P.S.Samphran

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

アユタヤ観光 -ナイトマーケットとワット・マハタート周辺を歩く

1年半振りに行って来ました世界遺産アユタヤ

今回の目的はナイト・マーケット!

アユタヤのナイトマーケットはかなり長い事行ってません。

女房は初めてなので2泊3日でアユタヤナイトマーケットツアーを計画。

 

アプローチ

一番の目的がナイトマーケットなので朝早く出る必要はなしナシ。

いつもは7時8時台の汽車で向かいますが今回は10時頃でOK。

いつものようにオンラインで予約しようとしましたができません。

理由は下記の記事にアップデートしましたが、近距離はRapid(快速)のみ予約可能だそうです。

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しかたないので予約はせずに駅に行き、運が良ければ三等車(自由席)に座れるかな?

 

今回の装備

FORCLAZ DESERT 500 - 30L
HI-TEC / AORAKI CLASSIC WP

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靴は遺跡歩きを快適にするためアウトドアシューズで行きます。

この靴、ソール・つま先が柔らかくトレッキングシューズではなくないですがとても軽くて一応防水、日本でのテント泊でも使いましたが軽いテント泊くらいなら歩き方に気を付ければ大丈夫です。

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乗る列車はKrung Thep Aphiwat Central Station 10:35発 No.71

アユタヤには11:30着予定

 

1時間前に駅には着きましたが、ターミナルで旅行者への案内ボランティアをしている中学生と話をしていたら乗車ギリギリになってしまった。。。

 

タイの三連休+外国人旅行者が大勢いたので自由席(三等)車両はパンパンでした。

1時間くらいなので座れなくても?と考えていたので問題ないですが、10分くらい立っていたら車掌さんに『どこまで?』と聞かれアユタヤだと答えると隣車両の戸を開けてくれ『ここに座りなさい!』

と案内されたのは使わなくなった旧運転席

プライベート個室を自分にだけ与えてくれたのですが、なぜ自分に?

周りには立っているタイ人女性などもいたし、もう少し年上の方もいました。

見た目が一番くたびれてたのか?

少し大きいザックを持ってたから?

外国人だから?(周りに数組日本人や中国人はいた)

 

とにかくご厚意に甘えアユタヤまで使わせていただきました。

 

ほぼ予定通りにアユタヤ到着!

 

コロナ渦では駅からチャオプロム市場までの渡し船は平日運行でしたが、旅行者も増えてきたことから毎日運航に戻りました。

これがあるか?ないか?でエライ違いです。

 

対岸に渡ったところで2023年アユタヤでの一食目

 

อาเต็งราชาเย็นตาโฟ/ラチャ・イェンタフォー

女房がイェンタフォー(紅豆腐乳)好きなので看板目にして飛び込みます。

 

料金安いです。

普通でTHB 35- , スペシャル(大盛、トッピング増し)でTH 40

ご飯ものはありますが、ここはイェンタフォー食べなくてはいかんでしょう!

 

クイッティアオ・トムヤム・イェンタフォー

トムヤムスープにイェンタフォーを入れているのでスープがピンク色になってます。

イェンタフォーを店名にしているだけにおいしいですが、この料理ワンタンが絶品です!

モチモチした皮に中の具材(何が入っていたか忘れた)がとろ~りとしてます。

 

普通盛りならちょっとした腹ごしらえ程度の料理なので到着後遺跡や宿に行くまえにちょっと寄ってみてください。

 

この店、店先でルークチン・ムーを焼いてます。

お店の坊やがうちのは美味いから!と勧めるので食べ歩きするのに1本いただきてきます。

たいていこの甘辛ダレをつけますが、これはなくても美味しいんですよね。。。

ルークチン、言うだけのことはあります。

その辺の屋台で食べるよりは確かにおいしい。。

 

それでは今回の宿へ

 

 

