P.S.Samphran

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

コムローイ祭り二回目、ドイ・サケットの無料イベント!ノーンブアプラチャオルアン公園のイーペン祭り!

このチェンマイ・コムローイツアー2023ですが、参加者のRQによりコムローイを2回体験します。

一度目は有料イベント、参加者はほぼ外国人のコチラ👇

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そして三日目の夜に参加したイベントがこれ👇

コムランナー プーチャ パーンプラティープ 祭り(เทศกาลโคมล้านนาปูจาผางประทีป)

チェンマイから車で30分のドイ・サケットのノーンブアプラチャオルアン公園で行われました。

こちらは地域団体の開催で入場無料!

参加者は70%くらいがローカルか?

どこから聞きつけるのか?市内のゲストハウスに泊まっている外国人バックパッカーも何人も顔を合わせました。

 

メーリム周辺をちょこちょこ観光し時間を調整しながら会場へ向かいます。

屋外での適当なイベントとの事で途中の酒屋でワインも購入!

到着は17時とちと早いのであまり雰囲気はなし。。

 

明るいうちに様々なイベントをやるのがローカルの楽しいところ。。。

コムローイを打ち上げて見事に上の輪っかを通過すればもれなく THB 100がもらえます。

残念ながら見ていた15分で達成者はなし!

 

まだ明るいですが、桟橋から打ち上げようと場所取りが始まります。

後ろに見えるはドイ・サケット

 

コムローイは1つTHB50

スタッフの燃料取り付けが間に合わず、、待ちそうだったので自分で取り付けます。

地元のマダム達のランナー舞踊も優雅!

ここでの寄付金はイベントや地元に役立てます。

暗くなって明かりがでてくるとそれなりにきれいになりますね。。。

 

灯篭に明かりを灯すあ母さんも幻想的で素敵です。

 

しかし、、気になる。。昨日上げたコムローイと違い熱の籠りが悪く、上がっていく様をみると黒煙を上げてます。。恐らく燃料が安いんでしょう、、混ぜ物とか灯油とか使ってて。。。

 

ここでは特に掛け声はなくそれぞれ好きなようにあげていきます。

 

周辺は巨大ナイトマーケットになっているので食料調達には困らない!

我々は敷物を借り、酒を持ち込み、屋台飯で大宴会してました!

 

そんな我々の目の前を一人の女性が危なっかしくコムローイにチャレンジ。。

あまりにも危ない手つきに見かねた我がオジサン・オバサン・オジイサングループが助けに行きます。

途中から自分も『通訳せい!』と呼び出され参戦!

 

まずはガイドが見本を見せます。

 

なんとかサポートをもらい彼女も立派に上げられましたね。。

 

せっかくだから女房と一緒にあげてもらいました!

彼女はチェンマイ市内のゲストハウスから一人でやってきたフランス人バックパッカー!3週間ベトナムとタイを旅行してパリに戻るそうです。職業はメイクアップアーティストだそう。

バンコク周辺に来るときは連絡をくれるというのでまた会えるかもしれませんね。。

 

有料のイベントとは全く違った雰囲気のいいお祭りでした。。

個人的にはコッチの方が好きかな。。。。

もちろんカウントダウンして一斉にあげるコムローイは爽快で見栄えがいいですが、あちらは一回で十分!

毎年来るなら絶対コッチ!

 

チェンマイでコムローイ以外にもいろいろやってきた。。

今回、チェンマイ最大の目的はオーナーをコムローイ祭りの連れて行くことですが、3泊もしたのでそれ以外にもいろいろやったのです。

あまり興味のない所にもいきましたが、初めてのチェンマイ旅行するにはなかなかいいスケジュールだと思います。

 

初日

スワンナプーム空港から飛行機でチェンマイへ!

昼頃到着の為すぐに昼食に行きます。

一応食べときますか!名物カオソーイ

【KHOW SOI LAMDUAN FAHARM】

最初はガイドさんおすすめの " KHOW SOY NIMMAN " に行ったのですが、行列ができており30分以上は待ちそうだったので却下。

すぐさまガイドさんが次の候補に連れてってくれました。

 

チェンマイに3店舗、バンコクにも店がある創業80年のチェンマイの老舗カオソーイ店。我々がいったのは二号店になるそうです。

 

カオソーイ・ガイ

美味しかったんだけど、今まで食べたカオソーイはどこも美味しかったんで特別感は無し。。

揚げ春巻きにサテ。。。

出発前、空港のラウンジで腹いっぱい食べたばかりなので腹は減ってない。。。店に入る前一人一皿でいいね!なんて言ってたのにタイ人オーナー夫婦が頼むのね。。。

 

店の雰囲気は悪くない、店構えにちょっと高いのかな?と思ったけど料金は屋台価格+10%くらいなので全然気になりません。


元々外国人の長期滞在の多い街であった為、食事場所には全く困らずオシャレなレストランやカフェも多いチェンマイシティ。

今回は会社のオーナー夫婦二組と同行しているので普段女房と二人では絶対に行かないようなレストランで食べることになります。。自分ではほとんど払ってないので料金気にする必要ないですが見シミ付いたいるのでダメですね。。

 

次に向かうは。。。

Bo Sang Umbrella Village/ボーサーン・アンブレラ・ビレッジ

華やかな手作り傘がならびます。

やる事は傘作りの行程をみて気に入ったらお土産を買うくらいか。。。

せっかくのんびりしたところに来ているのでこういった観光地をゆっくり周るもいいですね。

 

我が家はLeona用に小さな傘を一つ買っていきました。

 

次は市内に戻って。。

Fern Forest Cafe

有名なのか?凄い人で人気のカフェのようです。

ここで時間を潰して涼しくなってから移動。。

 

Wat Phra Singh Woramahawihan/ワット・プラシン

チェンマイでは最高の格式を持つ寺院。

有名なので興味のある方はググってくださいね。

金箔を張ったばかりだそうです金ぴかです!

 

真ん中の仏像がPhra Phuttha Sihing/プラ・プッタ・シヒン

プラ・プッタ・シヒンの歴史については諸説あり。。。

旅行屋時代には確証がないのでスリランカで作られてスコータイに持ち込まれたのが最初とだけ説明してました。

その後あちこちいったようで最終的にアユタヤのワット・プラ・シー・サンペットに安置され1767年にチェンマイに戻った。*恐らくアユタヤ位からは本当の話でしょう。

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予想に反してここで1時間ほど滞在。。

うまく時間が使えたのでこのまま夕食開場に直行できます。

 

夕食

oldchiangmai.com

Old Chiangmai

タイ北部のショーとカントーク料理が楽しめるレストラン

チェンマイに来る団体旅行客はほとんどここで夕食をとります。

 

ビールはオーダー出来ますが、我々はワインを一本持ち込みました(持込代 ¥200/本)

 

昼にやたらと頼んだので頑張って食べ過ぎました。

まだ満腹感がある状態でこの夕食を食べられるはずもなく。。。重そうな食材は全く手が付けられなかった。。

 

久しぶりにきましたが、料理がいまいちだなー。。。料金考えたらこんなもんか。。。

ショーは一通り楽しめましたが、コムローイ祭りのステージで行われた演舞とほぼ丸被り。。。近くで見れたこちらの方がショーはよかったね。。

 

二日目。。。

この日は夜に今回の最大の目的があるのでホテルでのんびり組とどこかでブラブラしたい組に分かれます。。

ブラブラ組がいる以上自分はそちらについて行かなければなりません。

 

モン ジェムม่อนแจ่ม

リゾートから車で20程山を登ったところにある観光地

車で行けるのは展望広場の下まで。。そこからは特産品の屋台が並ぶ坂道を15分歩くか?モーターサイを頼んで上がります。

 

上まであがると気持ちのいい散歩道。。

 

タイのサクラも咲いてます。

 

メインの展望地は花畑に囲まれて綺麗は綺麗なんですが。。。個人的には興味なし。。

時間がある方はコーヒーショップなども有るので個々でのんびりしていくのもいいですね。。。

 

ランチ

Per La Mer Cafe by Perfect

緑の多い気持ちのいいカフェ、我々のような年齢層の高いグループには似つかわしくありませんが、みんなエンジョイしました。

適当に食事をとって、メインはケーキ!

