P.S.Samphran

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

俺の山 - INDIAN Himalayan at  Himachal Pradesh (Chamba) - Middle part

INDIAN Himalayan at  Himachal Pradesh (Chamba)

 

前回は山に上がるまでのプロセスを長々としてしまいましたが、Chambaの町も高地(996m)にあり周りを山に囲まれてます。

hirobkk.hatenablog.com

 

Chambaからおんぼろバスで1時間ひたすら山を上がります。

インドの山岳地方をバスで移動した方は分かると思いますが、この登りもかなりスリルがあります。

何度も往復してますが、一度だけ対向車をすれ違う際に前輪が片方浮いた状況(で停車したことがあります。

毎日このバスを利用している人たちもこの時ばかりは本当に落ちると思ったんでしょう。。皆ダッシュでバスを降り、反応の悪い自分が一番最後でした。

上がった先はJhumarという標高2,000m程度の小さい村で、中学校くらいまでの学校はあり、それ以上になるとこのバスに乗りChambaまで通うようになります。

何故にこんなところへ来たのかと、、、いいますと。

この映画のロケ地を観るためでした。

Taal(1999) 

1999年の年間No.4 Hit


taal se taal

この時の訪問を機に長い友人関係を結ぶことになったJhumarのVickyは映画の撮影時、まだ子供だったそうで主演の Akshaye Khannaがバカスカ煙草を吸っていたのははっきり覚えているそうです。

この映画のダンスシーンで使ったアップルガーデン等々を観るのが当初の目的ですが、長くいると他にやりたいことがいろいろとでてきて周辺でのトレッキングにも手をだしました。

 

Bedi Jhumar(2,200mくらい?)

JhumarのVickyの家から往復6~7時間くらい

このJhumarにいるときはVickyの家でお世話になっており、朝6時にでれば十分昼過ぎには帰って来れるます。が!あちこち寄り道をしていたら帰りが遅くなりガッツリと心配をかけてしまいました。。。

 

朝、Vickyが見送ってくれる中出発します。彼は既に店を開けてます(なんでも屋、小麦や豆の量り売り、調味料、炭などいろいろ売ってます)

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こんな感じのところを抜けて。。。

*ここは村のメインロード。

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アップルガーデンを抜けて。。。

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山に登るのに水を汲んでいきます。

この水は山からの湧水で,水の引いていないお宅は生活水をここで組みます。

寄り道①

ここで顔見知りの夫婦に会い、30分くらいああだこうだしてしまいました。

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水を汲んでゆっくり登っていくとアタ畑で作業中のVickyの同級生に遭遇

寄り道②

前の月に結婚したばかりの新婚ほやほやの夫婦です。

チャイを飲んでけと誘われここでまた30分

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ここまで所要1時間半ですが、まだ村からでれてません。

歩いた時間は約15分。。。

 

村を出る前に村外れの寺院によってから行こうとしたところ、途中で村の学生で顔見知りのラメーシュに会います。寺院まで一緒に行くというので話をしながらだらだらと向かいます。(話といっても言語の問題ありですが、彼とも3年くらいの付き合いがありましたのでなんとかなるもんです!)

寄り道③

Mr.Ramesh(当時14歳)と寺院へ

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帰りにRameshの家に寄る約束をしてここで別れます。

彼は学校へ!

 

ここからはようやく村をでててくてく目的地へ向かいます。

30分歩くともう先ほどの寺院は遠くに見えます。

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放牧中の子羊

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2時間くらい行くと隣村のはずれにつきます。

ずいぶんしょぼい村に見えますが、中心地はここよりずっと下。。。

右上ピークの向こう側がBadi Jhumar

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尾根を登っていくと、羊と山羊の群れに遭遇。

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この羊飼い死んでんのかと思いましたが、イビキが聞こえてたので気にせずスルー。

 

木の間から出発点のJhumarが見渡せます。

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尾根を上り詰めるとこの景色!

石室は羊飼いの小屋。

強風に耐えられるよう石造りにしてあるそうです。

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目的地はもうすぐですが水が無くなってしまいました。

水を分けてもらおうと近くの小屋に声を掛けたところ、このオヤジさんの登場!

羊(山羊)14頭とくらしているそうで、中は動物臭のみ。。。

とても親切な方で半リットル位の貴重な水(茶色)を分けてもらいました。

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Bedi Jhumarに行くところ(ここから徒歩5分)だと話すと「じゃあ一緒に行こうか」となり親父さん先導で向かいます。のんびり話をしながら歩きます。。

言語がはっきりわからないので(ここの言語はガッディというガルワールの一部で使われている言葉)多くの事は分かりませんが、、

年齢「40、、う~ん40歳よりちょっと上かな?よくわからん!」☜うそでしょう。。

一年中(冬も)あの小屋で羊、山羊と過ごしている☜後で聞くとたまには降りてきてるそうです。。

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見えてきました。。

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ここが " Bedi Jhumar "

Lahaul(ラホール)方面の山がよく見えます。

向こうは5~6千メートル級の山なので山頂に白い部分がありますね。。。

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ここはトレッキングコースというよりは羊飼いの遊牧地。

なのでコースの整備などはしてませんが、人、動物が頻繁にあるいているので歩きやすくはなってます。ただ周辺の地理がわからんと迷いますかね。。。

後は明るいうちに歩くこと。

 

30分ほどのんびりして下山します。。。

Rameshの家にも寄らないといけないので。。。

 

牧草地帯を抜け谷間を下っていきます。

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帰りはさっさと歩いて1時間半くらいでRameshの家に着きました。

いつもの位置にRameshの叔母さんが座ってますが、、、すごい迫力があるんですよね。。。この人。。ガルワール美人できれいな方なんですが。。。

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せっかくきたので夕飯を食っていけ!と言われ、いまさら遠慮もしないのでいただいていきます。

日が落ちてきてきたのでRamesh母の指示でRameshが途中まで送ってくれました。

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*撮影:Ramesh /Nikon COOLPIX P6000

Nikon デジタルカメラ COOLPIX (クールピクス) P6000 COOLPIXP6000

Nikon デジタルカメラ COOLPIX (クールピクス) P6000 COOLPIXP6000

 

ここかさらに40分ほどくだります。

道中木の間からLahaulの山々が見えます。

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Rameshとは途中で別れ、さらに遠回りしてのんびり帰宅しました。

Vickyも店で忙しそうにしています。。。

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と!自分を発見するなりちょっと怒られてしまいました。。。

夕方になると山にはトラ(ヒョウ?)がでるので危ない!!!

帰って来ないので心配かけたようです。。

土地のことをよくわからない者が勝手に行動してはいけませんね。。。

反省です。。心配してくれる人がいるというのはどこでもありがたいですね。。

 

装備

靴:ローカット(オムニテック、MTB用:女性用)コロンビア

アンダーウェア:モンベル ジオライン L.W→購入から20年くらいたってますがまだ使ってます。伸びてます。でも使ってます。

webshop.montbell.jp

肩掛けカバン、Tシャツ:インドのその辺のマーケットで買ったもの

防寒着:モンベル化繊パーカー

ズボン:Gパン:なんとJohn PlayersのHrithik Roshan2008年限定モデル(本当に限定?定員が言ってました。バッタもんじゃありませんKolkataの正規店で購入)

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食料:水1リットル+途中で500mlくらい分けてもらいます。

    りんご1個、クッキー

*別の日ですが、Vickyの家の屋上から見えるLahaulの山

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----つづきます----

次回はBharmour(バルモール)