Ban Boonchu

3部屋しかないこじんまりとしたゲストハウス。

もう、以前のように100バーツや200バーツ宿はほぼ存在しません。

ただし、部屋にはエアコン・バストイレ・冷蔵庫・シーツ・TVなどホテルなみの設備が付くようになりました。

便利で快適にはなったけど怪しい宿がなくなってしまったのはさみしいですね。

宿にはオーナーさん、従業員1名とこの”キムチ”👇の3名

キムチには専用の家があり中には空気清浄機もついてます。

かなり年をとっているので行動はとてもゆっくり。。。

ほぼ1Fのリビングでオーナーと過ごしてるそうです。

 

建物の2Fにゲストルーム3部屋がありここは共有スペース

 

2Fから見下ろすとこじんまりした庭(タバコ吸う方はここで吸います)があり洗濯機も使えます。

この宿、立地もいいしかなり気に入っちゃいましたね。

長期滞在なんかするには抜群にいい!

 

宿で2時間くらいゆっくりして散歩に出かけます。

ナイトマーケット散策に備えて近場をのんびり、まず初日はWat Maha That周辺をあるきます。

 

ナイトマーケットは丁度準備が始まりました。

 

壁の向こうはWat Maha Thatで入場料がかかります。観光客でごった返してます。

今のところ我々に入場する意思はなし、女房はかなり前に義父と画家のワークショップで来たっきりで、自分は通算50回くらい入場してます。アユタヤ観光のスタンダードコースに入るのでうんざりするほど来ました。

 

まだ無料。。。

 

ここまで無料、チケットを持たずこの壁を乗り越えて入った人をみましたが、やめましょうね。周りから見ても十分楽しめます。

タイ人であればTHB 20p.p , 外国人であればTHB 50p.pです。もちろん出稼ぎにきているミャンマー人やカンボジア人も外国人料金となり彼らにとっては安くない出費になるので気軽に入れるわけではありませんが。。。

 

因みに昨年行ったコーヒーショップ『Sanoh at Ayutthaya』は同じエリアにあります。

コーヒーショップではWat Maha Thatのラテ・アートが楽しめます。

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その辺の小さい遺跡

Wat Nok

Wat Maha That のすぐ隣なので大寺院の一部では?と思われがちですがWat Nokは独自のストーリーをもちます。

ビルマの支配を受けていた1,500年代後半のアユタヤ。

後の大王ナレースワン暗殺を食い止めた、大僧正Thera Khan Chongに褒美として与えられた。Thera Khan ChongはWat Nokの住職となり一族は周辺に村を建てて住んでおり、あたりは真珠市場として栄えたそうです。

さらっとありますが、このThera Khan Chongがいなかったらナレースワンは裏切り者に暗殺されており今の王朝もなかったと思うので、タイの歴史にはかなり重要な人物ですね。

このWat Nokですが、木陰に入りその辺の縁石に座りながらのんびり見物できるすぐれた遺跡です。

日中のアユタヤ遺跡観光はとにかく暑いのです。

よって彼らもだらける。。

修復はされてますが、クメール様式の綺麗な寺院だったでしょうね。


Wat Langkha Dam

Langkha Dam(黒い屋根)とあります、すぐ隣にWat Langkha Khao(白い屋根)があるので何か関係があったんでしょうね?

この寺院はあまり多くは知られていないそうです。

 

ぐるっと回って西側からWat Maha Thatを眺めます。

周辺の小さな寺院から比べるとまるで要塞!さすがMaha Thatとして建てられた寺院です。

 

団体旅行者でしょうか?寺院をバックに記念撮影してます。

と!思ったら。

この方々はタイの学生さんで寺院周辺のゴミ拾いをされてました。

イベントといった雰囲気で今日だけなのかもしれませんが、いいですね。

以前からアユタヤにある大学の歴史や観光に関する学部の方々はやってましたが、あまりにも出てくるゴミが多すぎて追いつきません。

 

アユタヤ遺跡でのドリンク補給は忘れずに!

珍しくコーラを飲んでしまいました。

 

少し腹が減ってきましたが、この明るさ(17:00)ではまだナイトマーケットの気分はでてこない。。

その辺りに腰降ろして日の入りでも眺めるか?と考えていたら。。。

女房が今からでもWat Maha Thatに行けるか?と言い出す。。

何を言う!?

今の時間から見るのがベストなのよ!

行きたいならいいぐべ!

