P.S.Samphran

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

Technicsで聴く”Vital Signs<1984> / Survivor”

part.8

Vital Signs<1986>

 

今では洋楽の新曲を聞くことはほとんどなくなりましたが、80年代初頭は世間的にもUS・EUロックの全盛期!

その流れにのり自分も聴きまくってました。

かなりのミーハー路線をいってましたが、たまに渋めのバンドが気に入ったりとなかなか幅広く興味をもっていたんです。

そんなバンドがこのSurvivor!

ロッキーの主題歌で一躍メインストリームに登りましたが、そもそもがバンドのビジュアル力はなく、渋めの男くさいバンドなのです。

このアルバムはロッキー3のEye of the Tiger(1982)で唯一の全米No.1ヒットを飛ばした2年後に発売されたオリジナルアルバム。

ボーカルもDave BicklerからJimi Jamisonに変わってます。

個人的にはJimiの声質の方が好きなので今回のVital Signsの方が好きなんですよね。

Eye of the Tigerは映画のヒットが伴ってアルバムチャートは全米No.2まであがりましたが、このVital Signsもなかなかのヒットを飛ばし年間チャート全米15位まで上がります。

1984年と言えば

BRUCE SPRINGSTEEN / BORN IN THE U.S.A.
MADONNA / LIKE A VIRGIN
WHAM! / MAKE IT BIG
PRINCE / PURPLE RAIN (SOUNDTRACK)
HALL & OATES / BIG BAM BOOM
VAN HALEN / 1984
SOUNDTRACK / FOOTLOOSE

など早々たるアルバムがリリースされてます。

この中でのチャートインなので凄い事です。

詳細

レーベル:Scotti Brothers Records

プロデューサー:Ron Nevison

Ron NevisonはSurvivorで三枚の他、 Jefferson Starshipでも数枚プロデュースしている中堅のプロディーサー。ざっと一覧をみても個人的には本作以外のアルバムに興味は無さそうです。

ソングリスト

Side:A

  1. I Can't Hold Back
  2. High on You
  3. First Night
  4. The Search Is Over
  5. Broken Promises

Side:B

  1. Popular Girl
  2. Everlasting
  3. It's the Singer, Not the Song
  4. I See You in Everyone
  5. The Moment of Truth

 

A面

" I Can't Hold Back "

このアルバムはA面が秀逸!

いきなりこの曲で全開スタートします!

いまになってMTVをみるとJimiのビジュアルはいいのですが、レコード店のシーンなどなかなかツッコミどころのあるシーン満載なのです。

当時はみなさん真面目にかっこよく作ってるんでしょうが。。。

 

High on You "

バンド全作のなかで一番テンションの上がる曲です。

MTVは特にひねりのないつくりですが、なんといっても曲がいい!

www.youtube.com

 

" The Search Is Over "

このアルバムのシングルで最大のヒット曲。

バラード調の曲で実にドラマティックな流れのある曲なのです。

バンドの歴史の中でもロッキー関連(Eye of the Tiger , Burning Heart)を除くとビルボードチャートでは最高位を記録。

 

B面

" The Moment of Truth "

映画『ベスト・キッド』の主題歌。

採用はスタローンつながりなのでろうか?ベスト・キッドの監督はロッキーと同じジョン・G・アヴィルドセン。

 

最後に

Eye of the Tigerというスーパーヒットをだした割には評価を得られなかったバンドですが、このアルバムと次作のWhen Seconds Count(1986)はけっこう気に入ってます。

ただし、今聞いてもアルバム内のどの曲も似たような曲が多く頻繁に聴いてると飽きてきます。

年に一回くらい引っ張り出して一週間くらい聞いて飽きたらまた引っ込める!といった聞き方が適しているような気がします。

それでもアルバム発売はすでに40年!いまでも聴けるってことは優れたアルバムなんですよね。

 

Technicsで聴く”Aftermath-UK edition<1966> / Rolling Stones”

part.7

AFTERMATH<1966>

今から58年前のアルバム。。。

因みに彼らはいまだ現役でツアーやってます。。。

自分がストーンズにガッツリはまったのが80年代でしたので、その時点でもこのアルバム発売から20年経過していたんですね。

今では、ビル・ワイマンが脱退しチャーリー・ワッツが亡くなりました・・・

このアルバムUK盤とUS盤がありますが、持っているのはUK盤のみ『Mother's Little Helper』が入っているのがポイントですね。。

 

詳細

レーベル:Decca

プロデューサー:Andrew Loog Oldham

Oldhamはストーンズ初期のマネージャー兼プロデューサー

ブルースのスタンダードを入れたりしていたストーンズが、初めてミック・ジャガーとキース・リチャーズのオリジナル曲のみで構成されたアルバム

このアルバム辺りからブライアン・

ソングリスト

Side:A

  1. Mother's Little Helper
  2. Stupid Girl
  3. Lady Jane
  4. Under My Thumb
  5. Doncha Bother Me
  6. Going Home

Side:B

  1. Flight 505
  2. High and Dry
  3. Out of Time
  4. It's Not Easy
  5. I am Waiting
  6. Take It or Leave It
  7. Think
  8. What To Do

 

A面

"Mother's Littele Helper "

フォーク調の曲ではあるも薬物摂取をやめられない母親の曲。

曲はキースが担当でギターもほぼキースが弾いてます。ちょこちょこ入るアラビア調のリフがかっこいい!