毎回、、注文しすぎなんだよね。。。。またしても空腹感が全くない状態で食事になりました。。。


食後は夜のイベントに備えてホテルでゆっくり。。。

 

三日目

Aunty Nok Aeang Flower Farm / สวนดอกไม้ป้านกเอี้ยง

この日も午前中の行動が分かれてしまった。。。外出組に同行します。

なんでもいいから出かけたいというのでガイドに相談してこちらに来ました。

 

女性はひたすら綺麗なスポットを探し、男性はカメラをもっと後をついていく。。。

我がグループ以外のお客もだいたい同じようなもんでした。。


Wat Pa Dara Phirom Phra Aram Luang / วัดป่าดาราภิรมย์ พระอารามหลวง

チェンマイ・メーリム地区で100年の歴史がある王立寺院

ランナー様式の綺麗な寺院

この方は元々この寺院の敷地を持っていたDara Rasmi

ランナー王国最後の王の娘でラーマ5世の妃の一人です。

バンコクへ来てから数々の影響をもたらした方。

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この中に祀られているのはスリランカから寄贈された仏陀の歯です。

とても重要なものだそうな・・・

 

TIGER KINGDOM

ここでは昼食兼トラ観光

 

トラと触れ合うにはそれぞれ入場+αが必要。

女房は周りの方々とはペースが併せられないのでトラとの触れ合いは表の人形だけ。。

皆さんはガイドにまかせてトラの子供コーナーなどで楽しんでもらいました。

 

そして

バタフライ・オーキッドファーム

この辺はガイドに稼がせてあげるために自分は一切口出しせず。。。

特別好きでなければ行く必要ないかな。。。

そして最後に

首長族の村

収入を得るために作られた山岳民族の村です。。

入場料THB500p.pと高いですが、入る方はサポート代と思ってください。

払いたくなければ文句言わず行かなきゃいいだけね。。。

左の方はここの有名人、外国のTVなんかにも出ている方です。

いろいろな特産品を売ってます、特別高くもないのでサポートと思って買っていく人が多いですね。。


3日目の夜は第二のイベントがあり夜はそちらへ移動して夕食。

 

最終日

ランチ

Khaomao-Khaofang Imaginary Jungle / ข้าวเม่า-ข้าวฟ่าง ป่าในจินตนาการ
 

お客のリクエストでこちらで食事、、、チェックイン準備とかで忙しく外観写真のみ。。以前はタイのMae-sotにありましたがあちらを閉めてチェンマイに移転してきました。

味は普通。。。広々として店内でのんびりしたい方にお勧め。

また、空港に近いのでフライト前チェンマイ最後の食事に丁度いいですね。

 

チェンマイでは三泊四日しましたが、2度のナイトイベントの他は移動距離も長くない場所でのんびりしました。

年配グループなのでこんなもんですが、フットワークのいいグループならエレファントキャンプやドイ・インタノンなどにも足を延ばせますね。

 

次回は二度目のコムローイ

 

チェンマイのコムローイ祭り " Chiang Mai Sky Lanterns Festival 2023 " at Royal Chiang Mai

今回はチェンマイのコムローイ祭りに行ってきたお話。。

 

ちなみに自分はタイの旅行業界にいたので当時各会場には何度か足は運んでます。

ただ、メインはお客さんなので参加したとはいいがたい。。。

正直、あの針金の輪っかをまき散らす外国人向けの大イベントに違和感すら持ってましたが、、、商売となれば金の成る木なので頑張って働いてました。

 

そして2023年!、我が社のオーナーの依頼によりコムローイ祭りを案内することになりました。

塔の上のラプンツェル(2010)という映画を観て以来、行きたくて仕方のないイベントだったそうで5年前くらいから頻繁にリクエストを受けてました。

ようやく自分が同行する気になった時にはコロナに突入。。。

ここで約3シーズン待ちます。

 

事前準備

チェンマイには3泊4日滞在しました。

2日目の夜にこのイベントに参加したわけですがここの手配は代理店に丸投げ。

旅行業時代、主にスコータイからチェンマイエリアのお客さんをお願いしていたチェンマイのローカル旅行代理店。

ここのタイ人社長とは数々の修羅場を一緒に潜り抜けてきた仲間です。

コロナの三年間を耐え抜きようやく仕事が増えてきました。

本職が忙しすぎるため信用できる方に丸投げしてお金で解決(自分は払いません)。

そもそも個人でチケットのみ手配して自力で会場に行くのはなかなか困難です。

 

参加するのはこちらのイベント👇

VIPチケットは驚愕の THB 5,999p.p(自分は払わないけど。。。)

 

手配内容は

ガイド+車+VIPチケット

自分は添乗員みたいな立場。

心配なのはイベント会場が今年からあたらしくなっており初めてやることか、、、イベントの主催は変わらないので大丈夫だとおもうけどね。。

 

スケジュール

15:30 メーリムの山岳リゾート出発(チェンマイ市内から北へ50分)

16:20 ロイヤルチェンマイ到着

16:30~19:00 ゆっくりブッフェの夕食とロイクラトン(灯篭流し)

19:00 イベント席に移動しランタンフェスティバルスタート

21:00 終了後ホテルへ

 

Chiang Mai Sky Lanterns Festival 2023  at Royal Chiang Mai

予定通り出発して会場へ到着!

ここは本来ゴルフ場なので明るい時間はあまり風情がありません。

まずはのんびり食事しながら暗くなるのを待ちます。

食事はブッフェ形式、バンコクでいえばRatchadaのナイトマーケットの食事が食べ放題みたいなイメージ、席は自由でテーブルと座席があります。

ブッフェメニューはかなり豊富!

タイ北部料理、イサーン料理、ケーキ、ドリンク、麺類などなど。。。

このイベントは仏教行事ではありませんがアルコールはNG!

 

薄暗くなるとタイ伝統舞踊、伝統音楽、ムエタイショーなどが始まります。。

 

我がグループはこのタイミングでクラトンを流しに行きます。

この儀式は正式には仏教儀式ではありません。

インドのディーワーリー(ヒンドゥー教)、日本の精霊流しとはちょっと意味合いが違いますね。

コムローイを用意してくれたのは今回のガイドさん Mr.Ton

最初は社長の娘をアサインしてくれてましたが、自分が一緒なので経験豊富なガイドさんは他のお客さんにアサインして、自分のガイドさんはこれから勉強をしていくガイドでいいと変えてもらいました。

しかしこのTonさんの人間性が素晴らしい!

経験が足りないため、すぐに答えられないことなどありますがすぐに調べるし、いつも程よい笑顔! 同行のタイ人オーナーが結構わがままでイラっとしてもおかしくない場面はあったんですがそんなそぶりは一切しませんでした。あたりまえといってはあたりまえなんですが、日本から参加したオーナーが彼の人間性に絶賛してました。

 

19:00近くなりましたのでイベント会場へ移動!

すでに椅子の側にはコムロイが2個/人セッティングしてあります。

席に案内されるとガイドは離れますので司会者の話をよく聞いてイベントに参加、言語はタイ語・英語・日本語です。

 

タイ伝統舞踊

 

ムエタイダンス

 

一通り終了したところでお坊さんがステージに座りお経を唱えます。

このお経が9分間続きます。

ここで残念なのが司会者の言葉はお経が9分間行われます(我慢してくださいみたいに聞こえたこと)

本来この行事はコムローイを飛ばす事だけが重要なのではない!