Wat Maha That

このWat Maha Thatは遺跡に入ってしまうと日影がありません、よってなかなか過酷な観光になるのです。また、写真を撮りたい人は夕日で遺跡がオレンジ色に染まりなかなか綺麗。

 

入場してすぐに寺院の目玉が登場!

菩提樹に埋まった仏陀像

アユタヤ遺跡を象徴するシーンですね。

社員旅行などでくるとここで帰っちゃうグループも結構います。

 

これもアユタヤでは有名

 

しかしどでかい仏塔ですね~

 

周りのチェディでもこのサイズ!

 

この小型のWihanはどう使われていたのか?

 

夕方入場がおススメの理由にこの仏像があります。

夕日が当たってきれいなのですが、実力不足で全く綺麗に撮れてない。

 

仏塔のサイズに比例してUbosotも特大!

 

早朝もいいですがWat Maha Thatは夕方がいいですね~

 

どうすればこんな壊れ方(破壊)になるのか?

 
このWat Maha Thatはライトアップもされますが夜の入場はできません。

外からライトに照らされる壁のみで楽しみましょう。

夕方がおすすめといいましたが、実際観光客にとってはなかなか難しい。

何度も来ているリピーターさんならまだしもめったにタイ旅行に来ない方がアユタヤに泊まる!?というのは難しい。なのでどうしても1dayツアーを利用します。

その場合Wat Maha That到着はお昼過ぎになるスケジュールが一般的。

どうしたって一番暑い時間になってしまうのです。

experiences.travel.rakuten.co.jp

それではお待ちかね!今回のメインアクティビティであるナイトマーケットへ!

Ayutthaya Night Market

Wat Maha Thatの向かいにありゲストハウスからも徒歩5分の距離

連休初日!盛り上がってます!

Wat Maha That側から入るとまずは飲食コーナー

 

まずはいきなり女房が手を出します!

トウモロコシミルク

あまり日本にはないかもしれませんが、これはけっこう美味い!

 

並びにトムヤムシーフードの店(並んでいる食材を選んで好みのトムヤムを作ってくれる)とゲーン(タイカレー)の店。

ゲーンは惹かれましたが、持ち帰り用なのでパス。

 

エッグタルト

明日の朝食用に一人一つ買います。

 

しばらくは持ち帰りの店が多いので眺めるだけで手が出せません。

 

そひて中盤はアパレル系

まあ、特に観光で来た方が手を出す必要はなさそうな品揃え・・・

 

しかしここでも引っかかる女房。

ALL THB20の店

流石に古着でしょうがすさまじく安い!

タイ国色のポロのワンピースをTHB20で購入。

丈が長いですが、自分で丈詰めして着れるようにするそうです。

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さてそろそろ落ち着いて何か食べたい。。。

美味そうでしたがおかずは作り置きの屋台。。

 

この辺り人が入ってますね。

 

グン・オップ・ウンセンの屋台

グン・オップ・ウンセンは我が家はめったに食べませんが他にもいろいろありそう、客も入ってるのでここにしましょう。

 

満員!

 

貝ですな。。。


こちらがメインのグン・オップ・ウンセン!

親父さん気合入ってます!

 

注文はビールのこの三品

プラータプティム・ペ・サ・ブアイ / 赤ティラピアの梅ソース

身がさっぱりしてて食べやすい!おいしいです。

 

ホイクレーンルアック / ザルガイのボイル

女房の大好物!

自分は貝はひかえてるので最近は食べてません。

 

グン・オップ・ウンセン

タイ名物の有名な一皿。たまに食べるとおいしい。。

 

屋台飯でこれだけ食べられれば十分に満足!

料金は特別安くはなく普通かな。。

 

とどめ!

タイ風かき氷

女房はトッピングにパンとタロイモをチョイス!

 

こいつを食べ歩きながらゲストハウスまでのんびり歩いて帰ります。。


昼に到着した初日のアユタヤでしたが、意外と盛りだくさんでした。

部屋に戻ってからはシャワー浴びてすぐに寝てしまいました。。

 

明日は自転車を借りて遺跡を数か所!

夜はナイトマーケットを連ちゃんします。