歌はミック、このイカれた詩は担当のアルバムエンジニアが妻に鎮痛剤を受け取るのを見て触発されでてきたんだそうな。。。

そこから歌ができるなんてやっぱりプロでしかもレジェンドクラスの人の感性はすさまじいものがありますね。

全ストーンズの曲の中でもかなりお気にいりの曲です。

 

" Under My Thumb "

何故かブライアン・ジョーンズがこの曲にマリンバを持ち込んでます。

ミックが描いた詩は性的ネガティブな表現が含まれているの事で問題になりました、「そこはギャグだよ! 反フェミニストじゃない!」と反論?しましたが、その後のライブでは歌詞というか表現を少しかえて歌いました。

 

B面

" Out of Time "

映画のサントラにもなり、カバーもされてる曲ですが、ライブで演奏されたのはなんと!2022のツアーが初めてとの事!最近ではタランティーノの『Once Upon a Time in Hollywood(2019)』で使われたのでライブでやったのかな?

 

" I am Waiting "

フォーク調の曲もサビは強くロック調。

この前後数年、ちょっとイカれてしまった、ブライアンがダルシマーを演奏。彼の奏でる音が曲によくあってます。

 

最後に

当時のアルバムにしてはなかなか曲数が多い、曲が短いだけなのだがなんとなく得した気がする。

US版と内容が異なるが、個人的にはUK版一択でしょう。

ストーンズのアルバムは他にも数枚持っているのでちょこちょこ聞き返してみたいですね。

 

Technicsで聴く”THE BRIDGE<1986> / Billy Joel”

part.6

THE BRIDGE<1986>

 

詳細

レーベル:Family Productions/Columbia

プロデューサー:Phil Ramone

1971年の1stアルバムからColumbia一筋!

70年代後半からの全盛期でコンビをくんでいたPhil Ramoneとは本作が最後になりました。

彼の全盛期の作品の中では比較的地味なロックアルバムで、シングルカットされた曲もおとなしい。。その辺がPhilと別れた理由なのか?後年Billy Joel本人は『このアルバムをあまり気に入っていない』と語ってます。

個人的にはこの後の作品であるStorm Front(1989)を最後にBilly Joelの新作を聞かなくなってしまったので、彼がその後ロックアルバムを1枚とクラシックアルバムを1枚だして引退宣言もしていたことは後になって知りました。

アルバム全米最高位7位!

オリコンの洋楽チャートでは最高2位になってるので当時の日本での人気が伺えますね。

 

ソングリスト

Side:A

  1. Running on Ice
  2. This Is the Time
  3. A Matter of Trust
  4. Modern Woman
  5. Baby Grand

Side:B

  1. Big Man on Mulberry Street
  2. Temptation
  3. Code of Silence
  4. Getting Closer

流石にBilly Joel全盛期のアルバム、参加ミュージシャンもBig Nameがそろってます。

A面

"A Matter of Trust "

このアルバムを象徴する曲?シングルカットされ全米最高10位を記録。

MTV全盛期の中、ユーモアのある豪華なミュージックビデオが印象的でした。


www.youtube.com

このアルバムでは一番気に入っておりエネルギッシュな曲。

基本的にはBilly Joel Bandの演奏でゲストミュージシャンの参加はありません。

 

" Modern Woman "

3曲目と並んでこのアルバムからシングルカットされた曲、この曲はたいして気に入ってないのですが、この曲にテナーサックスで参加しているMark Rivera!このパンチパーマのおっさん!お気に入りのサックスプレイヤーなんです!音やテクニックの事はよくわからないのですがこの人のステージパフォーマンスがとにかくイカスんです!

今、みれる動画ではフォリナーのステージに参加した時のソロパフォーマンスがとにかくサイコー!


www.youtube.com

これバンドメンバー全員カッコいんだけどとにかくMark Riveraです。

 

" Baby Grand "

気に入った曲ではないが、Ray Charlesがピアノとヴォーカルで参加。

 

B面

" Temptation "

イントロでMark Riveraのalto saxophoneが渋い!彼のサックスはほとんど激しいロック調の音しか聞いたことがなかったので渋い音を聞くとさらに彼の魅力が高まる気がします。

 

" Code of Silence "

Cyndi Lauperがコーラスで参加、彼女の曲ではないけどい??にも彼女らしい曲で参加。

いい曲なのになぜこれがシングルカットされなかったのか?

 

" Getting Closer "

ここではSteve Winwoodがハモンドオルガンで参加、前の曲と同じでいかにもSteve Winwoodっぽい曲。

 

最後に

幾つか持っているBilly Joelのアルバムですが、改めて聞いてみてもおとなしい。。。イノセントマン(1983)は派手な曲とバラードが上手く組み合わさった名盤でヒット曲も多い、ナイロン・カーテン(1982)は曲の内容・構成がドラマチックでいくつかの曲からは強いメッセージを感じられます。

Billy Joel本人はあまり気に入っていないようですが、自分では比較的回転回数の多いアルバムなのできっと聞き心地がいいのかな・・・

まだまだBilly Joelのアルバムありますので時間のある時に1枚のアルバムをじっくり聞き込んでレヴューしたいと思います。

 

Technicsで聴く”ロンリー・ハート <1981> / クリエーション”

いただたレコードプレイヤー、順調に使わせてもらってます。。。

www.pssamphran.com

 

part.4

ロンリー・ハート<1981>

part.3までとは変わり邦楽いっちゃいます!