天界にいるとされるお釈迦様への感謝を表す。その一部がコムローイ飛ばしであってお坊さんも重要なのです。

コムローイを含むロイクラトン祭りは豊作・収穫への感謝が込められてます。

十数年前から日本人の旅行会社によってコムローイ飛ばしが大きくフォーカスされ、それまでに長い時間唱えられていたお経の時間がカットされていきました。

ビジネスと割り切ってそれはいいのですが、せめて司会者がこのイベントの意味を説明しなぜお坊さんが登場しているのかを手短に説明してもいいのではないか?と思います。

参加者はコムローイ飛ばしのアクティビティを楽しみに来ている方が大半ですが、その意味を伝えてあげるともっといんじゃないのかな。。。

 

ということでコムローイのお時間。。。

女房は昨年プレーのバン・ピンで買ったランナー模様の衣装を着用

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一人2個、司会者のカウントダウンにより一斉にあげます。

写真や動画をとりたい方は交代で撮るしかないですね。。

 

今回は席数3,000+コネで入ったお客。単純に一斉に3,000+のコムローイが宙に舞うことになります。

 

初めての方は間違いなくアメージングな気分にさせてくれるでしょうね。

とにかく邪魔だったのが宙を照らすブルーのサーチライト、これがちらつくため見栄えを落とします。

 

一人2つしかないコムローイですから大事に飛ばしましょうね。。

毎年起こってしまうコムローイの外壁に引火させてしまう事件。。。

女房を一つを引火させてパニックになってました。

 

これらの景色だけ見ると素晴らしいイベントだと思います。

でもこの6,000+のコムローイの残骸(輪型をつくる針金)がどこかへ落ちるのです。

イベントに参加しておいてこんなこと言うのは野暮ですが、旅行屋時代から感じていた違和感です。

もちろん年々この件では主催側も対応策を講じてます。

主だったところで今年の場合、落ちたコムローイの残骸を持ち込むとTHB 5/ pcsが換金されます。

一生懸命空き缶やペットボトルを集めている方は多くいますし、THB5とそこそこ高額なのでかなりの人数が残骸集めをしてくれますね。

そう考えるとべらぼうに高い入場料も払うべきでしょう。

 

コムローイを飛ばし終わったところでこのイベントは終了。

帰りの車乗り場はごった返してますのでのんびりガイドと車を待ちましょうね。。

せっかくいい気分でイベント参加したのにピックアップが遅い、なぜあっちは来たのにこっちは遅い!

なんて文句を言ってる人がけっこういました。

これだけのイベントなのでそこは諦めて気持ちよく帰ってくださいね。

 

次回はチェンマイで別のお話。。

 

JRダイナミックレールパック(田沢湖コース)はとってもリーズナブル

今回秋田に新幹線で帰郷したのですが、駅の窓口でチケットを購入する際にどこかで一泊するならこのパッケージを利用するとお得である!と勧められました。

【JRダイナミックレールパック】

www.jre-travel.com

行先によって異なる部分もあると思いますが、秋田の場合

往復の新幹線代(指定)

宿代

が含まれます。

一見たいしたもんじゃなさそうな気もしますが、別けて計算していくとなかなかお得なのです。

今回のケース

片道 16,520円×2

乳頭温泉鶴の湯一泊二食  12,000円くらい

合計は約 45,000円

これがダイナミックレールパックで購入すると。。。。

なんと!

31,600円!!!

 

窓口で勧められた時は怪しいと思わないまでも保留したのですが、、、改めて料金確認するとやたらと安いのでネットで購入しました。

自分の場合は早割など使えなかったので正規料金との比較になりますが往復の新幹線代より一泊したほうが安くなりました。

 

そして出発当日

メールに書いてある通り発券機を使うもうまく券がでてこない。。

 

忙しい駅員さんを呼出して何とか発券してもらいました。

 

今は携帯だけで新幹線にも乗れてしまうそうですが、自分のようなオールドタイプは切符を持っている方が安心なんですよね。。。

 

他に割引などを使える方はこれがお得なのかわかりませんが、自分の様に年に一回しか日本旅行をしない場合は十分お得!

こんなレールパックですが安いなりにいくつかのルールもあります。

 

今回自分がこのルールにひっかかって変更できなかった部分がありますので参考まで。。。

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レールパックを使って泊まった『鶴の湯』から田沢湖まで降りてくるとなかなかの雨模様。。

久しぶりの田沢湖なので少しのんびりしてから新幹線に乗ろうと思い、バス到着から新幹線まで5時間くらい余裕を持ってました。

しかしこの天気、早く引き上げて登山装備を片付けた方がいいかな?と窓口で新幹線の時間を繰り上げられないか?と確認。

『それなら新しく切符を買って、レールパックで予約した券は破棄だねえ。。』

これが購入時のルールなのだからあたりまえ、、、しかしこの雨模様も手伝ってやたらと冷たい言い方しやがるな!とひねくれた思考に入りそうになりました。

 

ここは頭を冷やし前向きにこの5時間の使い方を考えるのです。

といっても車のない自分にできることはあまりないので田沢湖周遊行ってきます!

駅に隣接している田沢湖観光情報センターでチケット購入。

この周遊バスのいいところは⑰たつこ像と②御座石神社で10~20分停車してくれるのです。記念写真を撮るくらいの時間はあるのでざっくり観光したい方にはいいですね。

カウンターには奇跡の魚 『国鱒』

若いころに田沢湖の国鱒発見者に懸賞金がかかりました。

もちろん金がなかったので安易に釣り糸に針をつけ、餌はよっちゃんイカで友人と田沢湖に通ったのを思い出します。

 

駅前のそば五郎で昼食を食べ

 

田沢湖一周観光へ出発!

途中で雨も上がり青空もでてきましたが、昨日までいた駒ケ岳方面は雨雲の中。。。

カナダからの二人はこの日乳頭山に登ると言ってましたが本当に行ったのだろうか?

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ほどなくしてコースの目玉である『たつこ像』に到着

どこからでてきたのか結構な人だかりです。

ほぼ中国からの方。。

 

そして御座石

 

みなさん写真を沢山とってましたが、天気がもう一つで残念でしたね。。

 

寄り道する箇所はこの2か所ですが、バスはゆっくり1時間半かけて回ってくれますのでのんびり観光できます。

周遊バスは右回り/左回り共通なので他に寄りたいとこがあったら時間を確認しながら回るといいですね。

 

こんな感じで田沢湖駅に戻ってくると新幹線の時間になってました。

 

最近外国人向けのJRレイルウェイパスが大幅に値上げがあったので(これは海外長期在住の日本人も購入可能)目的によってはこのダイナミックレールパックもありですね。

自分はレイルウェイパスが必要になるほど乗りませんのでダイナミックレールパックの方が便がよさそうです。

唯一物足りない!と思ったところはパックで使える宿泊施設がまだまだ少ない点ですね。。

次回の日本旅行で狙っている水戸~那珂湊や松之山温泉が充実してないんですよね。。

この辺の選択肢が増えてきたらもっと使いやすくなると思いますので来年に期待しましょう!

 

 

世界的に有名?秋田の温泉!乳頭温泉『鶴の湯』宿泊

駒ケ岳八合目からのバス。。。

乗客は全員雨でずぶ濡れ。。。

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それでもバスを降りればほとんどの人が自家用車に乗り換えて好きなお風呂にいくでしょう。。

避難小屋で意気投合した自分とカナダの旅行者2名の計3名。

アルパこまくさで鶴の湯の送迎バスを待ちます。

自分は宿泊各なので問答無用で乗せてもらえますが、日帰り入浴の2名はどうなんだろう?

地元だし利用客が少なく事情を話せば恐らく乗せてくれるでしょう。。

 

待つこと10分。。。

鶴の湯のバスがやってきました。。

まず自分が乗り込み運転手さんに事情を話したところ日帰りの方も乗り込みOKとの事でした。。

田沢湖駅からのバスの到着を待って出発。

乗客は我々3名と中国のカップル2名(この方々も日帰り入浴)。

約20分ほどで鶴の湯に到着!

