前泊したカンチャナブリーを出発し約1時間30分でエラワン国立公園のヘッドクオーターに到着。
Erawan National Park (エラワン国立公園)
到着後はすかさずテント張りの手配!
特に前回と変わったところはありませんが、国立公園の入場にあたって『ワクチン2回接種』の証明書提示などの手続きはあります。
入園までのプロセスはコチラで↷
受付でテント場まで約400mと言われましたが、女房と「そんなにないだろう!」と信じず。。。
勝手知ったる気になってテント場に向かいますが、、、
なんと! テント場に渡る橋が破損して修理していないとの事。。。
橋を渡ればせいぜい100mくらいなのですが、ないので大きく遠回りをします。。。なるほどね、、、400m。。。
今回もキャンプ・トレッキング道具の軽量化はうまくいかず、女房のザック 7.5kg / 自分のザック15.5kgの重さになってしまいました。
テント場はすぐ!の気持ちで来ていたので追加の300mがキツイです!
愚痴ったところで行くしかないので気合を入れなおして向かいます!
広大なテント場!
まだ早い時間なのでガラガラです。
前回と同じリバービューに設置
純正のタープポールは自宅の屋根の修理に使ってしまったので、釣具屋で軽量の怪しいポールを新調しました。
これがなかなか軽くていい。
心なしかタープの貼り方も少し上達したような気もします。。。
とにかく今日は前回たどり着けなかった最上部の7番目の滝まで行きたいところ、、、。我々はかなりのんびり進んでいくので、テントを張り適当に荷物の準備をしたら出発です!
1番滝まではカートで移動。
テント場から1番滝までは歩いて10分くらいなのでカートに乗る必要はないのですが、1番滝までの3ルートは全て歩いたことがあるのでまだ経験のないカートで行くことにします。 THB 30 p.p
約5分で到着。
カートの発着場所から1番滝まではすぐ。
LEVEL-1 "Hlai Kuen Rang"
小さい子供が遊ぶに丁度いい、水深も浅く流れも緩いです。
木々の間に2番目の滝が見えます。
LEVEL-2 "Wang Macha"
ここは少し水深が深くなります。どの滝もそうですが、滝で遊ぶにはライフジャケットの着用が必須!
日帰り客が来るとここは混雑しますがまだ空いてますね。
昼頃に日が直接当たり始めるときれいなんですがその分暑くて大変。
このLevel2まではゴザ敷いて食事する方がそこら中にいますが、Level3から先は食べ物の持ち込みは禁止!
Wang Macha fallを上から
LEVEL-3 "Pha Namtok"
滝の高さは15mくらいでしょうか。。
魚影が濃い
LEVEL-4 "Oke Nang Phee Sue"
前回はここまで来ました。
相変わらず欧米人女性がセクシー水着で陣取ってます。
一応セクシー水着はいけませんよ!といった注意書きはありますがこの人達はそんなこと関係なし!
基本的に各滝の監視員は男性なので全く問題ないのでしょう。
さてここから先は未知の世界!
歩く人もグッと減ります。
スタートからLevel-4までは1km程度なのですが、Level-4と5の間が550mあるんです。
ここまでは階段、木道、舗装路がメインでしたが、この先のルートは普通の山道の様になってきます。
滝以外にもこのような綺麗な川の流れをみることができるので全く飽きませんね。
ここは石畳?が敷かれています。
すでにこと切れているのか。。。近寄っても全く動かない。。
最盛期はこれからですかね?
新しい橋が架け替えられてますが、今は使われていない木の橋(手前)1本だったときはいい雰囲気の橋だったでしょうね。。
これは野生の欄!
LEVEL-5 "Buea Mai Long"
Level-4から20分くらいで到着。
この滝はLevel-2と同じくエラワン国立公園を紹介する記事などによく使われてます。
たしかに綺麗。
ここまでくるとLevel-7はすぐ!まずは最上部まで行って下りはゆっくり降りてきましょう。
国立公園は蜘蛛の巣も規格外!
水量が多い時期ではないですが、静かで綺麗な流れです。
次は水量の豊富な時に来てみたいですね。
LEVEL-6 "Dong Prucksa"
全7段の滝でここの流れが一番気に入りました!
けっこう近くまで来るのでたまに食べ物あげる人がいるのかな?
スタートから約2,000m , ゆっくり歩いて2時間ちょっと、、、ついにやってきました!