この年代の方には有名なタイトルナンバーがありますが、アルバム自体もなかなかよくA/B両面ばっちり聞けちゃいます。

 

1969年からメジャーデビューをしているバンド、メンバー交代・バンド名の変更などあり本作から第三期クリエーションとして出したアルバムの第二作目。

メインはオリジナルメンバーの竹田和夫と第三期から加入のアイ高野。

※因みに第二期では内田裕也のプロデュースでアルバムもだしてます。

詳細

レーベル:東芝EMI

作曲は竹田和夫とアイ高野

作詞は元メンバーの大沢博美を参加しているところがニクイ。

 

ソングリスト

Side:A

1. Carry On 
2. Lonely Heart (English ver.) 
3. Heart-Breaker 
4. Lady 
5. Try Me Tonight 


Side:B

1. Mid-Night Rambler 
2. Lonely Heart (Japanese ver.) 
3. Move Me 
4. New York Woman Serenade 

 

 

"Carry On"

アルバムの入りとしては最高にカッコいい曲!

ファルセットで歌うサビがしびれます。

第二期までにはなかったようなポップなテンポがアイ高野のボーカルにあってますね。

 

"Lonely Heart (English ver.) "

どちらかと言えば日本語ver.の方が好きかな。。

 

"Try Me Tonight"

渋いバラード、Carry Onからの流れとこの曲の雰囲気でA面を締めるわけですが、なにかDoobie Brothersを思わせる。。。

 

B面

"Mid-Night Rambler"

曲はアイ高野、詞を担当しているのが竹田和夫の妹である小川ミミが書いてます。

女性が作った詞とは思えない男らしい詞。

 

"Lonely Heart (Japanese ver.)"

本作のタイトルソングでクリエーション最大のヒット曲。

もちろんこの曲を知るのはドラマ『プロハンター』なのですが、ドラマの設定・役者・曲がすべてマッチしたグレートなプロジェクトでした。

とにかく藤竜也・草刈正雄がかっこいい!子供ながらに藤竜也のバーでのセリフ「マスター!ジンくれ!」にシビレよく真似しましたが、当時『ジン!?』とはなに?って感じでしたね。

 

"New York Woman Serenade "

アルバムの最後は渋カッコいいこの曲。

この雰囲気は初期のクリエーションを思わせる竹田サウンドですね。

最後に

2006年にアイ高野さんが亡くなったときにニュースがでてましたが、その他でクリエーションの名前を耳にすることはありませんでしたが、このアルバムを持ち続けているおかげで忘れたころにクリエーションのサウンドを聞くことができます。

若いときは毎日アホみたいに聞きまくったアルバムがいまだにキッチリきけるとは made in japanに感謝です。

 

突然やってきた!?70年代のレコードプレーヤー!

4年間前に買ったレコードプレーヤー【Gadhouse Brad Black Edition】

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スピーカー内蔵とは言え無駄に高い事がわかりました。。。

それでもせっかく買ったので愛情注いで不具合は修理して使っていたのですが、自力で修理している際に致命的な部分を破壊してしまいました、、、器用でもないのに慣れないことはやるもんじゃありません。。。

 

その話を先日、女房の生徒さん家族と食事したときに話題にしたところ、御主人から

「じゃあレコード聴けないの? それはイカン! 1セットあげるから使ってよ!」

話を聞く限り中古のフルコンポのよう、、、場所をとるので邪魔だなあ。。。

邪魔とはいえないので適当な理由で丁重にお断り。。。かる~く1セットあげるとか言ってますが、そもそもそんな立派な物いただけません!!

それでもなかなか諦めない御主人に娘さんが被せます。

「お父さん!ちょっと頭がおかしいんです!今ウチに3セット以上のプレーヤーがあるんです! お願いだからもらってください。。」

 

元々このお父さんにレコードプレーヤーを進めたのは自分で、洋楽が好きな父はあっという間にのめり込んだそうな。。

日本の中古コンポを揃えていきあっという間に3セット+バラコンポ数台。

なんでそんなに必要なの?

「自分が居座る先々でレコードききたいんです!だから必要なんだって。。。」

タイの金持ちのやる事はわかりません。。。

御主人は住宅デザインをしており奥さんは裁判官、大富豪ではないですがいい生活は送れてます。

以前も奥さんの方が女房の誕生日に突然ミシンを送ってきました。

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とにかくもらっても邪魔だし、高価な物を頂くわけにはいきませんのでお子さんの強いリクエストは無視して断りました。

 

そして数日。。。

 

!!!!!!!

なんじゃあこりゃあ?

セッティングまで全て完了してます。。

 

この日は女房が家にいたのですが、御主人は業者のごとくアポなしで突撃してきてセッティングして帰って行ったそうです。。。

到着直前に奥さんからは御主人が荷物持って出かけたからお宅に行ったと思う!と連絡が来たようですが。。。

奥さん「突然悪いわね~家族は助かるからもらってちょうだい!」だって。。

以前ミシンをいきなり送ってきたのは御主人ではなくこの奥さんなので似たもの夫婦なんでしょう。。

 

凄い事するなあ~

「バースデイランチのお返し」とか言っていったそうです。。(数日前に御主人が誕生日だと言うのでランチをご馳走したのです)

しかしゴチャゴチャ言っても仕方ない!もうこうなったら使わしてもらいましょう!

