อุทัยธานี/ウタイターニー
あまり外国からの観光客、バックパッカーが立ち寄るようなところではありません。
*外国語教師、派遣ボランティアの方は別
自分も未だに何をしに行ったのか全く思い出せません。それでも定期的に再訪してますが、その理由は👇に。。
今では、自転車旅行者の増加、インターネットの普及で情報収集が容易などによりこの地を訪れる旅行者も増え、ついにゲストハウス/ホームステイの類もでてきました。
5,6年前だったと思いますが、ある顧客の依頼でタイ各県に住んでいる日本人の数を調査したことがあります。当時、日本人が在留届を提出しているタイの県はノンカーイ県から分割されたばかりのブンカム県以外全てに記録がありました。少数民族の村に婿入りした方などどこにでも日本人はいるもんだと感心したものです。
出発
午前中には現地でのんびりしてたいな~と思っていたのですが、いつも通り遅れます。
今回はLeonaと不調ではなく二人ともなんかだらだらとしてしまって。。。
出発時Leonaは何か感づいていたようですが、眠りについてくれました。
結局出発は9時。
流石に遅いのでここはTAXIを使いバスターミナルへ!
このTAXIの運ちゃん、当初はおとなしく言葉少なで走ってたのですが、我々がこれから行く場所を聞いてからは
『あそこの市場でなになにを買って、調理するときは何に気を付けてこれを入れてあーしてこーすると味が最高!』
と細かく教えてくれます。この運ちゃんはてっきりウタイターニー出身かな?と思ったら生まれも育ちもバンコクとの事・・・・
ところが、運ちゃん!幼少のときより実家が料理屋をやっており調理場にも立ち、いろいろな地方料理を食していたそうです。
で、何故に運ちゃんをやっているのかと、、、子供も独立し奥さんと二人暮らしなのでのんびりするのにちょうどいいんだそうです。(歳はすでに60を超えてます)
今でも自宅で台所に立ち調理をしているので根っから料理好きなんですね。
およそ1時間半のドライブでしたが、運ちゃんの話が面白くまだまだ乗っていたかったですね。運ちゃんもこのまま『ウタイターニーまで行ってもいいよ』とノリノリ!
10:30 Mo Chit(モーチット)到着
まずはバスでの移動を目指しスケジュール確認。
現在Mo Chit-Uthai Thani間は10:30 , 13:00だったかな?の2本/dayのみ。すでに10:30は満席、13:00はありえん!
Nakon Sawan行きを途中下車できないか聞いてみたら、現在Uthai Thaniは経由してないのでNakon Sawanで降りて、ローカルバスで30分戻らなくてはならない。
バスでの移動はさっさとあきらめロットゥー(乗合バン)に変更!料金はTHB185/人
ロットゥー乗り場は陸橋を渡った先に変更なってました。
乗り場をきれいにしてリニューアルはしましたがコントロールは相変わらず。。。。
我々のチケットは80番(車番号)、この番号は80-1から80-13の13名分あるのですが、最初に案内されたバンに乗り込むと席が一つしか空いてない。。。。どうも余計な客が乗っているようで一人降ろされます。
そして待つこと5分、10名程がパンパンのバンに再び乗り込もうとします。それを見たドライバーが何事かと確認⇒先に乗ってた我々80番組が乗る車を間違えているとの事で全員降ろされます。そしてこの車は新たな客を乗せ出発。。。
さらに10分ほどして到着した車に乗れ!と指示がきます。
本当にこの車でOKなの?もう80番のメンバーはみんな笑ってます。
今回はさすがにOKでやっと出発できました。
ウタイターニー到着
車はガンガンすっ飛ばし2時間半ほどのドライブでした。
今回はいつものโรงแรมพิบูลย์สุข(ピブンスク)ではなくナイトマーケット近くのホームステイに泊まりますが、気温も丁度いいので散歩しながら向かいます。
途中、イベント用の仮設市場で女房が早速引っかかります。
ปลาแรด/プラーリッドの加工品
スープに入れたりしますが、女房はごはんのフリカケ用に購入。 THB 50
ปลาแรด/プラーリッドですが、おでこがポッコリ出ているとこからRhino(サイ) Fishの名がついてます。ウタイターニーはタイ最大の産地!
そしてさらに歩くこと15分。
Maha Rat Rd.からSuk Kasem Rd.に入ると
見えてきました。
Solar Cell Uthai Thani Homestay
コーヒーショップを併設してますが、こちらはほぼ死んでます。。。
今回はGoogle Mapで宿を見つけ電話⇒Messangerなるアプリを使ってくれというので⇒アプリダウンロード⇒messangerで部屋を選んで仮予約⇒チャットでやり取りし確定の流れでした。
寝るだけなので一番安いTHB550/nightの部屋リクエストしたのですが、満室(4部屋くらいしか持ってませんので) でTHB850/nightしか空いていないとの事。。。バスルームなんか共用でいいので、、と話したら、、、「OK! THB550で部屋を用意します!」と返事をいただきました。
オーナーさんは派手で元気のいいお姉さん?以前はバンコクで政府関連の仕事をしていたのですが、職場を聞いてびっくり!うちの叔母の家(我々のバンコクの宿泊地)のすぐ近くで周辺の事をよく知ってました。
部屋は2階
階段を上がると微妙にサイズの違う部屋が4部屋。
我々には当然1番小さい部屋があてがわれます。。。
部屋の70%はベッドで覆われますが、エアコン/冷蔵庫がありなんの問題もありません!