乳頭温泉『鶴の湯』

 

泊りの方も日帰りの方もまずは事務所で受付をします。

外国のお客さんがかなり多いので必要最低限の英語対応は可能。

自分は別に宿泊案内をされましたが、事務的な内容ではありましたが手抜きなくとっても丁寧に説明してくれました。

 

お風呂案内

 

ひとまずカナダの2名とはここでお別れ、、間に合えばあとから露天風呂で合流!

 

まずはお部屋

三号館の二階

 

60番のお部屋でした。。

JRのパックなので一番安い六畳一間のお部屋でした。。(画像取り忘れ)

湯治用の部屋なので間取りは大きくないですが温泉入りに来たんで十分のお部屋!

部屋に対して暖房がおおきいのでかなり効きがよかったです。

 

部屋で濡れた服を干して、荷物を整えたら温泉へ!

温泉は日帰り客が入れる別棟の温泉、中の湯・白湯(混浴露天含)・黒湯と宿泊客専用で東本陣にある温泉があります。

日帰り温泉の受付は午後3時まで、混浴露天はその時間帯はほぼイモ洗い状態。。。

それでもここに入るのが目的で来ている方が多いので入れ替わり立ち替わりで常に混雑してました。

カナダの二人組の姿もありましたが、露天は日帰り客が帰った後にのんびり入ろうと思い、まずは内湯の白湯に入ります。

右が白湯で左が黒湯。

湯舟はどちらも同じくらいのサイズで3~4人くらいは入れます。

今回、宿泊客専用の温泉には入らなかったのですが、ここの白湯が一番よかったですね。

白湯を15分くらい堪能したところ、混浴露天風呂が空いて来たので移動します。

カナダ人はまだ入ってました。。。

聞くところによると鶴の湯の混浴露天はカナダの日本好きには有名だそう、今回の旅行では必須の観光地だったそうです。

彼らの出身地はモントリオールでフランス語圏。当然フランスの雑誌なんかもよく見られているようで、フランスの有名な旅行雑誌でここが紹介されていたのを見たそうです。

いつの間にか日本で有名になっていて海外人気もでてきました。

子供の頃に数回来た記憶はありますが、泊りに来るのは初めて。

流石に人が多すぎて温泉旅館というよりは、人気の観光地に来た間隔です。

見たところ他には中国・東南アジアからの旅行者が多かったですね。

 

更に30分ほど入ってから三人で一緒にあがりました。

まだ小雨が降ってますが彼らは蟹場温泉まで50分くらいのハイキングルートを歩いて行きました。。。

風呂上りになかなかできない事ですが、温泉周回バスまでの時間もあり彼らにとってはこれもアクティビティの一つなんでしょうね。。

 

さて、一人になったら雨脚も強くなってきたので室内で夕食時間までのんびりします。

ここは昼食の食べれる食堂兼、談話室みたいなもんか。。。

夕方まではけっこう人が多かったようですが、夜・朝イチは誰も来ませんでした。

 

夕食開場はココ

リーズナブルな部屋はこの『本陣六・七』を使います。

満室で入りきらない場合は時間調整をして入れ替えて使うみたいです。

 

山の幸満載!

現在はお品書きはなく料理を出すときに都度説明してくれます。

自分はその日の料理がなにか全くわからない方が好きなのでいいんですが、「あれは美味しかったけどいったい何だったのか?」となる事も多い。。

 

こういうのは見栄えだよね~

 

どれも美味しかったんですが、岩魚の刺身(画像左)がよかった!

 

自分が申し込んだプランは地酒が1本無料で料理の内容も豪華になっているそうです。

 

食後はもう一度温泉に入って(流石に混浴はガラガラでした)、温泉地にあれば必ず飲む『不二家ネクター』で締めます!

 

翌朝。。。ちょっと紅葉が進んだか。。。

 

朝食会場は昨晩と一緒

やっぱり品数が多いよね。。甘露煮と梅干が美味しかった。。

この食事場所は他の宿泊者と食べる位置が近いのでまず会話をすることになります。

自分にとってはなかなかこういった機会がないので人生の先輩方からいろいろな話を聞けて面白かったです。

また、給仕をしてくれる親父さんはこてこてまでいきませんが秋田弁で話します。

その返しで秋田の言葉が自分も出てしまうと

『おっ!あんた秋田の人かい?』

となる、今はタイに住んでいることを説明すると、タイはいったことないんですがタイの事もいろいろ知ってるんですよね。

また、お客さん同士の会話の中で『親父さんはコテコテの秋田弁』と話されてますが、自分からするとかなり気を使って(東京の人にもわかりやすい)話されてます。

まともに方言使われたらこの年代の方の言葉は自分でも全部はわかりません。


さて、やる事済んだところで荷物をまとめて辺りを散策。。。

 

後10日くらいするとこの辺りの紅葉は最高潮になるでしょう!

 

紅葉、楓、水、古民家、山 なんかが揃っちゃうとやぱぱり風情がありますね~


送迎バスの時間になりましたので出発。。

行きと同じように『アルパこまくさ』まで車で送ってもらい路線バスに乗り換えて田沢湖まで下ります。。。

紅葉ピーク!八合目から秋田駒ケ岳周遊

前日に下見をバッチリしておいたので心配はありませんが、やはり薄暗い中あの野道が怖いな~なんて思いながら朝を迎えます。

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05:30起床し

テルモスに飲み物を用意。

こんな時もIHキッチンは便利です。。。

この『しょうが&ゆず』が美味い!

濃い目で作るのがいい!

500mlのポットに4スティック入れちゃいました。

 

よかった、、、6時半になるとそれなりに明るい。。

昨日見に来たパインテール前のバス停で八合目行きバスを待ちます。

田沢湖駅からのバスは一度アルプこまくさ(自家用車の方はここに車を停める)まで登っります。自家用車のお客を乗せ再度このバス停を通過して八合目に上がっていくのです。

高原温泉から約25分で八合目に到着。

天気は曇り、やっぱりどこかで降りそうですな。。。

 

シャトルバスの運行も今週でシーズン終了らしく登山客も多くありません。

みなさん天気を気にしており足早にスタートしていきます。

コースは比較的楽ちんなのでのんびり景色を楽しみながら行きます。

 

5分ほど登ったところからの八合目

中を歩くとパラパラとしか見えない色づいた葉も少し離れるだけで見栄えが変わりますね。

 

30分も歩けば片倉岳に到着

まだ登り始めみたいなもんですがここからの景色もなかなかいいです。

 

遠くの頂きは岩手山

 

八合目へのバス道路駒ケ岳線のうねりがよくわかります

 

片倉岳からはしばらく緩やかで気持ちのいい山道

正面に見えるのは男岳

 

背後に見え始めたのは恐らく太平山でしょう。

 

本来なら気持ちのいい木道エリアなんですが、天気がいまいちなので見栄えが悪いですね。

 

阿弥陀池

木道で囲まれた池で現在避難小屋が改修中

 

緩やかに見えるお饅頭型の男女岳

20分くらいで登れるんですが、これがなかなかきつかった。。。

自分以外にも辛そうにしている方がいたので登山道につけられている木のステップ辺りが理由かもしれません。。

 

男女岳<1,637m>

山頂は風が強烈!

 

これから向かう男岳の奥に田沢湖

 

岩手山方面の山々

 

山頂滞在は5分ほどにしてさっさと降りてきちゃいます。

阿弥陀池の分岐まで来たら次に向かうは男岳


横岳との分岐まで登ると " ムーミン谷 " が見えてきます。

左のお釜は小岳、右の高い山は女岳、女岳山頂直下には冷たく強い風があたっているのか?霧が流れているように見えます。

 

男岳の登りは冷たい風が吹きっぱなしで脇の植物は秋から冬の様相

 

男岳<1,623m>

山頂の北側は強風! 南側に腰かけて少し休憩します。

こんなときテルモスは強い味方です。

 

眼下には田沢湖と田沢湖スキー場

幼少期に足繁く通った田沢湖スキー場。

経営難で閉鎖されるスキー場が増えていく中頑張って経営を続けているようで励みになりますね。

 

水沢方面の紅葉もなかなか見事

 

この頂上は流石に寒いので早々に退散!