 

それでは各パーツを見ていきましょう!

Technics F.G.SERVO PLAYER SL-26

1970年代に発売していたプレーヤーだそうです。

タイではこの手がゴロゴロ安く売ってます。

Gadhouseと比べると重量感があっていいですね。

 

TRIO KA-3300

これも1970年代の商品でTRIOとは現在のKENWOODの事のようです。

見栄えはいいんだけどデカいのよね。。。

 

Panasonic SB-PM710

調べてみたら、どうもパナソニックのMDコンポについてたスピーカーのバラ売りみたい。。。

 

50年前の物ですが、Gadhouseよりはるかにいい音出します。

大音量で聞くわけでもなく、音の良し悪しがわかる耳も持ってないですが悪くないですね。。

どうあれ再びレコードを聴くことができるようになりましたのでいろいろ聞いてみますか!

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お父さんにお礼の連絡をしたところ、

お返しなど考えないでいいから乾季にどこかトレッキングに連れて行け!といわれました。

タイの国立公園を日本人がガイドするのはおかしくないかね?と返すとじゃあ日本の山ガイドしてよ!

それは無理だなア。。日本に行くと忙しいし。。。

 

 

GADHOUSEで聴く -Home and Abroad <1986> / The Style Council

前回のWhole Oats<1972>に続いて第二弾 

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レコードの入手先は全く覚えてません。

ただし買ったレコードのほとんどが『CISCO』または『ユニオンレコード』なのでどちらかでしょう。

ここはアーティスとではなくアルバムを語るコーナーなので詳しくは触れませんがスタイル・カウンシルについて少しだけ。。。

The Jamを絶頂期に電撃解散させたポール・ウェラーがオルガン挽きのミック・タルボットと組んだユニット。Jamは基本的にパンクミュージックとして活動してましたが、このスタイルカウンシル、全く雰囲気の違う音楽を作ります。

音はポップミュージックでありながら歌詞がなかなか刺激的、政治批判(当時イギリスの首相はサッチャーさん)を盛り込んだ過激的なものでした。

Jam時代から聞いていた方は、ポップな音に地味な(顔が)相棒と活動するポール・ウェラーにビックリしますが、個人的にはスタイル・カウンシル時代の曲はかなり好きです。

 

まず、アルバム第一弾『Café Bleu/1984』がぶったまげます。

シングルカットされた『My Ever Changing Moods』がとにかくかっこいい!

いきなり引き込まれてしまい、やはりライブ音源なんかも聞きたくなります。

そこで購入してしまうのが本作『Home and Abroad/1986』

 

The Style Councilのメンバー

Paul Weller/ボーカル・ギター
Mick Talbot/キーボード
Dee C. Lee/コーラスでPaul Wellerの元奥さん
Steve White/ドラム、弟のAlanは元オアシスのドラマー

Home and Abroad<1986>

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Style Council最初のライブアルバム。

ジャケットがなかなかスタイリッシュでイカします。

収録曲は2ndアルバムである『Our Favourite Shop(1985)』リリース後に行われたツアーから抜かれてます。

ほとんどのファンはThe Jamからポール・ウェラーを追ってきているはずですが、このStyle Councilの曲はThe Jam時代と比べるとよりポップで一般受けしやすいメロディーですね。

 

レコードアルバムのオリジナル盤は10曲で構成されてますが、のちに発売されるCD盤は12曲あります。この2曲はボーナストラックなどの扱いではなくきっちりアルバムに入っている曲です。

詳細

レーベル:Polydor Records

Style Councilのアルバムは全てPolydorから

 

プロデューサー:Peter Wilson

元々Polydorにいましたが後にフリーランスとなってプロデュースをしてます。

Jam時代からポール・ウェラーと仕事をしておりStyle Council最初のアルバム名作『Café Bleu(1984)』もこの人の作品

バンドメンバー

前述してますが、もちろんメインはこの4名

Paul Weller/ボーカル・ギター
Mick Talbot/キーボード

Dee C. Lee/コーラス
Steve White/ドラム

 

ソングリスト

ソングライティングは全てポール・ウェラー(一部ミックとの共作も有り)によります。

Side A

1. "My Ever Changing Moods"

2. "The Lodgers"

3. "Head Start For Happiness"

4. "(When You) Call Me"

5. "The Whole Point Of No Return"


Side B

6. "With Everything To Lose"

7. "Homebreakers"

8. "Shout To The Top"

9. "Walls Come Tumbling Down!"

10. "Internationalists"

 

名曲"My Ever Changing Moods"からスタート。最大のヒット曲かどうかはわかりませんが、Style Councilといえばこの曲のことを言います。やはりイントロからしびれる。。ちなみに本作にはふくまれてませんが、ピアノソロバージョンも秀逸!

シングルのPVはポールとミックがロードバイクで森の中を競争する訳の分からないPV。

 

"The Lodgers"

Paul WellerとDee C. Leeのデュエットソング

ベストアルバムやライブには必ず入ってくる曲でDee C.Leeのファルセットが効いてます。因みにPVではWellerのダサいステップからスタートしてます。

 

そして"Head Start For Happiness"、"(When You) Call Me"と続くわけですがこの2曲はセットでかかることが多いですね。"Head Start For Happiness"もライブの定番ですがこの曲EPのB面曲なんですよね。個人的には"My Ever Changing Moods"の次に聞きなれた曲です。

Mickのボーカルで始まるバージョンもありますが、このライブアルバムではPaul+Dee Cのボーカル+Mickのコーラスバージョン。

 

B面のスタートは"With Everything To Lose"

テンポのいいソングでこのライブバージョンはMickのエレキピアノがキレまくってます。

 

"Shout To The Top"

恐らく日本で一番有名なのはこの曲。確かCM曲かなんかになったはず。。

Paulのギター、Mickのピアノ、Steve Whiteのドラムととにかく演奏がかっこいい!

