装備
久しぶりの登山で体力不安のところ完全に重量オーバー!
しばらく山から離れていたので道具も今時のものはほとんどありません(要は重い。。。)
道具を並べた写真なんですが、よく皆さんきれいに写してるんですよね。。。自分もちょっとやってみたんですが出来が酷い、、。自分で見てもどれが何なのかわかりません。
ー衣類ー
主なところで
雨具:ノースフェイス/レインテックス...これは使用20年超えてます。購入時、「中にいろいろ着るから大きめがいいよな!」と思いLサイズ買いましたが、そもそもその為に大きめにできてます。完全にサイズオーバーで2シーズンくらい使ってモンベル/バーサライトジャケット、パンツに買い替えました。今回そのバーサライトですが、内側の加工された白い生地がボロボロと剥がれ中の服に付着しベタベタになってしまいました。で!今回登場したのですが、予定等を若干変更して雨がまともに降る前に下山でき、使わずじまいです。。
ウェア
インナー:ヘリーハンセン。もう15年以上使ってますのでゴムはノビノビで機能を失われているのではないかと、、、。
山シャツ:モンベル/3年くらい前のものなのでそこまで古くない!
ニッカポッカ:ウッディテイル/これは昨年店まで行って女房と新調しました。
その他もろもろですが、防寒着は
モンベル:化繊パーカー(画像上の青いヤツ)/これは15年位前に買ったもの、穴を補修したり汚いですが、今でも問題なく使えます。軽くて気に行ってます。
こっちはーギア系ー
テントマット:ARTIACH/ウレタンマット120
...使用3代目でこれも20年位使ってます。
これはサイコーです!多少の斜面でも体がずれない。これ以外は使う気がありませんが、日本ではほぼ手に入らないみたいです。スペインまで行けばまだあるのかな?
ヘルメット:Simond/CALCIT LIGHT II/これは今回バンコクで買っていきました。落石が当たったわけではないですが、被っている分にはストレスなく快適でした。
ストーブ:スノーピークギガパワー ストーブ地 /20年くらい使っていると思います。発売直後"ギガパワーランタン 天"とプロモーションセットで買いました。確かガスボンベなんかもついて一つのパッケージになっていて見た目がよくつい手をだしてしまいました。
外国と寒冷地以外はこれを使ってます。
3年に一回くらいメンテしておりゴムリングは今までに一度交換しただけです。
登山靴:Dolomite Cougar Guide GTX
...3年前に安く手に入れました。デザインが気に入りませんが、結果的に歩いたフィーリング、雪上の保温力がよくいい買い物になりました。
登山中に出会った台湾人のグループには「その靴イカスねえ!」と誉められた一品。
ザック:Mammut Karakorum 60+20 / これも22年使ってます。はじめて買った登山用の大型ザック(バーゲンの残り物で9,000円くらいだったと思います)。特別気に入っている訳ではないのですが、まだ使えるから使ってます。所々、何だかわかりませんがベタベタしておりスタッフザックなんかを入れるとベタベタが付着します。なんかが溶けたような感じ。。。
60リットルのインナーを入れて使ってます。
今ならもう少し軽いザックがあるので新しいものがほしいなあ。。。と思いますが、まだまだ使うでしょうね。因みに一度も修理してません。
バシッと決まった時のフィッティグはなかなかいいです。
20年以上前の物ですが良いもの作りましたよね。
しかしなかなかバシッと決まらない。
テント:プロモンテVL32
...2008年頃の購入ですかね。。全く問題なく気に入って使ってます。2名以下の稜線で使う場合はコレ!
ベース地(八ヶ岳のテン場等)はモンベル /モノフレームシェルター ダイヤを使います(一人の場合)。
もう廃盤で購入できませんが、以前白馬の頂上山荘テン場で暴風雨の中なんとか張ろとしてグラウンドシートが裂けてしまいました。現在は補修して使ってます。
シュラフ:プロモンテMF150(化繊シュラフ)
これも今回新調しました。
ネットで旧品を激安で売っており、山で化繊シュラフを使ったことがないので試しにと。。。
結果、初日の岳沢で既に寒かったです。適応温度12℃~
一つ上のMF500(適温0℃~)も安くなってて迷ったんですが、タイで使う事考えてMF150にしました。
アンダーウェアを着てしまえばちょうどいい具合なので白出のコルでは問題なかったです。ダウンと比べて気を使わなくていいのでなかなか使えますね。。
因みに今までは22年間スノーピークのダウンシュラフ(多分初代のセパレートマミーとかいうのです)を使ってました。ペラペラになってますがまだまだ使いますよお!