分岐まで戻ってムーミン谷に向かいます。

横岳へのルートってなかなかきつそうなんですね?

 

今回はパスする女岳

風がいっそう強いのか?冷たいのか?白い筋が伸びて流れも速くなってきた。

 

自分はいつも「ここは女房にも歩けるか?」ということを念頭において山歩きをしてます。明らかに長いルートや角度のある岩歩きは論外ですが、今回のルートでは分岐からムーミン谷の下りが少しネックになりそう。。

ここにくることがあったら逆ルート(ムーミン谷から男岳へ登る)がいいかもしれない。。

 

ムーミン谷

馬場ノ小路、ムーミン谷は通称。

30年くらい前に学生レンジャーさんが付けたらしいですが、地元にいながらムーミン谷と言われていたことは知らなかった。。。

初夏の花の時期にでも来てそのような名をつけたんですかね。。

 

夏は高山植物、秋はそこそこの紅葉が楽しめます。

 

横岳と小岳の間約1kmの長さで木道が整備されてます。

繁忙期にはすれ違いも大変そうですが、この日はガラガラで歩きやすい。。

しかし、そろそろ雨の予感。。。

 

小岳の紅葉

 

あ~降るなこりゃあ、そろそろくるね。。

 

ムーミン谷から大焼砂にあがるあたりから右手に国見温泉へと続く横長根が見え始める。。

 

この尾根の沿いの紅葉が今回のベスト!

腕の悪さが手伝って画像では伝わりませんが、圧巻の紅葉美!

 

この尾根沿い歩きいいよね~

車があれば国見温泉からのピストンで十分楽しめます。

 

ここまでくると田沢湖も大きい

 

横長根、、やっぱりいいねえー

 

たっぷり紅葉を楽しんだ後は大焼砂のキツイ登りを登って横岳へ。。。

ここまでくると雨も強くなってきたので携帯・カメラはしまって雨合羽を着用。

予想より1時間早く本降りになってしまいました。。

 

横岳からは焼盛経由で八合目へノンストップで下りました。。

 

八合目の避難小屋はバス待ち兼雨宿りの登山者で賑わってました。

登山中に挨拶を交わした方とも顔を合わせ、自分はカナダから来た二人組の登山者と同席になったのでいろいろ話を聞かせてもらいました。

 

お二人は現在3週間の休暇をとって日本を旅行中!

温泉大好きで現在乳頭温泉(蟹場温泉)に連泊中だそうな。。

この後は宿に戻るだけなのだが、できれば有名な鶴の湯の露天風呂に行ってみたいと、、、それならこのまま一緒に行こうか?となりました。

鶴の湯の運転手さんとは昨日話をしているのでアルパこまくさに送迎車が来ることは確認済。日帰り入浴の方も乗せてくれるかもしれないので話をしてみましょう。。

 

途中で天気が崩れたのは残念でしたが、歩く時間も丁度良くいいトレッキングになりました。

行程

7:40駒ケ岳八合目

8:05片倉岳

8:40阿弥陀池⇔9:00<男女岳>

9:40男岳

10:30ムーミン谷

11:30横岳⇒焼森

12:30駒ケ岳八合目

合計4時間50分

もう少しのんびり歩きたかったですが、雨がありましたので仕方ないですね。。

 

今晩は乳頭温泉に泊まります。。

 

秋田帰省、田沢湖高原温泉で寄り道。一風変わった宿『宿 小町や』宿泊

第二弾の仕事が片付いたので秋田へ向かいます。

事前に予定がわからなかったので前日JRの『みどりの窓口』で新幹線の乗車券を申し込む。

その際窓口で『ご旅行ですか?』と聞かれたので「里帰り兼旅行です」と答えたらお得なパッケージがあるとおススメされ言われるがままにソレを購入(この件は別途紹介します)

東京駅発10:20 【こまち17号】

帰省先はさらに先ですが、田沢湖で降りて少し遊んでいきます。

小さいころ東京との往復と言いますと夜行列車か奥羽本線を走る特急で8-9時間位かけてました。今は新幹線で3時間だって。。。新幹線代は高いけど限られた日本滞在時間なのでお金で時間を買います。

 

やはり駅弁は必須でしょう!

決め手がない場合は迷わず『幕の内』

東京では各地の弁当が買えますが、東京発以外の弁当を買おうとは思わないんですよね。。。東京でダルマ弁当や牛タン弁当を購入は個人的にはNG。

 

筑波山

1,000mに満たないのにこの存在感が凄い!

 

13:11予定通り田沢湖駅到着!

明日の登山に供えて田沢湖高原温泉に前乗りしますが、宿が素泊まりの為駅周辺を散策しながら食料を調達します。

 

田沢湖駅ってほとんど来たことないんですよね。。

田沢湖は田舎から車で1時間くらいで来れるのでいつも車で直接田沢湖やスキー場に向かってました。

元々繁盛しているような駅前ではないのですが、個人営業らしき店舗は今でも頑張ってます。

スポーツ店に居酒屋

旅館に自転車屋と畳屋

 

そして見つけたのがコチラのスーパー

田舎からしたら何でもそろうといっていいでしょう。

こちらで今夜の食事と明日の行動食を購入しました。

 

これは町内会の集まるような場所だろうか?

 

バスの時間が近づいてきたので駅に戻ってきました。

 

田沢湖高原温泉へは乳頭温泉行か駒ケ岳八合目行のバスに乗り約30分

 

高原温泉の一つ手前の保養所団地前で下車。

こんなところで降りる人はおらず、バス停名だけ耳にして「こんなところに保養所があるのね~どこの人(会社)かしら?」なんてひそひそ声が聞こえてきます。

 

何も無さそうな怪しい感じの方向に案内が出てるので恐る恐る入って行きます。

 

この時間はまだ熊さんも出てこないよな?と思いながら進み、建物を見てホッとする。。

 

しかし既に廃業

 

次に見える建物、、、恐らく今宵の宿はここでしょう。

 

【宿 小町や】

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こちらの宿、秋田市出身の書家さんがオーナー

宿泊業としてはなかなか厳しい立地ですが書を書くには実に適した環境だそうです。

この建物は元々学生寮だったそうです。

山百合

オーナーおひとりで営業をされているので全てセルフサービスですが、全体的に掃除が丁寧にされており凄く清潔感のある宿です。

部屋からの眺めが気持ちいい

 

荷物を置いたら早速明日のバス乗り場の確認も含めて散歩に出ます。

舗装はされているもこの野道みたいなところから出てきます。

オーナーさんの話ではこの通りに入るとゴミ捨て場に電球が一つあるだけで他に電灯はないそうです。

 

野道から開けたところに出るとそこは大駐車場。

田沢湖高原のバス停はここにあり駒ケ岳行きのバスもここに泊まります。

"テ"が欠けてますがSHOPパインテールが目印

 

田沢高原ホテル

なかなか古い建物ですが温泉がよさそう。

 

田沢湖高原温泉、唯一の夜(19:00まで)営業している食堂。

民宿みどり荘兼ジンギスカン食堂

気にはなりましたが食べられるか不安だったので買ってきちゃいました。

暗くなってからあの野道を歩く勇気はなく、食堂も『肉がない』のに営業しているときもあるのでジンギスカンが食べられないこともあるそうです。

 

この辺りから見る秋田駒ケ岳

この日はサイコーでしたね。。。明日は午後から崩れるような事言ってます。。。

 

アルプこまくさに上がってくると田沢湖も見えます。

 

丁度、駒ケ岳八合目から降りてきたバスが来てました。

登山バスはここが始発。

 