ただ後期のライブやソロの時はオリジナルとは違ったバージョンで構成されてます。好みによりますがあんまり好きじゃないんですよね。。

因みにDee C. Leeは出番は少ないですがこの曲の時はいつも以上にノリノリ!本人も好きな曲なんでしょうね。

 

"Walls Come Tumbling Down!"

イギリス労働者階級に宛てたメッセージ曲

ポップでリズムのある曲でDee C.Leeのコーラスがアクセントとなり素晴らしい曲になってます。

 

"Internationalists"

楽曲としては特に好きな曲ではありません。いわゆる政権批判の曲ですが、よくアルバムの最後にこれを持ってきましたね。ただ当時のイギリス労働者や若者には強いメッセージになったでしょうね。

 

最後に

今のようにYOU TUBEでいくらでも海外の音源やライブ映像が手に入る時代ではなかったので非常に貴重なライブアルバムでした。

やはりいいものはいつになっても聞くものでいまだに飽きずに回してます。

Paul Wellerはいまだに現役でソロライブでスタイル・カウンシルの曲を演奏しますが、やはりMickのピアノ/オルガン、Dee C.Leeのコーラスあってのスタイル・カウンシルですね。

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世界のこぶし!

今週のお題「わたしのプレイリスト」

 

選曲が実に難しい。。。

基本的にアート作に順位は付けられないと思っているので順位ではなくお題とおりリストを作ってみました。

今回ジャンルは『こぶし』に限定!

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日本の演歌歌手の特徴としてよく聞くテクニック?ですが、かなり前に東京で『世界のこぶし!』*アジアのこぶし!だったかな? なるレアなCDを名前買いしました。

参加している歌手はアジア圏が多かったと記憶してますが、なかでもインドネシアのエルフィ・スカエシ(日本でいう美空ひばりさんのような方)のこぶし回しは強烈!元々日本では演歌好きでしたがアジアのこぶしも侮れんと思ったものです。

因みに今回のリストには入ってませんが個人的に『こぶし』と言えば五木ひろしさんを指します。とにかくこのイメージがありましたがコロッケがロボ五木ひろしをやりだした頃からどうも見る目が変わってしまった。。

 

  • รักกินไม่ได้ / บ่าววี (ラック・キン・マイダイ / Baowee)

一番好きなタイの歌手Baoweeから1曲。

現役のエア・フォースに男くさい見た目、そこに独特な歌声が合わさり一部(特に南タイ)のタイ人男性に大人気!彼のライブには何故かピストル持参の参加者が多く、以前は発砲事件も多かったようです。

数あるヒット曲から選んだこの曲ですが、でばなの入りが日本の演歌によくある入りでBaoweeの半かすれ声がしびれます。

この失恋ソングはこぶし回しは強くないですが、サビの終わりに『ミーテークワームラック・ティー・キン・マイダイ(そこには食べられない愛しかない 』で飛び出すこぶしが切ない。

 

  • Arziyan / Javed Ali, Kailash Kher

2009年公開のボリウッド映画『Delhi-6』の挿入歌。

この曲は作中のレギュラーバージョンとエンディングバージョンがあります。

レギュラーバージョンしか音源として出回ってませんが、実はエンディングバージョンが秀逸。

どちらかと言えばJaved Aliがメインボーカルなのですが、Kailash Kherのこぶしがすばらしい。この人も声を一度聞けば忘れない独自の音をもっており歌い方も個性的。

発売から12年経ってますがいまだにエンディング画像を見ながら聞きたくなる曲です。

 

  • รักได้ครั้งละคน เชื่อใจได้คนละครั้ง / ตั๊กแตน ชลดา(Ruk Dai Krung La Kon, Cheua Jai Dai Kon La Krung / Takkatan Cholada

やはりタイの女性歌手ならこの人。

Ruk Dai Krung La Kon, Cheua Jai Dai Kon La Krung⇒一度に一人の人しか愛せない、一人に一度しか信じられない

という失恋ソング。

サビにタッカテン節がでており哀愁を誘います。近年おかしなことで話題になることは多いですが、歌唱力はピカ一!

 

  • Achy Breaky Heart / Billy Ray Cyrus

最初に出てきた時は何だこの男は!と思いました。

1992のアメリカの音楽チャートはMichael JacksonがBlack or Whiteを発表し、Eric ClaptonがTears in Heavenで世界的ヒットをとばしてました。

ここにピッタリジーンズにちょんまげヘアーのパッとみ田舎もんがプレスリーのカバーを引っ提げて登場。しかもアメリカの女性達はキャーキャー盛り上がって興奮の渦ではないですか。

ジャンルとしてはカントリーミュージックにはいるので当然こぶしが回ります。

当時、流れのままにCDを購入し今でもたまにかけてしまってるんですね。。

 

