次回は年末旅行最終章ナコンシータマラート市内編。