バスに合わせて乳頭温泉の送迎バスが来ていたので運転手さんと暫く話し込みます。

地元の方なのでなかなか方言が強い。

流石に自分はわかりますが、東京や西日本からきた方は半分も理解できんだろうな。。。などと話していたら地元の人以外の時はけっこう気を使って(標準語に近づけて)話しているそうです。

 

アルプこまくさから戻る際に10名くらいの団体さんが大きな声出しながら登ってくる。。

『お~この上に旅館があるの?温泉入れる?』なんて言いながら登ってきたので「上には日帰り温泉施設だけで宿はない、日帰り温泉もこの時間は終了してますよ!」

と伝えようと近寄ったところで巨大なTVカメラみたいなものとハンディカメラが目に入る。。どうもこれはTVの撮影っぽいので近寄ってはいけない!とさりげなくフェードアウトしたのですが確実にフレームに入ってしまいました。

皆さんと顔を会わせましたが、タレントらしき方の顔を見ても誰だかわからない。。。

流石に日本を出て20年近く経っており、日本滞在時もTVはBSスポーツくらいで普通の番組はほとんど見てない、なので有名な方でもわからない可能性は高いですね。

 

あとで宿のオーナーさんに聞いたところ2~3人のタレントさんが温泉に入って温泉タオルを集める番組だそうです。

 

さて暗くなる前に恐怖の野道を通過しちゃいましょう。

唯一の電球が既についてます。

 

宿に戻ったところでまずは温泉

この日は自分の他に外国のカップル1組だけだそうでほぼ貸切状態でした。

こじんまりとした湯舟(2名が限界)ですが適温でいい湯でした。

 

お風呂の後は食堂で買いだしてきたものをいただきます。

 

さすが書家の宿!

迫力ある書に食堂の雰囲気が増します!

 

キッチン

学生寮だったときの設備が一部残っているのでしょう。

食材さえ用意すれば何でもできます。

 

楽しみに買ったおいた

刺し盛り、秋田の地酒『秀よし』、キリンラガー

 

最後は、尾瀬で使い切らなかった食材をいただきます。

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なんと人生初のIHコンロ使用

 

米だけは持参してきた道具で炊きます。

 

書家の書を眺めながらのカレー

悪くないですよね。

 

食後は再度風呂に入り、明日に備えてさっさと寝ました。。

部屋も快適で何から何まで満足の宿でした!

電気のないの道は暗くなると怖いですが、駒ケ岳の前泊宿としては最高の場所です。

これだけ調理設備が整って、オーナーさんも必要最低限の案内ですが、聞けばなんでも教えてくれ話も面白い。

希望者には書道体験コースもあるので連泊して楽しむこともできますね。

www.yadokomachiya.com

 

~明日は秋田駒ケ岳に登ります~

南魚沼市五日町駅前を歩く!

水上から電車にのって30分。。。

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到着しました五日町

1年半振りです。

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象徴的な駅裏セメントターミナル

これから世話になる友人の親父さんは長いことここで働いていました。

 

初めてここを訪れたのは30年近くまえですがたいして変わっていないような気が・・・

 

柿が見事。

最近たべてないな~


駅から徒歩5分、、、友人宅に到着。

この家の主ですが、自分が10代の頃から一緒に滑っていたスキー仲間。

お互いケガをして競技ができなくなりましたが山スキーなどを楽しんでました。

この家はほぼ自宅同然に利用しており、本人が居なくてもフラッと寄り、友人の両親と一緒に飯食って2,3泊泊まったりしてました。

そんな五日町の友人宅は昨年久しぶりに訪れたのを機にまた来てしまいました。

 

友人宅から見える雲に覆われた八海山

 

久しぶりに再会したところで友人とその女房と共に地元で繁盛しているというラーメン屋へ

maps.app.goo.gl

 

普段ラーメンはほとんど食べないので良し悪しはわかりませんが、にんにくをたっぷりトッピングするとなかなかおいしかったです。

流石地元といいますか、、、平日の昼時に食べていると旦那か奥さんどちらかの顔見知りが続々と現れてました。

 

帰りに寄った六日町のスーパーで。。

ドラゴンフルーツ1個が衝撃の金額!!

一袋の価格ですが1つしか入ってません!

流石に計算しちゃいます。。。321円ってことは約THB 80ですよね?

我が家が普段買う市場のドラゴンフルーツは年によりますがTHB 40-THB60(160円-240円)。しかもこの料金1つではなくて1Kg当たりの価格です。この大きさで1kgだと3.5-4個になります。

そうするとタイではドラゴンフルーツ1個 40-69円になります。

ドラゴンフルーツに限らずですが日本は野菜・果物が高騰していた大変だと言ってました。

特に今はトマトが高くてしかたないそう。。

 

その後は上の原高原温泉でひとっ風呂入って夜の宴会に備えます。

 

夜はいつものメンバーがいつもの店で集まってくれました。

上から下までの年齢差は20歳くらいありますがアホな話で夜遅くまで盛り上がります。

皆明日は仕事なのにありがたいことです。。。

 

翌朝

久しぶりに五日町を散歩してみます。

といってもどこを歩いても風景はたいして変わらない。。。

八海山

 

田んぼの横にある立派な住宅

 

五日町スキー場跡

町営だったかな?

小さいスキー場で頑張ってましたが昨年でクローズしてしまい、現在はグリーンシーズンのキャンプ場だけ営業しているそうです。

因みにこのスキー場の向こう側に新幹線が通ってます。

在来線は自分が経っている場所より後ろ。

 

我が故郷もそうですが田舎村にはよく見かける小さい水路。

 

この先は十字峡、右側は巻機山、左側は八海山、十字峡を詰めた先は平ヶ岳になります。

 

国道17号線

 

綺麗に刈り取られた田んぼ、これから冬に入っていきますね。

 

さて五日町中心の駅前まえ戻ってきました。

 

この辺が商店街ですが開いている店はほとんどありません。

 

我々の宴会会場

【あのそー俺そー】

店主のマサキさんですが、毎年家が冬を越せるのか心配だそう。。雪の重さに耐えられるのか。。。確かに裏なんかはガタガタで中もなかなかいたんでます。

ですが雰囲気がよくて居心地がいい店なんですね。

まず外からお客が来るなんてことはありませんが、万が一五日町に来る方はおすすめのお店です。

 

友人夫婦の話では以前は診療所

との事ですが、印刷所とかいてあるような。。。

しかし二人の記憶が一致しているので印刷所の看板しょって診療所をやってたのかな?

 

放置しておくには持ったない建物。

これで五日町滞在はおしまい。。

この友人は今付き合いのある一番古い人物なので、次回は流石に女房連れてこなくてはいけませんね。

 

最後は越後湯沢駅に送ってもらいますが、その前にちょっと寄り道。

どうしても紹介しておきたい変なのがいる!とのことで寄ってきました。

 

湯沢から苗場に行く途中でgaiAというカフェをしている夫婦。

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ここのご主人はまだここを始める前に友人と一緒に働いていたそう。。。

Facebookもやっており中を見ていると夫婦でなかなか面白いことをやっていることがわかります。

タイミングが悪くカフェの営業は前日で終了。

これから今の立地は国道を作るために移動をしなくてはなりません。

1年くらいかけて少し奥にカフェを移設してさらに山奥に屋外ライブなんかができるような遊び場を作るそうです。

来年来た時にはそこそこ出来上がってるかな?

とにかく若くてとても魅力的なご夫婦でした。

 

さて、それでは仕事の為東京へ移動します!

お土産を配りきったのでスカスカのバックパックが軽い!

泊ってビックリ!スタッフもお客さんも?外国人ばかり!水上温泉の宿『MICASA』に宿泊。

雨に打たれまくった尾瀬を後に一路水上温泉へ!

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急遽決めた水上泊。

立ち寄りはしてますが宿泊となるとかなり前の話です。

幼少期のスキーブームなどから比べるとかなりの廃れ具合だと聞いてはいましたが、想像以上でした。

 

夕方駅に着いたところで観光案内所で宿の場所を確認。

駅から歩くと20分くらい、荷物かついでこの雨の中歩きたくないな~と思いながらMICASAのパンフレット見ていたら " 駅まで送迎します "と記載有

これはすかさず聞いてみないといけません!