  • 矢切の渡し / 細川ひろし

自分はプロの歌手でもなんでもないし、歌を歌うことなどほとんどないですが「かなわない!」と思わされたのは矢切の渡しの細川たかし。

ピアノを習っていた時、先生の本職が声楽だったせいもあり何故か好きでもない声楽のレッスンを受けコールユーブンゲンなどもマスターしていた時があります。

このように一応基本的な下地はありました。

 

ある時、TVで矢切の渡しを歌う細川たかしを見て「この人、凄い歌唱力だ!」と思い、同じように歌ってみたんです。ところが何度トライしましたがどうしてもサビがうまく出ない。

夕ぐれの~雨が降る~ 矢切渡し~

この「の」がとにかく難しい。

※実際こぶしが入るので「んのぉ~」になります。

終ぞマスターすることはありませんでしたが本当にすごい歌手です。

 

  • みちのくひとり旅 / 山本譲二

小さい頃、親の影響もあり杉良太郎が好きで今でもCD聞いちゃったりしてるんですが、杉良太郎はあまりこぶしのイメージはないんですよね。

そこで最後は魂の歌「みちのくひとり旅」

まず、山本譲二は東北出身ではないのですが異常にこの歌がハマります。

丸刈りの高校球児だったせいか当時の見た目もピッタリ。

とにかくこの曲は歌詞がよく若き日の山本譲二がめいいっぱい気合を入れて歌う様がすばらしい。。

 

以上、私のプレイリスト「こぶし」でした。

 

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GADHOUSEで聴く -Whole Oats<1972> / Daryl Hall & John Oates

バンコクで レコードプレーヤーを買いおよそ1年半が経ちました。

hirobkk.hatenablog.com

 日本から持ってきたアルバムが数周りしたところで、少しづつアルバムの記録を残したいと思います。

全てのアルバムは購入から15年以上経過しており聴き始めたときとは全然違う感覚を受けるんですね。発売当時、繰り返して聞きまくった曲(CDと違い頭出しができないので主動で曲の頭にレコード針をもってくるなど結構面倒だったのです)にあまり興味がでなかったり、逆に聞き流していた曲にはまり込んだりと。。。

 

現在バンコクに持ってきたレコードは50枚位とCDが200枚位。。。

ジャンルはバラバラですがレコードのレパートリーについては80年代アメリカ、イギリスのPOP/ROCKが中心。誰でも知っているようなミーハーなコレクションです。

CDはさらにジャンルが拡がり全く節操のないコレクションとなってます。

現在CDプレーヤーを持っていないのでいつか購入したらここでアップしたいと思います。

改めてこれが我が家のプレーヤー&スピーカー

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Gadhouse Brad Black Editionはスピーカー内臓ですが、たいしてもたないだろう?と予測しスピーカーはHarman/Kardon ONYX MINIを使ってます。

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購入から2年。

内臓スピーカーはまだ音がでますが明らかに新品時と比べると音が悪いです。

ほぼKardonにつないで聴いているので特に問題はありません。

今のところ故障もなく順調にレコードが聞けてます。

 


 

それでは記念すべき1枚目のレコードを紹介。。。

Whole Oats<1972>

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80年代は日本でも人気のあったロックデュオ

彼らのデヴューアルバムです。

因みにホール&オーツのライブにも何度も行ったことがありオリジナルアルバムは全て持ってます。(といっても熱烈なファンだったわけでもありません。)

ここはアルバムの感想になるのでアーティストについては気が向いたら別途書いてみようと思います。

 

さてこのアルバム、かなりレアだと思われます。

廉価版のCDやをVinylは海外通販などで手に入るかもしれませんが、オリジナルのVinylはほとんど出回ってないでしょう。

このレコード、どこで手に入れたのかさっぱり覚えてません。

当然、発売時に買ったものではないので恐らく輸入レコード屋だと思うんですよね。。

東京に行くと渋谷のCISCO(老舗の輸入レコード店、今もあるのかな?)に良く顔を出していたので恐らくそこで手に入れたと思われます。

 

後にポップロックで大ヒットを飛ばす二人ですが、元々ソウルミュージックに傾倒して音楽作りをしてました。

このアルバムはソウルミュージックにフォークソングを取り入れたような曲が多く全体的にソフトにあがってます。

 

 

詳細

レーベル:Atlantic Records / アトランティック

(彼らはアトランティック時代が本当によかった。)

本作は知名度もなく全くヒットはせず。

 

プロデューサー:Arif Mardin / アリフ・マーディン

当時アトランティックの副社長をしていた名プロデューサー

アレサ・フランクリン,チャカ・カーン,フィル・コリンズ,近いところでノラ・ジョーンズのアルバムを手掛けてます。

わかりやすいところでビージーズ「サタデーナイトフィーバー」も彼のプロデュース、どうもバリー・ギブのファルセットボイスを見出したのはこの人のようです。

 

バンドメンバー

ビル・キース 有名な バンジョー奏者ですがPedal Steel Guitarで2曲に参加

恐らく他にもいいメンバーが揃っていたんでしょうが名前を見ても誰だかわかりませんでした。

 

ホール&オーツと言えば比較的バンドメンバーを固定しMr.カジュアル/チャーリー・デシャントやトム・"T=ボーン"・ ウォーク(故人)などの名バンドマンと生涯を通して演奏してますが、アトランティック時代はArif Mardinがメンバー連れてきてたんですかね。

 

ソングリスト

ソングライティングは全8曲全てホール&オーツ自身によります。

Side one

1. "I'm Sorry"

2. "All Our Love"

3. "Georgie"

4. "Fall in Philadelphia"

5. "Waterwheel"

6. "Lazyman"


Side two

7. "Goodnight and Goodmorning"

8. "They Needed Each Other"

9. "Southeast City Window"

10. "Thank You For..."

