Trekking in Thailand National Parks No.2
- ドイクンタン国立公園/Doi khun tan national park(อุทยานแห่งชาติดอยขุนตาล) -
キャンプと野生の蘭
~前半~
2日目、長丁場なので2回に分けます。。。
朝、6時頃には目が覚めました。
昨晩頼んでいたコーヒーとovaltine(ココアみたいなもんです)が運ばれてくると、すぐにベッド⇒チェアへのセットアップをしてくれます。やはり1等車両はサービスが手厚いですねえ。。昨日買っておいたパンと一緒に朝食をとります。
すでにLampang県のちょい手前のUttaradit県に入ってます。何度もいいますが本当にほぼ予定通り。。すごいねえ。。。
電線は余計ですがいい景色です。
到着10分前。。
パッキング等準備完了!!すぐに登り始められる状態です。
Lampang県、Khun Tan駅。
本当にほぼ定刻につきました。この汽車は優先順位が一番高いはずなのでできるだけ遅れを少なくするはずですが、しっかりつきましたねえ。
昨年女房の故郷に帰った時は行で6時間遅れ、帰りは列車の到着が5時間遅れてました。
噂通り北部への汽車は比較的スムーズですね。外国人旅行者が多いのもあるのでしょう。。
かなりの数の犬が居て、日に数本しか来ない電車を待つ駅員と一緒にごろごろしてました。



駅前ロータリー。
食堂があります。タクシー等のサービスはありませんが、国立公園の職員曰くこの辺りの人に直接交渉で短時間であれば車のチャーターができるとの事。
駅前にはこれしかありません。
ここはトンネルで少し有名です。
タイにある鉄道のトンネル(7つしかない中で)で一番長い(1,362.10m)トンネルです。またKhun Tan駅はタイ国内の鉄道駅で最標高(758m)の駅です。
このトンネル建設にはいろいろドラマがあるようですが、今日は先を急ぎ最終日にじっくり勉強することにします。
トンネル左のゲートが国立公園へのトレッキングルートになります。
駅のホームから線路に降りて歩いていくとこの石段につきます。
ここから1,3kmのトレックで国立公園のヘッドクォーターへ向かいます。
さくっと石段を上がると登山道になります、いきなり大きな赤い花がどわっと現れます。こちらではดอกคริสต์มาส(クリスマス)としかいいません。Poinsettia/ポインセチア(通称:クリスマスフラワー)なんですがタイではクリスマス以外の呼び名がないみたいですね。。。


駅から直登して高度をかせぎます。
うちは夫婦でニッカです。


この国立公園はよく整備されてます、園内のスタッフも勤勉でしっかりしてるし。。。
バナナの木、花がちょいちょい咲いてる登山道を歩いていきます。



駅からのんびり1時間登ると公園ゲートに。。。
そうです、車があれば車でこれます。。。
公園はLampang:ลำปางとLamphun:ลำพูนの県境にありところどころに県境である案内があります。真ん中のラインをまたいで写真を撮るのがお決まりですね。。。
事務所はLamphun側


料金表
外国人はタイ人(adult:20B / child:10B)の5倍料金ですが自分はタイ人料金でOKです。
事前に電話で何度かやり取りして、お世話になっていたスタッフに挨拶をしてからテントを張ります。
午前10時。。。
着いたときは前日の撤収組がいましたが10分ほどで自分たちだけになりました。。
装備は " Karana Freedomⅱ" にQueshreのタープです。
あまりこのようなことはやったことがないので見た目が悪いですね。。。



1時間歩きテントを設営しただけで腹が減ってしまいました。
ここから先に30分公園内を上がるとNature Trailのゲートになります。
その前に腹を満たしておきましょう!
管理事務所の向いにある食堂で
แกงจืดเต้าหู้:ゲーンチュートーフー(タイ風澄まし汁)とยำหมูมะนาวง่าย:ヤムムーマナーオ(蒸し豚のライム和え)を食べます。
どこにでもある料理ですが、ここのは旨いですねえ。
腹ごしらえをしたら出発です。
キャンプ地をでてしばらくは車道と登山道のミックスで20件ほどあるバンガローを抜けていきます。
途中この看板がありますがCAMP2は工事で閉鎖してます。
30分ほど歩くと、この素晴らしい庭をもったバンガローにつきます。
右の柵の向こうは周辺の山とランプーン方面の眺めがいいです。
庭がきれいに手入れされており、蘭の花も植えてあります。


庭でカオラーム(ココナッツミルクで炊いた粽のようなものです)をスタッフが作ってますが、どうもこの日はタイ国立公園のV.I.Pが泊まりに来るので準備しているそうです。このバンガローは一泊いくらか聞いてみたのですが、この棟はほぼ今日来るV.I.Pの専用になっており基本的には泊まらせないようにしているそうです。事務所のスタッフ曰く今度来るとき電話で確認してくれれば可能(空いてれば)なら泊まれるようにしてくれるそうです。料金THB2,000/night位だと思います。
同じ敷地にあるこの2棟は通常通りの予約ができます。
2棟続きなので10人くらいのグループで使えます。
うちは次回はここに宿泊ですね。。
そしてここがNature Trailの出発点です。
キャンプ地からここまで食堂(水は買えます)が一か所(ショートカットすると通らないので車道を通ってこなくてはいけません)しかないので公園事務所のあたりで用意しておいたほうがいいです。
この先のルートですが、
GATE⇒(300m) ย.1:YAW1 ⇒(1,000m) ย.2:YAW2 ⇒(3,000m) ย.3:YAW3 ⇒(1,000m) ย.4:YAW4(標高1,373m)と進みます。
もう昼近いので行けるとこまで行ってみます。
目的は野生の蘭なので最終地にはこだわりません。
後編に続く
* Doi Khun Tan National Park
http://portal.dnp.go.th/DNP/FileSystem/download?uuid=47ccc625-0f39-420c-b7ae-475d4df4a3a9.pdf