日本で通話ができる携帯電話を持ってないので公衆電話がないか案内所の人に聞いたところ、『(いまどき)そんなものはない!』

確かにタイでも見かけなくなったな~

それでも案内所のスタッフさん、『ここで使ってる携帯でかけてください!』と電話を貸してくれます。

そしてMICASAに連絡入れたところ、会話は上手なんだけど明らかにアジア圏のアクセント。。。

前に泊まった湯檜曽温泉でもベトナムの方なんかいたから最近はどこでもいるのかな~。

「駅まで迎えに来てくれないか?」と聞いたところ15分くらいでピックアップに来てくれるとの事。

 

待合室で待っていると来てくれたのはニュージーランド人のスタッフでした。

この方も日本語が上手で将来は翻訳家になるのだという。。。

 

駅から車で5分。。。。

【MICASA】

水上温泉街の奥にある綺麗な宿。

チェックインを対応してくれた女性は電話対応してくれた方、ミャンマーの方だそうです。

 

ここ前はなんだったんだろう?

古い建物をリノベーションしたようですけど、縁側の仕上がりは悪い。。

窓の建てつけは悪く、網戸は外れてます。ベランダは使わなければいいだけですが荒れている。。。

間取りは十分

老神温泉に入ってきたとはいえやはりすぐに入りたくなる温泉。

 

この時間は他にお客いませんでした。

のんびり入れました。 

内湯は適温、露天ちょっと熱い。

たいていの温泉好きの方にすると内湯は温すぎると思いますが慣れていない自分には丁度いいです。露天はちょっと熱すぎて足しかつかれなかった。。。

 

風呂上りはもちろん!

温泉街散策。。。

ほぼ死んでいる。。。

 

かな~り前に泊まったことのある米屋旅館は健在!

 

死んでいる温泉街のなかにはこんな新しい施設も。。

 

焼き肉屋、居酒屋(ここはなかなか繁盛していた)

温泉街を散策していて明らかに旅行者と見えるグループとは3~4組しかすれ違いませんでしたが全て外国人グループ。

 

結局、食べられればどこでもいい!と考え、MICASA・観光案内所で一押しされたピザ屋さんへ

【ラ・ビエール / La Bier】

綺麗なお店ですが創業10年以上たっていると伺いました。

なんでわざわざ温泉まできてピザ?となりますが、選択肢が少ない。

また女房がチーズを食べられないので普段ピザを食べることははほとんどありません、ピザが特別好きなわけでもないけどワインを飲みたいな~と思って入ったのです。

 

ハートランドビールとサラダ

 

グリルソーセージ

 

ハーフ(ジェノベーゼ)&ハーフ(菜園風野菜のピッツァ)

サラダ、ソーセージ、ピッツァ(一部メニューは除く)はお一人様用のハーフサイズがあるので有難い!

 

皆さんおすすめするだけのことはあります、ピッツァはかなりおいしい!

ピッツァ食べている途中で気が付いたのですが、ワイン目当てで入ったのにワインを飲んでいなかった、、、実はそんなに飲みたいわけではなかったのか。。。

一応一番安いハウスワインの赤をグラスでいただきました。

 

そこそこの量はありましたが、昨晩は山でほぼ食事はとらず飲んでいただけ、昼も蕎麦だったのでまだ入ります。

 

【お食事処 雪松】

軽く食べられる食堂を見つけたので入店。

 

かなり高齢のおばあちゃんが注文をとりに来てくれ

はっきりと『ラーメン下さい!』と2回伝えます。

 

約15分後出てきたのがこちら!

ナマチュウ

 

ラーメン、、、ナマチュウ。。。

似てなくもない。。。

ピッツァ屋で飲んでなければいただくところですが、この状態でこの生を飲める自信がないので「ナマチュウじゃなくてラーメンね!」

と伝えると、、、娘さんらしき方が出てきて『あら!?聞きまがえたのね!』

これを聞いていた近くのテーブルの奥さんが、それならコッチでもらうわ!と申し出るもご主人は両手でもう飲ますな!とばかりに手で×印

 

それならこっちでいただきますか。。。

でもラーメンもくださいね。

完食しましたが、あまり好みの味ではなかったな。。。

 

そこそこ繁盛しており常連さんには居心地がよさそうでしたが、ピッツァ食べてそのまま帰っておけばよかったと思わさずにはいられない夜でした。。。

*翌日この話を友人にするとこのケース日本の場合はビール代はサービスだろう?と言ってましたが、普通はそんな事してくれのかね?しいて言えばビールのつまみに御新香でもないか?と聞きましたが『御新香?』と言われそのままほうっておかれました。

 

こんなことがあり腹はパンパン!それでもせっかくの温泉なので部屋で横にはならず再度温泉へ突入!

今回はオーストラリアとニュージーランド3名のグループと一緒になりました。

皆で露天の熱さが話題になり、「あそこで5分は入れたらあんたらも日本人だな!」なんて話すと、二人はチャレンジに!残った一人は自分には絶対にできないと内湯でのんびり。。。

露天に行った二人を見ると足先少しつけて5分くらい座り込んだだけで帰ってきました。

『なんて熱さだ!お前ら日本人はあそこに何分いられるのだ?』

「俺は足先10秒。。。」

『あんた本当に日本人?』

なんてどうでもいいやり取りの中、水上温泉初日の夜は終わっていくのでした。

 

翌朝

今日は電車で五日町まで移動。

水上発の上越線ですが本数がやたらと少ないのでタイミングを合わせないといけません。

 

朝食

こちらは宿でいただきます。

サービスをしてくれるのはバングラデシュの男性。

つい先日まで彼の母国に行っていたので話が弾む。。

この朝食はオーナーの義理のお母さん(日本人)が作っているそうでおいしかったです。因みにオーナーさんは日本人とコロンビア人のハーフ。最後にお会いしましたが関西弁を話すモデル風のいい男でした。

 

チェックインから15時間くらい経ってますが、まだ宿でスタッフもお客も日本人にあってません。

このまま日本人を見ずに終わるのかと思っていた食後のラウンジ、、、、パッと見日本人の女性が『おはようございます!』とあいさつをしてくれたので、ついに日本人にあってしまったと思ったら『私は香港人です、日本語はちょっとだけ。。。』

結局、水上駅に送っていただくまで宿では外国の方としか会いませんでした。

水上もいつの間にか国際色豊かになったんですね。

 

清潔感のある明るいロビー

 

食後は荷物を片付けチェックアウト。

昨日の雨で濡れたダウンはばっちり乾いてました。ダウンだけど1泊だけなので多少ぬれてもいいや!とシュラフカバーはもっていきませんでした。

もう20年くらい前のシュラフですが昨晩の氷点下の尾瀬でもぐっすり眠れました。

暑くて一度起きたくらい。



送迎者で水上駅に着くと昨日よりはよさげな天気。。。

天気によっては一ノ倉沢出合までハイキングとも思いましたが、やはり面倒になりそのまま電車に乗り込みます。

 

今晩は昔の仲間と大宴会になるので水上駅前で日本酒を一本買っていきます。

【永井酒造 谷川岳 季節限定 純米ひやおろし】


それでは五日町まで30分の汽車旅です。。。


次回、五日町を歩く

紅葉にはちょっと早かった尾瀬ヶ原、テント場で飲んだくれる。

日本が三連休だなんてことに気づかず予定してしまった尾瀬行き。

いろいろ予定を埋めていくとここが空いてしまったのです、当初は春に行けなかった一の沢から常念岳をプランニングしてましたが、稜線は寒そう、登りが辛そうなどテンションが下がり尾瀬ヶ原と至仏山に変更。

 

10日には友人と約束があるので逆算して7日の夜発で尾瀬1泊、老神か水上あたりの安宿に1泊としました。

 

7日夜

初めて使う『まいたび登山バス』

ほぼ同時刻に各方面にバスが出るため竹橋・毎日新聞旅行前はザックを担いだ登山者でごった返してました。

自分も似たような恰好をしているくせになにか場違いではないか?と思ってしまう。。

というのもザックの中50%くらいは友人達へのタイ土産。

行程上デポするとこがないのでいっそのこと尾瀬にもっていくことにしたのです。

 

初めての事なので勝手がわからずひたすら周りの人に聞きまくりなんとか乗車、隣に座った方は使い慣れているとの事でいろいろと教えてもらい助かりました。

眠れるのか心配でしたが意外と足元が広くて快適でしたね!