11. "Lilly (Are You Happy)"

 

小粋なナンバー"I'm Sorry"からスタート

"All Our Love"は少し落ち着きDary HallとJohn Oatesがハモリます。

アトランティック時代のアルバムではこのパターンが結構あったのですが、メジャーヒットするようになってからはかなり減ってしまいました。基本的にフォーク調の曲をやるときにハモリます。

この後"Georgie"、"Fall in Philadelphia"と続いていきますが、曲の構成が素晴らしい!

レコード時代のアルバム作成はA面、B面と曲の並びを意識して作られているわけですがこれは本当に大事な要素です。

そしてA面の最後"Lazyman"ですが、一度アルバムを終結するような曲になっておりきっちり構成されてます。デジタル時代のCDなんかはこういった作り方はしていないでしょう。

 

相変わらず15~20分毎にレコードをひっくり返しに行くのは面倒ですが、レコードを優雅に楽しむ方法の一手順でしょう。

 

B面のスタートは"Goodnight and Goodmorning"

このアルバム唯一のシングルカットですがヒットしてません。

彼らの2ndアルバムAbandoned Luncheonette(1973)には似たような曲が何曲か入ってますね。

まあこういったアルバムは後から(後にアーティストが売れた場合に限り)評価されるタイプでなのでしょう。

 

"Southeast City Window"ではJohn Oatesがリードを務めます。スピーカーを通して聴くとあまりDarylとの違いがわかりません。

このアルバムは通して聴くことで良さがありますが、この曲が一番気に入ってます。

 

"Lilly (Are You Happy)"でB面を終えますが、初期の曲は実在の女性をモデルに作った詩が多いんですが身近にLillyなる女性がいたんですかね?

 

最後に

このアルバムは発売時に聞けたわけではなく80年代のピークから遡ってたどり着いたアルバムです。およそ50年前の曲ですがいまだによく聴くアルバムの1枚です。

うるさい曲は一切なくひたすらかけ続けていくにはすばらしい1枚!

 

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レコードプレーヤー【Gadhouse Brad Black Edition】を買ってしまった話

昨年7-8月に日本に行った際、実家からレコードを一部持って来ていたのですがプレーヤーがなく今まで聞けずにいました。以前より年末のバンコク旅行で買おうかなあ~と思っていたのですが、特に急ぐ事でもなので調べてませんでした。

レコードプレーヤーをどこで買う?

ホームステイでチョロっとインターネットをみていたら、たまたまレコードプレーヤーの広告が目に入りました。

hirobkk.hatenablog.com

 あまり大げさでなく安そうなので、

とりあえずHPに突入

gadhouse.com

安めの物は色がカラフルでおもちゃっぽい。。

これは実物見てみないとわかりませんなあ。。。

HPで販売代理店のリストをみているとホームスティから300M位のところに

【Portable Turntable Shop】

なるものを発見!

一応1月1日なので早速電話をして開いているか確認。

すると出かける予定だけど来るなら居るようにします!との事。

ホームステイをチェックアウト後、トゥクトゥク5分で店周辺に到着。

いつもは激しく渋滞している通りがガラガラです。

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到着したのはいいのですが、店が見つからない。。。

地図で確認しながら来たのですが、店の場所にはこの食堂。

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その横にはゲストハウスのような建物のみ。

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全くわからんので電話を入れたところ"迎えに行くので食堂の前で待ってて下さい"

 

そして数十秒、、、短パンのお兄さんが食堂から出てきました。

そして食堂に入り、2Fに案内されると、、、、。

ここが【Portable Turntable Shop】!!!

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ただの自宅2Fです。

食堂の息子が自宅の2Fでレコード関連商品の販売をしているのです。

通常は電話でオーダーを受けて発送するのでここに客が来ることはないんですね。

因みに1F食堂では親戚が集まって宴会しており我々を歓迎してくれ、一緒に飲んでいけ!なんて誘われましたが用事もあるのでお断りしました。

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レコードプレーヤーを選ぶ

実際商品数も少ないので⇓の3機種から選ばねばなりません。

青っぽいプレーヤーが欲しかったのですが、この機種はBluetoothを使って外部スピーカーにつなげられないのだそうです。

それが出来るのは黒だけとのことなので選択の余地はなし!

ちょうど新機種に入れ替えの時期なので通常THB6,500のところTHB5,200で買うことができました。

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gadhouse.com

このプレーヤーですがなんとスピーカーが内蔵されておるのです!

アンプ/スピーカーがなくとも聞けるんですねえ。

しかし

Shopで視聴したところ異常にクオリティが悪い。。。

聞ければいいと思って安いプレーヤーにしたのですが、やはりスピーカーが欲しい。。。

そこで頭に浮かんだのがこれ⇓

eu.harmankardon.com

そうBa Haoの部屋に置いてあったKardonです。

 

日本、インド在住時から良いものはデパートでそれ以外はその辺でがモットー

迷わずセントラルピンクラオへ走ることに。。。

www.centralplaza.co.th

この際、スピーカーも買う

叔母の家に一度寄ってから行ったのですが、運よく10年来の付き合いのあるトゥクトゥクドライバーOatが居たのでセントラルまで走ってもらいます。

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彼は初めて会ったころは通常の外国人旅行者と同じく変な物を売りつけてきたり、おかしなところへ行こうと毎日のように誘ってきて何とかマージンを稼ごうとしてました。

それが今では比較的真面目なドライバーとなっており、奥さんの仕事(花飾り)の手伝いをします。子供が出来たせいかすっかり丸くなりました。

 

さてセントラルデパートですが、やはり魅力的です!

