市場に買い物に来るといつも女房と立ち寄るコーヒーショップがあります。
ローカル市場の一角にあるコーヒー屋なのではやりのカフェみたいなもんではありません。
この市場に来るのは月に一度くらいなのですが、買い物の途中に寄りオーナーの親父さんと世間話するのがなかなか心地よい。。
月に1度の来店とはいえ我々の他にお客は見たことありません。
ちょこちょこ出歩く方なので閉まっている事が多いんですけどだいたい10分くらいすると戻ってきます。
『UNCLE กาแฟสด』
ここのマスター、元電気屋さん。
こことは別の場所に自宅兼/事務所をもっており、主に役場から依頼を受け公共の電気に関する工事を行ってました。
市場の隅っこにある小さなコーヒーショップのデザインは自作。
最初は近くの大学生がデコレーションしてあげたのかと思いきや聞いてみると全て自分でやったと言ってます。
元電気屋らしく?ライトは全て電球を使用。
HAPPY NEW YEARの看板は取り外しが不可。
通年使用です。
この店に初めて気が付いたのは5年くらい前で「ちょっとよさげなコーヒー屋ができたなあ~」と。。しょっちゅう近くを通ってましたが、実際店でコーヒー飲んだのは3年前くらいから。
一見、アーティスティックな外見にこだわりコーヒーが出てくるのか?と思いきや、でてくるのは全く普通の屋台コーヒー。
コーヒーの他、ココアなどもありますが料金はTHB 25-30 屋台コーヒーショップの価格。
看板は独特の作り。
これは電線。カバーのみでなくしっかり中の電線も残ってます。
これは塩ビパイプ
この辺の装飾が見事なのでマスターに会うたびに「これはだれがやったの?」と聞きますが、自分でやったと言い張りなかなか白状しません。(信じてない)
電線の文字なんて本当に上手くできてますよね?
この方がマスター
元電気屋で現コーヒーショップ店主
コーヒーを淹れる仕草もシブい!
UNCLEの5文字に電球
机と椅子も自作だそうな。
長く電気屋をやりながらも、引退後に自宅でのんびりせず市場で毎日コーヒー屋を開けけます。かなりテキトーに営業してますが、これを毎日続けてるんですよね。。。尊敬。。。
別にココのコーヒーが特別旨い!と思ているわけではないですが、月に1,2回ここに来てマスターと話をすることを楽しみにしてます。
基本的には他に客はいませんのでゆったりのんびり過ごせるのがイイですね。
何を頼んでも氷はかなり多め。
タイの屋台はどこも氷たっぷりで溶かしながら飲みますが、ここはやたらと多い。。。
適度に溶かしながら好みの味にして飲みましょう。