 

途中の会津駒ケ岳登山口で8割方降りていき、終点の御池まで乗っていたのは一部でした。

05:30到着

出発準備をのんびりしていたら一緒に来た皆さんは誰もいない。

歩くの遅いくせにげっぱで出発。

しかしいいんです! 今日は裏燧林道⇒三条の滝⇒見晴らし⇒尾瀬ヶ原⇒山の鼻とのんびりな行程。

日帰りの方が多かったので皆さん急いでいきましたが、中には乗ってきたバスに

『帰りも乗るので大きな荷物置いていきますね!』

と言って出て行こうとする方がいました。

観光バスと勘違いしているようですね。。

 

御池駐車場周辺はなかなかいい感じ、期待してなかったけど期待できるかも。。。

 

多くの方が燧ケ岳を直登していったのでこちは実に静か。。。

登山口から御池田代にはいると防護柵があります。

 

後で聞いたら、前夜は今シーズン初の氷点下で山の上は雪でした。。

 

御池田代

 

姫田代

ここにくると燧ケ岳の頭が見え白くなっているのがわかります。

山頂は最大40cmの雪が積もったそうな。。。

 

いや~10月初めの連休だけど、人がほとんどいない。。

燧ケ岳に行った人は大丈夫なんだろうか?装備がなくても大丈夫だと思うけど日中の気温が上がらないとちょっと大変ですね。

 

この裏燧は何度も歩いてますが、ちょこちょこ現れる湿原に癒されます。

 

平ヶ岳は真っ白!

 

さて、のんびり木道歩き!とはいかず、、、問題はこの木道。。

前日の雨で濡れ、夜に氷点下となったのでツルツル。。。

傾斜湿原の木道では立っているだけで横にスライドしていきます。

慎重に進んだつもりですが、4度すっ転びました。。。

それでもすれ違う方の何人かはスムーズに歩いてるんですよね。。技術の差もありますが、多くの方が木道用の滑り止めを使っていたそうです。

 

木道が白く見えますが、これはうっすら雪っぽいものが張り付いてます。

 

久しぶりに登場させた【Mammut Karakorum 60+20】バックルが破損!!

雨蓋を留める箇所なので最悪引っかかりすれば今回はしのげます。

そろそろ使用30年近いので限界を感じますね。。。

 

三連休とは思えないほど空いていて気持ちいい!

 

湿原帯を抜けると裏燧橋に到着

ここからも平ヶ岳がよく見える。


ここから少し登りますが三条の滝まで40分はひたすら下ります。

難しいところはないですが木道のスリップに注意。

 

三条の滝

ここ数日の雨もあり水量豊富で迫力あります。


三条の滝の次は当然こちら
平滑ノ滝

 

平滑ノ滝から20分くらいゆるい登りを終えるとようやく落ち着きます。

 

尾瀬ヶ原温泉休憩所

 

協力金とありますが、『必ずチップ¥100入れて下さい!』

使用料と書いてしまった方が違和感ないですな。。

こんなところにトイレがあるだけでありがたい!

個人的には国立公園・国定公園入園料を日本もとるべきだとかなり前から思ってます。。

 

一息入れた後は尾瀬ヶ原へ。

後ろに燧ケ岳、前方に至仏山を眺めながら木道を歩きます。

 

東電分岐

ここを過ぎると登山者がグッと増えてきます。

 

草紅葉はほぼ見頃で樹木とのコントラストが美しい。

 

さて、明日の至仏山は行けるかな?

上の方はなかなか白いね~

 

見晴

流石に人がいっぱい!

各山小屋が洒落たカフェなどを併設しており人気の休憩場所になってます。

ここでも10分ほど休憩したら山の鼻へ尾瀬ヶ原を縦断します。

 

あの山の麓まで行かねばなりません。。長いな~

 

龍宮小屋辺りで樹木が出てきますが、、、

 

そこを過ぎるとひたすら草紅葉

 

山の鼻に近づくにつれて木道渋滞なども起こり始めます。

海外の方ででかいぬいぐるみ担ぎながらあるいてる方も見ました。

旅行先にはどこでも連れて行くんでしょう。

 

左手に大きな池塘が出てきたら山の鼻はもうすぐ。

 

山の鼻

 

ようやく到着!

 

至仏山荘でテントの受付をしますが、その時至仏山の状況聞いてみました。
山頂は30cmくらいの積雪、今夜も氷点下になるとおもうので朝はツルツルになるのでは?アイゼン推奨との事。。。

となると今回はここまでですね。。そこまでの用意はしてきてません。

明日は天気次第ですが尾瀬ヶ原を少し歩いて帰ることにしましょう。

 

雨模様なので振る前にテントのセッティングを済まし、炊事場(このテン場にはこんな便利なものがあるのです)でのんびりコーヒーを飲んでいると。。。

テン泊のご夫婦と意気投合!

登山経験豊富なエキスパートですが、低山からなにからあらゆるお山を楽しく登られるご夫婦でした。ご夫婦も翌日の天気を考え明日の行動は帰るだけ!すでに持ってきたお酒を開け始めてます。

そのうち雨が降り始めたかと思うと気温が下がり雪(みぞれ)に変わります。。

夜には至仏休憩所という名のBarが20:00まで使えるので室内でに移動して快適に飲みます。

室内に入ると今度は午後に至仏山を登ってきたという男性二人とJoin。

日本酒と焼酎を一本入れてみんなで楽しく酒盛りを始めました。

自分とご夫婦はすでに明日はなにもする気なし。。鳩待峠まで登って帰るだけ。。

男性二人は車を御池においてあるのでまだまだ長い行程が待ち受けてます。

 

外はすでにザーザー降りですが室内は関係なし!

雨に打たれるテント内で一人さみしくコーヒーを飲む予定がこのような楽しい大宴会になってラッキーでした。

皆さんとても気持ちのいい方々でいつか再会したいと思います。

キッチリ閉店まで過ごし各々のテントへ戻ります。

 

翌日

なかなかの降りです。。。

それでも皆さん手慣れたメンバーなので要領よく撤収し、再会を約束してお別れ。

自分は鳩待峠までご夫婦に同行させていただきました。

雨の中、1時間チョイをのんびり登り鳩待峠到着は9時頃。。

 

その後、乗り合いバンで戸倉駐車場。ご夫婦のご厚意で車に同乗させていただき、

途中、老神温泉で日帰り入浴。


最後は沼田駅まで送っていただきました。

ダイスケさん、ノリコさん!本当にありがとうございました。
次は女房連れていきますね!

 

水上行の電車まで1時間以上あるので駅前で蕎麦を堪能!

いつもは日本入国時から蕎麦を食べまくるのですがバタバタしておりこれが最初の蕎麦でした。

 

水上行の電車はガラガラ、、、沼田から乗ったのは自分だけでした。

 

明日の昼くらいまでに五日町(新潟)の友人宅に着ければいいので今夜は温泉泊です。

当初は老神温泉に飛び込もうと思ってたんですが、さっきは行っちゃったんで水上温泉まで行くことにします。

電話で適当な宿に問い合わせたら夕食無しなら泊まれるとの事、寂れた温泉街ではありますけど夕食くらいは何とかなるでしょう。。

 

沼田から電車で15分の水上へ向かいます。

 

次回は水上温泉