Grudge Match (USA'2013)
女房がタイの"映画/ドラマ"チャンネルの "MONO29" をつけており、それを横目でみていたら オープニングクレジットに
Sylvester Stallone
Robert De Niro
Kim Basinger
の名前が立て続けに目に入ってきました。
以前はアホみたいにアメリカ、ヨーロッパ、アジア、中東の映画を見ていたのですが2000年くらいから殆どアメリカ(ハリウッド)映画を観なくなりました。最近は年に1,2本をTVで見るくらいです。それでも流石にこの3名は解ります。
すぐに頭に浮かんだのはスタローンとデニーロは過去に競演していたかな????だった。。
あまりアメリカの映画に詳しくはないのですが、なんか2人で映画に出ているイメージがありません。。実際は"Cop Land(1997) "で競演*未鑑賞)
しかもボクシング映画でこの二人であればすぐにピンときます。
"Rocky1~4"と"Rasing Bull(1980)"くらいは観てます。しかも"Rocky4(1986)は劇場で見てますからね。。。
そしてこの2人にキム・ベイシンガーです。
ボンドガールの後、SEXY系の映画に数本でて"The Marrying Man/あなたに恋のリフレイン(1991)"の頃には完全に惚れちゃってました。。
映画の名は"Grudge Match" 2003年のアメリカ映画です。
存在は全く知らなかったのですが、LL Cool J , Alan Arkinなどの競演も面白そうなので見てみることにしました。
90年代半ば以降ほとんどハリウッド映画をみていないので、メインの3名をみるのも久しぶりですが、やはり年をとりましたね。。。
スタローンとデニーロは役作りでかなり体を絞ったようです。
2時間ないくらいですからあっという間。。
この映画ですが、このメンバーでやってなかったらただのしょうもない3流コメディでした。
キム・ベイシンガーはちょっと弱かったですが、しょうもない役を主演の2人が面白くやってました。特に最後のボクシングの試合のところは気合入ってましたね。
特に何かが残るような作品とは思いませんが、こーゆー映画もいいもんです!
CAST
このレベルの俳優だと自分より多くの作品をみて詳しい方は沢山いますのであくまで自分の感想です。。
Sylvester Stallone
真面目、不器用でツイてない男の役。
そもそもこういった役が多いいイメージ。。。
出演歴をみるとやはりRocky(1976)が最初に観たスタローン作品でした。Rocky出演のいきさつは有名ですね。。
スタローンの作品はTVでもしょっちゅうやってましたので20本ぐらいは観てました。
"Escape to Victory / 勝利への脱出(1981)"
日本のTVで何度も放映されてた記憶があります。
捕虜の脱走劇。スタローンは終盤まで唯一のダメ男でしたが、最後にみせます。
最後は捕虜が脱走しますが、実際は捕虜チームは強制収容所送りになっています。
ハッキリ言って内容はどうでもいい!とにかくこの映画のおかげでどこでサングラスを買ってもこのスタイルを選ぶようになってしまった。
スタローンの役名は Marion Cobretti(通称Cobra)なんですが、そもそもCobrettiなんてファミリーネームがアメリカにいるのだろうか?
ものすがい評判は悪かったですが本作と同じ匂いのする
Oscar(1991)
Stop! or My Mom will Shoot(1992)
も個人的には好きでした。
Assassins / 暗殺者(1995)
これもかなり好きな映画です。
アントニオ・バンデラスもよかったです。
因みにKambakkht Ishq(2009):アクシェイ・クマール主演のショーもないボリウッド映画にちょこっと出演してます。
Robert De Niro
常に真面目なレーザーを常におちょくってるような役です。
この軽い感じのデニーロもいいですよね。
自分がみていた2000年以前だけでもかなりいい作品があります、あげていったらキリがないので一本だけ。
We're No Angels/俺たちは天使じゃない (1989)
ショーン・ペンとの共演で二人の表情だけで笑えます。
この人も何を演じさせても上手いと思う俳優の一人です。
Kim Basinger
長い事作品を観てなかったので急に年とった感じです。
この映画の撮影時で59-60歳くらいなんですよね。
L.A. Confidential(1997)で観たのが最後だと思います。
一時期すごく好きな女優さんでしたがあまり出演作はみてないんです。。
何と言ったらいいのか、、スポーツマンなら観て当たり前の映画です。
これでキム・ベイシンガーがどうとかないですが、ロバート・レッドフォードを観るための映画です。
The Marrying Man / あなたに恋のリフレイン (1991)
興行は最悪のFlop、キム・ベイシンガーはラジー賞ノミネートと何もいいとこなさそうな映画ですが、好きな映画です。調子のいいおバカなアレック・ボールドウィンと一緒に楽しくやってました。その後二人は私生活でも結婚して離婚してます。
モデルになっているのは
Harry Karl(靴メーカーの創業者)と歌手で女優Marie McDonald(Bugsy Siegelの元愛人)。二人の結婚は2回ですが、お互い他の相手と何度も結婚してます。
まとめ
中身のクオリティはどうでもいいです、3人が揃って出演していることに価値がある!!(3名合計で200歳超えてます!!!)
必見でもないですが、スタローンをおちょくるデニーロを観るのも楽しいです!