お雑煮編でも書きましたが、子供のころ正月に家ではお雑煮はでませんでした。
正月は納豆汁なんですね。
この納豆汁ですが正月だけではなく葬式なんかでもよく食べた記憶があるので、行事食なんでしょう。部落にもよると思いますが、うちは何かあればご近所が集まってつくってました。
さすがにこれが作れないわけにはいきませんので、2018年正月2日にこさえてみますね。。。
👆によると山形・秋田・岩手県の一部地域の郷土料理みたいです。
秋田県は湯沢市とありますが、うちはその隣の隣ぐらいなのでまあ当たってますね。
記憶によると具材は大量のネギと納豆、山菜、豆腐くらいだったような気がします。
家は👆のエリア(大曲市の隣です)なんでまさにこれです。
なんか...専門のHPができたり大袈裟になってますね。。
伝統の...認定店...?
家で"ばば"がつくる普通の家庭料理でしたけどね。。
最近は秋田の家ではつくらないんですかね?
今回はその伝統の味をここタイで作りますよ。。
うちにある大量な野菜の中から合いそうな具材を選らんで。。。。
"サンプラン風納豆汁"
※現地(サンプラン/สามพราน)の食材で作る納豆汁という事です。
- 大根 :適量
- 玉ねぎ :適量
- トンホーム(ต้นหอม) :適量
- マクアプロ(มะเขือเปราะ/タイ茄子) :適量
- クワントン(กวางตุ้ง/チンゲン菜に似てますね) :適量
- 卵豆腐 :適量
- 納豆:1パック
- ダシの材料
- 鰹節 / 味噌
食べやすいように切ります。
卵豆腐は袋から出すのに失敗してしまい、すでにボロボロですね。。
まずはカツオだしをとります。
その間に納豆をすり準備しますが、うちにはすり鉢がありません。
"すりすり"できませんがこれで対応(ナムプリックに入れるトウガラシやニンニクをつぶすのに使う道具)
-
- しかしこれではサイズも小さく納豆が細かくならないので
-
ソムタムを"タムタム"する道具に移し替えます。
- これでも"すりすり"はできませんが、まだましですね。。
-
-
ダシがとれたら食材をガツンと入れます。
- すりすり(タムタム)した納豆に汁を少しづつ入れて伸ばします。
-
汁の方に味付けは味噌だけ、量はこのくらい👇で十分です。
-
- 納豆が伸ばせたら
-
- 本体に合わせ入れます。
-
- その辺にルークチン(肉団子)が転がっていたので入れてしまいましょう。
-
これで完成です。
元旦の残りの餅とアンチャンご飯で頂きます。
味は問題なし、幼少の頃何度となく口にし手伝った料理です。
※クワントン(กวางตุ้ง)が少し苦いのでなくてもいいかもしれませんね。。卵豆腐もいらんかな。。
しかし見た目が汚いですねえ。。。
やはり卵豆腐をボロボロにしてしまったのがまずかったみたいです。。。
女房も気に入ったようなのでこれからもたまに作ってみますかね。。