LEVEL-7 "Phu Pha Erawan"
流石に最後の滝!
綺麗さでは他の滝にかないませんが、周りの風景と併せて迫力があります。
ここは水量の多いときに来るとさらに迫力が増しそう。
一応滑れるのか?
滝つぼは浅く水量も少ないです。
ここでなにか食べられるわけでもないので少し休憩したら来た道を戻ります。
ここからLevel-5まではこんな感じの登山道が続く。
写真技術が低すぎる。。。このコケはもっと見事だったのです。
下りはササっと1時間ちょっとで降りました。
Level-2付近は人が大勢いたのでLevel-1まで降りてから遅い昼食。。
国立公園入口で買っておいた弁当を拡げます。
カオニャオ・ガイヤーン
箱の大きさと中身のバランスが、、、、。
ここまで降りてくるとコーヒーショップや食堂もあります。
こうやって川に足突っ込んで、滝を見ながら食べるランチは最高ですね!
食べ物はなんでもいい。。
ランチを終えたところで再びカートでヘッドクオーターに戻ります。
事前に電話で炭が置いてあることを確認してきたのですが、キャンプ場に置いていなかったのです。
女房は怒ってましたが、「よくあることじゃない!?」として入口の売店などに譲ってもらえないか交渉しに戻ってきました。
訳を話したら運よく気のいいおばちゃんが適当な価格で必要な分だけ譲ってくれました。
これで食事の準備は万全!
ここからはまた歩いて400m先のキャンプ場に戻りますが、荷物がないので楽ちん!
暗くなる前にシャワーを浴び少しのんびり。。。。
人はたいして増えてないので静かで実にいい!
こんな眺めがいいですよね。。
なんと目の前のソーラーシステムに登場したのは。。。
インドブッポウソウ
自宅の近くで頻繁にみられる鳥なので珍しくもないですが、相変わらずふてぶてしい眼つきと綺麗な彩を持った野鳥です。
食事の用意、今日は女房に火を起こしてもらいます。
まずは念のため朝一で集めておいたその辺に転がっていた炭の残骸を使います。
タイのキャンプ場では直炭、ゴミのポイ捨て、残った食事をその辺の芝にブン投げるなど普通に行われてます。
ゴミ収集所や炊事場などはそう遠くにないところにあるのですが未だにそういったことが起こるのですが、だいぶ良くなったと思うんですよね!?
国立公園内のスタッフが綺麗にしてくれているのもありますが、少しづつでいいので綺麗に使えるようにしたいですね。
この炭を集めていた時はマナーの悪さに感謝しながら拾ってましたが。。。
火吹き棒を吹く女房。
この火吹き棒ですが、太い方から吹いて細い方が火元になるのが普通ですよね?
普段新聞紙を丸めて使ってましたが、火元側を補足します。
最初に女房を見ると細い方が口元なんです。
「逆じゃないの?」
と突っ込むと
『この方が火元に沢山あたるからこれが正しいんじゃないの?』
どうなのかはわかりませんが、こういった考え方もあるんですな?
個人的には火が起こるまでは細く息を当てた方がいいと思いますが、火が拡がり始めて炭を足すときなんかはもしかしたら女房のスタイルの方がいいのかも?なんて考えちゃいました。
女房の頑張り結果! ようやく火が起きます。
ナショナルパークの火が落ちるのはあっという間。。。
今晩この火元で行うのは米を炊くだけ。。
先日スーパーで買ったレトルトを試してみます。
こういったのは食べたことないので興味ありますね。
マッサマンとチキンレッドカレー
これはウィンドバーナーで湯煎
相変わらずウィンドバーナーの仕事は速い!
あっという間に湯煎が完了!
適当に放っておいた米も上手くいきました。
レトルトの中身は少なくないかい?
おかずが少ないうえに頼みのスープは、5分くらい続いた虫の来襲にやられてサヨウナラ。。。ごはんにも虫が大量に入り込みましたが流石にこれは取り除いて食べました。
物足りない食事でしたが、食後はコーヒー(女房は生姜湯)を飲んでおやすみなさい。。。
なが~い キャンプ初日が無事終了。。。
行けたらいいな~くらいに思っていたエラワン滝も最上部に行けてよかったです。
明日は最終日!
昼までのんびり過ごしてから帰ります。