ストック:DABADA/アンチショック付き
女房用に昨年買ったもの。自分が長年メンテしながら使ってたLEKI/マカルーが限界になってきた為、今回登場!!
激安です!冷えた時に使えるかなあ?耐久性は?
今のところは問題なし。
グローブ:Black Diamond(ブラックダイヤモンド) クラッグ ハーフフィンガー
これも今回新しく買ったのですが、文句なしです!!!
価格よし! ストック握ってよし! 岩をつかんでよし! 暑くても蒸れを感じないナイスなグローブです。
水筒:Queshua ALUMINIUM SCREW CAP, 100 HIKING FLASK - 0.75 L
タイで普段使っているものを持って行きました。
フランスのアウトドアメーカーQueshuaの普通のアルミボトルです。安いですが中もしっかりしていて臭いもつきません。気に入ってます。
ちょっと調べたら日本で1リットルの同製品を9,000円くらいで売っているとこがありましたね(個人輸入とかでいろいろかかってしまうんですかね)。。。因みに自分は500円くらいで新品を買いました。
こんな装備で古いものが多いですが、どれもまだまだ使えます。
今回、新調したもので特に大当たりだったのは
Black Diamondクラッグ ハーフフィンガー
です。安くてコスパ最高ですね!
もちろん高機能、軽量がいいですが値段も高い!まだ使える古いものはどうする?それにほとんどの道具の出番は年に一回きりなのでなかなか新しい物は買えませんね。。。
カモシカ立場からの西穂方面と装備
今回のまとめ
というわけで早くも本年度の登り納めとなりました。来年は4月頃ですかねえ。。。
最後にこの登山の工程で気になったことを綴ります。年に一回の素人登山者の情報などあまり役にたつとも思えず、情報量も多いコースだと思われますが、参考までに。。。。
登山道全く問題なく迷うとこもないでしょう。のんびりゆっくりいけば気持ちのいい登山道です。
注意!!!外国人が多いのでペースに気をつけた方がいいかもしれません。彼らはバテバテの状態で息があがってても会話を楽しみながら登ります(過去に外国人向けのハイキングガイドをしていた経験も含めて)。ずっと付き合っているとやられます。目的地についたらゆっくりビールでも飲みながら楽しみましょう。
天狗沢取りつきまでのお花畑はいいです。派手さはないですが雰囲気がね。。
ヒュッテから岳沢パノラマ辺りまでは急登が続きます。道もわかり易いのですが、何名か疲労のせいか迷ってる方がいました。しっかり確認しながら登れば問題ありません。花の数もこの時期はそう多くはありません。
狭い岩の間を抜けるところがあるのでできれば装備はザック内に入れていけるといいですね。岳沢パノラマは最高の眺めです!のんびり休憩地。
ここから前穂までは気分的にすぐですので上がったテンションで登れます。
登ってる時に思ったのですが、このコースを下りたくはないなと。。。
吊り尾根はいいですね。好きです。
花もそこそこあり、アップダウンも少ない。静かにのんびり歩けました。但しここも狭いので足元は注意です。
奥穂からの下りも注意ですね。吊り尾根から来る人は疲れているかたも多いので。。
3日目 (白出コル⇒涸沢⇒上高地)
自分のおすすめは時間があれば遅出(8時くらい)!コルでのんびりしてからゆっくり下山です。とにかく眺めがすばらしいです。
ザイテンの下りですが、よく事故があるところなので足元、落石に注意です。ルートはマーキングもしっかりしてますので晴れていれば問題ないでしょう。
恐らくここで晴れた日にルートを外すのは自分ぐらいなもんです。(反省しています)
ところどころ岩を迂回するところなどでストックを長くだして持っている方がいました。ストックはほぼ不要でしょう。すれ違いも困難になります。
休憩は涸沢ヒュッテのテラスがおすすめ!(季節によりますが直射日光ガンガンあたりますので注意)
涸沢から本谷橋までは個人的には少しきつい下りでした。本谷橋は休憩ポイントですが人がいっぱいです。
本谷橋以降は登山道もハイキング道になりかなり楽になります。
途中、屏風岩が見えます。
横尾⇒上高地は歩きなれている人にはひたすら進むだけ!
長年続く川岸の工事が痛々しいですが、安全保護の為しかたのないことなんですかね。。
結局予定していた縦走は果たせませんでした。。。(涸沢岳、北穂高岳に行ってない)
荷物が重くきついとこもありましたが、満足できました。
来年は残雪期(女房同行)なので北アルプスは無理ですね。。