二日目
木曽駒ケ岳山頂へ。
夜は麓の早太郎温泉に泊まるので時間の事はあまり考えずのんびり行きます!
初日はこちら
流石に夜は少し寒かったです。。。
女房はダウンシュラフ+アンダーの上下+フリース上下+化繊ジャケット+手袋と万全でしたが、自分はアンダー上下+シュラフカバー+インナーシーツのみ。。
以前はこの環境ならこれで十分だったんですが、ちょっと寒かったです。。
熱帯地方で長く暮らしたせいか毛穴が開いて弱くなったんですかね?
朝5時
ご来光を見に小屋泊りの方が待ち構えてます。
これは甲斐駒ヶ岳ですかね?
とにかく伊那側から日は登ります。
朝食は何を食べたか覚えてません。。。
コーヒー飲んでパンでも食べたんですかね?
テントをそのままにして早くは出発したようですが。。。
テント場から頂上まではゆっくり行って30分
なかなかの花畑です。
女房はまだ寒い。。。
コマクサが見事
ヒメウスユキソウ
初めて使うカメラとはいえ不思議ですなあ。。
真中に合わせてとってるつもりが狙いと違う所にフォーカスがあってます。
この時(今も)は設定などなんも知らずシャッター押してただけなんですが、うまくいかないもんですね。。
やはり自分にはセンスと写真に対する向上心が足りていないようです。。。
山頂への途中。
まだテント場より上はガスの中。
この感じなら少し待てばガスは消えますね。
出発から30分。。。
女房ついに日本の山初登頂!
【木曽駒ヶ岳<2,956m>】
登った感動より「何も見えねェ」って顔してます。
時間はたっぷりあるので、寒くなければ30分くらい待ってみようと。。。
10分経過。。。
晴れてきましたね。まだたいして見えませんが、写真を撮る女房。。。
晴れてきたのでもう一回ココで撮れ!と催促。
そこそこ暖かくなってきたのですが、未だフル装備です。
まあ、上下ともに風を遮る服は来てないので見た目ほど暖かくはありませんね。
中岳、宝剣岳はこんな感じですが、
木曽側は青空が広がり始めました。
山頂到着後40分経過。。
木曽側の山小屋周辺にブロッケン現象が見えます。
女房は「なんじゃこりゃあ」と驚きの表情。。
そして10分後。。
快晴!!!
真中にうっすら見える山影は10か月前に噴火し大勢の犠牲者を出した【御嶽/3,067m】
タイでもニュースになっており女房も覚えておりましたが、まさか今回自分が登っている山の近くのニュースだとは思っていませんでした。
女房にあの山だと伝えるとタイ式の合掌をしてました。
2019年の帰国では御嶽登山を予定しましたが天候不良で断念してます。
宝剣岳もいい山容を見せてます。
さらにもう1枚撮れ!と催促あり。。
流石に表情が違う!
因みに後ろの黄色と青ジャケットのあ母さん2名はタイの大ファンで何度もタイに旅行に来てるそうです。とても楽しい方々でお菓子をくれました。。
これで女房も満足、そろそろテント場にもどりましょう。
結局山頂には1時間以上滞在しました。
テント場までは馬ノ背を途中まで下り分岐からテント場へ下ります。
このルートがなかなかです。
日の当たる時間が違う為か高山植物の付き方が違います。
初日にほとんど見ることがなかったチングルマ
ヒメウスユキソウはこちらの方が元気がいい!
登山道の状態もよく山頂が賑わっていた割にほとんど人に会いませんでした。
道中、ところどころこのような小花畑が点在してますので花の写真をゆっくり撮りたい方はこのルートはおススメ。
それでは一か所だけある軽い岩場?を通過する女房のテクニックを紹介!
腰は引けてますが、なかなか意欲を感じるフォーム!
タイ舞踊をやっていたので体が柔らかいせいか両手足を使ってうまく降りてきます。
体の堅い自分よりうまく安全に降りてきますね。。
慎重かつ恐怖心が過剰にないので安定してます。
ツアー登山のガイドなどもやっていた時ですが、このくらいの岩でも以上に恐怖心も持ってしまう初心者の方が稀にいます。
*ツアー登山はプロガイドツアーと違い、普段登山を全くしない方などいろいろな方が来るのです。
足の置き場などが解らない!両手足の使い方が解らない!などの理由だと思いますが、その方は過剰に怖がってしまうことがあります。
女房も初登山ですが、それがなかったので楽しんで歩けました。
馬の背分岐
ここから右折してテント場へ!
いい眺めですなあ。。。
後はテントを撤収しロープウェイ乗り場へ戻ります。
テント場周辺もこのような花畑有!
ミヤマリンドウ
下りはサクサクです。。
乗越浄土まではノンストップ。
急な下りですが、ほぼ遊歩道に近いので足元さえ注意して歩けば問題なし
千畳敷周遊のハイキングルートがよくわかりますね。
登りでさんざんとった花の写真をまた撮ってしまいます。
やはりこの2色が素晴らしい!
ハクサンイチゲの写真ですが真中に合わせたのに右側にフォーカスがあってるんですよね、この時はどうなってるのかさっぱりわかりませんでした。なんにせよ綺麗だからいいかと。。。
戻ってきました。。
いや~よかったですね!
我が家にはぴったりの登山でした。
年に1度の日本で同じ場所にまた来ることは難しいですが、いつか再訪したいと思います。
下山後はロープウェイ、バスを乗り継ぎ【早太郎温泉】へ!
*下山後、女房のメレルのハイキングシューズのソールがベロりと両足ともに剥がれてました。やはり可能であれば日本で買うべきですね。。。
現在、KEEN、MERREL,などは主にベトナム、タイで作られてます。
実際日本で売っているものと同じ工場で生産されてますが、日本向け以外のヨーロッパ、アメリカ、アジア市場の商品は十分な検品がされておりません。要は不良品も混ぜて売られているのでお客が買うときに見なければなりません。日本は当然良品のみ置いてあると考えているので日本向けは十分な検品をして送られます。生産国からすると日本は異常と考えるでしょうね。。
なので価格が高くなるのもしょうがないですね。。