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品数が多く迷わせます。

Kardon1本に絞ってきたつもりが、、、。

 

さすがにTHB10,000あたりはキツイ。

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SONYですが、他のメーカーと比べてどうも音が好みじゃないと女房と意見が一致

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候補はJBLのこれ👇

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しかも防水じゃないですか!ビーチなどに持っていくことはまずないですが、やはりあった方がいい。

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そしてHarman/Kardon-Onyx Studio 3

約THB9,000ですか。。。

 

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物は気に入ってるんですが、サイズがちょいでかいですね。

気分がのってる今ならこのTHB9,000も出してしまいそう。。。

普段なら絶対にだせる金額ではありません。

店員には「ひとまず頭を冷やします!」と30分ほど別のコーナーをブラブラします。

女房と相談した結果2点に絞られました。

① JBL Flip4 THB6,590

Bluetooth 〇 / 防水〇 / デザイン〇 / 携帯性〇 / 音質〇

jp.jbl.com

② Harman/Kardon ONYX MINI THB4,980

上記Onyx Studio 3の小さいバージョンです。

Bluetooth 〇 / 防水× / デザイン〇 / 携帯性× / 音質◎

jp.harmankardon.com

もうどちらでもいいんですが、やはり性能ってのは値段なりなんですね。

音は好み、その時の環境にされると思うのですが。。。

あまりこだわりのない我が家にはどちらも十分満足できそうです。

はっきり言いませんが女房はJBLの方が気に入ってそう。。。

恐らく理由はカラフルだから。。。

しかし金を出すのは自分!

最終的には

【Harman/Kardon ONYX MINI】

に決定!

決め手

①料金-もともとスピーカーを買うつもりはなかったので、余計に払いたくない。。

②基本的にはレコード用なので携帯性は必要ない、せいぜい家で庭などに移動する程度。

③やはり実際、ホームスティで使った感覚を信じます。そもそも最初はこれ1択で考えてましたから。

このJBLとHarman/Kardonですが実はどちらも

Harman International Industries, Incorporatedのブランド

https://www.harman.com/japan

JBL商品のケースをよくみると確かにJBL by Harmanと記載があります。

このHarman International Industries, Incorporatedですが現在ではサムスン電子に買収され同社の子会社となってます。

女房にはいつかJBLの小さい防水スピーカーを買おうと言って納得してもらいました。

[rakuten:book:19423460:detail]

 

購入したからにはさっさと使いたい。

帰路1時間自宅へ帰ります。

 

レコードプレーヤーとスピーカーを設置

【GADHOUSE – Brad Black Edition】

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特筆することは何もなし。

プラスティックのおもちゃみたいなもんです。

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左からボリューム、メインスイッチ、出力切替スイッチ(外部出力、内臓スピーカー、Bluetooth)

 

内蔵スピーカー

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外部出力と充電ソケット

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このプレーヤーは充電式で約3時間で満タンになります。

それで7-8時間くらい利用できる感じですね。

 

【HARMAN/KARDON ONYX MINI】

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流石に重量感あり雰囲気あります。

世の中には更に凄いスピーカーが沢山ありますが、我が家には高級すぎる品物です。

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左からBluetooth、音量(小)、メインスイッチ、音量(大)

 

一先ず部屋のコーナーにスペースをつくって設置

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 このプレーヤーの不思議なところはコンパクトサイズを保つ為、カバー2か所にスリットを入れカバーを閉じてもレコードを回せるようにしてます。

なかなかグッドアイデアだと思いますが埃が入りやすいので使わない時はクロス等で保護した方がよさそうです。

 

さて、セッティングが完了しましたので音をだしてみます。

栄えある第1号ですが、正月なので何か賑やかなアルバムを!と考え選択したのはこちら⇓

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Grease【1978】※詳細は別記にて

ダンスミュージックはあまり持ってないんですよね。。。

嫌いじゃないんですけど。。。

 

やはり内蔵スピーカーとONYX MINIの音は雲泥の差です。

高い買い物でしたが買ってよかった。。。

料金なのですがうちはオンラインはあまり使わないので迷わずデパートに来てしまいましたが、あとで友人に聞いたらLAZADA(オンラインサイト)で半分くらいの料金で売っているそうです。また日本で買うとさらに安い。。。

でもいいんです。やはり物は店員から買いたい!

いいもの買うときはタイならセントラル、日本なら伊勢丹です。

セントラル、伊勢丹で買ったものは良いものです!

 

***注意点***

とにかく気になってしかたありません。

飛び出しの距離を測るように下見て、前見てを繰り返してます。

ウチのLEONAは現在約4.5kgあり、ジャンプアタックしたらプレーヤは終わりです。

よそのネコが軽々飛び越える柵も登れないような猫なのでここを飛ぶとは思いませんが。。やはり気をつけねば。。。

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年に一回の大きな買い物が終了しました。

あとは使うだけ。。。

レコード等はのちのちアップしていきたいと思います。

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