ん???
トイレがついてる?
THB550の部屋にトイレはないと思っていたのですが、プライベートバスルーム有!
これは後でわかったのですが、無料のミネラルウォーターを無くすなどして通常THB850の部屋をTHB550にしてくれたのです。
しかもこのバスルームはベッドルームと同等のサイズと無駄に大きい。
共有スペース
ベランダ
夕方ここで一杯やるのもいいですねえ。。
ホームスティの名前はココからでしょうかね?
いろいろ気を使わせてしまいましたが、ここはシャワーを浴びて寝るだけなので軽く休んで出かけます。
1本隣の通りでナイトマーケットが行われますが、まだ時間が早いため準備中。。
市内ブラブラ
ブラブラします。
このバス2台はいつ来てもこの寺の前に置いてありますので展示用?かと思いましたが、タイヤだけ新しくなってるので使うときはあるんでしょうね。
これがかの有名な
【Phiboonsook Hotel/โรงแรมพิบูลย์สุข】
最初に来たときはくすんだクリーム色でしたが、4,5年前に外観だけ塗りなおしました。幽霊疑惑のあるホテルで通常はガラガラ。。。部屋は古くバスルームをじめじめ。。ベッドは強烈に硬く一晩寝ると腰を痛めます。
しかしなぜかウタイターニーに来るときは宿泊当日電話してフラッと来ちゃうんですよね。。
こちら2013年ころのPhiboonsook Hotel
体が温まったところで。。
【ปัาแจว ไอศกรีมเสวย】ジェウ叔母さんのアイスクリーム
ここで40年アイス屋やってます。
これが旨いんです。
古い映画館
そういえばこのシアターの話を地元の人に聞いたことがありませんでした。
次回取材してみよう。。
因みにウタイターニーの市場周辺の建物は紫色にペイントされてます。
これはシリントーン王女(現国王の妹さん)をリスペクトしたものです。
シリントーンさんは古くからウタイターニーの市場によく訪れており現在は家もあります。そのシリントーンさんの60歳を記念して建物の色を変えてしまったんですね。(タイでは土曜日を紫で表し、シリントーンさんは土曜日生まれ、自分も土曜日生まれ)
現在64歳になるので4年前ですね、3年前に来た時は建物が突然きれいな紫になってたのでびっくりしました。
ペイント前はこんな感じ、全く同じ場所で写真撮ってたんですね。。
1時間ほどブラついてマーケットの近くまで来ると、、、。
??おかしい、こんなとこにまで出店が。。。
こじんまりとやっていたナイトマーケットがかなり大がかりになりました。
とはいえお客が増えているか?というとそーでもなさそう。。。
このウタイターニーですが、2013年のタイ大洪水時は強烈な被害にあった県の一つです。洪水の後にみんなに会いに来たのですが、家屋にはまだまだ洪水のあとが残っていたのを思い出します。
洪水時の水位が生々しく残っていました。
奥に見える人の身長と比べると、町にどれだけの水が流れ込んだのかよくわかります。
ナイトマーケット
それでもメインはこの通りRat Uthit Rd.です。
サバですよ!THB20~
Satay muu/ムーサテー
このマーケットで一番の人気店!行列ができます。
ここは初めて来たときからずっとありますねえ。
2013年頃、このマーケットが始まったころはフリーマーケットみたいな装いだったんです。
100Mくらいの通りですが、やはりここは何度きても楽しい!
腹が減ってきたので餃子を買ってママの店へ。。
蒸し餃子ですが、左の赤いタレはソースイープン(ジャパニーズソース)と呼ばれてます。ただのポン酢です。
パパが店番してました。
普段はマーケット始めると外のカウンターで飲み物売るだけなんですが、我々が来てるので普通に営業して店内を開放してくれます。
そしてここで出しているストリートフードはこれ👇!
หมูย่างใบชะพลู/ムーヤーンバイチャプルー
濃い目の味付けをしたポークをチャプルー(ใบชะพลู:コショウ科の薬用ハーブ)で包み焼きます。
このチャプルーはミアンカムで使われているハーブとして知らてます。
これはママの長女であるナースがマーケットで販売するため自分で考えて仕込みを自分でやってます。
材料:チャプルーと濃い目の味を付けたポーク
手順👇見ての通り
後は店先で焼くだけ
我々とパパのつまみにも登場!
濃い目のポークとチャプルーのさっぱり感がよく合います。
ナースが日本人が店に立ったら人が集まるかもしれないので一人で店番してて!
というので試しに10分ほどたって声出してたら、、、、
日本人効果はすごい!完売しちゃいました!
本当に久しぶりあったので話がつきません。
女性陣は美容と健康についって、ナースの彼氏はスマホでゲーム、自分は店の片づけ。。。
ナイトマーケットは20:30頃には全て終了!
22:00頃までみんなで賑やかにやり、ナースとママにはホームステイまで送ってもらいます。(徒歩2分ですが、バイクで、、、。)
翌日は車で近場のマーケットに買い出しがあるので一緒に連れて行ってくれるそうです。
それではオヤスミナサイ。。。